2008年6月北海道旅行(3/7)(2013.2.28更新)   /7)
 6月22日(日) (稚内に連泊) (26Km)
稚内公園A
稚内公園A
 
稚内公園B
稚内公園B
稚内公園の写真
利尻・礼文へ渡ることを考えながら早朝にHP更新を始める。 腹具合の調整のためコンビニで買ってきたパンとジュースで朝食を済ませる。 HP更新に手間取り6時近くになってしまった。 ホテルの窓から見える東方向の空は雲が空一面に低くかかっているが気象庁HPの天気分布予報では昼前後に晴れ間があるような予報だ。(稚内の1日の予報は曇りでずれがあるが他の地域も予報情報間にずれがあり予報が難しいらしい) ホテルを出てノシャップ岬へ空の様子を確認に行く。 気温が9℃と低い。 ノシャップ岬までの距離を確認していなかったが南稚内から10分ほどと思っていたが15分はかかるようだ。 エンジンが冷えているので出発直後はエンジンの回転数も軽負荷で高い回転数になってなかなか温まらなかった。 ノシャップ岬は6時過ぎと早いのに観光バスが1台やってきていた。 利尻・礼文方向の空も雲が空一面にかかっていた。 少し霧雨も降っていたのでフェリーに乗るのは中止してホテルに戻りベッドで眠ってしまった。
昼頃には予報通りに上空は明るくなったが周囲に雲がかかっていて風景としてはイマイチだが稚内公園まで写真を撮りに出かける。 公園内はいつもはアルメリアの花だけだが小さな白とピンクの花が咲いていて見慣れた夏の風景とは違っていた。 観光バスでやって来たおばさん達の話ではポピュラーな花のようだったが盛んに写真を撮っていた。 しかし、気温が12℃なのでみんな防寒着をしっかり着込んで寒そうな風景だ。
帰りにフェリー埠頭へ様子を確認に行ったら場所が1Km余り移動していた。(今年5月中旬に移動) 今朝、前の場所に行っていたら間に合わなかったことが分かる。 有料駐車場もフェリー会社運営らしいものだけになっていた。 公園への途中で見かけたスタンドでハイオクが171円/Lの表示があったので給油した。 今まで一番高い場所と思っていたのが大変な価格競争をやっていた。(前回給油は網走177.8円/L、前々回 美瑛173.8円/L)
 6月23日(月) (稚内〜(留萌)〜旭川) (262Km)


夕日が丘パーキング
夕日が丘パーキングの写真
 

幌延ビジターセンター
幌延ビジターセンターの写真
 

ローズガーデン
ローズガーデンちっぷべつの写真
早朝にHPデータを作りながら天気予報をチェックするが昨日と同じで気象協会の北海道支社HPは曇り時々晴れ、気象庁HPの天気分布予報では午後に晴れ間がある予報で好天の期待が出来そうになく雲も空一面にかかっていた。 朝食を6時半過ぎに5階レストランで食べたが給仕をしてくれるおばさんが先週もお客が帰る日になって良い天気になったと言っていたが19日の1日だけが好天だったらしい。(最近は寒い日が続いている)
出発前に天気の良さそうな旭川のホテルを予約、北の道ナビの距離と時間検索でルートをチェックする。 時間重視のルートは留萌経由と出た。 距離重視のルートは往きに通ったコースでR40を走るものだが距離の短縮が8Kmで8分ほど時間が余計にかかるというものだったが時間差が8分とは信号待ち回数の多さからは信じ難い結果だった。
天気は10時前にチェックアウトする頃には上空が晴れて明るくなった。 車が熱くなり久し振りの夏の気分になる。 r106で日本海側へ出たらきれいに晴れて予想外の天気になっていた。 夕日が丘パーキングで利尻島方向の写真を撮ったが礼文島には黒い雲がかかっていた。 利尻島に行けば良かったと思ったが10時台にはフェリーの便がなかったことが分かる。
浜勇知園地でも写真を撮ったが海面の高さが高く海岸の護岸の石積みまで波が寄せていて砂浜が見えず面白い写真にならなかった。 今日のオロロンラインは天気が良くて利尻富士と水平線がくっきりと見えドライブに最高の日和。 稚内を出る時は気温が12℃だったが南下するに従って気温が上がり1時間ほど走った幌延付近では21℃まで上がり夏らしくなった。 幌延ビジターセンターの展望台から利尻山が見える風景を撮り写真の中の写真を入れ替える。(展望台へ上がる時にウグイスが盛んに鳴いていたが縄張りの主張のためだったのだろうか) 湿原の遊歩道も歩いたが花は少な目だった。
留萌まで日本海沿いの道は途中の市街地が小さいものばかりなので220Km余りを順調に走り、深川留萌道の秩父別PAに14時過ぎに着く。 秩父別PA近くのローズガーデンをテレビで紹介していたので行ってみたが開園したばかりでほとんど花が咲いてなく絵になる場所を探さなければならないほどだった。(がっかり)
秩父別から国道と道道を使い15:20に旭川駅前のホテルに着く。
今回の稚内行きは6月の礼文島と晴天の利尻島を撮るのが目的だったが島へ渡るどころでなくサバイバルゲームのようだった。(寒くて冬のような感じ、石油ファンヒーターを入れて室温を上げた) 天気と気温の良い日を狙って再度出かけます。
 6月24日(火) (旭川に連泊) (7Km)


見本林
 
外国樹種見本林の写真
今日の天気は雨が降るか降らないかのすっきりしない天気予報で昨日に連泊を決めていたのでホテルでゆっくりしていた。 天気予報をチェックして札幌のホテルを予約する。 積丹半島の神威岬でエゾカンゾウが見られそうな時期なので天気の良い日の風景を撮ることが一番の狙いで周辺に見所もある。
午後になって雨が降らないことが分かったので旭川の観光地を調べる。 外国樹種見本林が候補になったが観光協会HPのリンクが切れて場所が分からない。 「外国樹種見本林」で検索したら三浦綾子記念文学館のそばにあることが分かり地図が検索できた。 実際に行ってみると町の中で森林浴ができるような場所だった。 入口で案内をしていたおじさんに話を聞くと三浦綾子の「氷点」という小説が元になって見本林が整備されたらしい。 そして映画のロケ場所として実際に使われたとのことだった。 見本林の中の広い遊歩道は良いが狭い遊歩道に入ったら虫が目の前を飛んだり、くもの巣があったりと藪の中のような場所もあり人気がない場所を早く脱出したい気分になった。
(注) 道路標識の表示は単に「見本林」となっていた。(一目瞭然で納得)
 6月25日(水) (旭川〜札幌) (163Km)


百合が原公園
百合が原公園の写真
 

花フェスタA
 

花フェスタ 
大通公園(花)の写真
夜から朝にかけて雨が実際に降った場所は予報よりも東の地域だったらしい。 旭川や札幌は久し振りの好天になった。 こちらの期待通りの天気になったので札幌への移動にも気分が乗り、朝食も7時にレストランへ食べに出た。 朝の出勤時の車の多い風景を見たためか少しゆっくりしてしまいチェックアウトが9時半を過ぎてしまった。
急がないので国道で札幌へ向うがR12で大型トラックが頑張って走るので頑張っているトラックとは競争せずに制限速度内で走る。(時間的にはほとんど違わない2〜3Km/h程度の差を頑張っている) 江別からR337でR275にルートを変えて百合が原公園へ向い公園の駐車場に12:43に着く。(旭川出発から2時間40分余り、R12の工事箇所が少なくなったので効率が良く途中でほとんど渋滞しなかった)
百合が原公園は時期が早いので緑のセンター温室に入ったが、フクシアの花の色が冴えず、温室の中にあったのはユリではなくベラルコニウムという花が展示されていた。 展示そのものも暫定的なもののようでちょっと期待はずれだった。 公園内にはユリは全く咲いてなく温室の中で白い小さな花のマドンナリリーという品種が展示されていただけ。 ユリ以外の花もあまり咲いていなかった。
チェックインには早い時間だったが予約したホテルに着いたら駐車場が有料化されていて宿泊者扱いの時間が15時からとのことで旭山記念公園へ時間つぶしに出掛けた。 しかし、2009年春まで工事中とのことで展望台へは行けず。(山登りコースはOK)
遠くから見て山に雲が出ていたが藻岩山へ上がろうと向ったが、場所が少し違うと思ったらスキー場へ向う案内標識だった。 気分を外された感じで登山ルートへ向ったがやはり雲が出ていて風景が期待できそうになかったのでホテルへ戻りチェックインする。
バスに入って汗を流してから大通公園へ出かける。 花フェスタをやっていたが時間が17時過ぎと遅く絵になりそうな風景だけを撮って戻る。 札幌市内に入ってから洞爺湖サミット対応で警察官の姿や警察車両を沢山見かけた。
 6月26日(木) (札幌〜小樽〜札幌) (144Km)
さっぽろ湖
さっぽろ湖
さっぽろ湖の写真

 朝里大橋
朝里大橋
朝里大橋の写真
 
手宮公園
手宮公園
手宮公園の写真
 
旭展望台から
旭展望台から
旭展望台の写真
今日の天気予報は朝は曇っていたが昼間は晴れになる予報だ。 早朝6時前にHP更新を終えてホテルの自転車を借りて大通公園で白い花の花壇の説明を撮り損なったので撮りに行った。 朝食は6時半に食べてから今日の宿泊予定の岩内のホテルに電話するが満室で断られる。 小樽のホテルにも1軒電話したがここも断られた。 連泊として小樽を周ることにした。
9時を過ぎて空が明るくなってからR230で定山渓経由で小樽へ向う。 定山渓ダムの堰堤から写真を撮ったものを見たので駐車スペースがある筈と思っていたらトンネルの出口に小さなスペースがあった。(さっぽろ湖第1展望台方向の写真が撮れる) 前回にさっぽろ湖を撮った時は曇っていたのでダム堰堤方向の写真を撮り直したが前の写真の方が風が弱かったらしく湖面の写り方がきれいだった。
次に撮りたかったのは朝里大橋のループを上側から撮ること。 朝里ダムの脇に駐車場がありダム堰堤から写真が撮れることが分かった。 撮った時には気付かなかったがもう少し左側からの方が良かったようです。
この後、毛無山展望台へ行こうとしたが霞み方がひどいので手宮公園へ行く。 ここも遠くは霞んだ風景だが前回撮った時と季節が違い夏の緑の風景。 別の風景を探して少し斜面の下の方まで降りたら展望休憩所があったが休憩所は少し低過ぎで展望が悪い。
小樽水族館を見下ろす場所まで行ったら観光タクシーが次々とやってきて説明が聞こえてきてモニュメントの作り方の意味が分かり納得する。 小樽から札幌へ戻る前に旭展望台が小樽駅の近くの高台にあるので久し振りに寄っていく。 旭展望台の名前は案内標識にも出てくるが市街地の家並みを外れる所の道が狭いことは記憶になく再認識したが、その先の道や展望台の場所はほぼ記憶通りだった。
札幌に戻り大通公園へ行き花フェスタを周るが昨日より時間が早かったので風景が明るい。 今までに見かけなかった日本ハンギングバスケット協会のハンギングバスケットを使った花の展示が目新しかった。
 6月27日(金) (札幌〜積丹岬・神威岬〜岩内) (164Km)


島武意海岸
積丹岬の写真
 

神威岬
神威岬の写真
今日の天気予報も昨日と同じだったが早朝から曇っていた。 明日が土曜日なことに気付いて宿泊場所を決めておかないと泊まる場所がなくなってしまう。 フロントに電話したら28日は満室とのこと。 小樽と苫小牧のホテルの1軒づつに電話したがどちらも満室だった。 今日泊まる岩内のホテルに電話したら連泊可能とのことで予約する。
天気は9時半を過ぎても曇っていて昨日より晴れるのが少し遅いようだ。 R5で小樽へ向い途中のスタンドで給油する。 R5沿いは価格競争をやっていてハイオクが177円/Lをプリペイド式ICカードで更に5%の値引き特典を使う。(宇佐美のICカード5%値引き特典は7月から3%になるが価格高騰で値引き分が大きくなったのが理由か)
積丹岬の駐車場まで順調に走り95Kmを2時間強で着いた。 最初に駐車場脇のトンネルを抜けた場所へ行く。 風景が少し霞んでいて写真の撮り方が難しいので周りを見たら右手に少し高くなった位置に展望台があったが今まで気付かなかった。 一番端から撮ると遊歩道を下りなくても絵になる。 しかし、今回は島武意海岸の上にある積丹岬自然遊歩道を歩くことが目的だったが6月23日に熊が目撃されたので暫らくの間、通行止めになっていた。(駐車場脇から上がる部分にロープが張られていた)
次は先の神威岬に向う。 観光客が沢山来ていたが洞爺湖サミット関係と思われるテロ対策対応でパトカーが3台も待機していた。 エゾカンゾウが咲いていることを期待したが花が終わりの時期のようで花の数が少なく撮影したい風景がなくなった。 風が強くて神威岬の先端まで歩く気にはなれなかったが気温が少し低目で汗をかきそうだったので気持が良かった。
少し時間を潰してから岩内へ向い50Kmを1時間で走り岩内に着く。 岩内が雨の降りそうな曇りとうす曇りエリアの境目になっていて南側が空から地上までが暗くなっていた。
 6月28日(土) (岩内〜ニセコ〜岩内) (81Km)


共和町展望
 

神仙沼
神仙沼の写真
 

大湯沼
ニセコ大湯沼の写真
 

ニセコアンヌプリA
 

ニセコアンヌプリB
ニセコアンヌプリの写真
夜中から作業を始めてHP更新を早朝に済ませた。 天気予報を調べて2〜3日は札幌近辺の天気が良いので29日の札幌のホテルを予約する。(道東が寒くて天気が良くない) 上空が曇っているので旅行関係の画像目次を更新したいので朝食後も作業を続ける。 天気が晴れのような雰囲気になったがきりの良いところまでと12時近くまで作業を続けてしまった。 その後に出発準備をし山の天気が良いので神仙沼へ出かける。
(神仙沼) 最初に共和町を展望する展望台へ行き最も右端からパノラマ写真を撮リ直す。(06年に撮った写真が右端から撮っていないので積丹半島が先端まで写っていなかったため) 神仙沼手前の高層湿原は小さなトンボが飛んでいたが大きな花はあまり咲いていなかった。(湿原の沼の水位が下がって夏に移りつつあるような風景) 神仙沼も湿原側と同じような感じだったが沼の中の水生植物(名前は不明)の白い花が咲いていた。 神仙沼で今までと違っていたのは遊歩道で駐車場から湿原の手前までの遊歩道が従来の遊歩道の上に作られて車椅子や乳母車を押して行けるようになっていたこと。(遊歩道が2つある所では段差の有無の表示がある) 但し、現状では重量の軽い乳母車は問題ないが車椅子は湿原内の遊歩道が古くなって安全性に問題がある。 国立公園の中でこのような取り組みをやっているのは珍しいので駐車場で訪問者の車を調査していた人に話を聞いた。 許可をとってようやく現状までになったが資金が足りないので全部をやれていないとのこと。(従来よりも健常者にとってはかなり歩きやすくなった)
(大湯沼) この後、大湯沼へ向うが工事中で行き過ぎてしまい戻るがまたも通過してしまった。 よく見ると工事中の区間の中に大湯沼があり交通整理をやっていて通過してしまったことに気付いた。(山の中で地図上の位置をキチンと確認していなかった。 カーブの状態や周辺の建物は記憶していたが勾配に関しての記憶が間違っていたことが原因) 大湯沼に下りて写真を撮ったが沼の風下を通ると硫黄のにおいがきつかった。
(ニセコアンヌプリ) 風景が少し霞んでいるが雲がほとんどないのでニセコアンヌプリのゴンドラで上がって写真を撮ろうと考えた。(写真撮影で頭が一杯で切符を買わずに乗り場に向ってしまう) 乗り場の係員に写真撮影が可能な場所があることを確認してゴンドラに乗る。 前回の展望台は作り直されて様子が変わり私にはパノラマが撮れなくなっていた。 羊蹄山方向の障害物から展望台の位置が低くなったことに気付いた。 前回同様な写真を撮った後、係員に教えて貰ったリフトの方向を見るとかなり近いように見えた。 しかし、上り始めたら笹だらけの急傾斜の登山道で上り難く段差が大きく運動不足ですぐに足にきてしまった。 何度も休憩しながら500m上がりリフト小屋に到達する。 苦労した甲斐があり羊蹄山を高い場所から眺める写真が撮れた。 35分ほどかかって上った道を15分で下る。 下りのゴンドラからパラグライダーが近くを飛んでいたがタイミングが合わず撮れたのは1枚だけ。
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