2008年6月北海道旅行(2/7)(2008.8.11更新   /7)
 6月15日(日) (士別〜旭川〜富良野〜旭川) (144Km)
上野ファーム
上野ファーム
上野ファームの写真
 
春彩の畑
春彩の畑
ファーム富田2の写真
 
かんのファーム
かんのファーム
かんのファームの写真
天気予報は大まかには当っているが細かくは少しずれがあり、曇りの予報でも日が射したりする。 利尻・礼文へ行くのを18日以後にしたので他への移動先を調べる。
網走方面には低温注意報が出ていて直近では気温が低い、札幌も旭川よりも若干天気予報が悪いので今日は旭川泊りとして昨夜ホテルを予約した。 旭川に庭園をやっている所があった筈とネット検索したら上野ファームらしいことが分かって場所を調べた。
15日は曇りの予報なのに朝から日が射していたので久し振りに半袖シャツに着替えた。 暖かいのは夏らしくて有難い、この後富良野のファーム富田へ行って旭川への戻りの美瑛付近までは晴れていた。 上野ファームは富良野のファーム富田とは比較にならないほどに小さな庭園だったが花を植えたりガーデニングの好きな地元の人々には身近に行ける場所。 最近は名前が売れて立ち寄る人が増えたようだがHPにはバス等での団体は予約してくれと書かれていた。 駐車場スペースも狭く、庭園もさほど大きくないので当然の処置。 もう一度別の時期にも見たいので年間パスポートを購入したが入園可能なのは1年間ではなくて2008年の開園期間中のものだった。 ここで面白いのは小動物でニワトリが庭の中を我が物顔で歩いていたが外の田んぼのそばではアヒルとガチョウがいて行動範囲が広いようだ。
この後、ファーム富田へ行く途中で上富良野付近から十勝岳連峰がきれいに見えたので位置が高そうなかんのファームで車を止めて丘に上がった。 十勝岳連峰は期待通りだったが丘の先の風景が比較的平らで高い場所から見ている風景らしくなかったのが残念。 かんのファームの中の花畑はメインのラベンダー時期の前なのでほんの気持程度に咲いている花があるだけで訪れる人は私以外には1組だけだった。
ファーム富田は先週木曜よりも日曜で人出が2倍ほどになっていた。 明るい天気で十勝岳連峰がはっきり見え、ラベンダーも花が咲き始めて少し紫色が見えるようになっていた。 撮り方を変えたかった写真を撮り直しした。
富良野から旭川までも順調に走れたので14:30に駅前のホテルに到着した。 シャワーを浴びてから旭川駅まで写真ネタ探し、駅前の西武10階で早い夕食。 週末まで天気がもつことが分かり稚内のホテルに電話して20、21日の連泊を予約した。
 6月16日(月) (旭川〜北見) (177Km)

(写真なし)
予報では9時までに雨が上がることになっていたが10時頃になってようやく雨が止み路面が乾き始めるようになった。 天候の回復が遅れていて雨は狭い地域で降ったり止んだりしていて、路面が乾いている場所もあれば雨が降っている場所もあるという状況だった。 こんな状況が北見まで続き旭川に連泊した方が良かったようだ。
久し振りに上川からR39で石北峠を越えた。 前回は50Km/hの速度規制があったが道路整備が進んだためかカーブのきつい所で40Km/hの速度規制があっただけだったが勾配がきついので北見から先の網走方面などはR273、R333を使った方が走りやすい。
r140、旭川紋別道を使い道の駅温根湯には12:20に着いてしまったが距離が中途半端で北見のホテルを予約したことを後悔した。 網走だったら小清水原生花園などで時間がつぶせた。 時々雨が降る天気で道の駅で行き先を調べるが北見まで戻ることを考えると遠くへ行けない。 北見市内を周ってホテルの駐車場に14:30に着きチェックインする。
 6月17日(火) (北見〜小清水原生花園〜網走) (105Km)
北見盆地の朝霧
北見盆地の朝霧
北見の朝霧の写真
 
知床方向
知床方向
天都山展望台の写真
 
原生花園
原生花園
原生花園の写真
昨日はホテルにチェックインしてからベッドに寝込んでしまい19時頃に目を覚まして夕食を摂ったが未だ出発時の疲れが残っているらしい。 その後に再度寝込んで朝3時頃に目を覚ますと窓の外の風景は濃い霧に包まれていた。(前回に経験していたので予想通り) かなり風景が明るくなってから写真を撮る。
久し振りに朝から晴れていたがその後曇ってしまった。 天気予報が曇りだったので少し残念だったがその後明るくなってきた。 網走のホテルを予約して10時にチェックアウト。 R39を走ると信号停止が多くていらつくのでr122で美幌へ向う、前に通った時よりも道路整備が進んで記憶とは全く別のイメージだった。 網走湖の湖畔を走りたいと思ったがダートの細い道になったので引き返した。(走り難いのと車が土埃で汚くなる)
R39で女満別を通るとメルヘンの丘の前を通る、前に撮った写真と比べるときれいだったので撮り直せば良かった。 メルヘンの丘の写真
小清水原生花園へ行く前に天気が良くなったので天都山に上がった。 網走湖の風景は予想通りだったが、知床半島方向の風景はオホーツク海に霧がかかり海岸線が全く見えない。 時間調整で網走駅の観光案内所で以前見たことのある網走港の展望箇所を教えて貰う。 場所の特徴を言ったらしおさい公園と分かりこちらの記憶に合致する。 但し、行った場所は近くだったが公園から少し外れた場所で絵にならなかったので再確認が必要。 この頃になると海岸が見えるようになったので原生花園へ向う。
原生花園は晴れて知床方向の風景が見えるようになっていたので高台にいた写真屋に霧の様子を確認したら午前中は霧の中だったと教えてくれた。 時間があるので原生花園の遊歩道を歩く。 時期が早いのでそれなりの花の咲き方で色の鮮やかな大きな花は少なかった。 地味目な花が咲いているのに気付いてよく見ると黒百合が群生していた。 花そのものに興味がないので色が地味な花は写真に撮りにくかった。
15時過ぎにホテルにチェックインするが稚内の天気予報の20、21日の天気が昨日まで晴れ時々曇りが一転して曇りに変わっていた。 雲が北から南へ回転しながら全体に西から東へ移動する複雑な動きなので天気が安定しないが予報に騙された気分、15日に予約した稚内のホテルに電話して予約を変更できないか確認、予約内容を21、22日に変更した。
 6月18日(水) (網走〜小清水〜女満別〜網走) (73Km)
しおさい公園
しおさい公園
網走市内の写真
 

北浜白鳥公園
 

白鳥展望公園から
 

放牧馬
涛沸湖の写真
朝から良く晴れていたが稚内のホテルの宿泊予定を1日ずらしたので今日は網走に連泊して網走の周りで写真を撮ることにした。
朝食後にゆっくりと出発の支度をしていたが昨日泊まった北見のホテルに練り歯磨きを忘れてしまったことが分かる。 距離があるのでガソリン代などから諦めるしかなさそう。 ホテルを出て最初に市内のツルハというドラッグストアで代替品を購入したが約800円で同じ物は購入できなかった。
最初に昨日行き損なったしおさい公園へ行く。 テレビでも見たことがある公園の風景だったが、公園からの風景は網走港の方向にコンクリート工場のサイロがありイマイチだった。 知床半島の方向も手前にいろんな物が写り込んでしまう。
次は白鳥公園、ヒオウギアヤメが咲いているのではないかと期待したら期待通りに沢山のヒオウギアヤメが咲いていた。 先客が1人写真を撮りに来ていたので声をかけたら花の草丈が低いとのこと。 4月に暖かだったので成長が早かったが花が早く咲いたようなことを言っていた。(逆光で写りが良くない)
その次に以久科原生花園へ行こうと思っていたが気が変わった。 浜小清水駅の近くの平和橋のそばにあるというチカンプトウ展望台へ行くが駐車場の中に数mほどの高さの台地があったが涛沸湖側の木の高さが高いので涛沸湖がほとんど見えない。 周囲を探しても展望台はなかった。(小清水町役場へ問合せたところ、老朽化したので危険回避のために数年前に取り壊したとの回答を貰いました)
涛沸湖のそばに放牧馬がまとまっていたので帰りに望遠レンズを使って写真を撮るが風が強かったのかうまく撮れなかった。 シャッター速度を高目の1/1000秒で撮ったがカメラの設定ほか撮影方法のテストをしないとダメなようだ。(まだ望遠レンズに不慣れ)
涛沸湖を俯瞰する風景を撮り損なったと思いながら網走方向へ戻ってきたら北浜の台地の上に展望台を見つける。 白鳥公園手前の駐在所脇から白鳥展望公園の上り口があった。 白鳥展望公園内に10mほどの木製の展望台があったが設置場所が台地の中で、坂を上がった所からの方が涛沸湖の展望が良かったので目的がはっきりしない。
この後、r102経由で女満別の朝日ヶ丘公園メルヘンの丘を周ってホテルに戻る。
 6月19日(木) (網走〜ワッカ原生花園〜紋別) (120Km)


能取岬遠望
能取岬の写真
 

エゾスカシユリ
ワッカ原生花園の写真
朝から良く晴れていたが今日は天気が下り坂で夜には雨が降り出す予報が出ている。 天気予報をチェックしたら明日も雨が降りそうだ。 今日は紋別まで移動することにして紋別のホテルを予約して出発する。 距離が近いので10時ぎりぎりにチェックアウトして最初に昨年写真を撮った能取湖の西側から岬を遠望するポイントに向う。 前回は注意していなかったが農家の庭先ではないかと思ったがその通りだった。 しかし、道路に車を止めるのは邪魔なので畑の近くの道路脇に駐車して先を見たら畑の中にカラス除けのようなフェンス風のものが立っていた。 少し先から撮ったが今回は畑に植えられた作物が小麦ではなくジャガイモだった。(曇りで霞んでいたので遠くの写りが悪い)
次のワッカ原生花園は時期が少し早いので花が少ないのではと思ったが開花中の表示もそれなりのものだった。 実際に自転車を借りて走ってみると花の数は少ないが時期が早い割には咲いている感じだった。 入口のネイチャーセンター付近で目立ったのはセンダイハギで次がハマエンドウだった。 エゾスカシユリは時期が早いためか小さ目の花が咲き始めの感じだった。(色が鮮やかなので遠くからでもよく見える)
今日のワッカ原生花園は風が強く東寄りの風で西へ向うには楽に進んだが東へ向うのは向かい風で運動不足の体には結構きつかった。 龍宮街道の西側だけでなく時間があるので東側の部分も少し走ったので久し振りに運動した気分でした。(車の中でも風の音が聞こえた) 紋別のホテルに14時半過ぎに到着、夕方には雨が降り出した。
 6月20日(金) (紋別に連泊) ( 0 Km)

(写真なし)
天気予報では降水確率が1日中高いのでいつ雨が降ってもおかしくない予報が出ていて、雨が降ったり止んだりしていた。 午前中に一度だけ薄日が射したがホテルの窓から見ると低い雲がかかりっぱなしで陸地側は地表までつながって雨が降っている様子。 外へ出ずにホテルの部屋で過ごした。
パソコンのインターネット接続設定がおかしいらしく出発時からデータの転送指示から転送開始までに時間がかかっていることが分かっていたので調べたが原因が特定できなかった。(データの転送開始までに時間がかかるが転送が始まるとそれなりの速度で転送するので速度測定では良い数値が出る)
夕食時に新聞の天気予報欄を見たら予報が悪くなっていた。 (財)日本気象協会北海道支社のHPの稚内の予報は20日夕方は朝と同じだったが21日朝には悪くなっていた。 当日の予報でないと予報が当てにならないのでは週間予報が外れ過ぎている。
 6月21日(土) (紋別〜(興部・名寄・佐久・遠別)〜サロベツ〜稚内) ( 281Km)


サロベツ原生花園
旧サロベツ原生花園の写真
 

エゾカンゾウ
浜勇知園地の写真
朝から雨がしとしとと細かい雨粒で降っていた。 稚内のホテルを予約しているので稚内まで行くが雨の中をドライブするのはうんざりで気が乗らない。 10時ぎりぎりにチェックアウトしてオホーツク海沿いをR238で北上するが雨が止む気配がないので状況が変わることを期待して興部からR239へ入り日本海側へ向う。
西へ移動するに従い雨の降り方が弱くなり名寄に近付いたら雨が止んできた。 名寄から音威子府まで所々で路面が乾いていたが少し雨が降っていた部分もあった。 音威子府から先は雨には降られず路面が乾き、佐久から道道119号線に入ったら路面は良くないが空が明るくなった。 日本海側に出ると出発時に雨が降っていたことが嘘のように明るくなり薄日が射していた所もあった。 道の駅てしおで小休憩、サロベツ原野駐車公園で写真を撮ってからサロベツ原生花園へ向う。
サロベツ原生花園では時期が早いが西側の駐車スペースが一杯で東側の遠い場所へ駐車する。(来訪者が多いことが意外だった) 外が寒くウインドブレーカーを着て園内を周る。 原生花園の中はエゾカンゾウが咲き始めでいて早ければ来週が見頃とのこと。 ビジターセンターの写真で沢山咲いていた白い花がイソツツジであることが分かった。 センター内の気温表示が13℃だったが車で走り始めてから気温表示をさせたら稚内に向って進むに従って寒くなり12℃から10℃まで下がってしまった。 道道106号線の道路脇にはエゾカンゾウが咲いているのが見られ所々でまとまって咲いていたが花の数が少ないので途中では止まらなかった。 しかし、花があちこちに咲いているのを見たのは初めてだった。 東寄りの風が強く東や北の方向に走ると猛烈な風を切る音がした。

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