2015年9月北海道旅行(3) (2017- 1- 14更新)   /4)
 9月27日(日) (岩内〜神仙沼(ニセコ)〜岩内) (34 Km)

低空の虹
低空の虹
 
神仙沼
神仙沼
 
長沼
長沼
秋の神仙沼の写真
 今日は雨が降ると決めていたが天気予報で前線が通過することになっていた。 朝方は分からなかったが8時前から日本海の海上が暗くなり雷と一緒に前線が近付いてきた。 確実に雨が降る状態になってベッドで寝込み正午頃に目を覚ますと2度目の雨が降ってきた。 13時頃に岩内港寄りの低い場所に虹が見えたが普通なら高い位置なのにと思って写真を撮ったらすぐに消えてしまった。
 神威岬が早く晴れになる筈と思ったが積丹半島に雲がかかっているので25日と同じような風景と予想される。 同じような風景では面白くないので出掛けないと決めた。
 15時前に岩内岳方向を見たら青空が見えるので別の窓からニセコ方向を見ても青空のように見える。 神仙沼へ行きたかったのでダメ元で出掛ける。
 エンジンが冷えているので最初はゆっくりと走って20分で神仙沼の駐車場に着く。 読みが当たって雲の間の晴れ間になっていた。 レストハウスで何時頃に雨が上がったかを確認すると正午頃との回答。 木道や遊歩道の濡れている場所があるので用心しながら歩く。 最初に行ったのは長沼だったが水位が下がってイメージがかなり違っていた。
 神仙沼湿原と神仙沼を撮ってから神仙沼に来ていた旅行者と話をするとグループで北海道を写真を撮りながらキャンピングカーで周っているとの話だった。
 16:45に岩内のホテルへ戻ったので全部で2時間かからず場所が近いのは便利。
 9月28日(月) (岩内〜襟裳岬〜帯広) (468Km)

襟裳岬 襟裳岬
襟裳岬の写真
 天気予報では前線が北西から南東方向に移動する予報になっている。 雨が降る前に帯広まで移動するために4時頃に出発する準備をした。 目覚ましを2時にセットして寝込み出発準備が早目にできたので4時前に出発する。
 倶知安のr478に入ったら霧が出て前が見難い、R276の喜茂別からも所々で霧が出ていた。 喜茂別側から支笏湖畔までトラックに追い付かずに走り出発から2時間で苫小牧のR36に出られた。 日高道・R235・R236・r34で襟裳岬に9時前に着いた。 明るい夏の海のような色の穏やかな海だが逆光の風景を1時間あまり写真を撮る。
 10時過ぎに出発、R336・R236・r55・r111でピョウタンの滝へ向かうが風が強く小枝が飛んでくる。 雨になるかなと思ったらピョウタンの滝へ着いた時に激しく降り出した。
 道の駅中札内でやり過ごそうとしたが雨が降りそうになって帯広へ移動。 ホテルへ入る時間調整中に2つ目の前線帯で雨が強くなりホテルへ入ったが5分時間を遅らせていたら雨が弱くなっていた。(昨日、今日と2日続きの前線通過だがこれは避けようがない)
 バスに入って近くのレストランで早目の夕食をしてから寝込んでしまった。
 9月29日(火) (帯広〜オンネトー、阿寒湖〜釧路) (211Km)

オンネトー
オンネトー
オンネトーの写真
 
阿寒湖
阿寒湖
阿寒湖の写真
 
阿寒湖・滝口
阿寒湖・滝口
阿寒湖・滝口の写真
 阿寒を通って釧路へ行くことにしたが、気象庁の天気分布予報では近くに雨のエリアがあり降られる可能性がある。 r75・R242・R241のいつものルートで走るが足寄を過ぎて少し走ったら路面が濡れている。 阿寒湖に近付くにつれて濡れ方がひどくなり雨が上がったばかりらしい。 出発から2時間でオンネトーに着いたが展望デッキの場所に大勢の観光客がいたがバスがない。 どうやって来たのか聞いたらバスで来てバスがUターンしている最中とのことで納得。 違和感のある雰囲気の観光客は撮りたくないので奥のキャンプ場を周った後で撮ることにした。 オンネトー国際野営場のキャンプサイト付近の湖畔は植生が変わったらしく葦のようなものが生えて風景が少し変わっていた。
 雌阿寒岳に雲がかかっていて展望デッキからの風景が悪いので戻り道でオンネトー湖の湖畔に下りて写真を撮り雌阿寒岳の写真写りを改善する。
 阿寒湖の湖畔から雄阿寒岳が見えるかなと思ったがきれいに見えてくれたが山の高さが雌阿寒岳よりも少し低いせいではないかと思われる。 風景の明るさがそこそこなので滝口に寄る。 滝口には登山者の車が駐車していて一番奥の便利な場所は空きスペースがなかった。 写真を撮ろうとしたらすぐ奥に観光船が入ってきたので少し奥の堰堤まで歩く。 写真を撮って戻り始めたら雷が鳴り雨が近いと分かり急いで戻る。
 R240で釧路へ向かって坂道を下り始めてすぐに雨のエリアに入り本格的に降られる。 降り始めで路面温度が高い箇所では水蒸気が漂い雨が強めなので更に前が見難くなる。 雨は阿寒町まで降っていたがその後は降られず。
 途中で給油して釧路駅前のホテルに14時に着く。  チェックインの時間前なので無理を言わなかったが雨の降る天気を考慮してすぐに部屋へ入れてくれた。
 9月30日(水) (釧路〜摩周湖〜天都山展望台、はな・てんと〜網走) (196Km)

早朝の摩周湖
早朝の摩周湖
摩周湖第一展望台の写真
 
天都山展望台
天都山展望台
天都山展望台の写真
 
はな・てんと
はな・てんと
はな・てんとの写真
 早朝の摩周湖を撮るために昨日から準備していたが出発前に天気予報をチェックしなかったのは失敗だった。(予報が変わり雨降りになっていた) 予定通り3時半に釧路駅前を出発、早朝で車の数が極めて少ないが走っている車はある。
 摩周湖第一展望台には5時前に着いたが雨の降りそうな天気で写真を撮ろうと思ったが撮る前に小雨が降ってきた。 弟子屈町の日本気象協会のポイント予報で10m/sの強風の予報だったがそれほど強くなかったのが救いだった。 トイレで小用を足したら本格的に強く降ってきて車に逃げ込む。 後からきた女性が傘をさしていたがあおられることもなく傘がさせていたので傘をさして写真を撮る。(片手操作なので傘で手がゆれる
 少し待ってもダメなので知床五湖へ行きたいので札弦町の道の駅パパスランドさっつるまで行き駐車場で1時間の休憩、その後道の駅しゃりまで進んで9時の開館を待つ。 開館してネットで天気予報をチェック、昨日の知床五湖の予報は午後に晴れだったが15時以後の晴れに変わっていた。(知床五湖へ行くのは明日に予定変更)
 JR浜小清水駅の道の駅はなやか小清水で時間調整して網走の天都山展望台へ行く、20日には入らなかった展望台へ上がって写真を撮る。 前と比較して風景はどうかなと思っていたが網走湖の写真が撮りやすく以前よりも良い風景、知床半島方向の風景も晴れていれば良い風景だ。 時間があるのでオホーツク流氷館の中を見て回る。
 土産物を売る店は2つ入っていたのを1つにしたので商品が少なくなったように見える。
 時間があるので地下の有料展示フロアを見る。 開館して時間が経っていないので展示説明の見せ方がこなれていない。 一定時間にまとめて見せる展示とオホーツク海に関係した展示物の間の時間調整が問題。 −15℃の流氷体感室は防寒着を貸してくれるが寒い。(以前にも同じような展示があったが機械が新しくなって良く冷えるようだ)
 はな・てんとの色鮮やかな花壇を周って15時前に駅前のホテルにチェックイン。
 10月 1日(木) (網走〜摩周湖〜網走〜知床五湖〜網走) (331Km)

藻琴山展望駐車公園
藻琴山展望駐車公園
藻琴山展望駐車公園の写真
 
摩周湖第一展望台
摩周湖第一展望台
摩周湖第一展望台の写真
 
知床五湖
知床五湖
知床五湖の写真
高架木道の写真
 昨夜は昨日と岩内〜帯広の早出で疲れてタイマーもセットせずに寝込んでしまった。 朝、目を覚ましたのは4時で早朝の摩周湖を撮りに出発する時間だった。 5時に摩周湖へ着かないと太陽が上ってしまうが仕方ない。 少々の身支度をして出発したのは5時で摩周湖に何時着けるかの実績がないので到着時間が遅れることだけはっきりしている。 最短距離のr102経由で川湯から摩周湖を目指す。 JR藻琴駅を過ぎて藻琴山を見たらすっきり晴れて見え屈斜路カルデラに霧がかかっていない可能性が高くなった。 摩周湖の日の出には間に合わないので小清水高原に寄って写真を撮る。 屈斜路湖には所々に霧が出ていて、藻琴山展望駐車公園からはきれいな面白い風景だった。
 摩周湖第三展望台に着いて摩周湖を見たら摩周岳の上に太陽があり面白くない風景、写真も撮らずに第一展望台へ向かい6時半に着く。 摩周岳の近くに太陽があり写真にする範囲が制限される。 3箇所でパノラマを撮って網走のホテルへ戻る。  いつもは早い時間に朝食を食べているので8時以後に食べる人が多いことに驚く。
 朝食を食べて知床五湖の天気予報をチェック、午後から曇りになり天候悪化が昨日より早くなってがっかり。 ホテルを10時過ぎに出発、知床半島の海岸脇の国道334号では潮が飛んで白い煙のようになっていた。 知床五湖の駐車場に11:38に着く。
 地上遊歩道を歩くためレクチャーを受けて遊歩道の出発は正午過ぎになる。 五湖から三湖までは青空が見えていたが、その後は完全な曇りになる。 高架木道最後の湖畔展望台では高架木道を歩いてきた人が遊歩道からのゲートに関心を持つ人が多かった。 標準時間90分かかるのを写真を撮りながら早歩きで周って90分以上かかったが、高架木道で観光客が多くて人の移動待ちで時間をロスしたのが大きい。
 ここでも中国人の団体ツアー客が多かったが個人で周っている人もいて地上遊歩道を歩いていたりする。 レンタカーの運転で外国人の事故が増えているという番組をやっていたがレクチャーは大丈夫かなと思った。 今回のレクチャーではヒグマ対応では食物を持ち込まないことで臭いの漏れないビニール袋を配っていたのが新しかった。
 帰りの国道334号でも潮が漂っていた所もあり、斜里町の洗車場で高圧洗浄機で水をかけ簡単に水洗いして網走のホテルへ16時前に戻る。
 10月 2日(金) (網走に連泊) ( 0 Km)

(10/1撮影)
小清水高原
小清水高原
小清水高原の写真
 今日は雨が降ると決めて連泊を決めていた。 9/24に予約した時は分からなかったが台風21号から変わった低気圧が発達して日本海を高速で北上して雨が降る予報と分かった。  昨夜から北海道に強風と雨の予報で日本海側で強風(利尻空港で43.7m/s)、JR北海道が100本の運休、停電が西寄りのエリアに広範囲で起きている。 網走は風下で雨は降らず強風だが朝は晴れていた。 8時半を過ぎて風が強くなり電線が揺れるようになった。 台風並みに発達した低気圧の移動が遅く明日まで強風の予報が出ている。 暴風以外に波浪、高潮などの警報が海岸部に出ており国道ほかで通行止め情報が出ている。 3日の釧路市に風速16m/sの予報がオレンジ色で近付き難い気分。
 お蔭で週間天気予報が好転して移動しやすくなった。 今後は釧路、室蘭、青森に泊りながら東京へ戻る予定。
 網走では午前中に一時雨が降ってその後は強風だけだったが曇りの風景を撮りたくないので外に出ず。 16時を過ぎて風も少し弱まり空が快晴になった。 気象庁の天気分布予報では明日の未明に網走の一部で雨が降る時間があるがその後は晴れの予報。
 10月 3日(土) (網走〜天都山〜小清水高原〜摩周湖〜細岡展望台〜釧路) (177Km)

天都山展望台
天都山展望台
天都山展望台の写真
 
小清水高原
小清水高原
小清水高原の写真
 
摩周湖
摩周湖第三展望台
摩周湖第三展望台の写真
 ようやく網走で風が少し治まって晴れの天気になったが、釧路は15時に風速13m/sの予報になり少し下がった。(風速は平均値で瞬間風速は1.5倍でかなりの強風)
 釧路までは200Km弱なので約4時間走れば着けるので10時前に出発すれば余裕で着ける。 天都山展望台から雲の少ない風景を撮ってから網走を出るので少し余分の時間が必要なので9時過ぎに出発。 早朝は快晴だったがこの頃には雲が上空を通過するようになっていた。 天都山展望台の西側の網走湖の方向は雲が少なかったが、東側の風景(知床半島から斜里岳の方向)は雲が多かった。
 小清水高原はほぼ期待した通りの風景だったが風が強く乗った岩で急に風が強くなり後ろに押し倒され思い切り尻を打ってしまった。(姿勢を低くすれば良かった)
 次の摩周湖第三展望台では雲の多い風景で摩周岳や湖面に雲の影が映ってしまうので雲の影が映らなくなるまで待つ。 しかし、摩周湖の湖面には強風で白波が出ているが細かく見ないと気付かないかも知れない。 風景がイマイチで第一展望台には寄らず。
 摩周湖第三展望台を正午に出発、途中の標茶のコンビニでアイスを食べて小休憩してR391を走り出したら塘路湖を過ぎて小型のブルドーザーを積んだトラックが先導する列に追い付く。 後ろについてもイライラするだけなので時間調整のために細岡展望台へ寄る。 細岡展望台では上空に雲の多い風景だったが今までに見たことのないオンネトー脇の阿寒富士と雌阿寒岳、および阿寒湖脇の雄阿寒岳を見ることができた。
 細岡展望台からの阿寒富士と雌阿寒岳、雄阿寒岳の見える風景
 細岡展望台の写真
 釧路駅前のホテルに着いた時には少し強い風が吹いていたが予報の風速13m/sよりは弱く感じた。(R391を走っている時は時々風が強いと感じる程度だった)
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