2005年6-7月北海道旅行(4/5)(2018.12.21更新)  /5)
 7月10日(日) (稚内〜紋別) (279Km)


ノシャップ岬
ノシャップ岬の写真
 


霧の宗谷丘陵
宗谷丘陵の写真
早朝はかなり厚い雲がかかっていて朝食の7時半頃は稚内公園の上の百年記念塔が見え隠れしていたが出発の10時頃になると明るくなってきた。 今朝はパソコンの調子がおかしくスタートボタンの右クリックができなくなりエクスプローラを簡単に開くことができなくなった。 昨年の九州旅行でも同じ状況になりレジストリの復元で回復させたので手順を探した。 Windowsのヘルプではレジストリのバックアップがないとなったが起動ディスクのヘルプ(HELP)から説明が見付かり手順に従ってレジストリを復元してエクスプローラの起動はできるようになる。 次はHTMLエディタのPageMillを起動すると作業後にシステムがフリーズする現象が4回続けて発生する。 こちらは紋別のホテルに着いてからの対応としてHP更新してから出発準備を始めたのでチェックアウトは10時過ぎになる。
朝方、インターネットで天気をチェックして6時半に紋別のホテルを予約していたので今日は紋別まで走るだけだ。(ロビー付近でインターネットができると出ていた)
紋別へ向かう前に利尻礼文方面の天気の確認のためノシャップ岬へ行ってみた。 かなり見通しが良く雲がかかているような状況ではなく昨日よりも良い天気だった。 今日は天気が下り坂で稚内から紋別付近までが曇りの予報で道内の他の地域は雨が降る予報だったので天気は微妙だ。
 
8日(金)に来た時に宗谷丘陵を走る道がありホクレンの地図にも出ていたのでこの道を通ってオホーツク側へ出る積りだった。 宗谷岬に近付くにつれて霧が濃くなってきて宗谷丘陵も霧がかかっていることが予想された。 宗谷丘陵を走る道道889号線は道が新しく70〜80で走れ気分が良かったが南端のT字路でオホーツク海岸側への道が通行止になって工事用の鉄パイプで道路が封鎖されていた。 ホクレンの地図を見たら通行止の道を行かないと稚内方向へ戻ってしまうことになる。 しかし、いまさら宗谷岬へ戻るのはない話なので先へ進む。 少しの間は道幅のある広いダートだったがやがて1車線の道の両側から草が覆う林道のようなダートになる。 しばらく用心しながら進んだら舗装路になり下増幌に出る。 この後、中増幌、上増幌経由で沼川へ出てr138でR238の浜鬼志別へ出る。(結果的には宗谷岬へ戻るのが正解だった)
道の駅さるふつ公園でトイレ休憩、浜頓別のコンビニで小休止してから紋別まで走る。 浜頓別から興部まで霧がかかていたがバスやトラックが走ってなくて非常に効率が良かった。 浜頓別を13時20分に出たので距離からはとても15時には着けないと思っていたが15時10分に着いてしまった。(127Kmを110分で走った)
紋別のホテルにチェックインしたらインターネット接続はビジネスコーナーでの有線LAN方式だと分かった。 接続速度が2.2Mbpsと北海道のホテルの中では早い方に入る。
パソコンの朝のトラブルはOSがらみのエラーが発生するのでCドライブの仮想メモリ領域のサイズを768MBから512MBに削減して、ノートンユーティリティでシステムチェックとディスクの表面チェック、WinMeのスキャンディスクでCドライブの完全チェック、Dドライブの標準チェックをしたがまだ時にエラーが起きることがある。 現在はシステムが異常になりながらもPageMillを使えているが何時パソコンが動かなくなるか分からない状況。
(PageMill終了時に必ず起きる状況はなくなったので状況は多少改善された) 異常時に電源ボタンで停止させる時にHDDでキューッという音が出るのでHDDが読めなくなる可能性あり。
明日に雨が降る天気予報のため連泊の予約をした。
 7月11日(月) (紋別に連泊) 移動なし

(写真なし)
今回の旅行で初めて朝から雨が降った。 雨は9時頃には上がり10時頃からは路面が乾くようになったが空は厚い雲がかかったままだった。 午後には少し明るくなったが写真がきれいに撮れるほどではないためホテルから外へ出なかった。
HPデータの修正をしたり北海道ドライブ掲示板のフォローをしたりして夕方まで過ごした。 夕食後に写真の整理をする積りだったが疲れて寝込んでしまった。 夜中に起きて礼文島の写真の追加作業をする。
礼文島の桃岩展望台B桃岩展望台C桃台猫台展望台のインデックスを更新、ゴロタ岬のインデックスを作成しました。
 7月12日(火) (紋別〜滝上〜弟子屈) (271Km)


順路
 


陽殖園の写真
朝、朝食後にHP更新をして内容を確認すると更新結果が表示されない。
FTPソフトではサーバーに正常に送られている表示だがブラウザでの表示ができない。 サーバー側の異常が最も疑わしいので対応策として別のサーバーに旅行記関係を転送して部分的に切替を行うことにした。 とりあえず10時にチェックアウトの精算をしてからビジネスコーナーでFTPする。 4500ファイル、70MBで1時間かかった。(注)
今日の観光地は10日の夜に聞いた滝上町の陽殖園へ行き弟子屈へ泊まる。 紋別は霧が濃かったので先のFTP後にホテルの人と話してゆっくりとしたら12時を過ぎて13時近くになっていた。 紋別の大山駐車場で霧の状況を聞いたが要領を得ないので紋別から外を走ってきていないようだった。 紋別山の海岸と反対の内陸側は良く晴れていた。 写真が撮れないかとの心配は無用になった。
陽殖園は日本一変わった農園という表現の看板もあるかなり変わった所でした。
インターネットで地図を見ていたので滝上の道の駅に着き通り過ぎているので道の駅で聞くとすぐ近くにあった。 急な坂を600mほど上った所に車の駐車スペースがある。 入口を入って説明を受け熊除けの鈴をつけて回る。 私は花音痴なので花の名前も分からないので30分ほどで回って戻ってきたら早過ぎるとのこと。 ここで色々15分ほど話をする。(花を扱った本には紹介記事も載っているとのこと) 紹介の説明文を書くための情報収集で話をすると時々キーワードが出てくる。 この仕事は50年ほどやってきたとのこと。 草木は人工的に植えているが面倒を見るのは初めの2年だけで後はほったらかしなので野生化している、当然ながら完全無農薬。 品種改良もしているらしい。 また、生態系も考えて作っているとの話だった。 園主の高橋 武市さんが1人ですべてをやっているので手のまわらない部分も多いが面白い所で花好きの人にはおすすめです。 花の種類が多く4月中旬から9月中旬まで花が咲き続け10日で咲く花の種類が入れ替わるとのこと。 記事を書くために何日も通った人がいると自慢していました。 入口で栽培している花は700種、園内には800種以上の植物がある。 7月なのに赤くなっている紅葉(もみじ)を見つけたので聞いてみたら突然変異らしく売らないで展示用とのこと。(突然変異でなかなかできないため)
(注) 午後2時過ぎまでプロバイダのHP閲覧の障害情報あり。
 7月13日(水) (弟子屈〜浜中〜昆布盛〜厚岸) (275Km)


霧の摩周湖
第三展望台の写真


屈斜路カルデラ雲海
屈斜路カルデラの写真
 

酪農展望台
酪農展望台の写真
 

霧の牧場
北太平洋シーサイド
ラインの写真

 

エゾカンゾウ群生地
浜中エゾカンゾウ群生地の写真
朝、目が覚めたのは4時過ぎでHP更新作業を始めてから摩周湖の写真を撮りに行かなくてはと気付くボケようだった。 もう、太陽が上がってしまったので急いでも仕方がないのでゆっくりと準備して展望台へ行く。 第一展望台は逆光が強くて撮れず第三展望台へ向かう。 途中に数台の車が駐車しており写真を撮っていることが分かる。(前回上り滑ることが分かったので挑戦せず) 第三展望台にも10台ほどの車が止まっていた。
 残念ながら太陽が低いので太陽のある部分のパノラマは撮れず。 屈斜路カルデラが雲海に埋まっていたのでパノラマで撮るが2002-10-14に次いで見事な雲海だった。
 この後、第一展望台へ行くがまだ逆光が強くて全く撮れない。 時間が経ったので再度第三展望台へ行ってパノラマを撮って戻る。
ホテルへ戻ってからHP更新作業を始める。 部屋での無線LANの電波が弱くつながったり切れたりして、その度にパソコンの動作が止まったような反応になる。 緊急でないものに手を出して時間をロスして10時チェックアウトが15分過ぎになる。(初の大幅遅れ)
6時台に厚岸のホテルを予約していて、今日は北太平洋シーサイドラインのr142を走る予定。 弟子屈から厚岸へ出て茶内駐車場の酪農展望台へ上がる。 今回は良く晴れて東西南北の4方向でパノラマを撮る。 前回の印象では高さが20m程度かと思ったがもっと高く見えた。 目の前の店で聞いてみたが正確な数字が分からず近くに説明もない。 (浜中町役場に問合せて地上20mと判明
浜中から海岸に出てr142を走る、良い風景を期待したが海岸は霧がかかり全体が分からない。 内陸部や丘陵地帯は大体似たような風景が続く。 一番のメインは幌戸付近と貰人から恵茶人付近の海岸と湿地帯?との間を走る部分だ。 いかにも海岸のそばを走っているという感じの部分、その他は丘陵地帯になってしまうのでシーサイドラインとは言い難い。 昆布盛の浜松海岸駐車公園も霧で海上が見えず風景としては狭いものだった。 行きに撮影ポイントをチェックして帰り道で撮影した。 信号機なしで80近くの限度一杯で走れるのでかなり効率が良い。 海岸の所々で集落を通り速度制限が出る。 海岸付近には牧場があり馬が放牧されていた。 霧のかかった風景で面白い、中に人の好きな馬がいて近寄ってきたりする。 車の通りが少ないので波と風の音が聞こえるだけの落ち着いた雰囲気。
r123で浜中を通る時にエゾカンゾウ群生地でエゾカンゾウが約1Kmほど一面に咲いていた。 花は終わりになっているのか花びらのきれいなものは少なくアップで撮れるのはほとんどなかった。 咲き方のきれいな場所でパノラマを撮る。 この後、あやめヶ原へ寄ったが花は多かったが花弁が萎れてアップで撮れず霧と花の雰囲気程度のものを撮っただけだった。
 7月14日(木) (厚岸〜裏摩周展望台〜神の子池〜小清水原生花園〜網走) (166Km)


裏摩周パノラマ
裏摩周展望台・写真


神の子池パノラマ
神の子池の写真
 
小清水町の写真
 
原生花園の写真
そろそろ今回の旅行も帰りモードでルートを天気予報を見て網走経由で旭川とした。
6時半頃に網走のホテルに予約の電話をかけて先日泊まった所の予約が取れた。
10時にチェックアウトして神の子池と小清水町のリリーパークを周って15時頃に網走のホテルに入る予定とした。 神の子池の手前に裏摩周展望台があるので寄って夏の写真を撮る。 摩周湖側は夏の風景で湖面の色が濃かったが駐車場側の風景も色が鮮やかできれいだった。
神の子池への林道は今回は車が道を掘ってでこぼこがひどかった、沢山の車が入るようになったか。 前回は勾配がある道だと思っていたが今回はエンジンのパワーがあるのかほとんど勾配を感じずに上った。 神の子池は池の一部にフキが生えていたので写真を撮るには邪魔だった。
小清水町のコンビニで小休止してリリーパークへ行くと明日15日からの開園になっていた。 時間消化予定が大幅に狂う。 じゃがいも街道を通り斜里岳とじゃがいもの花を撮り原生花園へ行く。 原生花園は花の最盛期は過ぎたが観光客はかえって多くなっていた皮肉な話だ。 花を撮らずに風景を撮る、知床連山がかなり霞んでいたので少し残念。 ここではまなす入りソフトクリームを食べる。(色はそれらしいが味はあまりしなかった) 時間があるのでセルフのスタンドへ行き給油してからホテルへ15時にチェックインする。
 7月15日(金) (網走〜r104・R39・R333・R39・r140・R237〜(美瑛)〜旭川) (276Km)


天都山パノラマ
天都山展望台の写真
 

旭川市街パノラマ

道央道
嵐山公園の写真
今日は網走から旭川への移動日、ホテルを10時前にチェックアウトして天気が良いかと天都山へ上がる。 期待外れだったが霞んではいたが比較的良く見えた。 後はR333経由で旭川へ。 旭川手前の愛別ICに13時過ぎに着く。 時間があるのでラベンダーを撮りたくて富良野へ向かうが雲がかかっているのと車の数が多いので美瑛で引き返す。(明日16日行く予定)
旭川駅に14時半頃に着くがホテルのチェックインには時間が早いので嵐山公園展望台へ向かう。 上りは江丹別側から約2Kmのダートを上ったが反対側の近文からの道より走り難いように思えた。 上がった時は嵐山公園展望台の駐車場に車がなく工事中だった。 駐車場から展望台への本来の道は工事中で迂回路を歩いたが少々歩きにくい箇所がありかなりの遠回りのようだ。(250mだが50m下って200m上る) 展望台には先客が1人、写真を撮ってから話をした。 私が迂回路を回って戻ったら相手は工事中のバリケードを乗り越えて戻ってきたので本来の道はかなり近いらしい。 展望台からの風景は旭川市街から少し遠い感じでもう少し近ければ言うことなしだ。 展望台付近は工事中でだらだら工事をして終わらないという話だった。 帰りは近文側へ下ったが同じダートでもこちらの方が走りやすいようだ。
ホテルには16時にチェックインする。 夕食は今回も旭川駅前のホテルで食べたが今回はバスで往復した。 前回は運動を兼ねて歩いたが今回は疲れていて歩く気にならなかった。(嵐山公園展望台を歩いたのが効いたか)
 7月16日(土) (旭川〜富良野〜秩父別) (141Km)


日の出公園A
 

日の出公園B
 

シャトルバス
日の出公園の写真
私は写真を撮ることばかりを考えて移動していたが今日が3連休の初日だったことに注意を払っていなかった。 早朝からHP更新データを作ってからホテルの予約をしようとフロントへ電話したら満室で断られた。 旭川市内のほかのホテル3つほど電話するがすべてダメ。 前に泊まった札幌と士別もダメでかなり大変なことに気付く。 HP更新と朝食をして車からホテル旅館の情報本を持ってきて岩見沢のホテルへ電話するがここもダメ、収容人員の多い場所は難しそうなので前に泊まったことがある秩父別(ちっぷべつ)の公共の宿へ電話して予約が取れた。(17日のチェックアウト時に予約が取れたのはキャンセルがあったためと分かった、運もないと旅行はうまくいかないようです)
天気は曇り時々晴れの予報で降水確率もあり朝方は雲が濃かったが10時頃には明るくなった。 出発が遅い、更にラベンダーの最盛期の3連休の土曜日なのでファーム富田はダメかなと思いながら向かう。 案の定、R273の車の数が多く美瑛付近から時々車がつまる。(遅い車が流れを悪くする) ファーム富田の手前の基線道路は問題なく通過した。 ファーム富田へ入る直前の交差点は乗用車の右折は規制されていないが車の列がつながって動かない。 難しそうなので上富良野の日の出公園へ向かう。 R237から直進して日の出公園へ向かう道は近道だが国道には分岐用の案内表示はなく分岐した後で日の出公園へ行けることが分かるようになっている。(日の出公園へは公園の直前で町内を少し迂回しなければいけないのが理由のようだ、案内標識なし) 公園へ入る道は臨時の一方通行になっていてタクシーなどの営業車と自家用車をそれぞれの駐車場へ入る通行レーンに分けて交通整理の人があちこちに立っていた。 公園の中ではイベントをやっていて大きな音が聞こえてきてラベンダー祭りの日らしい雰囲気がある。 入口の噴水の周りの早咲きラベンダーの色が濃くてきれい。 早々にシャトルバスに乗り丘の上へ、昨年とは一部植え方が変わっていたので話を聞くと農家との間で話がこじれて契約できなかったことが原因らしくラベンダー畑の範囲が狭くなっていた。
日の出公園はスペースも広く立地や風景もかなり良いのだが見せ方の点ではファーム富田より落ち、それが人気が上がらない一番の理由なのではないかと思える。(ラベンダーの品種なども地味なようだ) 写真写りの良い箇所が少ない気がする。 うす曇の上に更に上空を雲が通過して光が変化して写真を撮りにくい状況だった。 薄日が差して暖かく少し動いただけで汗をかいてしまった。 移動日程を1日早くしていれば良かったと残念な思いの日でした。
時間が経つに連れて空が暗くなり写真の写りも悪くなったので13時前に日の出公園を出発して秩父別へ向かう。 15時のチェックインには早い時間に到着。 風呂に入った後でインターネットのできる電話を探す。 NTTの113番に教えて貰い敷地の中の駐車場のトイレの近くで灰色の公衆電話を見つけて一安心する。
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