2015年7月北海道旅行(4) (2017- 1-17更新)   /5
 7月19日(日) (網走〜小清水高原〜細岡展望台〜釧路市鶴公園〜釧路) (207Km)

屈斜路湖展望台
屈斜路湖展望台
小清水高原の写真
 
細岡展望台
細岡展望台
細岡展望台の写真
 
タンチョウの親子
タンチョウの親子
釧路市丹頂鶴自然公園の写真
 天気予報が目まぐるしく変わるので昨夜から天気予報をチェックしたり実際に雨が降っているかを確認して今日の網走付近の天気が良さそうなことを確認する。
 気象庁や日本気象協会の予報とSTV(札幌テレビ)との予報が微妙に違っている、気象庁HPの気象衛星の画像からは天気の良い時間帯が長いようには思えないので悩ましい。 天気が良いのが21日までで22日以後の予報が良くないので21日が最大限に使えるように釧路泊まりから弟子屈泊まりに変更することにした。
 今日は3連休の中日で観光客が多いのと風景が霞んでいるので知床五湖へは行かないことにして釧路側の好天に期待することにした。(釧路は朝まで雨が降っていた)
 そんなことをしていたので出発が遅れて10時前になる。 r102で藻琴山経由で弟子屈へ向かい、藻琴峠から小清水高原へ行くと予想通りに霞んだ風景だった。
 釧路湿原は霞んだ風景なので期待せずに細岡展望台だけにして釧路市丹頂鶴自然公園(鶴公園)でタンチョウのヒナを撮ることを予定。(ダメなら釧路市湿原展望台へ)
 細岡展望台は駐車場のトイレが閉鎖中と嫌な予感がしたが手入れが難しいためのようでビジターズラウンジだけにしたらしいが沢山の観光客に対応可能か心配。 大観望は年々手前の木々が高くなって視界が狭くなっていたが展望台手前の木が切られて視界が広くなっていた。(国立公園内なので難しい判断だが観光客にはうれしい決断)
 遠矢から湿原道路を通って鶴公園へ行きヒナが居ることが分かり入園。 今年は例年より早く4月に2羽のヒナがかえり、6月に1羽のヒナがかえっていた。 4月にかえったヒナは親と同じ大きさに成長していたが親はヒナに餌を渡したり世話をしていた。 1時間余り写真を撮ったがカメラをあまり使っていないことや相手が難しいことで反省大の結果だった。 SSで給油して釧路駅前のホテルに15時半にチェックイン。
 明日の早朝に知床五湖へ行くことで早出の準備などをしたが24時まで寝込みHP更新の作業ができなかった。
 7月20日(月) (釧路〜摩周湖〜知床五湖〜網走) (333Km)

早朝の摩周湖
早朝の摩周湖
摩周湖第一展望台の写真
 
知床五湖
知床五湖
知床五湖・高架木道の写真
 早朝に出発するため夜中に起きて19日分のHPを4時半までかかってアップする。
 残念ながら天気予報が変わり天気が良いのは20日までで21日は天気が曇りに変わっていた。 昨日、21日を弟子屈泊まりに変更したのは無駄になってしまった。
 早く出発したかったが腹具合の調整がうまくできずに5時半に出発。 R391の遠矢からは同じ道を弟子屈まで走る。 摩周湖が見られるのでr52で摩周湖へ上がると薄く霧がかかった面白い風景だった。 (昨日はR391を直行)
 知床五湖はすっきりと晴れた風景を期待したが水蒸気があるのか遠くが霞んだ風景で写真写りが悪くがっかり。 気温が高くて高架木道をゆっくり歩いたのに汗をかいてしまいソフトクリームを食べたが気休め程度の効果。(以前はかき氷があり効果が良かった)
 網走へ戻ったが、13時と時間が早いので能取岬の美岬牧場の牛や馬を撮りに行ったが美岬牧場では放牧しておらずあて外れ、オホーツク海も近くは見えるが遠くは白く霞んで知床半島が全く見えなかった。 気温が高く早朝に出発したのが効いてどこへも行きたくないので道の駅 流氷街道網走で時間調整して駅前のホテルに入る。
 7月21日(火) (網走〜能取岬〜小清水町リリーパーク〜砂湯〜弟子屈) (128Km)

美岬牧場
美岬牧場
能取岬の写真
 
リリーパーク
リリーパーク
小清水町の写真
 
砂湯
砂湯
砂湯の写真
 今日は弟子屈までの短距離の移動、距離が近いので時間が十分にあり10時過ぎにゆっくり出発したが気温が高かった。 どうやって時間を使うか問題なので最初に能取岬の美岬牧場(網走市)の牛馬を撮りに行く。 昨日は休日だったので牛馬がいなかったが今日は遠くの丘の上や灯台の近くにいたが前に見た時よりも頭数が少なかった。 牧場の柵内の構造が2重になって人と牛馬の間に距離があるように変わって牛馬が寄ってこなくなったらしい。(牧場側の雰囲気がかなり変わった)
 次は小清水町のリリーパーク、18日に小清水原生花園でリリーパークが開業していると聞いていたので網走の道の駅で場所を確認。 何年か前に行ったことがあるが開業期間前で場所を忘れていたがR334脇のじゃがいも街道とR391の交点付近だった。 肝心のユリの方は早咲きのユリが咲き始めた感じで遅咲きのユリが咲く7月下旬以後に見頃になるらしい。 植え方のパターンが大雑把で開業期間中にどのように見せるかという配慮が不足している。 開業直後は咲いていない畑がほとんどで期待外れだった。
 次に藻琴峠から屈斜路湖を見ようとr587(後佐登小清水線)で上がろうとしたら藻琴山方向から白い雲が下がっているので屈斜路カルデラが雲に覆われていることが分かったので藻琴峠は諦めてR391で高度の低い野上峠を越えて川湯温泉から砂湯へ行く。
 砂湯には中国人のグループが来ていて湖畔で子供を遊ばせていたが言葉を聞かないと中国人と日本人の見分けがつかなくなっていた。
 最後に和琴半島へ露天風呂付近が7・8月で車の乗り入れが規制されキャンプ禁止の札があちこちに掲示されていた。 和琴湖畔キャンプ場(西)と和琴キャンプ場(東)があり東側の湖畔の木道を歩いて和琴キャンプ場を発見。 管理棟を兼ねたフィールドハウスで自然情報を見て出たらアカゲラが近く木の根の近くをつついていて驚く。 (フィールドハウスでは鳥の剥製がありヤマセミ、クマゲラ、ヤマゲラ、アカゲラの大きさが分かった)
 7月22日(水) (弟子屈〜釧路市丹頂鶴自然公園〜釧路) (115Km)

タンチョウのヒナA
タンチョウのヒナA
 
タンチョウのヒナB
タンチョウのヒナB
釧路市丹頂鶴自然公園の写真
 今日は釧路までの移動だが雨の中を走りたくないので天気予報を調べる。 弟子屈の天気は予報通りに夜から降り出して6時頃はほとんど降っていなかったがその後本格的に降り出し前線が東へ移動している。
 日本気象協会のポイント予報では釧路市は午後は曇りで午前中は小雨、途中の標茶は9時以後が小雨になっているので弟子屈の雨の降り方が弱い時に出発するとうまく行けば余り降られずに釧路に着ける可能性があると予想した。
 10時過ぎに出発したが弟子屈を南下するに従って雨の降り方が弱くなる傾向があった。 標茶の市街で少し強めに降られたがその後次第に雨が弱くなり細岡付近で雨が止み、遠矢までくると路面が乾いていた。 鶴公園へ行くことにして釧路湿原道路で湿原の西の鶴公園に12時前に到着して天気の様子を確認。 不安定な天気だが雨が降りそうにないので入園、残念ながら3羽いるタンチョウのヒナの1羽が釧路市動物園へ健康診断に行っているとかでヒナが2羽であまり写真が撮れなかった。
 釧路にしては暖かな20℃ほどの気温の曇りの天気でヒナが長時間草むらに座り込んでしまい見えない時間が多かった。 雨が降り始めてきたので約2時間で出発、14時半に駅前のホテルにチェックイン。
 7月23日(木) (釧路に連泊) ( 5 Km)

釧路川河畔 釧路川河畔
釧路市内の写真
 朝方に弱い雨が少し降ったが曇りの天気、移動する予定がないのでホテルの部屋でパソコン作業をしていたが昼頃になって外が明るくなったので市内の風景を撮りに出る。
 最初に米町公園まで車で行って展望台からの風景を撮り、釧路川の幣舞橋下流の漁港側から対岸のフィッシャーマンズワーフ側を撮ってホテルに戻る。 その後、幣舞橋まで歩いて橋の付近を撮ってからフィッシャーマンズワーフMOOの中を歩く。 MOOの中を歩くのは久し振りだが釧路市内に空き地が増えたのと同様に空きスペースが増え様子がかなり変わって活気がなくなっていた。(観光のスタイルが変わったか観光客がいない)
 幣舞橋の彫刻は片側にそれぞれ2つありすべて乙女像で北国に生きる人間の美しくも力強い像になっているとの説明があった。
 7月24日(金) (釧路〜十勝川温泉〜帯広) (139Km)

花時計
花時計
十勝川温泉の>写真
 帯広までの移動だがほとんど曇りのエリアだが途中の山の中に雨のエリアが縦の線状にあるが雨に降られないことを期待する。 今年3月に開通した道東道の白糠ICと浦幌IC間を走ると雨のエリアにかかっているように思えるがどんな道路なのか確認する目的もある。 10時過ぎにホテルを出発、R38の星が浦付近で給油する。 星が浦付近はガソリンスタンドが複数あり競争状態で価格が安い。
 白糠市街に入ると道東道の案内標識があり開通を大きく表示していた。 海岸に近い白糠市街のR38からR392の白糠ICまでは少し距離があるがこれは仮の状態で来年には釧路空港の先まで伸びて更に便利になる。 山の中でトンネル区間が多くカラ里トンネル、新釧勝トンネルという長いトンネルの中は路面が濡れていた。 トンネル群を抜けると浦幌ICですぐ先が本別ICで無料区間が終わる。 地理院地図
 本別ICで下りてR242、r73で12時半過ぎに十勝川温泉の十勝が丘公園に着いた。
 予想外に良い天気になったが雲の多い風景でどこかへ行くと時間がかかるので2時間ほど時間調整して帯広駅前のホテルに入る。 
 7月25日(土) (帯広〜r75・r734・r55・R274・R237・日高道・R36〜室蘭) (254Km)

東室蘭
東室蘭(7/26)
 今日は室蘭までの移動だが途中の天気は十勝平野内は降られずに移動できそうだが先は微妙で南の室蘭付近は降られる確率が高そう。(前線の停滞で道南の天気が悪い)
 帯広市内は早朝は路面が濡れていたがその後路面が乾いた。 ゆっくり出発準備をして10時にホテルを出る。 十勝平野内はいつも通りの信号停止の少ないルートを走る。
 水分をとり過ぎてR274の上りの清水ドライブインでトイレ休憩、日勝峠まで濃霧で路面が20mほどしか先が見えず細心の注意を払って上る。 日勝峠の最上部付近で先の車に追いついたら後ろからの大型トラックに追いつかれる。 峠を越えた日高側は霧のかかり方が少なく雨も降っていなかった。 日高からしばらくは順調に走れたが平取町の手前から車がつながって走り富川までペースが落ちた。(昨年も同じような状況になる)
 後は日高道で順調に苫小牧まで走れたが苫小牧からしっかりと雨に降られ周りの風景が見難くなり走り難い状況になる。 我慢の走りで東室蘭駅前のホテルに15時に着く。
 18時以後は曇りの予報だったが雨が降り続いていた。 動きの遅い台風12号がこちらの東京への戻りの移動時期に合ってきて気掛かり。
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