2008年6月北海道旅行(4/7(2010.5.31更新   /7)
 6月29日(日) (岩内〜倶知安・支笏湖〜恵庭渓谷〜札幌) (180Km)


羊蹄山
羊蹄山の写真
 

白扇の滝
恵庭渓谷の写真
今日は札幌までの移動だが札幌の天気予報が悪くなって午後には雨が降る予報になっていた。 岩内も朝から曇っていたが昨日はそれなりに写真が撮れていたので写真整理とHP更新に時間がかり10時にチェックアウトする。 R5で札幌へ戻るのはほとんど同じ道なので倶知安から支笏湖経由とした。
倶知安から見た羊蹄山は曇りの天気で色が冴えないので南の真狩側から撮ってみたい風景があったのでニセコ町からr66で真狩村へ向う。 相互リンクの相手が載せていた写真だが羊蹄山にまっすぐ向う道からの風景。 距離が近いのでどうかと思ったが広角レンズならそれなりに写せるが普通のデジカメでも十分に撮れる風景。
R276で支笏湖へ行くと今にも雨が降りそうな程に曇っていて風景がひどく霞んでいる。 写真を撮る当てが外れたので恵庭岳に近いポロピナイ キャンプ場でどこへ行くか地図で調べる。 1時間ほど時間をつぶせる場所ならホテルのチェックインに良い時間になる。
昨年見つからなかった恵庭渓谷の滝が良さそうなので分岐点からの距離を確認してから行ってみる。 昨年見つからなかったのは地図で見たよりも距離が遠かったためで地図にあった白扇の滝の立派な駐車場が見つかる。 白扇の滝がそれなりに良かったので気を良くしてラルマナイの滝へ行く。 駐車場はそれなりのものだったがラルマナイの滝は案内図の通りに駐車場近くから行くと通行止めになっていて迂回路ありの表示があった。 意味が分からないので地元の人に聞いたら確か道がある筈とのことで川の下流方向へ行くと見つかったが、滝は良いが滝そのものがほとんど見えなくなっていた。
 6月30日(月) (札幌〜石狩・留萌〜稚内) (345Km)
サロベツ原生花園
サロベツ原生花園
旧サロベツ原生花園の写真
 
夕日が丘パーキング
夕日が丘パーキング
夕日が丘パーキングの写真
 
稚内公園
稚内公園
稚内公園の写真
7月からガソリン代が上がるので今日中に稚内へ着けば少し節約になる。 幸い今日・明日は稚内の天気も良さそうなので昨日から予定していたが天気予報を確認してから稚内のホテルを予約する。 札幌は夜中から雨が降っているが天気予報は曇りのち晴れの予報で霧が濃い場所もあるとテレビで報じていた。
稚内まで行くのでゆっくりはしていられない、HP更新・朝食後の出発準備を早く済ませて8時過ぎにチェックアウトする。 R5の銭函に近い宇佐美のスタンドで給油してから稚内へ向う。 出発時には路面が濡れていたが銭函付近まで来たら完全に乾いた。 石狩までは信号停止が多いが石狩から先は余り止まらずに走れる。 石狩から留萌の方向へは初めて走るが疲れが少ないせいか意識がはっきりしていてトンネルの数が多いことに気付く。 2001年10月に逆方向に走った時にトンネルの多さの記憶がないがトンネルが連続して続いたりトンネル内で工事をしていた。 留萌を過ぎると先週の23日とは逆方向なので時間の予測がつく。 後続車が疲れて次々と道の駅へ入っていくがこちらはクルーズコントロールを使っているので天塩の道の駅まで走ってしまった。 留萌付近から快晴のエリアに入り、途中の羽幌から100Kmほど先にある利尻山が見え視程が良いことが分かる。 出発から約250Kmの道の駅てしおへ13時前に着き日本海沿いのルートが如何に効率よく走れるかを実感する。(稚内へ直行すれば1時間余りの距離)
稚内に近付いたら北寄りの風が強くなり車の風切り音が大きくなる。 サロベツ原生花園へ寄って利尻山とエゾカンゾウを入れた風景を期待する。 しかし、エゾカンゾウの花が少ないのでビジターセンターで聞いたら今年は花の咲き方がおかしく花の咲かないものがある。 例年のような咲き方なら遠目には一面に咲いたように見えるがピークがないかも知れないとのこと。 この後、夕日が丘パーキングから礼文島が見える風景を撮る。 礼文島の手前の海に太陽の反射がないと礼文島がはっきりと写らないことが分かったが夕日が丘パーキングの説明板も同じような条件で写真を撮っている。(説明板の方は島の間の距離が短いのでより南のr106の高台らしい)
ノシャップ岬経由で稚内公園へ行く、稚内公園では観光客の数は少ないがテレビか映画の撮影やっていた。(本番中は静かにしてくれと協力お願いの声が聞こえた) アルメニアの花もパッとせず撮るものがないと思ったら船の汽笛が聞こえた。 港を見たら出港するフェリーが見えたので標準ズームで氷雪の門にフェリーが大きく写る風景を露出補正して撮った。 船のデザインの白飛びが少なく撮れた筈。(バックにサハリンの島影が見えた)
この後で22日に見付けたスタンドで給油、329Km走行19.94L給油だった。(16.5Km/L) 稚内へ着く前までのメーターの燃費表示が17.5Km/Lまで上がったので日本海沿いの道は燃費が良いことを実感した。
 7月 1日(火) (稚内〜利尻島・礼文島〜稚内) (5+(利尻・礼文レンタカー) Km)


ペシ岬から
 

仙法志御崎公園から
 

見返台園地
 
利尻島の写真
 利尻島の写真マップ
 
 
スコトン岬
スコトン岬
 
アザラシ
金田ノ岬・アザラシ
 
礼文島の写真
礼文島の写真マップ
 
今日は利尻島・礼文島へ行くので夜中からHP更新作業を始めて4時過ぎには終わらせた。 ここまでは良かったがコンビニで買って来ておいたパンを食べてから6月分のアクセス管理表を更新したのが拙かった。 時間がたっぷりある筈だったが出発準備などをしていたら時間が足りなくなりホテルを出るのが6時を過ぎてしまった。 更に駐車場での駐車位置が悪かったりで車がなかなか出せず出発が6時15分になってしまった。 すぐ近くなのに早朝にも関わらず信号が昼間と同じように動いていてフェリーターミナル到着が6時半出港の7分前で発券カウンターまで走り最後の乗船客になる。(フェリーに乗ってから駐車券の紛失に気付き係員に確認すると稚内港カウンターで対応とのこと)
南風が吹いているらしくフェリーが日本海側に出てから波が高くなり利尻島の鴛泊に近付いたら利尻山の山陰になって波がおさまった。 途中、利尻島は良く見えたが礼文島は雲がかかって視界が悪そうだった。 今回の一番の目的は晴天の利尻島の写真を撮ることなので礼文島はおまけみたいなもの。 経費節約のため鴛泊港へ着いてからレンタカー屋から軽自動車スズキ・ワゴンRを4時間借りる。
(利尻島) 最初に前回行けなかったペシ岬へ行くが上り口が分からず家の前にいたおばさんに教えて貰う。(表示がなくペシ岬への上り口という感じのしない場所) 朝の早い時間なのできれいな風景だったが車を漁港に置いたので少し時間がかかった。 後は前回と同じに時計回りに島を周って写真を撮る。 最初は姫沼、入口と少し奥の方からの2箇所で利尻山が沼に映る風景を撮った。 (野塚展望台) 海岸を南下して行くと南風で風切り音が大きい、オタトマリ沼では利尻山が沼に映る風景を撮ることは出来ないと分かる。 オタトマリ沼もHP用の写真を撮るとなると視点が変わってくる。
次は仙法志御崎公園だが前回はパンフレットの内容が悪かったのか道道脇で写真を撮っただけで通過していた。 絵になる風景が期待できるので今回は立ち寄ったが利尻山に雲がかかってかなりのレベル落ちだったので雲が切れるのを待った。 途中で妥協して道道脇から写真を撮ろうとしたら雲がほとんどなくなりそうなので公園に戻る。 戻るのに時間がかかり過ぎたか、また少し雲がかかり更に待ったので時間をかけ過ぎた。
次に見返台園地へ向うが軽自動車のためエンジンが弱くなかなか坂を上らない。 エンジン温度計が付いていないのでオーバーヒートしないかと心配しながら上った。 前回同様駐車場から展望台までの階段はきつかった。 階段の番号の付け方が前回は上るに従って数字が増え100段で最後だったが、今回は逆算方向に番号が書かれていたがこっちの方が励みになるか。 園地からの風景は前回よりも良くすっきりきれいだった。
沓形岬公園ではかなり時間がなくなってきていた。 公園への道路の案内表示が変わって岬先端まで入っているレンタカーは少なかった。 タクシーの運転手に約20分で鴛泊へ着けると聞いていたので時間を調整しながら道道脇から利尻山の写真を撮って戻る。
(礼文島) 13:15発のフェリーで礼文島へ渡り、軽自動車ダイハツ・ムーブを3時間借りる。 最初に桃岩展望台へ行くと風景が霞んで絵にならないので礼文島の写真は諦める。 天気が悪いので桃岩遊歩道は歩かず。 地蔵岩(海岸へ立入禁止のため接近できない)、桃台猫台、スコトン岬、澄海岬、金田ノ岬(荒れた海にアザラシがいた)を周って戻る。
稚内港に戻って車の中をチェックしたが予想通りに駐車券は見付らず、カウンターへ行き係員に乗船券を見せて出発日を確認・駐車料金を払ってゲートを開けて貰った。
(軽自動車) 今回は経費節減で軽自動車を借りたがそれぞれ車の作り方で走りがかなり違っていた。 ワゴンRはギア比が低いせいか坂道を上るのが弱い(エンジン温度を表示しないのでオーバーヒートが心配)、ムーブはギア比が高く回転数を上げて坂道を上がるので坂道は問題なし。 レンタカーとして借りると操作性がメーカーによって違うので慣れが必要。(ムーブのギアチェンジは操作と位置が分かり難かった)
両方の車ともに60Km/h台で平地のカーブを曲がる時にテールが流れて道路外に飛び出しそうになったが小さい車に共通の問題なのだろうか。(礼文島で借りたヴィッツでも下りカーブで似たような経験がある)
 7月 2日(水) (稚内に連泊) 移動なし

(写真なし)
昨日から強風が吹いて1日中空が暗かった。 午後遅くなって少し明るくなったが雲が早く流れていた。 天気が悪いのと昨日の疲れで移動が面倒なので連泊して写真整理をすることにした。 利尻島の写真整理をしたが夕食後に寝てしまったので作業が遅れた。
利尻島の写真マップは新しい目次で開くようにしました。
カラス 夕方、レストランが休業しているので近くのコンビニに夕食を買いに出たら、カラスが警戒音で鳴いて変な飛び方をしている。 2羽いたので雌雄なのだろう、初めは何事か分からなかったがコンビニ手前の信号機の所で駐車中の車の屋根に巣立ちした子供のカラスがいることが分かったが迷惑な話。 買い物をして帰る時にも子カラスがいて親がガアガアうるさく鳴いてかなり近くまで飛んできた。 鳴き声を聞きながら背中を見せないようにして警戒範囲を脱出する。
 7月 3日(木) (稚内〜宗谷岬・枝幸町・音威子府〜士別) (233 Km)


浅茅野台地
浅茅野台地の写真
 

ベニヤ原生花園
ベニヤ原生花園の写真
 

ウスタイベ千畳岩
ウスタイベ千畳岩の写真
1日から吹いていた強風が朝方になってようやく風が弱くなり空が明るくなり晴れてきた。 朝食後に士別のホテルを予約する。 HP更新作業を朝食後までやったが完成できず作業中表示とした。(士別のホテルにチェックイン後に完成)
チェックアウトの10時頃には空一面に雲がかかってしまったが宗谷岬からオホーツク海岸を南下することにした。 宗谷岬は曇っていたのでパス。 浜頓別のホクレンの地図にあるエサヌカ原生花園を再度確認するが農道?(広く走りやすい道)との間に車が通れる道らしいものがないので更に細い道なのだろうか。 浅茅野台地の中では牧草の刈り取りをやっていて道の両側に牧草ロールが転がっていた所で写真を撮る。 他に写真を撮る場所がないのでベニヤ原生花園に寄っていく。 最初にビジターセンターをのぞいたら案内図に花の写真を貼り付けた花マップが目に付いた。 フラワーガイドさんが作ったとの話だが花の咲いている場所が分かりやすい。 原生花園の中をゆっくり周って説明を聞いたら1時間以上もかかってしまった。 今回はオオカサモチという大形の多年草が沢山咲いて風景が変わっていた。 背が高く一見雑草みたいな花だが近寄ると小さな花の集合で甘い匂いで昆虫を集めるとのこと。 スズランが咲いているとのことで行ったら時期は終わりだが2000年に見た時よりも沢山咲いていたのに驚く。 また、他所の原生花園よりも鳥が近くで鳴いていて鳥の姿を見ることができた。
枝幸町のウスタイベ千畳岩にはキャンプ場に沢山(100台ほど?)のキャンピングカーが来ていた。 前回は時間をかけなかったので分からなかったが、よく見ると結構広い岩礁で周りにはエゾカンゾウなどの花が咲いていた。
枝幸町から道道で音威子府の南へ出てR40で士別へ。 今日の走行距離は大した距離ではないと思っていたが少し距離があり美深付近で眠くなり道の駅びふかで休憩。
 道の駅のお土産ものを眺めて気分転換、名寄バイパスを使って約1時間走り50Km先の士別のホテルへ14時半に着く。
 7月 4日(金) (士別に連泊) 移動なし

(写真なし)
昨日は疲れていたので夕食後に寝込んでしまった。 天気予報がめまぐるしく変わり3日朝に連泊で予約していたので朝から写真整理です。 連泊なので朝のHP更新が遅くなってしまった。(移動日は大体7時までに更新) 7月1日分と3日分の写真を整理。
今日は雷注意報が道内各地に出ていて士別にも出ていたが激しい雨が降ることもなく終わりそうだった。 旅行出発から20日以上になったので床屋へ髪を切ってもらいに行く。 出掛けに空を見たら雲が黒いので降りそうな予感がしたので傘を持っていく。 予想が当り床屋を出る前から降り始めホテルに戻るまで降っていた。
明日が土曜なので天気予報を調べて旭川のホテルを予約した。
 7月 5日(土) (士別〜旭川) (73 Km)
上野ファームA
上野ファームA 
 
上野ファームの写真
今日も天気予報が良くないが旭川まで移動する。 空模様が暗く全く先を急がない気分で他の車が遅くてもイライラすることもない。 旭川に入っても周りの空が暗く湿度が高いのか遠くの山が白く霞んでいる。 上空だけが明るくて変な風景。
天気が良ければ美瑛まで行こうと思ったが午後から雨が降る予報なのでその気になれない。 最初にそろそろ花が咲いてきたのではないかと上野ファームへ行く。 土曜日でそれなりに人が来ていた。 ガーデンは予想通りに花が咲き揃ってきていたがスペースがそれ程広くもないのですぐに周りきってしまった。
地図で行き場所を探し近くのさららという川に関した施設へ行く。 北海道開発局建設部関係の展示室があり永山付近の治水関係の説明を見る。 平成になっても牛朱別川の洪水があり、永山新川という分水路が作られたことなど治水に大きな努力がされていることが分かる。 この後、道の駅とうまで土産物を見て時間調整して駅前のホテルにチェックインする。

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