2007年6月北海道旅行(2/5)(2013.8.13更新)   /5)
 7月 1日(日) (弟子屈に連泊) (31Km)


摩周駅前パノラマ
 

摩周駅
摩周駅の写真
道東の天気予報が良くないがどこへも行きようがない。 網走に行きたいので連泊することにした。 疲れが抜けつつあるようで頭が重い感じですっきりしない。 朝方は天気情報をチェックしていたが連泊にしたために午前中は眠ってしまった。 午後は日曜の午後に良く見ていたNHKの囲碁番組を見る。(女流棋士との激しい戦いで見応えがあった)
その後、摩周湖が見られないかということと弟子屈町内の公園と摩周駅が写真にならないかと出掛ける。 摩周湖は下から見たのと同じ状況で外輪山の上に行くに従って猛烈な濃霧で上空も暗かった。 第三展望台まで行って見たが状況は同じ、道路の勾配が見えないので運転しにくい。 自分の道路勾配の記憶とはかなり違っているようで車の速度が上がらなかった。(車が5速A/Tから6速A/Tになりギア位置が違うことも関係)
道の駅に近い弟子屈町の水郷公園は絵になる風景ではなかったが摩周駅はモダンな駅舎で絵になる風景、駅前に摩周湖を象徴したモニュメントがあった。 駅でライトアップの様子を聞いたら摩周湖ブルーの灯りがあまり明るくないという芳しくない評価だった。
水郷公園で車で旅行中の人が釧路は晴れていて摩周湖付近だけが天気が悪いという話だったので標高差が天候に影響しているようだ。 霧雨が夜まで降り続いていたが明日は摩周湖の写真が撮れる筈と期待したが好天も長続きしない予報になっている。
 7月 2日(月) (弟子屈〜網走) (213Km)
摩周湖早朝パノラマ
摩周湖早朝パノラマ
 
摩周湖パノラマ
摩周湖パノラマ
第一展望台の写真
第三展望台の写真
 
小清水高原
小清水高原
小清水高原の写真
 
開花中一覧
開花中一覧
 
ワッカ原生花園
ワッカ原生花園
ワッカ原生花園の写真
1日は午前中に寝たので夜11時過ぎに目を覚まして摩周駅前のパノラマを時間をかけて合成する。(撮影が少し悪かったらしい) 2時半前にモーニングコールをセットして摩周湖の早朝風景を撮る準備をした。 外を見ながら3時に出発した。 寒い!、少し上の路面温度が7℃だったので摩周湖では5℃以下か。 上下ともに厚手のものを着て出てウインドブレーカーを着たが寒くて手が冷えてしまった。 プチホテルに戻って湯に手を漬けて温めなければならないほどになってしまった。
出掛ける時から摩周湖に上がる車が見えたが今日の気象条件ならという期待が多くのカメラマンにあったようだ。 第一展望台と第三展望台の間の道路に何台も摩周湖狙いの車が止まっていた。 こちらは第一展望台と第三展望台で撮ったが空が青くきれいな色の風景が撮れた。 また、第一展望台では時間が早かったので月の出ている弟子屈町の夜明けの風景が撮れた。
ようやく夏らしい暑い北海道の天気になり半袖に着替えた。 10時にチェックアウトして摩周湖第一展望台へ行く、ここでプチホテルの部屋の鍵を返していないことに気付く。 仕方ないので第三展望台まで行ってからプチホテルへ戻りR391で川湯硫黄山へ行き夏の晴天の日の硫黄山の風景を撮る。
硫黄山の次に小清水高原へ行き晴天の屈斜路湖を撮る、久し振りに良く晴れた風景の屈斜路湖が撮れた。(ここで岩の上から写真を撮りデジカメのフィルターを交換しようとしてレンズキャップを落としてしまった) 少し戻り藻琴山展望駐車公園で撮ってから小清水峠からr587で小清水へ下る。 前回の印象では少し狭い道と思っていたが意外に広い道で下っている時にバスが上がってきた。 勾配の変化も記憶より少なく走りやすかった。
小清水からじゃがいも街道を通り小清水原生花園へ。(じゃがいもの花には早過ぎるので花は見られず) 小清水原生花園の花はエゾスカシユリが咲き終わってしまった感じでエゾキスゲが咲いていたがそのエゾキスゲも花が少なくなっていた。 写真を撮るのは諦めて案内所で網走のカメラ屋を教えて貰いデジカメのレンズキャップを買うことにした。 網走の店を2つ教えて貰い2つ目の駅に近いカメラ屋で汎用のレンズキャップが見つかる。(一時的な代用品として購入)
次に出発時に目的としていたワッカ原生花園へ向かう。 6月に暖かい日があったので花があるかどうか心配だったが、花の方は低温の日が続いて開花が遅れて咲き始めらしく花がまばらな感じだった。 今まで見かけたこともなかったが龍宮街道脇で手入れをしている人がいた。 奥まで行ってからの帰りに話をしたらハマナスが病気になって環境省からの指示で手入れをしているとのこと。 広いので10月までかかるとの話だったが大変な作業だ。 今回のワッカ原生花園では花びらがきれいな花が少なくほとんど花を撮らずに自転車に乗って散策したような感じだったが風があり久し振りの運動になった。 ワッカ原生花園から網走まで40Kmを順調に走り網走の安売りSSで満タンにして網走駅近くのホテルに17時過ぎに到着した。
 7月 3日(火) (網走〜旭川) (274Km)


セブンスターの木付近(美瑛)
美瑛の丘Aの写真
今日の天気は道北が良いが北海道の南側の天気が悪い予報。 礼文島へ行きたいが稚内付近の週間天気予報が良くないのですぐに行くことが出来ない。 美瑛・富良野に近い旭川へ行くことにした。
網走からr104、R39、R333、旭川紋別自動車道、r140と走る。 旭川紋別自動車道が伸びたので網走から旭川までが近くなった。 網走を10時過ぎに出て、愛別に13時過ぎの3時間余りで着いたので美瑛へ向かった。 シーズンに入ったのかR237の車の数が多い。 残念ながら美瑛では上空が曇っていて十勝岳連峰では暗い雲で地上まで曇っているので雨が降っている状況だった。 昨年写真を撮った場所を探すことにしたが昨年秋には探せなかった場所がアプローチ場所を変えたらすぐに見つかりパソコンの画面と比較して確認する。 少し美瑛の丘の間を走ってから旭川へ戻りヤマダ電気へ行きデジカメのレンズキャップを探す。 店に置いていないとのことでキムラヤを教えてくれたが店の場所がはっきりしないのでホテルにチェックインしてフロントで場所を確認する。 地図を見せたらR237の旭川寄りの部分にあることが分かりキャノン純正のレンズキャップを入手できた。 バスに入って夕食に出ようとしたら雨降りでテレビでは大雨注意報が上川全域に出ていた。 雨はすぐに止み夕食に出ている間は降らなかった。
 7月 4日(水) (旭川〜富良野〜士別) (155Km)


ファーム富田A
 

ファーム富田B
 

ファーム富田C
ファーム富田の写真
稚内の5日の天気予報が最も良い予報になっているので昨年泊まった稚内のホテルに電話してみるが満室とのことだった。 1軒だけしか電話しなかったのは失敗だと後で気付いたがすでに士別のホテルを予約してしまったので今日は諦めることにした。
天気予報は相変わらず道北の天気が良く南側が悪い予報が続いている。 富良野のファーム富田へ行ってから士別へ行くことにした。 暫らく走ってからホテルを出発する時に腕時計を部屋に忘れたことに気付いた。 ホテル出発時に気付くチャンスがあったが旅行ボケが始まる時期になってるのでボケていたようだ。(ボケが始まる頃と思いながらやってしまった) 美瑛のコンビニからホテルへ電話するが部屋の清掃をしていないので後で電話してくれとのこと。
ファーム富田に着いてファーム富田の畑側の駐車場に入れた。 ラベンダー畑のそばで車から降りてすぐの場所、早咲濃紫のラベンダーの色が十分に鮮やかになっていた。 十勝岳連峰に雲がかかっていなければ言うことなしだったがそれでも昨年より雲のかかり方が少なく空の色もきれいに写っている。 彩の畑の方の花が咲き始めの様子だったのでパス。 ラベンダーの咲き方が早くなっているとテレビで言っていたが早咲き以外は時期尚早の感じだった。
富良野からの戻りで旭川駅前のホテルに寄って腕時計を無事に受け取る。(やれやれ) この後R40で士別へ向かい約45Kmを70分ほどかかって15時にホテルに到着。
 7月 5日(木) (士別〜稚内) (256Km)


夕日が丘パーキング
夕日が丘パーキングの写真
 
稚内公園
稚内公園
稚内公園の写真
7日土曜の稚内の天気予報が良いので稚内のホテルに電話する。 昨日電話したホテルは今日もダメだったがもう一軒で予約できた。 とにかく泊まれれば良いというだけの条件でインターネットはつながらない可能性があるが駅前なので公衆電話が使える。
ホテルを出て市街はずれのセルフのスタンドでガソリンを入れR239経由で稚内へ向かう。 だが、注意力が散漫になっていたのかスタンドで車の給油口のキャップを閉め忘れるという危険な失敗をやってしまう。 もしかしてと思ったのが日本海沿いのオロロンラインR232を走っている時、天塩の道の駅で確認したらやはりやっていた。 稚内へ行けばある筈と決め込んで天塩からR232〜R40の内陸側の道で稚内へ向かう。 豊富のスタンドでキャップがないかと聞いたら取り寄せとのこと。 稚内のトヨタの工場を探そうと調べていたら自動車修理工場をやっている人がいて稚内のトヨタ部品センターに電話してくれ在庫があることが分かる。 大体の場所を確認して出発、稚内に着いてそれらしい場所を探すが道1本行き過ぎた場所から探し始めたので見つからず。 近くの会社に飛び込んで近くにある筈だがと聞いたら探し始めの場所の近くにあることが分かった。 給油口のキャップはたまたま在庫があるらしかったが純正品を取り付けることができた。
夕日が丘パ-キングで利尻富士を見てからホテルにチェックイン。 予約は5、6、7日の3泊だった筈だが5、6日の2日だけしかないとのこと。 7日はどこかへ泊まることにして了解せざるを得ない。(前の女将が電話を取った筈だが代替わりしてボケた感じだった) 稚内駅や稚内港を散策してから車でノシャップ岬と稚内公園を周る。
 7月 6日(金) (稚内〜礼文島〜稚内) (108Km 稚内周辺の部分)


スコトン岬
スコトン岬の写真
 

ゴロタ岬
ゴロタ岬の写真
 

桃岩展望台手前
桃岩展望台Aの写真
 

桃岩遊歩道から
桃岩展望台Cの写真
礼文島写真マップ
雲の移動が遅れて朝方は東方向は良く晴れていたが北や西方向に雲がかかっていた。 礼文島へ渡るかどうかが問題で今日に礼文島へ行けば明日の移動の自由度が高くなる。 天気予報では曇りのち晴れなので様子を見ることにした。 朝5時半過ぎにHPを更新して身支度を始めたが1便のフェリーはとても無理、7時50分の3便目になんとか間に合う状況だったが雲行きを見てから決めることにした。 ガソリンの消費量の確認のためセルフのスタンドで満タンにする。 稚内にもついに安売りのセルフのスタンドが出来てハイオクが145円/Lと旭川の近辺と同じ値段の所があり完全に価格破壊の様相だ。 幸いなことにガソリンをばら撒いたような数字ではなかったので一安心する。
最初に抜海のゴマフアザラシ観察所へ行く。 案内板はあるがアザラシがいる兆候は全くなし。 近くで話をしている人に聞いたら2−3月の寒い時期だけ見られるとの話。
次に更に南下してこうほねの家とサロベツ原生花園へ行く。 雲が利尻島・礼文島付近まで徐々に晴れてきていたので10時50分発のフェリーに乗ることにしたがサロベツ原生花園まで行ったのは行き過ぎで稚内港までの時間が問題になる。 信号停止の少ないノシャップ岬回りで稚内港に向かう、途中の信号停止3回で10時44分とぎりぎりにフェリー乗り場に到着。 急いで車を預けてフェリーに乗り込む。
礼文島に着く頃には空の状態が更に良くなり期待通りになった。 最初にスコトン岬、ゴロタ岬へ行き桃岩からの利尻山が更に良く見えることを期待する。 スコトン岬への江戸屋山道は今までで一番花が咲いていて花の浮島の名前を実感する。 ゴロタ岬の遊歩道は20分余りの上りだが遊歩道が乾燥しているにも関わらず滑りそうな急勾配の部分がある。 日頃の運動不足がたたり段差の大きい階段で腰にきてしまう。 若干ペースを落としながらゴロタ岬に到着、写真撮影と若干の休憩を兼ねる。 下りは15分余りだったが往復では1時間かかっていた。 澄海岬へ周るとレンタカーの借用時間の4時間を越えそうなので今回はパスして金田ノ岬でゴマフアザラシの写真を撮り桃岩展望台と遊歩道へ向かう。(今までの経験で大体の所要時間の見当がつく) 桃岩遊歩道は少しうす雲があるのが気になったが02年の時の写真も同じ程度にうす雲がかかっていることが後で分かった。 桃岩遊歩道を1Kmポイントまで歩き写真を撮る。 桃岩遊歩道の南寄りから晴れの日の利尻山を間近に見る風景は今回が初めてだが、今までで一番遊歩道に花が咲いていた。 午後遅めだったので太陽が傾いていたが風景もl良かった。 桃岩展望台の駐車場から往復でほぼ1時間かかっていた。 この後、桃台猫台を周ってほぼ4時間の17時頃に車をレンタカー屋へ返却。 稚内のホテルへ帰りが遅れることを電話して17:25発の最終便で稚内に戻る。
 7月 7日(土) (稚内〜宗谷丘陵〜ベニヤ原生花園〜朱鞠内湖〜名寄) (334Km)


宗谷丘陵
宗谷丘陵の写真
 

ベニヤ原生花園
ベニヤ原生花園の写真
 

枝幸町俯瞰
枝幸町三笠山展望台の写真
 

朱鞠内湖
朱鞠内湖の写真
今日も礼文島の天気が良ければ行きたいと思っていたので夜中に起きてHPデータを作り朝の5時20分までに更新する。 ホテルの窓からの風景は昨日と同じようにうす雲がかかった風景だった。 6時前にホテルをチェックアウトしてノシャップ岬へ礼文島を見に行く。 南寄りの風が吹いて利尻島は上空にうす雲があり少し霞んで見えた。 今後雲がより厚くかかることも考えられるので今日は礼文島へ行かないことにした。(片道約2時間のフェリーでの往復は結構疲れる)
稚内駅に戻り今夜の宿探し、ここ2〜3日は道北の天気が良いのではないかと思われるので最初に紋別のホテルへ電話するが満室でダメだった。 名寄の以前に泊まったことのあるホテルが予約できた。(宿探しは昨日に済ますべきで失敗だった)
時間が早いのでどこを周って時間をつぶすかが問題。 05年に霧がかかって見えなかった宗谷丘陵を周るためR238で宗谷へ行きr889へ入る。 今回は良く晴れて周囲の風景がすっきり見える。 すぐにR238から見えていた風力発電のプロペラ群が見えてきてプロペラ群の端を通過する。 最初に遠くに見えていたのがどんどん近付いてプロペラの間近を通過する。 先の道路状況が分からないので宗谷岬まで戻りR238で浜頓別のベニヤ原生花園へ行く。 今回は花が少なかったが色々な鳥のさえずりが遊歩道の周りから聞こえて結構楽しかった。 ここをゆっくりと散策してからクッチャロ湖を周り枝幸町の 三笠山に上がる。 今回は晴天で遠くまで見えた。
r12で歌登へ、r220で音威子府の南の咲来駅の南でR40に出た。 道の駅びふかで50分ほど休憩し隣の美深アイランドの写真を撮る。 ホテルのチェックインには早いのでR275で朱鞠内湖へ、美深から温根別までのR275は初めて通る道で楽に走れる道かと思っていたが意外に時間がかり距離があった。 朱鞠内湖の雨竜第一ダムの展望台に上がり写真を撮る。 展望台は20m近くの高さだが後から高所恐怖症の人が上ってきた。 こちらは何でもないが相手の怖がりようは大変なものですぐに降りてしまった。
名寄へ向かうのにR275の戻りで分岐点を1つ手前のr251で右折して若干遠回りの道で士別へ出てから名寄へ向かうという手間をかけてしまった。 15時過ぎにホテル着。

(Top)ぶらり旅行写真集