2014年7月北海道旅行(3) (2014- 9- 3更新)   /5)
 7月13日(日) (岩内〜支笏湖〜苫小牧) (105Km)
モラップ湖畔
モラップ湖畔
 
支笏湖
支笏湖
支笏湖東端の写真
 台風8号から変わった温帯低気圧が通過してから気圧の谷の中に入り北海道全域がまだら模様の天気予報になってしまった。 今日通過するルートも雨の予報が出ているので条件の良さそうな遅めの10時前に出発した。
 20Km余り走った倶知安を通過する時に羊蹄山に黒い雲がかかり雷注意の表示がある。 国道側の風景はどうかなと思って初めてR276で倶知安から京極へ走る。 天気が良ければ羊蹄山が離れた距離から見えて変化があるがより南のr478の方が道路がまっすぐで羊蹄山の間近で道路の起伏が少なく走りやすい。
 今日のルートは岩内から苫小牧に向かってほぼまっすぐに進む感じで山の中を走るので2時間かからずに支笏湖のモラップキャンプ場に着いた。 モラップキャンプ場は以前は普通の湖畔のキャンプ場だったが有料化されきれいに整備・管理されていた。
 北側の休暇村側へ行き、湖畔の親水広場から今まで行かなかった南側へ行くと湖畔に下りられる場所があり、気分ののった人達が水に入っていた。 日曜なので人出が多く白鳥の形をしたボートも沢山出ていた。
 時間が早いが13時過ぎに支笏湖を出て苫小牧へ距離が近いので30分ほどで到着。 今日はR276の喜茂別手前の直線区間、支笏湖から苫小牧への区間の2カ所で覆面パトカーに付かれた。 前者はおかしな所から車が出てくると思って後ろを見たら付いてきて途中で諦める、後者はいつもの道路脇に止まっていて速度チェックして追跡するパターン(少し開けたほぼ同じ場所にいる)だが何回も走っていると様子が分かる。
 苫小牧駅前のホテルに車を止めてegaoという駅前のビルで食事をしたが徐々に衰退して遂に営業中止が決まり「さようなら37周年」の文字が出ていた。(不便になる)
 7月14日(月) (苫小牧〜襟裳岬〜帯広) (309Km)

襟裳岬
襟裳岬A
 
襟裳岬の花
襟裳岬B
襟裳岬の写真
 今日は帯広泊まりにしたが天気が微妙で3時頃にも雨が降っていた。 日高から日勝峠の山越えルートだと北側が雨が降りやすく写真を撮る場所がないことが考えられる。
 襟裳岬経由だと日高側で午前中に雨があり、雨の上がった時間に通過する感じなので13時に襟裳岬に着くように走ることにした。 東寄りの風が吹いているので襟裳岬が見られるだろうと予測したが日高門別から見える天気で決めることにした。
 9時半過ぎにチェックアウトして日高道に入り日高門別付近の天気が良く襟裳岬経由に決定。 苫小牧から3時間余りで13時前に襟裳岬に着く。 襟裳岬の手前では晴の風景だったが襟裳岬は東側から霧が吹き込まれて霧のかかった変わった風景だった。 1時間ほど待ったが霧が晴れることはなくほとんど同じ風景のまま。 襟裳岬の先端まで行くとなんとか岩礁の先端まで見えた。
 14時前に襟裳岬を出発して帯広へ向かう。 庶野から広尾にかけてのR336のトンネルは雨の降った後のためか路面に水が多く先が見難くて走り難かった。(車の下部が雨の中を走ったようになった) 帯広・広尾自動車道を使って約2時間で16時前に帯広駅前のホテルに着いた。 バスに入り近くのレストランで夕食、駅の商店街で土産物を買って戻ったら寝込んでしまった。
 7月15日(火) (帯広〜摩周湖〜小清水原生花園〜網走) (246Km)

摩周湖第三展望台
摩周湖第三展望台
摩周湖第三展望台の写真
 
エゾカワラナデシコ
エゾカワラナデシコ
小清水原生花園の写真
 今日は網走泊まりだが、今日もルート上に雷注意報が出ている。 早い時間帯なら雷に会う確率が低いが摩周湖までは3時間ほどかかり遭遇の可能性がある。
 9時半過ぎにホテルを出発、音更のSSで給油したりで更に10分ほどかかった。 r73で利別へ行きR242に入り足寄、足寄からR241で阿寒湖経由で弟子屈へ車の数が少なく順調に走れた。(山中でバスに追いつかなかったのが良かった) 弟子屈の道の駅摩周温泉でトイレ休憩したが3年前にリニューアルして規模が大きくなりきれいに整備された。
 天気がイマイチなので摩周湖第一展望台はパス、音更SSから第三展望台まで3時間で着いた。 対岸の摩周岳が雲の下で暗かったので15分ほど雲の通過を待つが雲が切れても風景が霞んですっきり見えず。 屈斜路カルデラ側を見ると黒い雲が南から広がってきた。 すぐに出発して小清水へ向かうが野上峠を通過して土砂降りの雨の中に入る。 オホーツク側は晴れていると予測して走り続けると小清水町市街で雨が上がる。
 小清水原生花園に寄ったが色鮮やかなエゾスカシユリやエゾキスゲは終わりの時期で被写体に出来ず、きれいに咲いていたエゾカワラナデシコを見つけて撮る。 
 15時前に網走駅前のホテルにチェックイン、天気予報を調べて16日弟子屈、17・18日釧路のホテルを予約。 現在の天気予報なら21日に礼文島へ行けそうだがホテルの予約は保留した。(稚内まで行ってサロベツ周辺観光もあり)
 7月16日(水) (網走〜知床五湖〜裏摩周展望台〜弟子屈) (231Km)

知床五湖
知床五湖
知床五湖(高架木道)の写真
 
裏摩周展望台
裏摩周展望台
裏摩周展望台の写真
 
道の駅摩周温泉
道の駅摩周温泉
摩周駅の写真
 今日の予定は知床五湖と裏摩周展望台だが、天気予報は今日もオホーツク沿岸に雷注意報が出ていて午後から雨が降る可能性がある。 そのため、早い時間帯に裏摩周展望台までを周ってしまいたいので可能な限り早く出られるように朝食を早く食べた。
 ホテルを9時丁度に出発、国道344号線で何カ所か工事をしていたがいつもと同じの約1時間半かかって10時半過ぎに知床五湖の駐車場に着いた。 予想通りに知床連山方向はかなり良い方の天気だったがオホーツク海方向は雲の厚みが微妙だった。
 高架木道からオホーツク海方向のパノラマは撮れなくなったと思い込んでいたが途中に立っている木の葉が少ないと絵になる風景になると分かった。 しかし、余り写真撮影と処理を続けてやっていないので露出補正が少な過ぎて全般的に明る過ぎて白飛び気味の写真が多かったりとパノラマ写真の撮り方のミスが多かったのが残念。
 高架木道から駐車場に戻っていつもは休憩していたが早く裏摩周展望台まで行きたいので休憩せずに車を出す。 道道1115号の札弦まで進んで道の駅パパスランドさっつるでトイレ休憩してソフトクリームを食べたら盛りが多くてしっかり体が冷えた。  裏摩周展望台の手前の神の子池は林道を走る気がしないのでパス。
 裏摩周展望台に13時過ぎに到着、明るい曇りの風景だったが今まで撮った中でも程度の良い方の風景だった。 裏摩周展望台の案内説明板が更新され情報が少し変わっていた。
 この後、プチホテルのチェックインには早いので弟子屈の道の駅摩周温泉(道の駅に温泉はなく足湯だけ)で写真を撮って時間調整して15時前にチェックインした。
 7月17日(木) (弟子屈〜釧路市湿原展望台〜釧路市丹頂鶴自然公園〜釧路) (116Km)

早朝の摩周湖
早朝の摩周湖
摩周湖第一展望台の写真
 
釧路湿原
釧路湿原
釧路市湿原展望台の写真
 
丹頂鶴の親子
丹頂鶴の親子
釧路市丹頂鶴自然公園の写真
 弟子屈に泊まったのは条件が良ければ早朝の摩周湖の写真を撮るため。 根室の日の出が3時50分なのでその前に摩周湖に上がれば良い。 夜中に起きてHPデータを作成中に時間になり摩周湖へ上がる。 雲がかかっていたがそれなりの写真が撮れ、屈斜路カルデラ側も雲海になった。 プチホテルに戻って作成中の16日の旅行記をアップ、続いて早朝の摩周湖の写真をアップする。
 朝食後に釧路市丹頂鶴自然公園(鶴公園)に子供のタンチョウがいることを確認する。(新着情報で今年は3羽の子供がいる) 昨年と一昨年は子供のタンチョウがいなかったので無駄足にならないようにする。
 プチホテルを出発する時になって今日の天気予報を確認していなかったことに気付くという手戻りが起きて出発が10時過ぎになる。 弟子屈からr53・R274・r53で釧路湿原西側の釧路市湿原展望台へ向かう。 釧路湿原東側の湿原風景で良い写真が期待できないので西側だけにした。 R391に比べて道道なので若干レベル落ちでアップダウンが多くて走り難いが約1時間で釧路市湿原展望台に到着。 サテライト展望台までバリアフリーの木道を1Km余り歩くが気温が高くて運動不足の体にはきつかった。 戻りの道で作業員のおじさんと話をしたら今日は久し振りの好天になったという話だった。
 次は釧路市丹頂鶴自然公園へ子供のタンチョウの写真を撮るのが目的だったが暑さのせいか成鳥も木陰にいたりで子供のタンチョウは全く見られず。 事務所の人に見えなかったと話たら、13時半にエサやりするので見られる筈という情報を貰った。
 エサやりを待って3組のペアから生まれた3羽の子供の内の2羽の子供が見られた。 残りの1羽は親子ともに見られず昨日血液検査をしたので明日までは出てこないのではないかという係りの人の話だった。 子供のタンチョウは生まれて2ヵ月ほどでかなり大きくなり細身の体だが背が高くなっていたが親からエサを貰って親を頼りにしており親もしっかり面倒を見ていた。 14時前に雷が鳴り始めたので鶴公園を出発、途中で給油して15時前に釧路駅前のホテルに入ったが疲れて寝込んでしまった。
 7月18日(金) (釧路〜厚岸・あやめヶ原〜釧路) (118Km)

霧のあやめヶ原
霧のあやめヶ原
 
放牧馬
放牧馬
あやめヶ原の写真
 昨夜は19時半に起きてバスに入り夕食をしてから昼間に歩いたのが効いて寝込んでしまい2時過ぎに起きて旅行記を作成する。 朝には釧路付近は濃い霧がかかり昨日チェックした天気から変わって周辺地域ほか北海道のあちこちに濃霧注意報が出た。 天気が良ければ根室の先の納沙布岬へ行こうと思っていたが行ける状況でなくなったので天気予報と今後の移動先を検討。 21日の稚内の天気が良くなったので電話するが2軒で満室なので諦める。(22日以後の予報が悪いので無理に行くのは中止)
 19日以後の北海道の天気予報も良くないので19・20日札幌、21日青森のホテルを予約して北海道内の旅行を終えることにした。 太平洋高気圧が弱くオホーツク海の高気圧から冷気が吹き込んで不安定な天気が続き、札幌の予報も夕方に少し変わった。
 昼前に厚岸のあやめヶ原まで期待をしないで写真を撮りに行くがほぼ予想通りの霧の風景。 放牧馬を撮ろうとしたが、ボス馬がいたずらをしていてこちらを嫌がって移動してしまった。 R44は車の流れが良く行きとほぼ同じ時間の1時間余りで釧路に戻る。
 釧路に戻って釧路駅の中と和商市場を見て回りホテルの部屋でビールを飲んだら睡眠不足で夕方まで寝込んでしまった。
 7月19日(土) (釧路〜R38・十勝平野ショートカット・R274〜札幌) (327Km)

大通公園
大通公園
 
大通公園(公園風景)の写真
 札幌までのルートの天気予報と下道で札幌まで走る時間と高速を使った場合の時間と料金をネットで調べる。 日高の山の中と札幌付近の天気予報は微妙で雨に降られる可能性がある。 道路は高速を使うと札幌に早く着き過ぎてしまうので天気がもつ限りは下道として6時頃に出発することにした。 腹具合の調整のため0時過ぎに朝食分の食事をして仮眠、5時前に起きて出発準備、実際に出発できたのは6時を過ぎてからだった。
 釧路から浦幌町付近までは霧が出ている場所があり暗い風景、日勝峠も上の方は濃い霧で見通しが悪く下りが怖い感じだった。 途中休憩なしで札幌手前の長沼町の道の駅マオイの丘公園に11時半に到着、この区間のR274を何度も走っている経験が有効だった。 札幌のホテル到着時刻を調整して12時過ぎに出て13時過ぎにススキノのホテルに着く。(時間が早くて駐車の超過料金がかかるが疲れて面倒なので入庫する)
(注) 十勝平野の中はr882、r73、r75、r734、r55で信号停止の少ないルートを走行。
 フロントで待ちながらPCを使うが天気が不安定でホテルの予約が難しい。 15時前に部屋に入り荷物を置いて大通公園へ出かける。 大通公園ではビアガーデンが始まっていたのでテレビ塔寄りのブロックを歩くが、こちら側もイベント対応の工事をやっていたりで写真がきれいに撮れる場所が限られていた。 早い夕食を食べホテルに戻って寝込む。 夜中過ぎまで何度も目を覚ますが起きられず3時過ぎに起きて旅行記をアップ。
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