2007年6月北海道旅行(1/5)(2008.1.29更新)   /5)
 6月24日(日) (東京〜(東北道)〜青森〜(フェリー)〜函館) (725Km)


青森フェリー港
青森フェリーターミナルの写真
 

函館山
函館山(海から)の写真
22日から準備を始めたがパソコンの設定が23日午前中までかかってしまった。 フィルムが買ってなかったので23日16時から新宿まで1時間余りかけて買いに出掛ける。 石油高騰の影響で36枚撮りフィルム5本入りパックが30%以上も上がって3パック(15本)でほぼ1万円になった。
今回も要領が悪く24日午前1時頃まで荷物の整理にかかったので早く函館に着くためと高速代を安くするため寝ずに出発することにした。 部屋とマンションの立体駐車場の間を5往復ほどして30分余りかかって荷物を車に積み込み出発が1時半過ぎになった。
外環道に入って車のクルーズコントロールが100Km/hしか上がらないのかなと憂鬱だったが少しレバーを長押ししたら110になり慌てて100に抑える。 東北道を100Km/hでとろとろ走らなければならないかとうんざりしていたが程よい速度で走れてほっとする。
車を18日に替えたばかりで高速道路は一度だけクルーズコントロールの設定チェックのために中央高速を試走しただけだった。 この時は走行距離が短くて燃費が確認できなかった。 燃費が前の車より悪くなっていたら途中で給油しなければいけないと思っていたが115Km/hの時約2000rpmで国分寺から青森ICを出るまで713Kmを47Lで走り今までの最良値が出た。(15.2Km/L、当初満タンで約620Kmの走行可能距離だったが走っている内に800Kmを越え820ほどになった。 青森で給油時にまだ3割ほどのガソリン残量あり) エンジンが3000ccになって燃費が落ちたと思っていたが意外な結果だった。
しかし、寝ずに徹夜で走ったので夜が明けて暖かくなり福島付近から盛岡を過ぎるまで眠くなって困った。 今まではカセットテープで女性歌手の演歌をかけていたがこの手が使えなくなったので那須高原SA、国見SA、岩手山SAと3回合計40分近く休憩した。 青森ICを出てからの給油にも手間取ったので青森フェリー港には11時過ぎに到着、青函フェリーの11:35発の函館行きに乗る。 16時前に函館山山麓のホテルに到着、天気が悪いので函館山には上がらず。 今年から始まった無線LAN接続サービスをチェックする。 Windows XPの無線LAN接続ソフトを使う設定らしいがこの方法での設定は初めてでドライバがらみの問題でNECのカードの設定が使えなくなりBUFFALOのUSB子機でなんとかつながっただけだった。(FTPでHP更新できたがメールが送信できず)
 6月25日(月) (函館〜(八雲・せたな町・岩内・R5)〜札幌) (338Km)


大通公園A
 

大通公園B
 

テレビ塔
大通公園(夕景・夜景)の写真
大通公園の写真
天気が朝からすっきりしない。 どんよりとした風景でホテルの向かいの北側の山々に低い雲がかかっている。 天気予報を調べるが道南の日本海側で晴れ間があるだけでほかは曇り予報の地域ばかり。 岩内まで行ってから札幌のホテルに部屋があれば札幌まで行き車の1000Km点検を受けることにし、札幌がダメなら岩内に泊まることにした。
6時にチェックアウトして函館駅の公衆電話でメール送信してから朝市の食堂で朝食。 朝早く出発したい場合は朝市の食堂は便利、朝の5時から開いている店がある。
7時過ぎに函館駅を出発してR5に入る。 時間が早いので車の流れがスムーズだったが八雲付近から車がつながるようになった。 早く青空を見たいので八雲からr42に入ってせたな町へ向かう。 渡島と檜山の支庁境界付近の山道になると青空が見えてきた。 昨日の昼間も見たが久し振りの青空の感じ。 R229で海沿いの道を北上しせたな町の三本杉岩に9時半に到着。(約130Km海沿いの道は長い) 約110Km先の岩内の道の駅に11:20に到着、道の駅で札幌までの所要時間を確認したら2時間余りとのこと。 札幌のホテルを予約して30分ほど休憩。 海沿いの道(R5)にするか山の中の道(R276・R230)にするか考えたが距離が短そうなR5にしたが信号待ちの時間が長いので山の中を走った方が早いかも知れないと思われる。(余市町、小樽市、札幌市内の市街地で信号待ちあり)
順調に走り2時間余りかかってすすきの近くの札幌のホテルに14時に到着。 駐車場に車を置いて近くのスーパーへ買い物に出る。 ホテルのフロントで聞いた店を看板が見えずに通過してしまい2倍ほどの距離を歩いてしまった。(東京で買った物を置いてきてしまったので買い直し) 帰り道でトヨペットの営業所があったので明日の点検を予約。
ホテルで明日以後の天気を調べるがまだすっきりしない。(寒気の通過で北海道全体の天気がはっきりしない状況) ホテルに連泊を予約して夕食と大通公園の夕景を撮りに出掛ける。
すすきのの狸小路そばの定食屋で軽い夕食を済まして大通公園へ行くが夏至のすぐ後なので18時半でも明るく夕方の風景にならない。 時間潰しにテレビ塔に上がって時間調整、日によっては人がいっぱいのテレビ塔だが今日は空いていた。 しかし、展望台からの風景写真は近くのビルが高くて看板などが大きく写り込むためイマイチで大通公園の一方向だけが一番絵になる風景だ。 19時過ぎまでテレビ塔で時間を潰して下からテレビ塔の写真を撮ってホテルに戻る。 部屋でパソコンに向かったが疲れが残っていて寝込んでしまった。
 6月26日(火) (札幌〜支笏湖〜(美笛峠・喜茂別・中山峠)〜札幌) (197Km)


オコタンペ湖
オコタンペ湖の写真
 

ポロピナイキャンプ場
支笏湖ポロピナイの写真
 

花フェスタ2007
大通公園(花壇・花)の写真
 

ラテンバンド
大通公園(公園風景)の写真
HPデータを朝方から作り始める。 6時半から始まるホテルの軽食サービスを先に済ませてからHP更新。 9時過ぎにホテルを出て札幌トヨペットに車を持ち込む。 10時過ぎに点検完了する。 作業者がFR車は珍しいと言っていたが雪道の北海道では当然だろう。(店内の資料には塩害対策コーティングのパンフレットが置いてあった)
天気がすっきりしないので近場の支笏湖を周って大通公園の写真を撮ることにする。 札幌トヨペット前の市電の通りを南下して豊平川沿いの道を通りR453に出る。 R453に出てからは見慣れた風景でおおよその見当がつくようになり楽なペースで進んだ。
天気が悪く行き先もないのでオコタンペ湖の展望台から先のオコタンキャンプ場まで行ってみた。 割ときつい勾配の少し狭い道で湖畔まで下りた所がキャンプ場になっており、道を下って左折した先がキャンプ場になっている。 左折せずに直進する道は「先にゲートあり注意」と書かれていたが、ほんとにすぐ先にゲートがあった。(通行禁止区間で予想通り) キャンプ場からの風景は曇り空もあって思ったより狭い風景で湖畔の反対側の風景も霞んであまり見えなかった。
R453に戻ってから恵庭岳の麓の湖畔の丸駒温泉まで行ってみたが、旅館前が駐車場になっていて湖畔には出られず引き返す。 隣の伊藤温泉には一度泊まったことがあり伊藤温泉の湖畔まで急傾斜を下ってみた。 ここも曇りの風景で前に撮ったものより見劣りするのですぐに引き返した。 近くのポロピナイキャンプ場からの風景を撮ってから支笏湖を時計回りに回って美笛から喜茂別・中山峠を経由して札幌に戻る。
14時過ぎにホテルに着いて天気予報をチェックする。 今日は札幌に連泊したが旭川へ移動した方が良かったかなと思ったが札幌とほとんど同じ予報で決断が間違っていなかったことに一安心する。 しかし、寒気が通過したとは言いながら天気が悪いので出発ぎりぎりまで行き先の予定を決めるのを延ばすことにした。
体の汗を拭いて大通公園の写真を撮りに出る。 花フェスタ2007をやっていて昨日は今までと違った展示があり趣向が変わったのかなと思ったが一部の展示だけだったことが分かった。(ガーデニング関係や環境対応の展示) 花フェスタ2007は昨年より出店が多く盛況だった。(花好きの人が多い)
この後、大通公園をテレビ塔の近くまで歩いたが花壇の方は花が枯れてきたりでまあまあの風景だった。 西3丁目角でラテンバンドが演奏していたので写真を撮る。 昨日と同じバンドが同じ場所でやっていたが目立った営業活動をやっているわけではないので単なるデモンストレーションなのだろうか。 他のバンドも演奏をしているがうるさ過ぎる程でもないのでBGM程度と聞き流すことができる。
 6月27日(水) (札幌〜日勝峠〜帯広) (207Km)


清水ドライブインから
 
日勝峠展望台の写真
今日もまだ天気がすっきりしない状況が続いている。 テレビで厚岸町のアヤメが咲いているとの映像を出していたので道東方面へ移動することにして今日は帯広泊りで出発する。 道東の天気予報が不安定なのでいきなり釧路まで行く気がしないので途中の帯広で様子を確認してから決めることにした。
距離が200Kmほどで4時間ほどなので急ぐこともない。 10時にホテルをチェックアウトして札幌の中心部を外れた厚別区でガソリンの値段が下がったので給油する。 ガソリン価格は市内中心部では高く市の周辺部で安い傾向がある。 昨日は小樽から札幌に向かうR5でハイオクが140円/Lがいくつもあった。 道央道の外側の厚別区のSSでは141円だったがカードを使うとハイオクが138円まで下がると出ていてカードをくれた。(約560Km走り41L給油で6速A/Tの効果大)
R274の厚別区から11kmは片側2車線で楽に走れ、北広島でr3と分岐してからは片側1車線の国道になるが空いていたので楽に走れた。 高速道路を使わなくても楽に夕張まで着いてしまった。 夕張から十勝清水までのR274も遅い車がなく順調に走れた。
日勝峠の十勝側下りの途中の清水ドライブインで30分近く休憩、店の中のお土産を眺めたが結局買わなかった。 風景が霞んでいるので途中の観光なしで帯広駅前のホテルに14時40分に到着。(十勝清水IC手前から抜け道でr734、r75、r337、R241を使う)
 6月28日(木) (帯広〜あやめヶ原〜釧路) (251Km)


あやめヶ原A
 

あやめヶ原B
 

エゾスカシユリ
あやめヶ原の写真
天気の不安定な状況はまだ続いている。 釧路方面には晴れの領域があるような予報になっているので釧路に2泊してその後に弟子屈に泊まるように宿の手配をした。 金曜の夜から雨があり日曜以後に天気が回復しそうな予報になっている。 日曜に今後の方針を決めることにした。
ホテルの外の天気は朝は薄日が射したりしていたがホテルを出てから市内のスタンドで給油している間に天気予報が外れて雨が降り始めた。(この後、雨は白糠付近まで降り続きその後雨が上がった) 雨の降り方が弱く路面も濡れる程度だったので車の運転には支障がなかった。 帯広から豊頃までr73、r882の抜け道を使ったので他の車の影響がなく気分良く走れた。 R38に入ったら遅い車があり時々車がつながったが譲り車線区間の所で前に出たので比較的順調に走れた。 約2時間で107Km先の道の駅しらぬか恋問に着き休憩。
大楽毛から釧路新道に入り釧路湿原道路を通り遠矢へ、遠矢から初めてr1003までを通る。 r1003は北側のR391の達古武側から別保へ抜けたことがあるが遠矢からの道とはT字路になっていて遠矢からは交差点を直進で別保方面へ行ける。 また、この区間の道幅が記憶よりも広く、砂利工場は1つしか記憶になかったが実際には4つあった。 釧路市街を完全にバイパスする道を通ったため極めて楽に厚岸に着き、あやめヶ原の駐車場に14時に到着した。(帯広から192Km、休憩込みで4時間弱)
あやめヶ原のヒオウギアヤメは例年より色の濃い花が多かったが花の数が少ないように感じられた。 遊歩道脇に写真つきの花の説明があったのが昨年までと違っていた。 花が最盛期に近いために観光客とトラブルが起きないようにとの配慮からか馬の姿が見られなかった。 帰りに案内所で聞いたら「下の方にいるのでは」との話。 ヒオウギアヤメは2〜3日すれば一番の見頃になるとのことだった。 周囲の風景は海霧がかかってちょっと面白い風景で遠くで霧笛が鳴っていた。
釧路への戻りで別保のガソリンが安いSSで15Lを給油、平坦なコースで市街地が僅かだったので240Km走った。(16Km/L!、札幌〜帯広は197Km、13.2Lで14.9Km/L)
あやめヶ原〜釧路 59Km約70分で16時に駅前のホテルに到着。
 6月29日(金) (釧路に連泊)

(写真なし)
東京出発時の徹夜の影響が徐々に解消しつつあるが昨夜は疲れて寝込んでしまった。 夜中に時々ウインブルドンテニスの試合を見ていたが昨日のHPデータ作成を全くやっていなくて朝になってから作業を始めた。 このためHP更新が10時になった。
この後、疲れていたのと連泊だったので午後1時まで寝込んでしまった。
朝から小雨が降ったり止んだりしていたが午後から雨の降り方が強くなった。 気温も下がって最高気温が12℃の4月の気温という予報になった。 自分自身は12℃位なら冬の東京よりはましなので短時間なら半袖でも問題ないが周りが心配するといけないので厚手のシャツとズボンを車からとってきた。
昨日走った釧路新道と釧路湿原道路関係の釧路広域図のページ情報を更新する。(新情報の追加とまぎらわしい表現の削除、関連するページのコメントを統一)
夕方になって雨が止んだので降られるかなと思いながら同じブロックの定食屋へ夕食に出たら帰りに見事に降られてしまった。 100mあまりを走ってホテルへ戻る。 30日の天気予報が釧路付近で更に悪くなったが低気圧の移動速度によっては外れるのではないかと思い外れる方に期待する。(弟子屈まで約75Kmの移動)
 6月30日(土) (釧路〜弟子屈) (127Km)


和琴半島
和琴半島の写真
 

砂湯
砂湯の写真
7月の長期予報は雨が多くえぞ梅雨とかで平年よりも降水量が多いらしい、これからの天気の予測が難しい状況が続くことになる。(8月も降水量が多いがまとまって降るので天気の悪い日は少ないとのこと)
今日になれば雨が上がると見込んでいたがすっきりとは上がらず天気予報では昼頃に雨の止む時間があるという予報だったが低気圧が釧路の南の太平洋上を進んでいるので雨の上がっている間に出発して弟子屈へ向かうことにした。(釧路よりも網走の方の天気予報が良い) 予報では12時頃から雨が上がることになっていたが8時頃から徐々に小降りになり10時頃になるとほぼ雨が止んだので出発した。 75Kmなので11時半に弟子屈のコンビニに着いた。
少し上空に雲があるので摩周湖を見るのは無理で霧雨が降っていた。 チェックインには早いので1時間ほど車の取扱説明書を見ていたが和琴半島へ行き湖畔の写真を撮る。 やや強い北東の風が吹いていて湖面に波が立っていた。 ウインドサーフィンをやっている若者たちがいたがウインドサーフィンには良いが気温が10℃台の前半なので寒くないかと心配になる。 しかし、風が強いのでうまく風にのるとなかなかのスピードで面白そうだ。 昨年まではキャンプ場に自由に入れたが今回は簡単な仕切りがありキャンプ場への入場が有料になっていてキャンプしてない者は中に入るなと書かれていた。(写真を撮る場所が制約される)
次に天気は良くないが砂湯の風景を撮ろうと砂湯に周って見る。 数人の人達が湖畔の砂の穴の湯船で足を温めていたが天気が悪いので観光客の姿は少なかった。 左の湖畔の看板には「岸辺の砂を掘ると温泉が出ます」と書かれていて日付まで入っていた。 砂湯へ来たことの証明に人々が看板(3つあった)の前で写真を撮っていた。 上空に雲があり暗い風景なのできれいな写真とはいかないが記念写真にはなる。

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