2003年7月北海道旅行(2/4)  (13.4.15更新) /4)
 7月6日(日) (層雲峡〜比布・士別・苫前〜初山別・みさき台公園〜サロベツ〜南稚内) (322Km)


みさき台公園
みさき台公園の写真
 
 
利尻山
 

ヒオウギアヤメ
浜勇知園地の写真
 
サロベツ海岸の写真
 
(参考)
稚咲内園地の写真
 
サロベツ原野駐車公園の写真
朝4時頃に目を覚ます。 凌雲岳が朝日に輝いていたので早速写真を撮りに出る。 生憎、ホテルの外へ出たら少し日が陰って鮮やかさが落ちてしまった。 その後、4日、5日分のHPの旅行記を作る。
 朝食後稚内へ行くことにし、稚内のホテルの予約。 8時過ぎにホテルのフロント脇の公衆電話からHPをFTPする。 そばに昨日ホテル玄関で写真を撮っていたのが並べられて1枚800円で売っていた。 一寸面白いので記念に購入、朝陽亭カードという作りになっていた。(地名、日付、キタキツネ、層雲峡の銀河の滝・流星の滝、ホテルの写真などが一緒に入っている) ホテルのアンケート書きや荷物の整理をしたら10時になる。 早々にチェックアウトと予約担当者に挨拶をしたりしたら出発が10時20分近くになってしまった。 ロープウェイの出発時刻が20分間隔でちょうど上ると分かったので写真を撮る。 昨日も撮ったが光の当たり方で朝の方がゴンドラが鮮やかに見えた。 お陰で出発が10時半になる。
 今日は日曜日で遅い車が沢山走っている、また交通取締りも何箇所かで見かけた。 山の中も速度制限されていなければ80-で走ったので結構早く走れた。
 初山別のみさき台公園(200Km目)で13時半になり20分ほど休憩する。 昨年の夏は海の色がきれいだったが空の色と海面の色合いが関係しているようだ。 雲がかかっている所は海面の色がきれいでない。
 今日のコースは一度走ったことのあるコースだったが、これが気のゆるみを生んだ。 天塩からr106へ入る積りがR232の道路標識通りに天塩バイパスを通りR232で稚内へ向ってしまう。 かなり走ってから道の間違いに気付くが天塩川があるため途中からr106へ入ることができず20Kmほどのロスになる。
(注)道を間違えた理由はR232を北上した場合はR232の天塩バイパスから自然にR232で稚内へ向ってしまう。(2003年3月に天塩バイパス完成)  r106へ入るには天塩市街を通過するルートを通るようにしなければいけない。 現在は道の駅てしおで左折する道がr106になっている。
サロベツ付近はうす曇みたいな空気の透明度がない感じで利尻山は霞んでいた。 利尻山の写真を撮りながら南稚内へ16時25分に到着する。

明日は礼文島へ行こうと思い翌日も泊れるかフロントに確認すると、しばらくは満室が続いているとのこと。 利尻・礼文の離島人気のせいなのだろうか。 今日はたまたま空いていて泊れたようだ。 朝の出発前にホテルを予約しておいて良かった。 礼文島からの戻りが15時なので明日のホテルの予約をする。 稚内は目ぼしい所がダメなので士別プリンスホテルを予約した。
 7月7日(月) (南稚内〜ノシャップ岬〜稚内港〜礼文島〜稚内〜士別) (212Km礼文以外)


ノシャップ岬から
ノシャップ岬の写真
 

桃岩展望台への途中
 

桃岩展望台
 
礼文島の写真
 
礼文島写真マップ
 


稚内公園
稚内公園の写真
午前2時頃に目を覚ましHPデータを作り、駅前のIC公衆電話でHP更新する。 電話がつながって旭川のアクセスポイントにつながるまでに50円ほど電話代がかかる。(公衆電話だと約3倍の料金になるので遠隔地へ泊った時は痛い) 一度HPを更新してから友人へのメール送信、HP写真ページのタイトルミスの修正と3回接続したら準備した500円分の10円玉が20円しか残らなかった。
4時から5時まで仮眠して5時半にチェックアウト、ノシャップ岬へ行く。 利尻山が霞んで見えるので近距離の写真しかうまく写らないことが分かる。(雨が降らないだけ良いと思うしかないか) 6時20分発の礼文島行きのフェリーに乗るが大勢の人が乗っていた。 途中カモメがエサを貰おうと船を追ってきていた。 ここのカモメはウトロのものよりも低速で飛べるのか船の速度に合わせてやってきて人に餌をおねだりして完全に慣れているようだった、写真に撮りたかったが、休憩し過ぎて気付くのが遅くシャッターチャンスを逃してしまった。(老女の手から餌のパンを持って行く悪党カモメもいた)

礼文島でレンタカーを4時間借りて桃岩展望台へ、昨年は意味が分からなかったが岩の形が桃の形をしていた。 午前中なので桃岩に太陽がまともに当たりきれいな桃の形に見える。 桃岩展望台から1Kmほど遊歩道を南側の元地灯台の方向へ歩いて引き返す、桃岩付近や南岸斜面から利尻山展望など良い風景でパノラマを何枚も撮る。 デジカメのメモリが足りなくなりデジカメの撮影を抑える。 ここで約1時間半を過ごして桃岩展望台から駐車場へ戻るのに観光バス側のルートを下ってしまい慌てて展望台まで戻る。 風景が少し違うと思いながら写真を撮っていたが違う筈で、乗用車の駐車場は道路から少し上った位置にあり観光バスの場合より歩く距離が数100mは短い。(桃岩展望台から下る道が違う)
次に昨年は時間がなくて行けなかった桃台猫台へ行く。 猫岩を見るよりも桃岩を見る方が面白く桃岩展望台からのものよりもより桃の形に近く見える。
その後、スコトン岬、澄海(スカイ)岬へ周る、こちらは前回とそれ程の違いはなかった。 香深で車を返す時にレンタカー屋は車を見もしなかった。 東京のゴールド免許または2回目ということが利いたか。
帰りのフェリーで札幌から来た人と話をする。 初めての礼文島だとかで景色の良さに感激して写真を撮りたくなったと話していた。 今日は天気も良く風景もかなり良かったからでしょう。
稚内に着いてから稚内公園へ上がる、花壇がきれいに手入れされている写真を撮り、銀行で金をおろしてから士別へ向かう。 途中で四輪駆動車がパトカーに捕まっていた。 その後、100Km/h以上で走る同じタンクローリーに2回追い越される。
R40は稚内の潮見から美深まで道路が空いており、約200Kmを2時間50分で走り士別に18時半に着いた。
 7月8日(火) (士別〜富良野(ファーム富田・日の出公園・千望峠)〜旭川) (175Km)
彩りの畑
彩りの畑
 
ラベンダー畑
ラベンダー畑
ファーム富田の写真
 
日の出公園A
日の出公園A
 
日の出公園B
日の出公園B
日の出公園の写真
 
千望峠駐車公園から
千望峠駐車公園から
千望峠駐車公園の写真
 午前2時に目を覚ます。 昨夜は夕食後にインターネット接続の電話探しをした。 こんなことならシベツイン翠月にすれば良かったと目を覚ました後で気が付く。(電話交換機が新しく部屋からインターネットがつながる)
今日は道央の天気が良いので富良野へ行くこととし旭川のホテルを予約する。 9時半過ぎにチェックアウト、JR士別駅でインターネット接続可能な公衆電話を探すがない。 観光地の「羊と雲の丘」にあるかと思ったがここにもない。 仕方なく旭川のホテルについてからHP更新することにした。 羊と雲の丘は私にとっては面白くない場所で写真だけ撮って退散する。 士別市の写真
富良野のファーム富田へは12時過ぎに着いたが町営の駐車場が一杯で仕方なく別の駐車場を探したが路上駐車をしているような状況なので私も路上駐車とした。 1時間半ほど写真撮影と休憩をする。 さすがに今日は人が多い、車だけでなくJRを利用した歩きの人も大勢いた。 北海道の人も平日にやってくる傾向がはっきりした。 土日の渋滞が良く知られるようになったためだろう。 デジカメのメモリを使い切り1回目のデジカメデータの吸い上げをする。
次に日の出公園へ、こちらはいつもの平日のようだ。 シャトルバスの運転手さんと話をしたがホテルなどは旅行会社が押さえてしまうため予約が難しくなるのだと言う。 客が付かなければ予約をキャンセルする、そんなことも可能だとか。 ここでゆっくりとしていたら1時間20分も時間がかかった。
次は昨年晴天の写真を撮り損ねた千望峠駐車公園へ、ここで2回目のデジカメからPCへのデータの吸い上げをして大慌てで写真を撮る。 風があるのに徐々に十勝岳連峰の霞みが濃くなる感じだ。 霞んではいるが十勝岳連峰には雲がかかっていない。 また、十勝岳の噴煙がファーム富田では見られなかったが、ここでは見えていた。 写真を撮ってからパソコン周りの整理をして旭川へ向かう。 ホテルが旭川の駅に近いのでR237から大回りをして駅の近くへ向うのが気になっていたがナビを見たら神楽5条12で右折して駅へ行けることが分かる。 早速その場で実行、楽に旭川駅前に到達できた。 千望峠から47Km1時間で到着できた。
 ホテルで風呂に入ったら腕が長時間夏の日光にさらしていたのでやけど状態で赤くなりヒリヒリする。 ビタミンCを多めに摂って回復を早めるしかないか。
 7月9日(水) (旭川〜上川・層雲峡〜糠平湖〜然別湖〜オンネト−〜弟子屈) (357Km)


糠平湖野営場
糠平湖の写真
 

然別湖
然別湖の写真
 

扇ヶ原展望台
扇ヶ原展望台の写真
 

オンネト−
オンネト−の写真
低気圧の通過で明日は雨の予報、道東で雨の通過待ちとし弟子屈へ移動する。
旭川のホクレンスタンドでガソリン給油、ついでに愛川までの道を聞く。 結局r140を使うコースだったが教えてくれた愛川住民の男性が道道番号を知らない。 北海道ショートカット集のページを作ったので大筋は理解したが、JR北日の出駅付近の道順がいい加減で最後にはショートカット集の道を通ることが分る。
R273の糠平国道駐車場から糠平湖の別の写真が撮れると期待して湖畔から写真を撮る、風景としてはイマイチだが湖畔に下りられる。 次に糠平湖野営場へ昨年夏よりは水位が上がって昨年の夏と秋の中間の水位だった。(水位が季節での固定管理ではないらしい) 従って糠平湖展望台の風景も見られる風景だった。
糠平から然別湖までは峠があり走り難いコースだが今回は然別湖畔までナビを拡大表示にしてナビを見ながら走った。 一箇所道路のコースがずれていたが大体は合っていて無駄にブレーキを踏まなくて通過できた。 ライト点灯で然別湖畔の道を通過する。 然別湖畔温泉付近は人影が少なかったが本格的なシーズン前のせいか、人気が落ちたかお陰で車を湖畔の道路引き込み線へ駐車できた。
然別湖を出て扇ヶ原展望台で写真を撮りオンネト−へ。 オンネト−は風が強いが山に西日が当たり湖面は青空のためきれいな色だった。 次の阿寒湖で写真が撮れるようだったらどこへ車を止めるか考えていたら、阿寒湖は雲がかかって写真にはならず弟子屈へ直行することになる。 久し振りにバスの後に付いたが大型車では阿寒の山道はご苦労様なことで運転も面倒だろうと察せられるが、乗用車のこちらはなんでこんなエンジンブレーキのかけ方になるのかと若干イライラする。 追い越し禁止解除と同時に追い越す。 17時13分弟子屈のホテルに着く。(約7時間の移動)
 7月10日(木) (弟子屈に連泊) (35Km)

写真なし
昨夜は疲れて寝込んでしまい午前2時に目を覚ます。
朝3時過ぎ少し明るくなる、窓を開けたら鳥のさえずりが聞こえた。
5時に摩周湖へ上がってみるが第一、第三展望台ともに霧の中、第三展望台に1台の車が来ていた。 帰りの道路上に気温11℃の表示で少し寒い気温だが、ホテルの部屋は床暖房で温度調整が可能だった。

(今日は雨のため移動せず、一日中HPデータの整理をする)
 7月11日(金) (弟子屈に連泊、摩周湖第一・第三展望台まで2往復) (50Km)


第一展望台からの夕景
 

霧に囲まれた摩周湖
摩周湖第一展望台・写真
昨夜は徹夜で写真のパノラマ結合や写真処理の作業をして朝食後に疲れて3時間ほど寝る。
夜中にNHKのTVで釧路方面の洪水警報を何度も出していたが12時のニュースで白糠方面で災害発生、釧路湿原周りの国道の通行止めを報じていた。 また、JR根室線が白糠で線路が土砂で埋まり不通に、国道38号線はぎりぎり難を逃れたようだ。(釧路湿原に行きたかったが予定をずらさないと周れなくなった)
今日は午後まで雨が上がらない見込みなので同じホテルに連泊とした。
午後、東京・国分寺のマンションの管理人室へ電話して郵便受けの郵便物の保管を依頼する。(小さい郵便受けに広告を沢山突っ込まれるので管理作業が必要)
午後5時過ぎと午後6時の夕食後に摩周湖に上がるが、両方とも第三展望台は霧の中で展望台の真下以外はまったく見えず。 第一展望台からは夕日が見えたり、霧に囲まれた珍しい摩周湖の風景が見られた。
(今日は雨のため移動せず、一日中HPデータの整理)
 7月12日(土) (弟子屈〜美幌峠〜ワッカ原生花園〜網走・二ツ岩) (161Km)


早朝の摩周湖
摩周湖第一展望台の写真
 

美幌峠
美幌峠の写真
 


ワッカ原生花園
 

開花中一覧
ワッカ原生花園の写真
早朝に摩周湖へ上がって写真を撮るが撮影中にデジカメのメモリを使い切ったり、カメラバッグの中の2本のフィルムを使い切ってしまい2往復してしまった。 写真を沢山撮ってしまった理由は摩周湖の湖面の色が微妙に変化していたので何度も撮ってしまったことが原因。
今日は土曜なので網走のホテルを予約してからワッカ原生花園へ行くことにした。
11日の徹夜の影響が残っているのか頭が冴えない、疲れが残っているようで美幌峠までは30Km余りだが眠い感じがあった。 美幌峠で道の駅のある側の高台で写真を撮ってから、国道の反対側の高台へ上がる。 なだらかな丘みたいに見えるが上の方にガラ場のような岩が小さく薄く剥がれたような石がごろごろした部分があった。 登りにはガラ場を避けて歩きやすい土の道へ回り道したが帰りは重心をかけ過ぎないようにしながら下った。(石が動いて転倒や滑落の危険性がある) この高台は前にハンググライダーをやっているのを見たことがあるのでどんな場所かと思ったが見掛け通りのなだらかな丘という感じの場所だった。 生憎、曇りで登ったのが私一人でクマ注意の表示もあり不安な面もあったのでパノラマ写真を撮ってからすぐに引き返した。
丘を下って道の駅美幌峠の前までくると折りたたみ自転車で旅行している京都からの老婦人に出会った、顔は私より老けているが年は近い気がした。 今日は土曜日なので弟子屈辺りへ下って民宿に泊るのだと言う。 釧路湿原の川下りをするのだが土日は業者が忙しいので月曜になってから自転車をたたんでカヌーで下れないか交渉するとのこと。 小さな能率の悪い自転車で2ヶ月ほどかけて周ると言うのだがお元気な発言と実行力に脱帽でした。
最後にソフトクリームを食べ美幌峠で80分使った後、美幌峠から今日メインのワッカ原生花園へ向かう。 距離は80Kmほどだが眠くて眠気覚ましの飴もなくなったので約70Km走った常呂のコンビニでアイスとレモンジュースを買って食べる。 レモンジュースは酸っぱいので気分がすっきりする。
ワッカ原生花園では貸し自転車のスタッフに今日の天気の具合を聞く。 網走・紋別地方に雷注意報が出ているので事前チェック、原生花園の途中で降られてはたまらないから。 相手の人々も私が先日ここで自転車を借りたことを覚えていて親切に対応してくれた。 原生花園の中を西側へ4.5Km先の最も遠い地点の「ワッカの水」まで行くが龍宮街道と呼ばれる原生花園の道は東側へも同じ程度の距離の道があったことが貰った資料で分った。(ホテルに着いてから気付き、時間があったので惜しいことをした) ワッカ原生花園を15時半に出て、網走・二ツ岩のホテルまで45Kmを50分で着く。(16:20)
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