2010年10月西日本旅行(中国編) (2015- 4- 1更新) (九州編) (四国・南紀編)
 10月13日(水) (出発準備)

出発準備
予定は12日に旅行の準備をして13日の早朝に出発したかったが天気予報が東京付近で夜中に雨が降るということで1日延期した。
10月8日夜に北海道旅行から戻って西日本の天気予報の回復を待っていたがなかなか安定した天気にならない。 待ってばかりもいられないので14日に出発することにしてパソコンのデータ設定を12日夜から初めて13日午前中に終わらせる。
私の場合はパソコンの設定が一番重要な問題でこれが済むと旅行準備の大半が終わったことになる。 気象庁 11時発表の天気予報を見てから本気で出発準備にかかる。 マンション管理室向けに不在届を作成、銀行で旅行資金を引き出す。
この後、私的野暮用を済ませて22時頃から洗濯と旅行荷物の準備をする。
 10月14日(木) (国分寺〜国立府中IC(中央道)・名神道・北陸道(木之本IC)・舞鶴〜豊岡) (612Km走行)


舞鶴湾パノラマ
五老ヶ岳公園の写真
 


コウノトリA
 

コウノトリB
コウノトリの郷公園の写真
中央高速を利用するので自宅から30分程度で八王子ICを通過できる予定でETCの深夜割引には3時半までに出発すれば良い。 今回も手際が悪く細かい物で時間がかかり荷物の準備に2時半頃までかかり出発がぎりぎりの時間になってしまった。 それでも夜中なので国立府中ICを03:36に通過、八王子ICを03::42に通過で余裕で深夜割引になった。 八王子ICを通過したら事故情報があり小仏トンネルの先でトラックと乗用車が衝突事故で通過に25分だったが実際は15分ほどで通過できた。 しかし、時間が遅く始業時間に近いので先を急ぐトラックが多かった。 速いトラックは100をキープしたり、乗用車は違反承知で150ほどの速度で走る車がある。 中央高速は勾配の変化が多く走り難い道路で事故が多い、以前に2時間の通行止めに遭ったことがある。 無理をしないで限度内で走り中央高速から名神道、北陸道に入り神田PAで豚汁を食べて30分休憩する。 木之本ICを 8:47に通過、R8・R303・R161・R303・R27で小浜を通過、小浜西ICから舞鶴東ICまで舞鶴若狭道を利用して舞鶴市内の五老岳の五老ヶ岳公園に10:42に着いた。 舞鶴湾が白く霞んで雲の上にいるような感じだったが天気は前回よりも良かった。
次は天橋立に向うが天橋立の視界が悪ければ通過して豊岡へ行くことにした。 案の定、天橋立付近の海上も霞んでいたので豊岡へ行くことにした。 いつもは丹後半島を回っているが今回は内陸部を通って直接に豊岡へ向うことにした。 京丹後市を経由するのが近道らしいが最初の間は他の車の流れに従って京丹後市へ入り、京丹後市まで来ると豊岡への案内表示が出てほっとする。 昨年に道を間違って京丹後市を通過したのと同じR312で豊岡へ向う。 豊岡で最初にホテルの部屋を予約。
豊岡には13時に着き随分と早い感じ、コンビニで休憩してからコウノトリの郷公園へ向う。 円山川にかかる橋はそんなに無いだろうと考えていたが更にもう1つ橋があり別の橋を渡っていた。 方向は合っているのに様子が違うと思ったら橋が違っていてずれた場所を通ることになったが場所を覚えていたので問題なし。
コウノトリの郷公園に13時半に着いたがホテルのチェックインが16時なのでここで時間調整。 今日は温かかったが風がやや強くコウノトリの着陸時の滑空の姿勢がいつもと少し違っていた。 15時過ぎの餌やりを写真に撮ってホテルへチェックイン。 天気予報を調べて明日の予定を調べている内に疲れてベッド横になったら23時まで寝込んでしまった。 夕食を食べていなかったので腹が減り夜中の1時頃にホテルの自販機に食べ物がなく近くのコンビニで寿司を買って来て腹を満たした。
 それからHPデータを作って更新し朝方に眠る。
 10月15日(金) (豊岡〜姫路〜(山陽道)〜岡山) (198Km走行)


岡山後楽園パノラマA
 

岡山後楽園パノラマB
岡山後楽園の写真
朝食が7時半からと遅いので3つのタイマー設定で6時20分付近に設定したが起きられず6時40分に起きる。 岡山へ行くことに決め道路を調べるが山陽道へ入るのが難しい。 R312の福崎方面から入るには播但連絡道路の南側の豊富ICから入るのが普通らしい。(播但連絡道路を北方向へ向うには北側の豊富ICから入る)
岡山のホテルの予約をしてから7時半の朝食を食べて、ゆっくり準備をしたら出発が9時になる。 R312で姫路へ向うが岡山の後楽園に寄ってからホテルに入るだけなので時間に余裕があり和田山から播但連絡道を使わずに下道のR312を走る。
約2時間ほど時間が余計にかかるが中国道のある福崎町まで順調に走れることは昨年確認済。 朝来市和田山で給油して少し時間がかかったが4時間で山陽道の山陽姫路東ICに着いた。 山陽道を1時間走れば岡山に着けると予測、途中の瀬戸PAでトイレ休憩して14時半に後楽園に着いた。 後楽園に入った所にある園内案内図を見ていたらボランティアらしい案内人に話しかけられる。 こちらは風景写真を撮るだけなので有難迷惑だが付き合ってしまった。 最初に入口近くに丹頂鶴のケージがあるので写真に撮ろうと望遠ズームを使ったが金網の目と鉄棒がうまくボケてくれなかった。(丹頂鶴が動くのでマニュアルでの焦点調節が難しい)
後楽園の風景は岡山の天気予報が鳥取市よりも良かったので岡山にしたが、予報より悪く空全体に雲が出ていて期待外れだった。 時々、雲の切れ目から日が射すのが若干の救いだった。 16時前にホテルにチェックインし後楽園を歩いて汗をかいたのでバスに入って汗を流す。 その後、岡山駅まで夕食に出掛け駅の地下街で食べてホテルに戻る。 部屋に戻ってHP更新を始めたが今日の写真をアップしただけで疲れて寝込み3時過ぎに起きて旅行記を更新。
 10月16日(土) (岡山〜吉備津神社・鷲羽山〜山陽道(玉島〜福山西)〜尾道) (137Km走行)


吉備津神社廻廊
吉備津神社の写真
 

瀬戸大橋
鷲羽山展望台の写真
 


尾道水道A
 

尾道水道B
尾道・千光寺公園の写真
朝になったら予想外の晴天になり天気予報も良くなったが夜中に雨が降ったらしく車に雨の跡がついていた。 7時から朝食を食べたが今日の宿泊場所を決めていなかったのでホテル探し。 あまり移動したくなかったので倉敷駅前のホテルに電話したが満室で断られる。 泊まっている岡山のホテルのフロントでも同じで土曜対応が悪かった。 仕方なく少し先の尾道のホテルに電話して予約が取れる。
最初に見てみたかった吉備津神社の回廊の写真を撮りに向う。 岡山市からのルートはどうなのかをチェックしたら神社の南側のr242の山陽新幹線の線路沿いの部分からアプローチするらしいと判断した。 次は岡山市内からr242への入り方を調べて最適なルートを調べる。(選択肢がいくつもあるので道幅の広いルートを選択)
9時にホテルをチェックアウトしてr242の案内標識に従って9時半に着いたが本当にこれが最適なルートなのかと疑問に思うような狭い道に導かれてしまった。(駐車場はそれなりに広く、見た目に周りに他の道がありそうに思えた)
(注) r242からr61を直進したが2つ目の信号で左折する道があり、こちらが南側からのルートらしいがどちらも狭い道。 楽に行くにはR180でJR吉備津駅手前でr389へ左折するのがメジャーな道。
神社入口の大きな境内案内板で写真で見ている場所は廻廊という名前だったことが分る。 急な階段を上った本殿のすぐ先に廻廊と書かれた案内板があった。 廻廊は予想していたより低い作りで最初の部分は背の高い人なら手が届きそうな位置に横柱がある。 最初は下り勾配で傾斜の変化があり遠くまで見えないが先の方で遠くまで見えるようになる。 廻廊は本宮社へ続くが本宮社は閉まっていて参拝者が少なかった。 帰りはr389からr245でr242へ出たがこれが人家の続く部分に大変な狭い箇所があり吉備津神社への往きにあった案内を納得する。
次に道を探しながら鷲羽山へ向う、途中で渋滞があり40Kmを1時間半かかって鷲羽山展望台の駐車場に着いた。(11:35着) いつも写真を撮っていたのは第2展望台という場所だった。 調べておいた鷲羽山ビジターセンターまで行くとテラスから瀬戸大橋の全体が間近から見渡すことができる。 今日は天気が良く気温が24℃ほどでビジターセンターまでの上り坂で汗をかいてしまった。
この後、尾道へ向い写真を撮るために山陽道の玉島IC〜福山西IC間を使い千光寺公園駐車場に13:50に着く。 NHKの朝の連続テレビドラマの「てっぱん」が始まったので舞台となる尾道に来る人が多いようだ。 15時前に駅前のホテルにチェックインして車を置いて尾道水道の海岸を歩く。 尾道水道の海岸沿いは木製のデッキがあり公園風になっていた。 ほとんどの店は山側の道路に面して入口があり店の様子などが見えないのでもっぱら海岸を歩くだけになってしまうのがイマイチだった。
 10月17日(日) (尾道〜野呂山〜安芸灘大橋ほか〜音戸の瀬戸〜呉) (214Km走行)


大芝大橋
大芝大橋の写真
 

野呂山パノラマ
野呂山の写真
 

安芸灘大橋A 
安芸灘大橋の写真
 

音戸大橋
音戸の瀬戸の写真
 
呉の夕景の写真
今日の広島県の天気は晴れ、安芸灘大橋を渡り愛媛県今治市になっている岡村島まで橋でつながっているので走ってみることが目的。(視界が良ければ野呂山に上がり下に見える島々の風景を撮る) このため今回の旅行では山陰側の海岸を走らず瀬戸内側にルートを変更した。(ネットで安芸灘大橋を調べている時に野呂山から見えている島々が橋でつながっているので簡単に行ける、どんな場所かを見たくなった) 今日は呉に泊まる予定だが日曜なのでホテルを予約せずに出発。
尾道を10時に出発、R2で三原まで行きR185で海岸沿いを走る。 尾道からずっと瀬戸内海沿いに走るので風景は良いがカーブが多いので脇見はできない。 今日は日曜で運転慣れしていないドライバーが多く流れが遅い、しかもほとんどが追越禁止区間で我慢の走りなのでいらいらが溜まる。 R185で竹原市を過ぎて若干車の流れが速くなった。 視界が良いので最初に手前にある野呂山に上がる。 安芸灘大橋の料金所付近では安芸灘公園になっているので駐車して写真を撮ってから橋を渡る。 橋の先にミカン山に上がる道が見えたので上ってみるが1車線幅で離合が難しい狭い急傾斜の道で対向車が来たらどうしようかと心配になる。 残念ながら手前に邪魔な砂利工場みたいなものがあり絵にならなかった。
下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、(平羅島、中ノ島・・小さい島)までが広島県で最後の岡村島が愛媛県。 岡村島に渡るとカーナビが「愛媛県に入った」と告げるが同時に道路状況が今までからガクンとレベルが落ちる。 岡村港の先で通行できないという表示があり引き返す。 帰りの道で渡った橋の写真を撮りながら戻る。 これらの島々の農家ではミカンを作っているようだったが港町では歴史的な町並みなども多いらしい。 安芸灘大橋の料金所から最後の岡村島の端まで34Km、約1時間かかった。 帰りは橋の撮影ポイントを探しながらだったので更に時間がかかった。
安芸灘とびしま海道に今回走ったルートと橋の写真を示す。
この後、呉に直行して16時前にホテルに着いたが駐車料金が時間に対して従量制になっているので音戸の瀬戸へ写真を撮りに行った。 倉橋島へ渡って音戸大橋を以前とは違う方向で撮ってから高烏台へ行く。 時間が遅いので順光方向の写真がぎりぎりで撮れた。 音戸の瀬戸から呉までは車が多く渋滞しているので東側の曲がりくねったr66を戻り17時半にホテルにチェックインした。 しかし、前回宿泊が03年12月でダイアルアップ接続のため今回は使用できずホテル近くの公衆電話からHP更新した。 (次回、呉に泊まる場合はホテルを調査)
 10月18日(月) (呉〜大島大橋〜小郡(新山口)) (206Km走行)


大島大橋パノラマ
 

大島大橋俯瞰パノラマ
大島大橋の写真
昨夜はインターネットがつながらなかったので調べ物やネット上でのHP更新を確認できず不便だった。 6時にホテル近くの公衆電話からHP更新する。 こんな時は携帯電話があれば良いと思うがケータイの有難味はたまにしか感じないので持たず。
今日の天気予報は広島県、山口県ともに晴れだった。 今回の旅行に出てから1日延ばしに良い天気が続いてドライブが楽しい。 今日は岩国からR188を走り屋代島(周防大島)の飯の山展望台から大島大橋を撮るのが目的、明日は秋芳洞に行きたいので小郡に泊まりたい。 小郡周辺には泊まれる筈と考え予約せずに出発。
9時半にホテルをチェックアウトして広島からR2で岩国へ向う。 広島市手前のR31に宇佐美のSSがあり給油する。(車の燃費表示が12Km/L台と低いので合っているか疑問だったが実際は更に低かった)
渋滞に遭わずに広島市内を通過でき、広島付近の道路整備状況が良く順調に進んだが岩国の手前で渋滞になる。 天気が良ければ錦帯橋の写真を撮ろうと考えていたが上空に薄雲があり地表付近が霞んでいるのでパス。 岩国市内のR188は信号で細かく止められてうんざりする。 岩国を出たら順調に進み出発から約100Km先の大島大橋に着く。
飯の山の頂上まで県道104号線が通じていると地図に出ているが実際は林道よりも狭く厳しい急勾配急カーブの道だった。 普通車では対向車が軽自動車でも離合が難しい区間が長く対向車が無いことを祈る思いで上る。 車の底を草がこすったり車のコーナーセンサーが鳴ったりと上りでは余裕がなかった。 Google Earthで見た通りに展望台があり下から見えていたよりも余裕で大島大橋が俯瞰できた。 結局、対向車には一度も遭わずに下まで戻れてほっとする。 この後、大畠側から大島大橋を撮ってからR188を下松市まで順調に走りR2に入る。 R2も順調に走り15時過ぎに小郡のホテルに着いてチェックインする。
 10月19日(火) (小郡〜秋芳洞〜火の山公園(下関)(関門橋)〜門司) (91Km走行)


百枚皿パノラマ
 

黄金柱
秋芳洞の写真
 

秋吉台パノラマ
秋吉台の写真
 

関門海峡
 

壇ノ浦PAパノラマ
関門海峡(下関)の写真
ついに天気の運もなくなったようだ天気予報は晴れ後曇りだったが、実際に日が射したのは早朝だけだった。 しかし、今日はメインが鍾乳洞の秋芳洞なので曇りでも問題ない。 秋芳洞までのルートは前回の07年10月と同じだがパソコンの電子地図帳の地図の表示がおかしいので少し悩んだがYahoo!地図ではこちらの記憶通りの表示になっていた。(小郡からr28に入ると秋芳洞への案内標識が出る)
少し早い9時半にチェックアウト、出発から30分ほどの10時過ぎに秋芳洞の駐車場に着く。 今回は公営駐車場の係りのおじさんが秋芳洞入口まで商店街をバイパスする近道を教えてくれた。 今年の梅雨時に秋芳洞で大水が出てNHKのニュースになったので洞内の様子はどうかなと思ったが、目が洞内の暗さに慣れると水があふれた時の水位が分る黒ずんだ跡が残っていることに気付いた。
デジカメを昨年6月に買い替えて感度が上がったのでISO6400に設定して撮り始める。 三脚を持って行ったが結局一度も使わず、黄金柱を撮り始めてからISO3200に感度を下げていた。 今回は今日周るメインの場所がここだけなので時間をかけて黒谷入口の近くまで歩いたので1時間40分ほどかかって駐車場に戻る。 120枚ほど写真を撮ったがパノラマを沢山撮り洞内の広さを感じさせる画像を追加の予定。
百枚皿や黄金柱の照明が少し暗くなったようで、百枚皿は照明の明るさと共に明るい「百枚皿」という場所名を示す灯りがなくなり写真が撮りやすくなった。
この後、上の秋吉台へ行くが駐車場が前回とは違った場所で展望台までが遠くなった。 曇りで霞んだ風景でぱっとしないのでパノラマを1セット撮っただけで出発する。
下関へ向うのに美祢市内が問題だと思ってメモを書いていたが案内標識の「下関」で進んでしまいR316へ進む積りだったがr33へ入ってしまい少し様子が違うと思った。 r33、r65、r232は走り難いルートでかなり時間を長く感じた。 途中の道路工事で交互通行をやっていて4回ほど長時間止められる。(合計10分以上)
案内標識は距離が短いルートだが当初予定は時間の短い厚狭を経由するルート、R2が立体交差で高速で走れるので早く着く。 こんなことは初めてのことだがメモに道路番号だけで地名を書いておかなかったのが間違いの原因だった。 案内標識には地名だけで国道番号は表示されない。
また、美祢市内ではどちらに進んでも先で同じ道路に入る箇所があり道を戻ったがナビを広域表示させるとどちらも同じ道だったことが分る。(案内標識の方が遠回り)

下関では霞んだ風景だったが火の山公園に上がる。 距離が近いのでなんとか撮れると思ったがかなり霞んで写りはイマイチだった。 関門トンネルが工事中で関門橋を通り門司に向う。 時間があるので壇之浦PAに寄って関門海峡の写真を撮る。(関門橋が大きいので高い位置からでないと橋を入れた風景にならない)
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