2006年9月北海道旅行(3/3)(2007.2.18更新)   /3)
 10月 8日(日) (岩内に連泊)


9日朝の岩内
8日の朝まで大した風も吹かず平穏だったが朝8時頃から突然に暴風が吹き出した。 それまで警報が出ていてもなんともなく嘘のようでだったが台風なみの風でホテルの部屋にいても窓枠から空気の漏れる音や換気口から風の吹き方でカタカタと音がしていた。 夕方になっても風雨が止まなかったが一度寝込んで23時過ぎに目覚めた時には風雨が止んでいた。
昼過ぎまで写真整理。
 10月 9日(月) (岩内〜大沼公園〜函館) (204Km)
大沼公園
大沼公園
大沼公園の写真
 
日暮山展望台
日暮山展望台
日暮山展望台の写真
 
きじひき高原
きじひき高原
きじひき高原の写真
 
函館山夜景
函館山夜景
函館山夜景の写真
ようやく風雨が止んで穏やかな日和になった。 今日津軽海峡をフェリーで渡って夕方に青森に着くには14:50函館発の18:40青森着が妥当な時間でこれ以後は21:20青森着になり遅過ぎる。 14:50函館発では距離からして走行時間が3時間強になるのでほとんどどこへも寄れなくなり面白くない。 函館泊まりとしてホテルを予約する。(函館の天気予報が晴れのち曇りだったのがイマイチだった)
ホテルを10時にチェックアウトしてR229、r9で黒松内へ、黒松内からはR5で函館へ向かうことにした。 R229で捕まっている車があったが道路が空いているので用心しないと簡単に捕まる。 R5も長万部までは比較的道路が空いていたが遅い車があるとつながって走ることになる。 長万部からのR5はどうあがいても時間はほとんど変わらないのであせっても無意味だ。 長万部からは長い車の列のような走り方になる。 距離が長いので長万部から函館まで走る車は少なく途中で前の車がなくなって更に前の車の後につくことを繰り返す。
時間があるので日暮山展望台と大沼公園に寄る。 日暮山展望台は駐車場脇は展望箇所の草木が刈られて見通しが良かったが高い方の展望箇所は木が大きくなって視界が狭くなり駒ケ岳の見える範囲が狭まっていた。(残念ながら風景が霞んでいる)
大沼公園は最初に大沼展望閣(旧展望茶屋)の屋上展望台に上がる。(無料なので有難く使わせて頂く) 公園周辺の木々の紅葉が始まっていた。 風景が霞んでいるが雰囲気が良い。 遊歩道を2コース途中まで行ってから引き返す。 木々が紅葉していれば言うことなしだったが少し残念だ。
次にインターネットで見かけたきじひき高原へ寄ってみる。 距離があるので写真の写りが心配だったが駒ケ岳の山容がきれいに見える。 R5から離れているのが難だが良い風景で舗装道路でパノラマ眺望台まで楽に上がれた。
16時前に函館駅前のホテルへチェックインしてバスに入り朝市で夕食を食べてから、ホテルのフロントで函館山登山バスの優待券を貰って18:00発のバスに乗る。 ガイドの案内付きで登山道に入ったらバスの車内灯を消して上がるが夜景を見るためとバスが対向車の灯りを見るための両方の目的があるようだ。(対向車の確認のため前照灯を消していた) いつもは車で上がっているがバスで上がるのも良いもの、夜景の良い場所では減速したり一時停止したりする。 今回は低い月が大きく見えたのが良かった。
曇りの天気予報で夜景が見られたのは運が良かった、このHPを書いている時に雨が降り始めた。
 10月10日(火) (函館〜(フェリー)〜青森〜秋田) (229Km)
 霞んだ函館山
霞んだ函館山
函館山(海から)の写真
 
木蓮寺海岸
木蓮寺海岸
大間越海岸の写真

昨夜は一旦寝込んでから夜中に起きてHP更新した。 朝までにやっておかないと朝早くから食事などで時間がとれない。 4時頃に出来たがチェックなどをしたら徹夜になってしまった。 5時過ぎに朝市の食堂へ行って朝食をとる。 今回は1番目の客だった。
6時40分にホテルをチェックアウトしてフェリーターミナルへ行き乗船手続きとお土産を購入する。 今日の函館の風景は今までで一番の霞み方だった。 函館山が霞んで見えたのは勿論、フェリーからは港を出たら市街が見えなくなってしまった。
フェリーは青森に少し早めに着いたらしいが最後に降りたのでほぼダイヤ通りの11:20過ぎだった。 R7の東北道入口近くのスタンドで給油、ハイオクが137円/Lと安かったがプリペイドカードにすると5000円を切るとかでカードを作るように勧められる。 タイヤの空気圧をチェックしたが低過ぎることはなかったが高いものがあり調整。(乗り心地や磨耗の仕方に影響がある) この時点で11:56と時間が遅めだった。
青森の天気予報が曇りのち晴れで昼頃までは曇りの予報、青森県は早く出たかったが五所川原から能代までのR101を走ることにした。 ずっと昔に2度走ったことがありどのように変わっているか様子を知りたかった。 R7の浪岡からの自動車専用道で五所川原へ入ったが五所川原付近はのろのろ運転でペースが遅かった。 日本海側へ出たら車の数が減りペースが上がったがカーブが多く距離があるので通過には時間がかかった。 道幅が広くなり走りやすくなったが速度制限区間が長くなったようだ。 14時を過ぎると日が傾いて写真を撮るのには向かなくなったので走るだけとした。
(途中の十二湖には寄りたかったが風景が暗くなっていた)
能代を過ぎて八郎潟付近を走る頃には15時を過ぎ、運転に疲れてきて危ない状態になる。 道の駅ことおかで休憩、宿泊地を秋田にして秋田市手前のコンビニからホテルを予約。 秋田市のメイン通りの位置関係の理解が悪かったのでアクセスに迷ったが秋田市中心部のホテルへのチェックインが17時になる。

 10月11日(水) (秋田〜笹川流れ〜新潟) (280Km)


笹川流れA
 

笹川流れB
 

笹川流れC
 

笹川流れD
 
笹川流れの写真
昨夜は疲れて夕食後に寝込んでしまい夜中過ぎに起きてHPデータ作りを始める。 掲示板を見たら書込みがあるので対応を考えながら作業する。 写真を撮った場所を電子地図帳で地形と道路の線形から探して検索し間違いないかをチェックする。 場所は須郷岬だったがR101のこの付近ではかなり風景の良い場所なので全く同じ風景の画像が見つかる。(当り!)
朝7時過ぎにHP更新と掲示板レスが終わりホテルのレストランで朝食を摂る。 泊まったホテルは今回の旅行では一番の設備だったが料金はサービスパック対応で最も安かった。 部屋の調度も良かったがレストランの朝食サービスも手間のかかることをやっていた。 秋田市内のホテルの競争が激しいのだろうが収益を上げるにはもうちょっと合理化に注力しないとペイしない運営方法だ。(夜のレストランはやっていなかった)
朝食後に天気予報をチェックすると今日の東京の天気が雨が降りそうでイマイチなのと東京まで走るのは疲れるので途中で1泊することにした。
R7は何度も走っているのでの大体様子が分かっていて運転が楽だ。 しかし、出発から3時間の連続運転でトイレに行きたくなり疲れてきた。 前回写真を撮らなかった笹川流れで写真を撮ろうと思っていたのでトイレ休憩をしたかったがR7の山北町付近で適当な場所がなく休憩なしでR345に入ってしまう。
 前回は先を急いでいたのでほとんど風景を見ていなかったが今回は写真を撮る場所はこの部分しかないので所々で風景をチェックしながら走る。 JR越後寒川駅を過ぎた辺りから景色が良くなり道路脇に駐車スペースが作られている。 JR今川駅を過ぎるとトンネルが続くようになり変化のある風景で駐車スペースとの兼ね合いになり良さそうな所で写真を撮る。 トンネルが続く区間では駐車スペースが狭くて一度は写真を撮るために戻ったが後はパスした。 海上に粟島が見えるようだが気が付いたのは笹川流れDを撮った時だった。 トンネルがなくなると平坦な風景になり笹川流れが終わる。
村上市のコンビニで約50分休憩、宿泊場所を探す。 村上にビジネスホテルがないので新潟に泊まることにした。 途中でガソリンを入れたかったのでR7を走ったが、R345からR113を走って聖籠町蓮野で新新バイパスに入った方が時間が早そう。 新新バイパスで降りるインターチェンジを間違えて新新バイパスに入り直し70Kmを2時間もかかってしまった。(新新バイパスの流れが良かったのでR7の聖籠新発田ICまでの流れがどんなに悪かったかが分かる)
 10月12日(木) (新潟〜東京) (317Km)


赤城高原SA
 

身障者用駐車場
新潟市付近の天気予報が悪く朝方雨が降る予報だった。 昨日から何度もチェックしているが変わらず早朝には本当に降りだした。 その後は回復する予報だったが関越道の谷川岳付近までは新潟と同じ傾向で午後には回復するとなっていた。(気象庁のHPの天気予報の時系列分布予報を表示すると3時間毎の天気分布がチェックでき、微妙な天気予報の時にはよく利用している)
10時にホテルをチェックアウト、新潟市内で給油したいと思っていたらすぐにハイオクが142円/Lの日石のスタンドがあり満タンにする。(昨日も同じ日石スタンドで中条町付近で同じ価格のを見かけたが通過) 新新バイパスの女池ICへ入る所で直進してもR8へ行けるのではないかと進んだが間違いに気付き新潟中央ICから北陸道に入る。 下道を少し走って時間を遅らせて天候回復を待って赤城山へ上がろうと思っていたが予定変更して東京まで一気に戻ることにした。
昨年9月末に通った時は関越道で2004年の中越地震被害の工事をやっていたが今回は工事はしていなかったが速度制限が80Km/hになっていて古い路面は荒れていた。 中越地震被害地域の部分は古い路面と新しい路面が短い区間で入れ替わる。 約2時間で200Km走って赤城高原SAで小休止して気分転換、他のSAとは違った設備が目に付いた。 所沢ICまで約110Kmを1時間強で走り、その後細くて踏切もある小金井街道(都下では効率の悪い部類の道路)を通り国分寺まで15Kmを45分かかって走る。 燃費チェックのため満タンに給油して14時半に自宅に帰着。

総 括
北海道の天気が悪くて出発が9月22日と予定より遅かったが仕方がない。 今回の旅行は初秋の北海道の風景を撮りたいと思い1番目の目的は能取湖のサンゴ草の撮り直しだった。 しかし、サンゴ草の色は昨年より薄く夏の猛暑の影響ということだったが天候条件は難しい。 時々良い天気になって撮影日和になり良い写真が撮れたが雨宿りで釧路に3連泊、岩内に4連泊した。
晴天がどの程度あるかで行き先を決めているので今回の旅行は制約が大きく全体的には並みのレベルだった。

出発9/22、帰宅10/12の全21日間、走行距離4227Kmで北海道旅行としては最も少ないレベルです。
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