2008年6月北海道旅行(1/7)(2009.9.13更新)   /7)
 6月8日(日) (東京〜(東北道)〜青森〜(高速フェリー)〜函館) (743Km)


ウォータージェット
 

高速フェリーA
 

高速フェリーB
高速フェリーの写真
 

函館山
函館山(海から)の写真
 

函館山から
函館山(日中)の写真
天気と準備の都合で出発をいつにするかを悩んでいたが4日にパソコンの準備をした。 日曜から北海道の週間天気予報が良いことが分かったので日曜の0時過ぎに出発することにした。 金曜に床屋へ行き、いつもより出発準備を早めに始めたので土曜の夜10時にはほぼ荷物は揃った。 (準備は万全の筈だったが今回もミスがありカメラのフィルターの手入れ用品と櫛が足らないことが判明したがなんとかなる)
(車の取扱説明書を部屋に置き忘れたことを後で気付き帯広でトラブル発生、営業所で対応方法を聞く)
その後、車に荷物を積んでからパソコンのダイアルアップ接続や環境設定のチェックなどゆっくりしていたら24時を回り1時過ぎまでかかり出発が2時前になる。
青森からの高速フェリーの10:45の便には余裕で間に合う。 栃木から福島までの天気予報が5日は悪く6日には少し良くなったようだがはっきりしなかった。 東北道に入ってすぐに雨注意の表示が出ていたが雨の降った後を走っているようで雨粒が落ちてはきたが全く降られずに通過する。(所々でガスが濃く視界が50mほどになることが3回ほどあった)  昨年9月の時より30分ほど遅い出発だが6月なので風景が明るく3時半になったらかなり明るくなった。 出発から140Kmほど走った上河内SA に3:40に着きトイレ休憩と車のフロントガラスを拭く。 小さな虫が走行中にぶつかり十分にワイパーが利かず見難い。 しかし、折角きれいにしたのに上河内SAを出てすぐに今度は大きな虫が真正面にぶつかり視界が少し悪くなる。
仙台付近の山間を100Km/hで走っていた時にニホンカモシカに飛び出される。 今まで視界になかったのに突然に車の左前方に姿が見えた。 後方には後続車があったが追い越し車線には車がないことを認識していたので車が転覆しない程度に急ハンドルを切って戻した。 車が反動でゆれたが避けられた。 後ろを見たがその時はカモシカは見えなかった。(北海道でエゾシカと車がぶつかると大破することを知っていたので必死だった) (ニホンカモシカは特別天然記念物でネット検索してみたが間違いなかった)
東北道は盛岡を過ぎてから大鰐弘前ICまで長い80Km規制区間があり、その後に規制解除されるが道路が空いているので飛ばしている車が多い。 青森ICの料金所の出口で警察が車線規制して車を止めていたがフェリーターミナルで聞いたら1週間の取締りの最後の日とのことだった。 東北道を出てからR7のガソリンスタンドに9:38に着き、717Km走行で47.4Lを給油する。(15.1Km/L)
途中休憩が上河内SA、長者原SAの2箇所の計18分だったので時間があり青森市内のショッピング センターへ行き車の電子キーの電池を買おうとしたが売れ筋でないので置いてなかった。 フェリー埠頭に10:20着、車の数が少ないのでフェリーの下の段の車両デッキに乗船、今回はフェリー後部の展望デッキに出られ豪快なウォータージェット噴出の風景の写真が撮れた。 途中で今年5月から就航した姉妹船のナッチャンWorldとすれ違うというアナウンスがある。 お互いに60Km/h以上の速度なのであっと言う間の出来事だった。
残念ながら函館の風景は海上から見てかなり霞んでいた。 遠くの風景がすっきり見えないのできれいな写真が撮れる見込みがない。 ホテルを予約してから函館山に上がって写真を撮ったが他に行くところもなく15時過ぎにホテルにチェックインする。
17時頃バスに入ってから朝市まで食事に出たが空気が乾燥しているので汗もかかずに気持が良かった。 部屋に戻ってHPを作ろうとしたが疲れてベッドで寝込んでしまった。
 6月9日(月) (函館〜室蘭〜苫小牧) (268Km)
白鳥大橋
白鳥大橋
白鳥大橋の写真
 
地球岬
地球岬
地球岬の写真
 
トッカリショ
トッカリショ
トッカリショの写真
昨夜、実質的には9日の0時頃からHPデータを作り始め朝4時過ぎまでかかってしまった。 久し振りで文章が気に入らずHPデータと掲示板の文章を合わせたりで文章を何度も書き直す。 HP更新後、モーニングコールを5時半にセットして少し眠ることにした。 設定時刻に鳴ってから更に少し寝てから6時過ぎに近くの朝市へ朝食に出掛ける。 外はかなり濃い霧でJR函館駅の高さまで霧がかかり、周囲の更に高い建物は霧で霞んでいた。 6時前に朝食に出た方が良かったようでお客が数組来ていた。 注文した物が出てくるまでに時間がかかり6時半頃になった。 更に飯が固めに炊かれていたので食べるにも時間がかかった。 ホテルに戻ったのは7時頃で朝食バイキングを6時半からやっていたのでホテルで食べた方が早い結果になった。
天気予報を調べるが太平洋側が今週の天気が良さそうなので道東方向に向うが稚内付近の天気が良くなれば利尻・礼文を先に周りたい。 今日は急ぐこともないので下道で苫小牧まで行くことにしてホテルを予約して出発する。 霧がかかっていたので早く出発する気になれず9時を過ぎてからチェックアウトする。 周囲が霞んでいるのは昨日と同じで黄砂の影響のようだ。 写真がきれいに撮れないので移動にも気が乗らない。 5号線の流れが良く1時間50分で104Km先の長万部に着く、ハイオクが173円/Lとガソリンが安いので給油した。
R37で室蘭に向うが流れが良く順調に走れた。 室蘭の手前の白鳥湾展望台から白鳥大橋を眺めるが橋の手前にごちゃごちゃ余計なものが入るのでパス、白鳥大橋を渡って道の駅みたら室蘭から写真を撮ろうと入った。 そばに浚渫船が見えたが周り込めるのではないかと淡い期待をかけたが無駄だった。(石炭のようなものが山と積まれフェンスに囲われて中に入れず) 近くの高台にある祝津公園から写真を撮る。 ここも橋に近い場所から撮ろうとすると先ほどの障害物が大きく写り込むので悩ましかった。
次は地球岬、前に来た時は簡単に入れたが細い道だったので別のもう少し広いと思われる道からアプローチするが結局は細い道に入ってしまった。 海岸沿いの道そのものが細い道だったが地球岬へアプローチする部分にはバスが入れる道があるらしく、駐車場にバス専用スペースがあった。 近くにトッカリショがあった筈と思って案内図を見るとすぐ近くにあった。 トッカリショまでは道が広めで楽に走れ展望台があった。 トッカリショに以前は展望台があったかどうか分からないが展望台からの風景は時間は違うが前と同じ風景、そこから少し低い場所に駐車スペースを見つけたので1車線幅の道を下って写真を撮った。 トッカリショから先の海岸沿いの道は険しそうなので道を戻り広い道でR36に出て苫小牧まで平坦な道を走るが相変わらず周りの景色は霞んでいた。 室蘭から順調に走れ15:45ホテル着。
 6月10日(火) (苫小牧〜襟裳岬〜帯広) (314Km)


牧場風景
サラブレッド銀座駐車公園の写真
 

襟裳岬
襟裳岬の写真
昨夜はHPデータをほぼ作り終わったところで疲れてベッドに入ったら朝まで寝込んでしまった。 目が覚めてから続きの作業をしてHP更新する。 今回は面白い写真が撮れたので地球岬と白鳥大橋の写真を朝食後に更新した。
朝から外の風景が霞んでいた。 予定通り帯広へ行くことにしたが天気予報は昨日チェックした時とほとんど同じだが11日の朝に気圧の谷の通過で雨が降り釧路の天気が悪い予報なので帯広に2泊することでホテルを予約した。
9時半を過ぎてホテルを出て日高道で富川まで行きR235で襟裳岬へ向う。 平日なので車が少なく順調に走れ新冠のサラブレッド銀座駐車公園に11時過ぎに着く。 風景は霞んでいるがのんびりとした牧場風景が眺められた。 ここでも九州の都井岬で見たのと同じようにサラブレッドが固まってしまった姿が写っていた。(写真を整理していたら写ったコマのすべてが同じ姿勢になっていた) 距離はあったが親子風のペアがいたので望遠レンズで撮ったが子馬が可愛らしい。 気分転換になりリフレッシュして襟裳岬へ向う。 さすがに襟裳岬は遠く180Km、3時間余りかかり13時前に着いた。
襟裳岬は西寄りの風が強く気温が低かったのでウインドブレーカーを着込んだ。 風景がかなり霞んで今まで見た中では最も視界が悪かった。 写真を撮る気になれず証拠写真を撮った程度で襟裳岬を出発した。 R236に入ってすぐに長さが3215mの宇遠別トンネル(現在も工事中)を通り金がかかっていることを実感する。 今日のR236はいつもより空いていたので襟裳岬から約130Kmを130分で帯広駅前のホテルに15:38到着。
 6月11日(水) (帯広に連泊) (37Km)


千代田堰堤
 

十勝が丘展望台
 

十勝が丘展望
十勝川温泉の写真
早朝から風景が暗く霞んでいた。 帯広の天気予報は雨が降らない予報だったが降りそうな予感、朝食後にベッドで横になっていたら降り出した。 日高山脈につながる峠は午前中はすべて雨が降っているとテレビで報じていた。 天気予報よりも気象庁HPの天気分布予報(地域ブロック表示の時間予報)の方が精度が良かったようだ。
昼頃になって雨が止み風景が明るくなったので近くの風景を撮りに出ることにして候補地をチェックする。 ホクレンの地図で千代田堰堤の近くに十勝が丘展望台を見つけた。 少し離れたr133脇にめん羊基地展望台を見つけたが牧場風景は今回は写真写りが悪いので気が乗らずパスした。 最初に行った千代田堰堤も実際に行ってみると6月なのに秋のように太陽が傾いた見え方の霞んだ風景で違和感があった。 千代田堰堤の下流側に立派な橋がかかっていたので車で渡れるかと思って行ってみると人が渡る橋だったが何の目的に橋を架けたのか疑問のあるものだった。 少し先の池田町にワイン城もあるが写真写りが悪そうなので初めての十勝が丘展望台へ向う。 十勝川温泉近くに十勝が丘公園はすぐに見つかったが十勝が丘展望台の案内がない、ホクレンの地図をよく見たらガイド図の表示があり公園の先にあることが分かった。 道路脇に注釈つきの進入禁止の標識があるが細い道を上った所に十勝が丘展望台があり3組ほどの先客がいた。 展望台の看板、駐車場、ちょっと出来の良い木製の椅子が8脚置かれていた。 時間つぶしの場所としては良いが風景が平らなので付近の地理が分からないと面白くない。 展望風景の説明図があったが十勝川温泉や十勝中央大橋から遠くて小さくしか見えないのが惜しい。(変化の少ない平らな風景) 帰りに帯広寄りに鈴蘭公園があったので寄ってみるが昔はスズランの群生があったが今はないとの話だった。(残念)
(注) 竜巻注意報が網走付近に出て小清水町で雹(ひょう)が降り農産物などに被害が出た。
 6月12日(木) (帯広〜狩勝峠〜富良野〜士別) (240Km)


狩勝峠
狩勝峠の写真
 

サルビア
 

春彩の畑
ファーム富田2の写真
久し振りにすっきりと晴れ夏らしい風景の見え方になった。 天気予報をチェックするが週末にかけて道内全域の予報が良くない。 天気が良いのは12日だけで13、14日が良くない。 来週は天気が回復の見込みなので気温の低い釧路方面へは行かずに旭川付近で週末に泊まりたいとホテルへ電話する。 旭川の第一候補のホテルは12日が学会があってダメで13、14日はOKとのこと。 雨の中を移動したくないので次のホテルへ電話したら満室とのこと。 面倒になり昨年泊まった士別のホテルに3連泊の予約をする。(狩勝峠と富良野で写真が撮れる)
出発準備に手間取りチェックアウトが9時半を過ぎてしまった。 R38を通らずにr75で新得町へ向う、期待通りに信号停止が数回で新得町のR38交差点に出られた。 十勝平野は良く晴れているが周辺の山に雲がかかっているので狩勝峠が雲の中にならなければ良いがと心配になる。 狩勝峠の上りは前に車がなくマイペースで峠の駐車場に着いた。 狩勝峠からの風景は上空を雲が通過するが明るい風景で良かった。 HPメンテ時に駐車場方向も絵になる風景なことが分かったので追加した。(国道脇の狩勝峠の名前の入った太い木製の柱が根元で切られてなくなっていた) 狩勝峠から富良野までは車がつながったがR237と合流してから富良野まで更に車の列が長くなった。
中富良野のファーム富田の町営駐車場は最盛期でないので到着時は1/3位の車だったが出発時は車の数が減っていた。 時期が早いので花畑の花が少なかったが、台湾からの観光客だろうか中国語の会話が盛んに聞こえた。
ファーム富田から士別までは道路が良く分かっているので楽に走れる。 旭川空港脇を通りr140で愛別へ、愛別ICから比布北ICまで旭川紋別自動車道を通ってR40に入ったが途中の信号停止が僅かだった。 今日のR40は空いていて和寒までは楽に走れた。 その後、士別まで車がつながったが15時前にホテルに到着、予想外に早かった。
 6月13日(金) (士別に連泊) (53Km)


スズラン
 

貯水池パノラマ
ふうれん望湖台自然公園の写真
前からの予報通りに朝から曇っていて夜中に一雨降っていた。 これから先の天気が問題になるが雲が低くぱっとしない天気だった。
連泊なので朝食はいつもより遅めに食べた。 泊まったホテルの朝食は前日に予約するシステムになっている。 この日は客が多かったらしくレストランへ行ったら予定数の和食と洋食の朝食がテーブルに並べられて覆いがしてあり、めしと味噌汁・洋食の選択品を出すようにして合理化していた。(一度にやってくる客に対して対応が早い)
天気が悪いので近場で写真を撮れる場所を探していたらNHKのテレビでふうれん望湖台自然公園でスズランが咲いている場所を映していた。 昨年行ったことがありすぐ近くなので出掛けた。 スズランが沢山咲いているのは今までに見たことがないので写真を撮りたかったもの。 目的地に着いてから案内図を見たが載っていないのでセンターハウスへ行って場所を聞くと、案内図で場所を教えてくれた。
「花が小さいですよ」と言われたが花は少し小さいかなという程だったが高さが低かったので全体にサイズが小さいようだった。 日高の芽生の群生地で見たスズランは葉っぱだけだったが草丈が高かった。 スズランの花は終わりかけていて全体の1/4ほどの広さにまとまって咲いていたが近付くと良い匂いがした。 スズランの写真を撮ってから貯水池をキャンプ場から撮ったが水位が変化するためか水際まで近付く道がなかった。
帰りにホテルで教えて貰った士別付近の川沿いの風景を撮ろうと思ったが雨が降り出したのでホテルへ戻った。 この後、士別では雨が上がってしまったが夕方の天気予報では内容が一段と悪くなり晴れ間が見えるのは火曜以後になり予定が狂ってしまった。
しかし、寒気の影響で北海道の気温が全体的に低くなっていて地元の人達もおかしいと言っていて季節が1ヶ月以上戻ったような気温になっている。 最高気温が10℃台の前半になったりするので予定外という気分です。
 6月14日(土) (士別に連泊) (23Km)


つくも水郷公園
 
士別市の写真
朝、テレビを見ていたら東北で岩手・宮城内陸地震という大きな地震があったとのこと。 東北道も近くを通っているが影響はなさそうだが山の斜面を通る道路が崩れて無くなってしまっている映像には今までにない被害でびっくりする。
ようやく天候回復の天気予報がはっきりしてきたので利尻・礼文へ行こうと稚内の3つのホテルに電話するが20日以後でないと空室がないとのこと。(一番混んでいたホテルは28日) 直前のキャンセル待ちを狙うか近くに泊まってフェリーに乗るしかなさそうな状況だ。 フェリーに乗りたいのは気温が上がる18日以後なので予定を決めるには少し早い。 稚内の手前で泊まれそうな所は豊富・天塩が最も近く約1時間で楽に移動できる範囲だが、その次は名寄・士別で170Km、3時間以上かかるので覚悟が必要だ。 午前中は天気予報のチェックとフェリーの時刻表から可能な選択を調べたが結構悩ましい。 6月に行く場合にはかなりの割り切りが必要だ。 利尻島だけなら無理に6月でなくても7月でも良く天気の良い日に行けば良い。(来週の天気予報は晴れ時々曇りばかり)
午後に昨日行けなかった士別市内の場所に行くがどういう訳か私が移動する時間に限って雨が降るようで羊と雲の丘では雨に降られて写真が撮れなかった。 近くの林道はまともに林道で1車線幅で待避所が分からず未舗装の路面は穴だらけで最近の車高の低いサスペンションの固い車では無理なので入った道をバックで戻ってしまった。
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