2006年9月北海道旅行(2/3)(2007.2.19更新)   /3)
 10月 1日(日) (稚内〜旭川) (322Km)


利尻富士
 
サロベツ海岸の写真
稚内へは来たものの天気が冴えないので特に行きたい場所もなく、紅葉も白鳥も見られずに空振りとなった。 最近の稚内の気温は札幌や旭川と変わらない気温で結構暖かい。 泊まったホテルの部屋がインターネットはつながるがタバコの匂いがむんむんで気持が悪い。(インターネットのつながる別のホテルを探す必要あり) それで夜中以外は窓を開けていたが他の部屋でも同じように窓を開けている部屋があった。
どこへ行くかを考えていたらチェックアウト時間になりあわてて準備して出発する。 結局、南下して士別か旭川まで行くことにして最終的には状況次第で決めることにした。
最初に稚内公園に上がり風景の見え方が昨日とあまり違わないように見えたので写真を撮らずに通過する。(撮っていれば良かった)
ノシャップ岬へ行くと風景が霞んで利尻山が影のようにかすかにしか見えない。 ここも通過する。 オロロンラインは風が東寄りの風と予想したが南寄りの風で風景が霞んで見え期待外れだった。 最も利尻島に近いポイントの駐車スペースで写真を撮ろうと思ったらデジカメの電池が入っていない。 カメラバッグに入れた筈だがと付近を捜すが草が露に濡れていて捜し難い。(草むらに落ちて音がしなかった) もしかしてと思いホテルまで24Kmを戻る。 やっぱり昨夜にカメラバッグに入れたのは間違いなかった。 ホテルまで往復約50分かかって戻り捜し方を細かくして一通り探したが見つからず。 最初にカメラを構えたと思われる範囲の限界まで探索範囲を広げたら草むらの上に見つかった。 専用の充電池なので旭川まで行かないと入手できそうにないだけにほっとする。
道の駅てしおで小休止する。 インフォメーションのおばさんが話しかけてきたので話をする。 05年7月にも立ち寄ったが聞き方が悪かったようで目的を達しなかった。 今回は時間をかけてゆっくり聞いた。 天塩付近のてしお温泉の先のキャンプ場と天塩川河口を紹介して貰い行ってみる。 てしお温泉の先のキャンプ場は先に砂利採取場があるのが問題、天塩川河口は公園風に整備されているが変化が少ない。 どちらも地域としては努力しているが未完成の感じ。 NPOでハマナスを増やしているという話なので近いうちに名所ができるかも知れない。
遠別からr119でR40の佐久へ、R40で旭川へ向かう。 美深の道の駅には15時前に着いたが隣接した森林公園びふかアイランドの撮影には日が傾いていたためパス。 美深の道の駅で旭川のホテルを予約、17時前にホテルに到着。
 10月 2日(月) (旭川〜美瑛〜旭川) (144Km)


十勝岳望岳台の紅葉
 

十勝岳望岳台パノラマ
十勝岳望岳台の写真
 

かしわ園前パノラマ
 

セブンスターの木付近
美瑛の丘Aの写真
今日は秋の美瑛の丘の風景を撮りに出掛ける。 天気予報では札幌以南で雨が降る予報が出ていたので旭川に泊まる予定でホテルを出る。 駅のそばのホテルに泊まる積りだったが予約しなかったのが失敗だった。
旭岳は高度が高く天気が良くないので最初に十勝岳望岳台へ。 十勝岳連峰の頂上付近には雲がかかっていたので十勝岳望岳台にしたのは正解だった。 付近は紅葉しているかと思ったが部分的な紅葉でほとんどが黄葉だったがきれいな風景だ。 登山者もたまにいるがほとんどが車でやってくる観光客で小学生のグループもいた。 希望橋の下からの樹林の風景も良かった。 写真を撮った場所から下へ道がついており、樹林の中から人声が聞こえていたが何の目的だったのだろう。(近くに車が数台止まっていた)
次に白金温泉の下の白金ダムへ行こうとしたがゲートがはられて中へ入れず。 r353から美瑛のパノラマロードに入ろうとしたが1本道がずれていた。 適当に走っていたがカーナビの道の表示が少ないので美瑛町観光マップを確認する。(観光マップの道を走っていたら途中からカーナビに道が現れた) 7月に良かったと思った所も今回見たらそれ程でもなくて美瑛の東側のパノラマロード側の今回のイメージはイマイチだった。
次に美瑛の西側のパッチワークの路を回る。 適当に周るがまだ土地勘ができるまでにはなっていないので無駄が多い。 所々で記憶がつながるが地図と地形のずれが大きい。 もっと地図を見ながら走る必要があるようだ。 7月に撮った所を探すが見つからず面倒になって諦める。
ケータイを持っていないのでコンビニの電話を探しながら旭川へ向かう。 ローソンでは電話を置かなくなったらしい。 セブンイレブンで見つけて電話するが旭川駅前の2つのホテルはどちらも満室で断られる。 仕方なく昨日と同じホテルを予約、15時にホテルにチェックインする。(駅前のホテルはどちらも部屋からインターネットがつながるが泊まったホテルはケーブルTV方式のモデムをフロントで借りてつながないといけないので面倒)
 10月 3日(火) (旭川〜富良野〜札幌) (185Km)


秋彩の畑
 

温室
ファーム富田の写真
 

大通公園 
大通公園の写真
残念ながら夜中に雨が降り出し天気予報が外れた。 3日は札幌が降る予報だったので旭川も降られることは予想していたが安全策もとりにくいので仕方がない。
そろそろ帰りモードで富良野を回って札幌に向かうことにした。 天気予報では6日、7日が悪いのでどこかで雨をやり過ごさなければならない。
雨は朝の早い時間ではしっかりと降っていたが9時を過ぎたら路面が乾いてきた。 10時過ぎにホテルをチェックアウトし天候回復を狙ったが10時の旭川は雨上がりの状態で青空は見えなかった。 テレビのレーダー画像では南西から北東にかけて斜めの雨雲が東へ移動している状況なので札幌へ向かうと時間とともに良くなる筈。 富良野盆地へ入ったらかなり明るくなった。 ファーム富田へ寄ってから札幌へ向かえばホテルのチェックインに丁度良い時間になる。
ファーム富田が有名なのでファーム富田に寄ったが今の時期の花畑としては国道237号線沿いの美瑛のゼルブの丘や上富良野のかんのファームの方が花が沢山咲いていた。 しかし、ファーム富田では温室でラベンダーを見せていたのでラベンダーを見たければファーム富田へ行くことになる。
富良野の天気はようやく青空が見え始めた程度なので他には寄らずにまっすぐ札幌へ向かう。 高速を使わなくてもある程度の時間で着けるので三笠経由の国道12号線から275号線で札幌へ向かう。 国道12号線で札幌に入るのは効率が悪いので江別でR337に分岐してR275へ入る。 こちらの方が信号停止が少なくて早く札幌中心部に入れる。(札幌に入って苗穂の東橋でR275とR12が合流するので近道) 国道275号線にはガソリンの安いスタンドがあり給油しようと思っていたが中央寄りの車線を沢山の車と並んで走って通過してしまった。 7月に札幌IC付近に安いスタンドがあったので少し迂回して給油する。
すすきのに近いホテルへは14時半に着き、富良野から実質2時間40分ほどで到着する。 15時にチェックインして大通公園へ写真を撮りに行く。 かなり日が傾いて風景の見え方が秋の雰囲気だった。 ホテルに戻って写真整理を始めたが寝込んでしまい目が覚めたら23時だった。
 10月 4日(水) (札幌に連泊) (32Km)


旭山記念公園
旭山記念公園の写真
 

石山緑地
石山緑地の写真
 

大通り公園の紅葉
 
豊平川さけ科学館
の写真
天気予報では6日と7日が良くないので4日午後から5日朝にかけて小樽の写真を撮りたいと小樽のホテルに電話をしたが満室で断られる。 4日を札幌に連泊、5日、6日を岩内泊としてホテルの予約をする。 7日は天気の様子見としたが道央の好天が1日延びたらしく6日までの天気が良い予報に変わった。(渡島半島付近は良くない)
昨夜はキチンと寝なかったので体調がおかしい。 朝にホテルに連泊を伝えてゆっくりしたら昼になってしまった。 朝は良く晴れていたが時間が経つにつれて上空が霞んできたので藻岩山は諦める。 札幌市内の近くの観光地を調べて昼過ぎから出掛ける。
最初に行ったのは旭山記念公園、名前は知っていたが行ったことはなかった。 今は工事中で公園付近の表示がややこしい。 駐車場に着いたら車がいっぱいで1周して出る車を待った。 風景は天気が良いのですばらしい。 他にも周れるようだが1箇所だけで次の石山緑地へ向かう。 石山緑地は駐車場が分かりにくい。 市内からR453の石山東2の信号を右折してからすぐ右、坂を下って左、更に進んで坂を上って左と3箇所に駐車場があるが大きな標識がない。 私は坂を下った場所に車が止まっているのを見て駐車場があることが分かった。 石山緑地は4ブロックあるようだが粘土質のような散策路が苔ですべるのが気になった。 石の造形が面白い場所で写真の撮り方が楽しめる。
次は豊平川さけ科学館へ、駐車場は真駒内公園B駐車場で駐車場の隣にさけ科学館がある。 さけだけでは展示内容が少ないためかさけ以外の魚も展示している。 観察池には幻の魚のいとうがいた、胴体が太くゆっくりした動きだが釣ったら手ごたえがありそう。
ホテルに戻って狸小路を西端から東端まで歩いたが以前よりもお土産屋が少なくなり他の店が増えたようだ。 大通公園の東端のテレビ塔から写真を撮りながら戻る。 今年の北海道は暖かい天気が続いているが大通公園で紅葉している木を見つけた。
 10月 5日(木) (札幌〜小樽〜神威岬〜岩内) (178Km)


小樽運河A 
小樽運河の写真
 

オタモイ海岸
オタモイ海岸の写真
 

忍路海岸
忍路海岸の写真

 

神威岬A 
神威岬の写真
昨夜はビールを多めに飲んでしまい写真整理をしただけで寝込んでしまった。 朝方からHPデータ作りをして8時前にHP更新したが、ゆっくりしていたらホテルのチェックアウトが10時になる。 今日の天気は天気予報では4日よりも良い予報だったが4日よりも雲が多い。(雲がなければ藻岩山へ行く予定だった) 最初に旭山記念公園へ。 昨日はパノラマ1枚しか撮っていなかったので追加画像を撮る。
次は小樽へ、高速を使うほどでもないので国道5号線で向かう。 港湾部前観光駐車場に止めたが1回600円で1日中OKとのことだが1時間でも600円なのは高過ぎだ。(実際の駐車時間は36分だったので時間制の駐車場の方が安いと思われる) 小樽運河を一回りして写真を撮る。 小樽運河の倉庫群は食事関係の店になって以前とは業態が変わっていた。(以前はお土産などを売っている店もあったが利益の出る業態に変更か) いつもと雰囲気が違うと思っていたら今回の小樽運河は初めての晴天の風景だった。
次は祝津のおたる水族館の上の丘へ水族館付近の風景を撮りに行く。 ホテル展望閣のあった跡地にはホテル ノイシュロスが建っていた。 風景は変わっていないが水族館の入場者数が激減している様子だった。
ホテル ノイシュロス前の道を上がってオタモイ海岸へ行く。 オタモイ海岸まであちこちで細い道を通る。(03年7月も同じように走った筈だが結構勾配がきつい道が多い) オタモイ海岸の手前に駐車場までは行けるが遊歩道には入れないと書かれていた。 駐車場に着いてみると崖崩れで遊歩道は閉鎖、海岸へ下る道も進入禁止になっていた。 コンクリート製の柵に上がりなんとか写真を撮る。 03年7月は夏で風景が霞んで積丹半島が見えなかったが今回は半島の先端まできれいに見えた。
国道5号線のそばの忍路海岸の風景もいつも同じ場所からでは面白くないので場所を探してみたが撮影に適した場所は見つからなかった。(人家や木がある)
この後、時間がやや遅いが神威岬へ周る。(神威岬から岩内へは積丹半島を海岸沿いに走って約1時間なので行きやすい) 神威岬に着いたのは14時半、運動のために岬の先端まで歩く。 太陽が傾いているので風景の影が濃い。 歩き始めは半袖シャツでは少し涼しかったがすぐに体が温まり汗をかかないように歩き方を抑えなければいけなくなる。 天気が良いので写真を撮るのに問題はないが、近くに人が歩いているとパノラマ合成がしにくかったり邪魔だったりするので時間待ちする。
神威岬を15時40分に出発して52Km、約1時間で岩内のホテルに着く。 午後の遅めの時間なのでこの方向に走る車の数が少なく効率が良かった。
 10月 6日(金) (岩内に連泊)


道の駅 いわない
 

岩内港の漁船
岩内町の写真
6日、7日の天気予報が良くないので7日の連泊をホテルのフロントに伝える。 東北を周って帰りたいので北海道側での雨宿りを短くしたくて1日延ばしに変更している。 天気予報も1日毎に変わって8日が雨降りで暴風の予報と悪くなった。(低気圧+台風16号+台風17号の合体した低気圧の通過で東北では漁船の遭難あり)
写真の整理をしたいと思っていたが疲れていて寝込んでしまった。 やりたいことが多くて方針がまとまらないのも一因。 午後に運動のため数100mほど離れた道の駅いわないまで出掛ける。 岩内港の防波堤が長いので道の駅のインフォメーションで風景の良い所を聞くが要領を得ないので諦める。 近くの岩内港の岸壁部分へ行くが防波堤が長くて風景の良さそうな所が分かりにくい。 漁船の集まっている所を写真に撮るが雲っていて水面が白くなり空と海の区別がつかない。 PLフィルターを使って水面を少し暗くする。(曇りでフィルターの効きは少ないが効果あり) 港の外を撮ろうと歩き始めたが簡単には行けそうにないことが分かる。 諦めてホテルへ戻るにもまた時間がかかった。
ホテルへ戻る途中にポスフールという名前のスーパーがあるので中をのぞいてみる。 普通のスーパーと変わりないがローカルなスーパーらしく営業時間が20時までと早仕舞いだった。(北海道内に20店舗あり生活百貨店と会社のHPに書かれていた) 最近はもっぱらホテルで食事しているが歩いてみて小さい町ながら食事関係の店がそれなりにあることが分かった。
 10月 7日(土) (岩内に連泊)

(写真なし)
朝、テレビで日勝峠に雪の情報、太平洋側とオホーツク海側に暴風雨警報が次々に出る。 その後に北海道全域に各種警報が出たが北海道の東部で台風なみの暴風が吹き、大雨になる。 岩内は低気圧の通過コースの西側なので風も雨もひどくはなかった。
8日も岩内から函館のエリアで雨降りの予報のため8日も連泊することにした。
一日中、写真とHPデータの整理をする。
(Top)ぶらり旅行写真集