2002年6-7月北海道旅行(2/4) (2017.8.26更新/4)
 6月23日( (網走〜(美幌・津別・陸別・足寄・士幌)〜然別湖〜旭川) (360Km)

(写真なし)
 
然別湖の写真
昨夜から雨が降り続いている。 道東は天気の回復が遅いので旭川へ行くことにした。 十勝は網走より天気が良さそうという予報に期待して然別湖経由とした。
今まで通っていない道ということで美幌〜津別〜陸別〜足寄を走った。(R240・r51・R242
津別〜陸別間の道道51号線の途中にチミケップ湖の標識があったが未舗装区間が予想されるため通らなかった。(チミケップ湖は今回の旅行中に行く予定)
(これは正解だった、津別町〜チミケップ湖間の道路が通行止めになっていた)
然別湖は霧がかかっていることを予想したが外れ、雨が降って景色も前回よりも悪いので写真を撮らなかった。(木々の色がきれいな緑に見えない)
然別湖の湖畔温泉から糠平へ向かう狭い湖畔の道で今回初めて観光バス2台とすれ違った。 丁度カーブで車の影が一瞬見えたので止まったら大型バスだった。 バックしてなんとかすれ違えたが、バスは湖畔側でぎりぎりの道幅で厳しかった。
(見た目で大型バスが通れるとは思えないような道なのでバス同士ならアウトだが、
 7/5に逆方向に走った時に注意して見たが大型バスの規制標識はなかった)
 6月24日(月) (旭川〜神居コタン〜(芦別・桂沢湖・夕張・追分町)〜苫小牧) (220Km)


神居コタン
神居古潭の写真
 

旭川・近文大橋から
旭川付近の石狩川がきれいな流れで、写真を撮ろうと3つの橋を周ったら13時になってしまった。 12号線を札幌の方に向かっている時に神居コタン付近の川が特にきれいなことに気付き写真を撮った。
その後、今まで走っていない道をと452号線を走った。 芦別や夕張付近は路面が悪く走り難い。 全体的に走りやすい道ではない、運転が面倒だ。 国道からの桂沢湖は予想通りで風景が良いとは言えない、風景が良いのはほんの一部だった。
しかし、今年の北海道は寒い4月、5月の気温というからたまらない。 全道的に雨が降って寒いので厚手の長袖シャツを着ていたが、長時間車から離れる時は若干の防寒が必要だ。 テレビで知床横断道路の知床峠は雪で通行止めというニュースをやっていた。(60年ぶりとのこと)

 桂沢湖・桂沢大橋      桂沢湖の写真
 湖が一番良く見えた風景です。
 R452は湖のそばを走っているがほとんど見えません。
 6月25日(火) (苫小牧〜錦大沼公園〜支笏湖〜ニセコ〜旭川) (420Km)


錦大沼公園
錦大沼公園の写真
 

羊蹄山A
羊蹄山の写真
 
支笏湖の写真
ようやく朝から晴れて今日から徐々に気温が上がりそうだ。
最初に苫小牧の錦大沼公園へ行った、自然が保護されていて森の中に入った気分になる。 人が歩いていても鳥のさえずりが近くで聞こえる。 遊歩道が多く帰りの道を間違えそうになった。 公園を出る時、久しぶりに半袖シャツに着替える。
次に口無沼へ行く、国有林道の中にあったが水が少なくなり樽前山が見えそうにないので写真を撮らずにバックして支笏湖へ向かう。 道道144号線は樽前山入口から支笏湖までは砂利道で走り難かった。 支笏湖畔では恵庭岳が大きく見える場所の撮影場所を探したがダメだった。 支笏トンネルの西側で湖畔へ降りて撮った。
次はニセコへ羊蹄山を撮ったが本に出ていた沼を探すのは時間がかかるのでやめた。 この後、旭川へ向かうが少し無理だったようで到着が19時過ぎになりホテル探しが大変だった。 今回の旅行で初めてホテル探しに手間がかかった。(失敗)
稚内のホテル探しをしたが泊まるのが難しそうだ、近くの町を探すことになるか。

羊蹄山B

支笏湖(支笏トンネル西側から)
 6月26日(水) (旭川〜旭岳〜天人峡〜(R39・上川・R273)〜紋別) (310Km)

旭 岳
旭岳の写真
 
天人峡・羽衣の滝

天人峡・羽衣の滝
羽衣の滝の写真
昨夜は疲れてHPを更新する前に寝込んでしまった。(25日分、26日分)
朝、稚内とその周辺のホテルの予約をしようとしたがすべて満室、しかも士別もダメだった。 紋別のホテルの予約ができたので旭岳と天人峡へ向かう。
旭岳は昨年7月の土曜で駐車場が満杯で諦めた場所だったが、今回は無料駐車場に10時55分に到着してなんとか駐車出来た。 ロープウェイの人の話では駐車場が問題との話。
 遊歩道のあちこちに雪が残っていてロープウェイの駅では長靴を貸していた。 反時計回りに歩き始めてすぐにスニーカーで雪の斜面の登りで一度足を滑らした。 危うくカメラのバッグを手放しそうになってひやりとする。 旭岳は頂上に常に雲がかかっていて時々頂上が隠れることがあったが、平地には雲がなく良く晴れていた。 高山植物に関心がなかったので名前は分からないが沢山の花が咲いていた。
 帰りのロープウェイでの案内もあり近くの天人峡へ行った。 羽衣の滝は公共駐車場から約800m15分ほど渓谷を歩いたところにあった。 スケールが大きくて見応えがある、紅葉の時期は渓谷と共に期待できる。
その後、紋別へ向かう時にナビの見方を間違えてR273への分岐点を層雲峡の先にあるものと勘違いして30Kmほどを引き返した。 一度走ったことのあるコースで地図を確認しなかったのがいけなかった。(1時間近くのロスで大失敗)
 6月27日(木) (紋別〜大山〜サロマ湖〜岩尾内湖〜名寄) (290Km)


サロマ湖A
 

 サロマ湖B
サロマ湖展望台の写真
 

紋別山から
オホーツクスカイタワーの写真
今日も稚内周辺のホテルを探すがダメで名寄のホテルがとれた。
紋別周辺で大山のオホーツクスカイタワー、サロマ湖、岩尾内湖を通って名寄へのコースを決めた。 大山は最初曇っていたが少し良くなり写真を撮る。
サロマ湖はだだっ広い湖なので幌岩山の展望台へ上がる。 良く晴れて見晴らしが良かったが風が強く写真を撮るのに苦労した。 サロマ湖は高い所から見るのが、景色としては良い。 (インターネットで展望台があることを知って調べておいた所。 昨年は竜宮台へ行ったが、気分が良いだけで平べったくて絵にならない風景でがっかりしていた)
写真を撮ってから朝予約した名寄のホテルへ向う。 ゼンリンの65万分の1の地図で道道137号で遠軽から滝上へつながっているようになっていたので走ったがカーナビ表示では切れていて上原峠を越えた後で迂回させられた。 結局、紋別を経由することになり2時間半余りで150Kmほど走って岩尾内湖に着いた。(紋別経由で滝上にしていれば良かった)
(注) その後に道道137号の切れていた部分は開通して2005-7-12に滝上から逆方向に走った。
 滝上から名寄方面へ向かっていると空が曇ってきた。 サロマ湖の写真を撮った時間が良かったようでその後晴れることはなく、士別の手前から雨が降り出した。
実は今日の稚内は雨の予報で稚内のホテルがとれなかったのは幸運だった。
 岩尾内湖の写真
 6月28日(金) (名寄〜(音威子府)〜クッチャロ湖(浜頓別)〜宗谷岬〜稚内) (210Km)


宗谷岬
宗谷岬の写真


クッチャロ湖
クッチャロ湖の写真
稚内の宿がとれないので、稚内まで行って泊まれるかどうかにより予定を決めることにした。 最初はクッチャロ湖へ、クッチャロ湖は予想通りの光の当り方だったが風が強く湖面の波が大きかった。(残念)
宗谷岬ではうす曇の天気で風が強かった。 岬の先端部分でも体がゆすられる程に吹くのでシャッターを押すのに苦労したが、台地の旧海軍望楼の展望台では更に風が強く展望台にカメラを押し付けていても体が安定せず風が弱まるのを待ってシャッターを押す程だった。(宗谷地方に強風注意報が出ていた)
稚内ではフェリーターミナルへ行き利尻・礼文へのフェリーの時刻表を入手、稚内駅の観光案内所で宿をあたる。 ホテルの空きが登録されていて電話をしたら泊まれることになった。 明日は天気予報が良いので利尻島へ行くことにした。 また島から戻ってよそへ泊まるのも難しいのでホテルの連泊を予約した。

 ノシャップ岬にて    ノシャップ岬の写真
夕日とフェリーの組合せを撮りにノシャップ岬へ出掛けたらカモメが沢山飛んでいた。 邪魔だなあと思っていたら突然海に降りて群がり始めた。 実際のカモメの数は写っている数の4倍ほどあった。
 6月29日(土) (稚内〜利尻島〜礼文島〜稚内)
利尻島・オタトマリ沼
利尻島・オタトマリ沼
利尻島の写真
 
利尻島写真マップ
 
桃岩展望台
桃岩展望台
礼文島の写真
 
礼文島写真マップ
 
稚内駅前の焼跡
稚内駅前の焼跡
朝4時半頃に目が覚めた。 良く晴れているが風が強かった。 ノシャップ岬では体が振られ写真を撮るにも苦労する程だった。 6時30分のフェリーで利尻島へ。
船は観光客でいっぱいで遅く乗った私は船の前の方の人が通らない部分の通路に座り込んだ。(1時間40分も立っていられないですから)
(利尻島) トヨタレンタリースでデュエットを4時間借りた。(前日3時間では短いという話を案内所で話していたが、ちょっとゆっくり周ると4時間以上かかりそう) 鴛泊から時計回りに利尻島を周る。 姫沼(少し山を上がった所)、野塚展望台から南下して時間がありそうなので鬼脇から利尻島郷土資料館脇の林道のダートを上るが特に良くもなかった。 戻りは勾配がありエンジンブレーキがかからずスピードが上がってちょっと心配だった。
オタトマリ沼の手前に沼浦展望台への案内があったので寄っていく。(オタトマリ沼より高い位置の風景) オタトマリ沼は風が強くて利尻山が沼に映る風景にならず残念。 仙法志付近ではどこを周るか考えたがゆっくり出来ないので国道脇で利尻山の写真を撮ってから海岸へ出る。 変わった形の岩には興味がないので沓形岬公園から見返台園地へ周る。 見返台園地は駐車場から100段の階段がきつかったが山麓に広がるハイマツの原生林がきれい。 園地の展望台から利尻山と礼文島がきれいに見えた。 富士野園地まで来てからレンタカーの返却時間に余裕があることが分かったが初めてなので風景のポイントが分からず時間配分があわただしかった。(地形、道路、風景などが分かっていると安心)
稚内への帰りのフェリーは16時と時間があるので礼文島へ渡る。(フェリー40分)
(礼文島) 桃岩展望台の桃岩が分からず写真を撮る方向が違っていた。 しかし、初回にしては天候に恵まれ良い写真が撮れた。 桃岩展望台、スコトン岬、澄海岬などを周ったが桃岩展望台から下に見える桃台猫台が車で行ける場所とは分からずレンタカーの時間に少し余裕があったので惜しかった。 礼文島は花のきれいな島だが道が狭く利尻島の半分くらいの距離でも1本道の道路を往復するため時間がかかり3時間のレンタル時間があっという間に過ぎてしまった。 最終便で稚内に戻る。
帰りのフェリーからノシャップ岬の写真を撮っていたら煙がたなびいていることに気付いたら火事とのこと。 船から見るとフェリー埠頭の近くで無事に降りられるだろうかと気懸かりだったが、近づくと火事が広がらないかと心配になる。 今回は南稚内に泊まったので災難に遭わずに済んだが2ブロック以上9000uも焼け付近の住民や旅行客が避難した。(稚内の大火災としてテレビのニュースになった)
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