2002年6-7月北海道旅行(4/4) (2015.4.5更新/4)
 7月7日( (苫小牧〜登別(倶多楽湖)〜(洞爺湖)〜ニセコ) (170Km)


雨上がりの倶多楽湖
登別の写真
 

雨の洞爺湖
天気予報は雨で午後から回復とのこと、昨夜予約したニセコまで移動する。
ホテルを10時にチェックアウトして、登別には一度も車で行っていないので倶多楽湖を周って行くことにした。 倶多楽湖、地獄谷、オロフレ峠も景色が良い所のようだが雨でほとんど見えず。 オロフレ峠を過ぎてから時々雨が小降りになる状況になり写真を撮る。
洞爺湖の東側の湖畔を通る道道132号線はホクレンSSの地図の洞爺湖畔の部分が「樹木が茂る緑のトンネル」とありなかなか良い。 洞爺湖展望マップ
ニセコに着いた時は雨が上がっていたが、宿のニセコアンヌプリに着いた時にまた雨が降ってきた。(14:25着)
 7月8日(月) (ニセコ〜神仙沼〜半月湖〜ふきだし公園〜(中山峠)〜札幌) (150Km)


京極町ふきだし公園
ふきだし公園の写真
 
神仙沼の写真
 

半月湖
羊蹄山の写真
早朝には止んでいた雨が7時頃にまた降り出した。(上がって欲しいのに)
最初に山向こうの共和町の神仙沼へ行く。 降るか降らないかという霧雨の中を傘をさして歩く。 霧がかかって面白い写真が撮れた。 晴天ならもっと良かった。
次に羊蹄山の麓の半月湖へ、名前がきれいで公園になっているが入口の看板もない。 立派な駐車場はあるが公園がメインで半月湖はおまけか。 傘をさして15分ほどで半月湖に着く。 湖畔のスペースもなくただ下りられたというだけで面白くない所。 噴火口の跡に水が溜まった池みたいなもの(小さい!)、写真を撮って引き返す。
昨夜札幌の友人から聞いた道道478号線を通る、雲がかかっていなければ羊蹄山が麓から見られるのに残念ながら見えなかった。 京極町に入って駐車公園で休もうとしたら行きたかった「ふきだし公園」があった。 地下水のふきだし口の付近は良い匂いがする。
写真を撮っていたら川に霧が漂うことに気付いた、早速撮りなおした。(左の写真)

神仙沼
付近一帯が湿原になっており、その中に神仙沼がある。 道路脇の駐車場から木道で1Kmほどの所だが木道も良く整備され、木の根や岩が遊歩道から突き出るように作られいて自然保護が重視された作りが面白かった。  霧の神仙沼の写真
 7月9日(火) (札幌〜オコタンペ湖〜(苫小牧・長万部・島牧)〜賀老の滝〜函館) (500Km)


藻岩山パノラマ
藻岩山展望台の写真
 

賀老の滝
賀老の滝の写真
 

赤レンガ倉庫群夜景
赤レンガ倉庫群夜景の写真
朝方は雲が厚かったが9時頃になると少し青空も見えるようになった。
久し振りに藻岩山へ上がりパノラマ写真を撮る。 台風の影響のためか北側は晴れていたが東から南の方向には雲がかかって風景が霞んでいた。
その後、支笏湖の近くのオコタンペ湖へ、展望台が1箇所しかなくな〜んだという感じだった。 オコタンペ湖の写真
登別付近の写真を撮りたいと思ったが雲が低く前回と同じなのでパスして島牧の賀老の滝へ周る。 苫小牧東から長万部まで高速道路を使ったが賀老の滝へ着いたのは15時過ぎだった。(有珠山SAで40分休憩したのが少し長過ぎた)
最初の道路脇の駐車場で車を洗っている人がいたので滝までは遠いかと聞いたら「遠い、車でも入れる」とのこと。 一方通行に入るが最初の場所は近くに車がないので通過してしまい滝の上部の駐車場に。 10分ほど歩いて間違いに気付く。 再度一方通行を入り直して通過した場所へ戻る。(25分のロス)(一方通行入口や途中には「熊出没中」の看板あり)
滝は午後遅くで日陰になり逆光にもなっていて難しい撮影条件になっていた。 滝の展望台へは谷を下っていくので戻りが大変だと思っていたら、案の定だった。 足にくる、体は熱くなり汗はかくで車を止めた所でパンツだけになって体を冷やす。 結局ロスを含めて1時間半もかかり島牧の道の駅に戻ったのが17時になる。
函館のホテルへ到着が遅れることを連絡し、函館のホテルに20時に着く。 島牧の道の駅よってけ!島牧から函館山ホテルまで178Km、せたな町から八雲経由で5号線を走って3時間は早い。
(注) 04年から賀老の滝の一方通行路は入れなくなりました。
 7月10日(水) (函館〜(フェリー)〜青森〜(東北道)〜弘前〜男鹿半島〜秋田) (280Km)


曇りの函館山
函館山(海から)の写真
 

男鹿水族館付近
男鹿半島の写真
台風6号の接近で東京への帰りに影響が出てきた。 7時半のフェリーで青森へ渡る。
今日は東寄りの風が強く海のうねりがあった。(波の高さの予報は3mとか)
青森から東北道に入り最初の津軽SAで道路情報を聞く。 あちこちで速度規制があり東京帰着が夜中になる見込みだ。 雨の東北道を走って帰りたくないので日本海側を通って帰ることにして秋田のホテルを予約。
秋田のホテルは17時前の車の駐車は有料とのことで男鹿半島を周る。 久し振りに走る7号線は様子がかなり変わっていた。 あちこちで工事をやっていてダンプが多く車の流れが悪くて渋滞気味だった。
男鹿半島は開発が進み昔の記憶とイメージが違う。 男鹿半島の先端の入道崎へ行ったが天候が悪くて入道崎では写真が撮れず。(入道崎 15:45−15:53) 今回初めて入道崎から海岸沿いの県道59号線で秋田へ向ったが船川まではアップダウンのきつい走り難い道だったが景色は良かった。 残念ながら天気が悪く時刻が16時過ぎなので写真の色は期待できない。
秋田のホテルは街の真ん中で道路が変則ルールの規制など、私の感覚ではペケ。(走り難い街で18:00ホテル着) 泊まったホテルも基本がなっていないのに格好だけのホテルだった、これもペケ。(宿泊地の選択ミス)
なお、秋田は雨がほとんど降っていなかったが東北道は通行止めなどの影響があった。
 7月11日(木) (秋田〜(新潟・関越道)〜東京) (585Km)

(画像なし)
台風6号の影響で朝から小雨が降っている、風は少し吹いている程度。
天気予報は注意報(警報?)が出ているが実感がわかない。
秋田から山北町まではほとんど降られなかったが、山北町から村上市までは猛烈な降り方で周囲の景色が全く見えないシャワーのような降り方だった。 高速で走る大型トラックの轍の跡の水のない部分を追いかけて山の中を通過した。 お蔭で北海道、東北を走った車の泥が落ちて車がきれいになった。
今日の7号線のイメージは以前の曲がりくねった道が滑らかになり走りやすくなった。 また、町や村も開発されて人が多く住むようになっていた。
関越道は新潟県側で小雨が降った程度だが関越トンネルを抜けると晴れていた。
今日は平地を5速ではなく4速で走ったりと運転への注意が少し散漫だった。
また、関越道の練馬ICから目白通りを直進して自宅へ向うことが出来るのに途中の環7で曲がってしまうなど完全に旅行ボケになっていた。

総括
 今回の旅行は最初はやや低温傾向だったが全体としては天候に恵まれた。
道内22日間の内で完全にダメだったのは1日だけで非常に効率が良かった。
当初は稚内へ泊ることさえも難しそうだったが、好天の利尻島、礼文島へ行けたのは大収穫でした。 今回はフイルムを発色の良い高画質フィルムを使って撮影したので従来よりもきれいな画像になっています。

全走行距離は25日間 7535Kmでした。(利尻・礼文の島内を除く)
(参考)2000年夏 26日間 6500Km、2001年夏 20日間 5630Km。
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