北海道ドライブ情報    2020.2.4更新

 北海道へのドライブは1993、1994、1995年は夏季休暇で1週間ほど、2000年以後は毎年夏と秋の2回長期旅行をしており、この間に得られた情報をまとめています。(年2回で1ヶ月〜2ヶ月ほどの旅行期間)

1.北海道へ行く方法
2.北海道のドライブでの走り方
3.道 路
4.道路の混雑する場所とコース設定の注意個所
5.宿 泊
6.摩周湖・原生花園
7.その他  札幌・大通公園富良野道東海岸部の霧知床観光船カラス
  (参考) 北海道関係のリンク集 (観光やドライブの情報)

 

1.北海道へ行く方法

青森まで東北道で車で行きフェリーで函館へ渡る
 車で早く北海道へ入るために東北道で青森まで行っています。(日本海側を観光して北海道へ入ることもある
 所要時間は東北道を走る時間プラス青森−函館間の渡航(約4時間)で函館に到着します。(私は未明に東京を出て午前中に青森に着き夕刻までに函館に渡って函館に泊まっています。 詳細は旅行記参照)
 残念ながら東日本フェリーが2008年11月末に国内フェリー事業から撤退したため青函航路のフェリーが大幅な減便になり津軽海峡フェリー青函フェリーだけになった。 在来フェリーで青森−函館間が4時間弱かかり、詳細は各フェリー会社のホームページを参照下さい。
(参考) 東日本フェリーは撤退前に高速フェリーを運航していた。 津軽海峡フェリーがしばらく夏季繁忙期に同じ高速フェリーを速度を下げたエコ運航を期間限定で行っていたが高速フェリーを売却した。
 なお、東北道は東京−宇都宮、仙台付近を除けばかなり楽に走れるが、盛岡を過ぎてから八戸道との分岐点(安代JCT)が要注意で左車線が青森方面になっています。
(注) 盛岡の先では西根ICから大鰐弘前ICまでの約110Km区間が道路は走りやすいが速度制限が80Km/hと低い、山の中で視界が狭く似たような風景が続いて運転が楽で居眠り運転しやすいのが問題。
 
フェリーを利用する
 この方法は時間に余裕がある場合で大洗から約20時間で到着地点が苫小牧になります。
 また、大間、八戸、仙台、名古屋からもフェリーが出ており、北海道へ渡ることが出来ます。
 (注) 2007年2月時点では太平洋航路が激減、不況の影響で利用率が低下したことが原因か。
 日本海側からは新潟、敦賀、舞鶴などからもフェリーが出ています。
 
飛行機・列車を使いレンタカーを利用する
 最も早く目的の観光地へ入ることが出来ます。 この場合はどの位の時間で車に乗れるかが問題です。 シーズン最盛期の千歳空港で2時間以上もかかったという記事を見たことがあるので計画には余裕をみておくことが必要です。
 (千歳空港は便数が多く大型機での発着なので混雑がひどいようです)

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2.北海道のドライブでの走り方

 私は夏・秋しか行かないので雪道での話は除きます。 北海道は全般的に車の数が少なく道路整備状況も良いので非常に走りやすい場所で車の燃費も本州側よりもずっと良くなります。(スピードを出しやすいので注意が必要)
 北海道の人の一般的な走り方を知っていると走り方の方針がはっきりします。
 最近は高齢化が進んだこと追越禁止区間が増えたことでほとんどの場合は+20以下で走っています。 しかし、山の中や地方の空いている道ではかなりスピードを出して走るドライバーがいます。(大事故が多い原因になる)
 一般的に大型車やつながった車の列には遅くてもおとなしくついて走る傾向があり無理な追い越しは少なくなりました。 軽自動車が増えて車の流れが遅くなってきたことやドライバーの高齢化が大きな要因。
 
 北海道を旅行者としてドライブする場合は+20以下をキープすることが絶対条件です。
空いているからと速度を上げると取締りで捕まる可能性が高くなり、旅行全体が不愉快な結果になります。
「楽に走れて楽しく短時間で目的地へ着く」ということだけで満足しましょう。
スピードを楽しむと旅行全体を面白くないものにするかも知れません。
 
私の走り方は速度制限+20以内は原則的に守る、山の中などでチェックが難しい所ではたまにはオーバーするが
基本的に守っています。
(札幌市内のネズミ捕りで+15で捕まっている話があるので厳密には+15以内になるのかも知れません)
(覆面パトカーに捕まっているのを見たり、後ろにつかれることが多い気がします)

(気を抜かないことが重要)
追い越しは追い越し中に80超になっても追い越し完了時(車の前に出た時)は速度範囲内をキープする。
山の中でもセンターラインは守るが車線内は全部使ったコース取りで走る。(物理の問題)
速度制限標識は無くても分かるようになってきたが常識的な範囲内(50m程度)で速度範囲内になるように厳密にキープしています。 車にクルーズコントロールをつけているため無理をする必要がないということもあるがレンタカーの場合でも守っています。
交通安全週間など取締りの厳しい時は速度を控え目、+18〜9程度にしています。
北海道は事故が多いので取締りは厳しい、他府県ナンバーが狙われるという話もあり)
 
(注意点)
空いているのでスピードの出し過ぎには注意が必要です。
 結構つかまる人がいるようです、単独走行では原則+20以上は出さない。(安全強化中はさらに低目で)
 (警官が隠れていたり、ねらいうちされたりの話、ミニパトに地元の車が目の前でつかまるのを目撃もあり)
いなかの山道などのカーブでは地元の人はセンターラインをまたぐ走り方をする車が多いので対向車との事故の巻き添えには注意が必要です。 その他、見通しの良い交差点で錯覚(錯視?)から事故が起きることがあるようです。 (一定の位置に見え相手が止まっているように見えたり、遅く見えたりでの衝突事故)
トラックには注意が必要、山間の道で昼間に事故を起こしているのを見かけました。
 道路脇への転落、さらに対向車線を越えての転落(10トン級トラックで)など。(最近は見かけなくなった)
 (注) 2016年10月の早朝に道央道の国縫〜八雲間で早朝に大型トラック同士が正面衝突で両方の運転手死亡。
     2023年6月20日 八雲町で札幌発函館行きの長距離バスとトラック(居眠り)が衝突し5人が死亡、12人が負傷。
予告なしに右折する車も多く、このような場合は後続車が一斉に止まってしまいます。
 田舎の国道を走っている場合はあり得ることだが、札幌・旭川などの複数車線の道路でも起きます。
 (右折車のある交差点は予測できそうだが、交差点以外で右折する車があるので前の車の走り方に注意)

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3.道 路  (国道: R、道道: r で表示)

 普通に国道や主要道路を走るのには問題ありません。(良く整備されています)
 除雪対応で道幅も広く快適に走れます。(車の数が少なく九州よりも走りやすい)
 無理な走り方をしなくても都市部以外はほとんど平均50Km/hの割合で走れます。
道路が地図と違っていることがあります。 道路の交わり方が地図と違うこともあり、ナビなしで走る場合には注意が必要です。 山間部で案内標識を見落とすと次の案内標識まで距離があります。
 (新しい道路ができたりして道路の主な走行方向が変わると道路の交わり方が変更されることもある)
 (少しのミスで20〜30分は簡単にロスします。 目標地点については事前に地図で確認しておきましょう)

自動車専用道路(無料)が2000年にはゼロだったものがかなり整備されてきました。(知っていると便利)
  北海道ショートカット集を参照。 また、高速道路も年々延伸されています。(NEXCO東日本HP料金検索を参照)
  高速道路と下道の所要時間の差が少ない場合もあり、時間に余裕がある場合は下道も選択肢になります。
  ・函館新道  ・・・ 函館〜大沼間を走る場合に便利。(高速車の制限が100の区間あり)
  ・函館江差自動車道 ・・・ 函館〜松前間を走る場合に便利。
  ・黒松内新道 ・・・ 道央道の黒松内南IC〜黒松内IC(R5)間を結ぶ。(道央道北側〜寿都方面間の通行に便利)
  ・日高自動車道  ・・・ 苫小牧〜日高町・襟裳岬方面間を走る場合に便利。
  ・帯広・広尾自動車道  ・・・ 道東道・帯広JCT〜虫類大樹ICを結び、帯広〜襟裳岬方面間を走る場合に便利。
  ・深川留萌道  ・・・ 道央道・深川JCTと深川〜留萌間を走る場合に便利。(途中に複数のICあり)
  ・旭川紋別自動車道  ・・・ 旭川〜紋別・遠軽・網走方面間を走る場合に便利。
  ・美幌バイパス  ・・・ 女満別空港〜R38(高野)を結び、空港・網走方面〜美幌町・R38北見方面間で便利。
  ・北見道路・十勝オホーツク自動車道  ・・・ 現在はまだ中途半端な状態。(北見・道東道を接続予定)
  ・名寄美深道路  ・・・ R40で名寄〜美深・音威子府方面間を走る場合に便利。
  ・幌富バイパス・豊富バイパス  ・・・ R40で幌延町〜稚内方面間を走る場合に便利。
 
快適に走れ北海道らしい道・・・いかにも北海道らしくゆったりと快適に走れるまっすぐな道。
  オロロンライン (r106): 特に天塩から稚内まで約60Kmは平坦でまっすぐな道が続き天候の良い日には
                 利尻富士も眺められます。 浜勇知園地の写真  サロベツ海岸の写真
  紋別−宗谷岬 (R238):オホーツクの海岸に沿った道で宗谷岬付近は丘陵になっている。
                 R238(網走〜稚内)にはオホーツクラインの名称もあり道路に表示されている。
                 宗谷岬を回らずr1077(稚内猿払線)でショートカットするルートが2012年に開通。
  厚岸−厚床 (R44) : 畑の中の平坦な道で長い直線部分もあります。(02年追い越し後に白バイにつかれた)
  このような所があちこちにあり本州からの旅行者には快適に気分良く走れます。
  (道東・道北は全般的に車の数が少なく楽に走れ、人口密度の違いを実感できます)
  (道央・道南でも主要幹線道路を外れると楽に走れます)
 
雨の日の道路
  天気の日はちょっとした程度のことですが、雨の日は道路の大型車の轍(わだち)に水がたまりハンドルをとられることがあります。 地方の国道では管理水準が低くこのようなことが多いですが道央の国道でもこのような状態になっていることがあります。 小さな池のようになっているとスピードが出ているので確実に滑るので注意が必要です。
 

 
難 所
・・・広い北海道でも主要道路を外れると難しい所があります。
 然別湖畔(道道85)−湖畔温泉から湖の北までの湖畔部分は対向車に注意して走ることが必要。
           大型バスが通ることがあるので細心の注意と速度コントロールが要求される。
 津別峠(道道588)−屈斜路湖から津別峠は道幅が狭くカーブがきつい。 また、峠から展望台までの
      2Km余りは道は1.5車線幅で待避所だらけの狭い舗装路なので注意が必要です。
      屈斜路湖から津別峠まではすれ違い用の待避所がある箇所があるので注意が必要です。
      2000年は待避所だらけだったが2004年秋までに80%ほどが拡幅されかなり楽になりました。
      速度制限が30Km/hと低めに抑えられており対向車とのすれ違いに注意が必要です。
      津別側の道は勾配の変化が少なくカーブがゆるめなので走りやすい。(すれ違いが楽)
 道道468−(R241芽登〜R273清水谷)間で足寄〜糠平間の近道。
      1車線しかない区間があり、待避所が設けられている。 ここは比較的見通しが良い道路だが
      1車線区間の芽登側の端が見通しが悪く事故の起きやすいカーブになっている。
   (注)道路の整備されていない部分にはこのような所がたまにあります。 国道、道道以外の道路に
      極端に狭い道があります。 また、このような所では未舗装のことがあります。

(参考)・北海道関係リンク集ページ・・・北海道の道路・観光情報を載せているHPへのリンクのページ。
     ・北海道ショートカット集リンク集ページ

羊蹄山の写真(1898m)
国道5号線、276号線がそばを通ります。 道道を使うと一周できます。
裾野部分の直径が約12Kmありきれいな山の形が遠くからも良く見えます。

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4.道路の混雑する場所とコース設定の注意個所

混雑する場所
  ほとんどの部分で快適に走れるのに人口の多いところでは渋滞が起きます。
  (主要都市(札幌・小樽・函館・苫小牧・旭川・帯広・釧路・北見)間を結ぶ幹線道路の交通量は多いです。
   札幌周辺には北海道の人口の1/3以上が集まっており広域都市圏を形成して信号停止が多いため
   渋滞しなくても平均時速が低くなっています)
  渋滞を経験したのは次の所です。(大都市周辺では渋滞がある)
 札幌周辺  ・小樽−札幌  ・旭川周辺  ・函館周辺  ・釧路周辺
  (注)札幌については近郊まで信号機がたくさんあり平均時速が札幌市街よりも若干良い程度です。
     札幌の市内中心部は道路によって猛烈な渋滞になることがあります。
     小樽−札幌は通勤時間帯にはかなり混むと予想されるが道路整備が進み流れが良くなった。
 日勝峠(日高−清水町)
  (注)日勝峠の渋滞は、交通の要所であることと峠の上りで遅い大型トラックで車がつながることが原因。
     最近は工事箇所が少なくなったので以前のようなひどい渋滞はなくなった。
     (2010年の道東道の無料化社会実験で車がほとんど通らなくなったとのこと
 積丹半島R229・・・夏の海水浴、観光シーズンは古平町手前から余市方向に向って帰りの車で渋滞します。
 海水浴シーズンのR12・・・土日の渋滞はかなり有名なことのようです。

道路の渋滞
  北海道の道路は普段は空いていますが、時には渋滞することがあるようです。
 
ゴールデンウイーク: 
 
ラベンダーの開花時期の土日: 札幌ICへの上り方向
 
海水浴シーズンの土日も? :  札幌〜小樽間、ここは平日の朝の通勤時間帯も混むか。
 
お盆の時期:

コース設定の注意個所
  ほとんどの地域はコース選択の余地がありませんが、注意すべき所があります。
 ・R230 : 虻田洞爺湖ICから洞爺湖へは有珠山の噴火により元のR230とは別の場所に出ます。
        新R230は豊浦寄りにあり洞爺湖温泉街の西に出ます。(
ICが西へ2.3Km移動した
 ・道東自動車道: 池田IC〜本別IC〜足寄ICが開通(03-06-08) 時間がない場合は使えます。

旭川周辺
市街バイパス図
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ここは他所と違ってかなり複雑です。 市内へ出入する場合、市内をバイパスする場合など
コースを下調べしておいた方が良い。 市内への出入は少し複雑で迷いやすい。
市内中心部の通過には時間がかかるのでできる限りバイパスルートを通りましょう。
比布(名寄・稚内)・愛別(層雲峡方面)−富良野間は旭川空港のそばを通るとバイパスになり
旭川市内を通らないで済みます。(道道37、140)
周辺地図のピンク表示の部分はバイパスルート、または近道です。

札幌周辺
一般道で札幌を通過する場合はバイパス可能なコースがあります。
札幌周辺は北海道の人口の1/3(180万人)以上が住む大都市圏で通過に時間がかかる。
札幌環状通、他の国道を通るなどすると時間が短縮できます。

帯広周辺
十勝平野ショートカット
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帯広を通過を通過する場合は市内をバイパス可能なコースがあります。
帯広に用がなければ帯広市内をバイパスするコースを探しましょう。
また、十勝平野部分は道道を通ると近道になるコースが見つけられます。
狩勝峠(鹿追)・然別湖−本別・釧路(R274、R392):道道134、襟裳−足寄・阿寒:道道15など。
周辺地図のピンク表示の部分はバイパスルート、または近道です。 難所に注意下さい。

釧路周辺
釧路広域図 100KB
・釧路市街を国道がバイパスする工事が完成してR38は大楽毛から釧路新道に入るように本線が接続変更され釧路外環状道路経由でR391、R44へ行くのに便利になりました、
・十勝・釧路間を道東道の本別IC〜阿寒ICの延伸でR240に接続、釧路空港近くへ無料で行けるようになりました。(釧路〜帯広・札幌・苫小牧間の移動時間が短縮された)
 更に釧路外環状道路の延長も予定され状況がかなり変化しました。

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5.宿 泊

 2013年に円安になりビザ発給の緩和措置などから外人客の増加で年々部屋の予約が難しくなりました。
 気の付いたことは次のようなものです。
人気の高い宿はシーズン中はかなり前から予約が一杯になっていることが多い。
人気の観光地とかパック旅行のシーズンにぶつかると泊まり難い。
 (2001年・2002年は稚内が泊まり難かった、なんでこんな地方の都市がという感じ)
夏のハイシーズン以外ではパック旅行が多い(航空運賃が安いのでパック旅行で部屋を稼動させる)
地方のイベントにぶつかるとその都市の周辺部まで泊まれなくなることがある。
 (稚内で泊まろうとした時、高校のバレーボール大会で周辺の温泉地まで泊まれなくなり、やむなく
  旅行会社に探して貰ったことがあります。 02年には帯広の柔道大会で帯広のホテルが満室に。
  06年には伊達市で建築業者のイベントがあり室蘭・伊達には泊まれず洞爺湖辺りならと言われた)
観光地の団体主体のところは避けた方がよい (個人のフリーの客は適当にあしらわれる)
[稚内]は6月〜7月中旬の航空運賃が安い期間がピークで夏季繁忙期は逆に泊まり易くなる。
  (交通の便が悪く航空運賃の安い時期に旅行会社がツアーを組むため客室稼働率が上がるとのこと)

インターネット接続: ビジネス系ホテルで有線LANの部屋もあるが部屋のランクが上の場合があります。
              特定の部屋だけ有線LANが使えるという例もあるので事前確認が必要です。
              ビジネス系を中心に無線LAN・有線LANが普及してきました。(事前確認する)
              接続方法の説明が部屋に置かれていることが多い。
  (参考) 旅でインターネット接続

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6.摩周湖・原生花園

摩周湖・・・霧の摩周湖と歌われる通り夏の時期は霧がかかることが多いです。
   夏の時期は道東の海岸で霧の発生する日が多く摩周湖の霧がかかる原因になっています。
   良く見える(天候が安定する)のは9月以後のようですが、見られるかどうかはほとんど運ですね。
   (02年は夏・秋ともに旅行中ほとんど見えず)
   一度暇があり写真で天候待ちをやっていたら、初めの3時間余りは良く見えていたが、4時間後には
   霧がかかって全く見えなくなりました。(00年7月初旬のこと)
   私はいつも摩周湖カルデラの下から見て雲がかかっていないことを確認してから上っていましたが、
   下から見てダメな場合でも上がってみると見えるかも知れません。
   第一展望台と第三展望台の高度の違いで第三展望台で見られることもあります。 
   また、摩周湖に霧が溜まった特殊な風景もありますので曇の日は運試しの積りで上がって見ましょう。 
 第一展望台・・・観光バスが止まる所で有料駐車場があり、硫黄山と共通駐車券になっている。
           (有料駐車場以外には駐車スペースなし)
          早朝や夕方遅くは料金徴収されませんが売店も閉まっています。
 第三展望台・・・道路脇が無料駐車場になっており第一より高い位置にあり、駐車スペースのみトイレなし。
 裏摩周展望台・・駐車場、トイレ、売店があるが第一、第三よりかなり落ちる景色。
 (参考)道東の霧は夏の時期に太平洋やオホーツク沖の寒流で空気が冷やされて陸に吹き付けられる
     ために発生します。 この影響は厚岸や釧路での霧や低温、摩周湖や納沙布岬の霧など広範囲に
     影響があります。 この付近の濃霧注意報は釧路・根室・網走・紋別の範囲で良く出ます。
     夏の摩周湖は良く見えても青空にはならないように思います。
     夏には気象情報では晴れの範囲かも知れないが雲のある空の摩周湖が多いです。
     釧路では真夏でも曇の日に最高気温が10℃台で7月末に16℃と寒かった記憶があります。
     納沙布岬では何度も霧に出会い無駄足になったことがあります。
     湯沸岬(霧多布岬)・あやめが原などの海岸沿いでは夏に霧の風景は珍しくありません。
     夏場の摩周湖や開陽台の風景はすっきりしない風景になり、期待をはずされる確率が大きいのでは
     ないでしょうか。(摩周湖と開陽台の距離は近い、平地は良いがある程度の高度で雲がある)
     (関連情報) 道東海岸部の霧
           
原生花園・・・小清水(網走の近くJRの原生花園駅あり)、ワッカ(サロマ湖)、サロベツ原野(稚内近く)が
   有名ですが、原生花園と名のつく所は他にもいくつかあります。 北海道の原生花園
   ベニヤ(浜頓別)、野付半島、エサヌカ(猿払)、オムサロ(紋別)、他。
   原生花園と名がついている所は複数の種類の花がある場所ですが、まわりに沢山咲いているという
   感じではなく、かなり部分的な咲き方の所もあり場所によって差が大きいです。(時期によっても変化)
   (原生花園の名ではなく個別の群落もあり、XX群生地という名前がついていたりします)
   6月から7月にかけてが見頃のようですが花の咲く時期が花によって違い、表形式の資料を置いて
   いる所や看板を出している所もあります。(資料は所によって無料または有料)
   01年は00年より約2週間遅く7月になって出掛けたのですが、原生花園の花の盛りを過ぎた感じでした。
   たくさんの花を見るのであれば6月下旬〜7月中旬までに出掛けた方が良いようです。
   小清水町の原生花園 花情報: https://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/sightseeing/detail/00007014.html

浜中・エゾカンゾウ群生地

あやめ

利尻富士をバックに

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7.その他   大通公園、富良野、道東海岸の霧、知床観光船、カラス


大通公園
 札幌・大通公園
  6月の札幌大通公園は造園業者が花壇を作り美しさを競っています。
  花壇は造園業者がコンペをやっていて作りを見るだけでも 楽しくなります。
  また、街の中を通るとアカシアの綿毛(種?)が突然に雪のように降ってきて
 初夏の雰囲気が漂い季節感がいっぱいです。
  大通り公園は年中イベントをやっていて札幌の観光客集めのシンボル的存在。
 札幌・大通公園の写真


ラベンダー畑パノラマ
 

ファーム富田・彩りの畑
 
ファーム富田の写真
 
富良野の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 富良野・ファーム富田
  富良野といえばラベンダー畑を思いうかべる人が多いでしょう。
  観光バスが止まるのはこのファーム富田で大きな駐車場があります。(無料)
  ラベンダーの見頃は7月の中旬のようですが種類によって咲く時期が違います。
  (左の写真は03年7月に撮ったもの)
  通年見学可能な個人経営の施設で観光バスも沢山やってきます。
  ファーム富田のHP https://www.farm-tomita.co.jp/

  ファーム富田付近は7月には道路の渋滞を引き起こす状況が起きています。
  ラベンダーの見頃(7月10日前後〜下旬)の土曜日、日曜日は付近の道路が
 猛烈に渋滞するので近くへ行かれる人は覚えておいて下さい。
  平日でもラベンダーの最盛期になるとファーム富田の町営駐車場は混雑します。
  富良野から美瑛にかけての237号線沿いにはラベンダー畑が並んでいて
 渋滞発生の原因にもなっています。
 
  富良野でファーム富田以外にラベンダーで規模が大きい所に日の出公園が
 あります。 丘の一部をラベンダー畑にしていて広々としています。
 (遅咲きのラベンダーは麓郷のポプリの里で9月中旬頃まで見られるとのこと)
 
 新千歳空港から富良野へのルート
1.R36〜千歳IC〜高速〜滝川IC〜R38〜富良野
2.R36〜千歳IC〜高速〜三笠IC〜r116〜桂沢湖〜R452〜r135〜R38〜富良野
3.R36〜千歳東IC〜高速〜夕張IC〜R452〜桂沢湖〜R452〜r135〜R38〜富良野
  (注)夕張ICへはR36の新千歳空港ICからR337で千歳東IC,から行くのが早い。
(4、5もR337経由とした方が近いが説明が煩雑になるため省略)
4.r10〜早来〜R234〜岩見沢〜R12〜三笠〜r116〜桂沢湖〜R452〜r135〜R38〜富良野
 
(注) 早来〜R234〜岩見沢〜R12〜三笠 の R234栗山〜三笠 間は r30経由が早い。
5.r10〜早来〜R234〜追分〜r462〜川端〜R274〜夕張〜R452〜桂沢湖〜R452〜r135〜R38〜富良野
(注意事項)三笠〜富良野、夕張〜富良野はほとんど人家のないエリアになるので給油・休憩には注意。
(ご参考) 紅葉時期には夕張〜R274〜日高〜R237・R38〜富良野のルートもR274の樹海ロードと呼ばれる部分がきれいです。(紅葉の時期以外の樹海ロードはアップダウンや長いトンネルがあり、交通量が多いなどでおすすめではありません)
千歳〜富良野ドライブルート
 https://www.asahi-net.or.jp/~re4m-idgc/CHITOSEFURANO.htm


紋別の朝霧
 

釧路・霧の米町公園

 
 道東海岸部の霧
オホーツク海に面した紋別から網走、知床、根室、厚岸、釧路までの夏の時期の海岸部は濃霧注意報がよく出ます。 6月から8月にかけての気圧配置に関係があるのですが「霧の摩周湖」と言うのもその影響の1つです。 濃霧注意報が出る場合はこの付近の地域がまとめて発令され何日も続けて出る場合があります。
オホーツク海側では霧は海岸部だけのこともあり、内陸部までかかる場合もあります。
羅臼から知床峠にかけても霧がよくかかります。 ひどい時には視界が10m以下のこともありこんな状況での運転に慣れていないドライバーがいるとのろのろ運転で車がつながって走ることになります。(前の車に注意してセンターラインを見ながら走ると良い)
 ヘッドライトを点けて走り前の車に追突したり、停車している車に衝突しないように注意すること。(ライトを点けていないと後続車から確認しにくく対向車にも分らず危険です)
釧路、厚岸、浜中、根室、納沙布岬と順に霧のかかる確率が高くなり、夏の納沙布岬は霧がかかっていないことを確認してから出かけないと周りの景色の見えない納沙布岬になってしまいます。 厚岸には霧のイベントがあり、浜中の霧多布岬、霧多布湿原などは名前の通りに霧がかかることが多い場所です。 夏に霧多布岬が見られる日数は少なく北海道の人でも霧多布岬が何回も見られないという人がいるほどです。 浜中町に霧がかかっていなくても霧多布岬に霧がかかっていたり、霧が浜中町の海岸までかかっていたことが何度もあります。 また、霧の日は気温も低く10℃台まで下がるので道東海岸方面へ行く場合はその気温に対応できる服装の準備が必要です。
(参考) 北太平洋シーサイドラインの写真 (浜中〜昆布盛の夏と秋の画像)


知床観光船上にて
 知床観光船
 乗った当日は曇りで知床の山々が見えずに残念だった。
 写真を撮るにも対象が少なかった。
 左の写真は人のやるエサにカモメが直接、人の手からエサを取っていくもの。
 (拡大写真は2枚目あり、かもめがエサを食べる所)
 
 (関連リンク) 知床観光船: 道東観光開発株式会社
          知床観光船からの写真

カラス
鳥のカラス)
 東京ではカラスのいる場所と私の生活している場所とは離れているのに地方へ行くとカラスの巣の近くを通ってしまうことがあります。
 北海道では写真を撮りに行こうとして最初は浦河(襟裳岬の近くの町)のホテルの裏手、2度目は厚岸の駅のそばの跨線橋でした。
 敵は私の後ろからすぐ傍を飛んで脅かすという嫌な手口です。
 最初の浦河でカラスの脅しにはガアガア鳴くという事前予告があるとのこと。
 さらに、すぐ傍を飛ぶ脅しを避けるには頭の上で物(服など)を振りまわすと良いと教わりました。(写真に夢中になっているとつい忘れてしまいますね)
 私に教えてくれた人は札幌の人でしたが散歩にシャツを持っていました。
 
 3度目は2005年霧多布岬でこの時は警戒音の事前予告があり相手は格好よく私の前まで降りてきて私と睨み合いの挨拶した。(カラスと会話ができないのでどうしようもないが) 相手から目を離すと後ろからやられるので熊の場合と同じように相手を見ながらバックしたが2度急降下で脅かされた。(相手は駄目押しの積もりか)
 2005-6-24の旅行記を参照

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20-02-04: 画像リンク切れ、リンクした外部ページのリンク切れを解消。
16-07-27: 最近の状況の情報に更新。
15-06-16: (情報更新中にアップしていた)
12-07-24: 5項、宿泊に稚内の特殊事情を追加。
12-06-14: 3項、道路に自動車専用道路の情報を追加。
12-07-24: 5項、宿泊のインターネット接続記事を見直し、ほか。
12-06-06: 5項リンク修正ほか。
09-03-17: 5項、宿泊のインターネット接続記事を見直し。
08-12-07: 1項、北海道へ行く方法の記事を見直し。
08-06-02: 4項、道路の混雑する場所の記事を見直し。
08-01-23: 1項、北海道へ行く方法の記事に東日本フェリーの高速フェリーを追加。
07-06-03: 7項道東海岸部の霧の記事を追加。
07-03-08: 画像リンク切れ修正、HPリンク修正。
06-09-14: 5項、インターネット接続の記事を見直し。
06-05-21: 5項、無線LANインターネット接続を追記。 0570のサービス番号の電話料金の注意を追記。
       
4項、釧路湿原道路のコメント追加。
06-01-20: JH民営化によるリンクの削除。
05-08-25: 7項カラスの記事と3項、津別峠の記事を更新。
05-03-18: 3項、4項の記事の部分修正。
05-03-16: 2項、3項、7項の記事の見直し。
04-08-12: 7項、富良野に新千歳空港から富良野までのルートの中の日高経由ルートを削除。
04-06-27: 7項、富良野に新千歳空港から富良野までのルート説明を追加。
04-04-21: 2項、の記事の中のリンク切れを修正。
03-09-30: 2項、北海道のドライブでの走り方の記事を追加。(9/30目次リンクを修正)
03-08-10: ファーム富田の渋滞情報へのリンクを追加。
03-08-10: 道路、宿泊(電話料金)、富良野・ファーム富田の記事を一部変更。
03-06-26: 道路の記事を一部変更。
03-06-18: 道路の記事を一部変更。
03-06-08: 原生花園と富良野部分の記事の書き方を変更しました。
03-06-05: 3項のコース設定の注意個所に旭川と帯広周辺のバイパスルート地図を追加、記事を追加。
03-06-04: 3項のコース設定の注意個所、6項その他に情報追記。
03-05-22: 全体的に文章の追記と見直し。
02-09-08: 3項のコース設定の注意個所、5項見所情報の摩周湖の文章の追記と見直し。
02-08-08: 2項の道路情報ほかの文章を部分的に見直し、本HPの新しいページへのリンク追加。
02-06-01: 2項の道路情報の参考としてのリンクを本HPの北海道関係のリンクへ更新。
01-12-15: 別ページ旅の話ネタとの間にリンクを設定。
01-09-09: 2001年7月の旅行結果をもとに内容を更新。
01-07-04: 道路情報にスピード取締りが厳しいとの情報に更新。(削除)
01-07-01: 道路情報に道央道の有珠山による通行止め解除に情報を変更。
01-05-08: 道路情報に道央道の有珠山による通行止め情報を追加。
       道路情報に
北海道ドライブガイドのページへのリンクを追加。
       
(ページ管理者いわいさんからの情報提供により情報更新)
01-04-22: 羊蹄山の見所情報を追加(このパージと写真へ)。日勝峠の渋滞理由を追加。
       
(居候店長様からの情報提供により更新)
01-04-14: 初版発行
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