2006年10月西日本旅行(四国・南紀編) (2018-11-17) (北陸山陰編) (九州編)
 11月 2日(木) (別府〜佐賀関〜(フェリー)〜三崎〜佐田岬〜八幡浜) (114Km走行)

豊予海峡の写真



佐田岬灯台A


佐田岬灯台B


佐田岬海岸
佐田岬の写真
 今回は四国を周って帰る予定なのでどこから四国へ渡るかが問題だったが最も近い佐賀関から国道九四フェリーで三崎へ渡ることにした。 別府は早朝の風景はすっきり見えていたが7時過ぎには霞んでしまいホテルの窓から見える鶴見岳の色合いが薄くなってしまった。 今朝は朝食前にHP更新できたがルート確認などに手間取りチェックアウトが9時半を過ぎてしまった。 R10・R197を使い佐賀関のフェリーターミナルに10時55分に到着、急いで手続きを済ませ11時発の三崎行きフェリーに乗り込む。  佐田岬まで風景の良い場所はないものと思っていたので佐賀関港を出てすぐに船内で地図を眺めていた。(佐賀関の風景も霞んでいた) しかし、佐田岬の遊歩道にあった案内図には佐賀関半島の近くの高島が国立公園に指定されていることが分かった。 今回のルートでは国定公園に指定されている佐賀関半島の先端から南側の海岸風景が見られないのが残念。
三崎に着いてからフェリーから見えていた佐田岬へ向う。 今回は2度目だが1度目はずっと昔のことで三崎からブラインドカーブの多い狭くて険しい道が続くことを忘れていた。 前回の記憶は楽に走れる道が岬の近くまで続いていた印象だったが、これは三崎〜伊方間の国道だった。 佐田岬の公園地域へ入る駐車場は地すべりのため使えなくなっていて隣の私有地の所有者が臨時の駐車場をやっていた。(何も書いてないが親切に対応してくれ200円) 灯台まで歩くが直線距離で1Km余りとのことで20分ほどで着けるかと思ったがアップダウンがあり20分以上かかる。 写真を撮りながら歩いたので往復70分かかった。 灯台からは風景が霞んでいたので佐賀関に近い高島が霞んで見えた程度だった。 灯台から潮の流れが見え、沖合いの潮流の変化している近くで漁をやっている船が見える。 灯台までの遊歩道からはきれいな海岸風景の見える場所もあり、緑のトンネルになっている部分もある。 佐田岬半島は風が強いらしく風力発電のプロペラの設置工事をやっていたが遊歩道脇で潅木が風に吹かれて傾いて茂っていた。 国立公園地域だがアクセスが悪く観光地としてはマイナーな所なのか、観光には時期が遅過ぎるのか往復の道で出会った人数は10人ほどだった。
佐田岬から三崎まで15Km、26分、三崎からJR八幡浜駅まで42Km、1時間かかった。 JR八幡浜駅に15時半に到着、駅の観光案内所でインターネットのつながるホテルと言ったら上位2つのホテルだけとのこと。 1番目のホテルのダブルの部屋を予約する。(満室だったが解約があって泊まれたらしい)
四国の道路地図を手に入れたかったがホテルに着いてバスに入ったらベッドで寝込んでしまった。 目が覚めたら19時半だった、近くの本屋を聞くと20分はかかる駅前まで行かないとないと言う。 食事のできる所と本屋を探したが居酒屋はあるが食事専門はラーメン屋とそば屋だけ、近くを30分あまり歩いたが本屋はなし。
 11月 3日(金) (八幡浜〜R378・r30・R56・R321・r348・r27〜足摺岬〜r27・R321〜四万十・中村) (234Km走行)


足摺岬灯台


天狗の鼻


椿のトンネル
足摺岬の写真
 今日は足摺岬まで行って近くに泊まろうと考えた。 ゆっくりしていたら出発が10時前になる。 海岸線を走ろうと思ってR378に入ったらすぐに1車線幅になって家の軒先を通る細い道が現れた。 拡幅した所は普通の国道レベルの道幅があるが古いままの町並みを通る所は離合も困難なほどに狭くなる。 海岸の崖っぷちで大型トラックとすれ違ったがお互いにすれ違える認識があったがこちらのドアミラーがトラックと接触しそうになる程になった。 1時間走っても海岸の出入りが激しく僅かしか進まない。 西予市三瓶町から海岸を走るのは止めてr30でR56に入る。 宇和島市ではうっかり宇和島市内へ入ってしまい、バイパスの自動車専用道路に入り直す。(分岐点の案内標識が自動車専用道路の表示でないのでまぎらわしい) 
宿毛市からR321に入るが宿毛市内に道幅の狭い区間が続き土佐清水まで予想外に時間がかかった。 しかし、R56・R321ともに海岸を走る部分はきれいな風景が続く。 土佐清水から案内標識に従って椿の道(旧スカイライン、r348)を走るが元は有料道路風で、道幅はあるがカーブとアップダウンがひどいのがイマイチだった。
八幡浜から足摺岬まで190Kmを4時間で走ったので主要国道は早いようだ。 足摺岬は市街を過ぎたらいきなり観光地になり整理もしない代わりに取り締まりもしない方針のようだった。 駐車スペースが僅かしかないので有料駐車場を作ってくれた方が車が止めやすい、隙間を見つけて道路外に駐車した。
観光案内所で観光マップを貰い足摺岬周辺を観光するが時間をかけられないので前に来た時と同じ展望台と灯台付近だけを見る。 風景は良いが太陽が低いので写真の写りが悪い。 展望台と灯台の間に椿のトンネルがある。(このようなトンネルは昨日の佐田岬でもあったが九州最南端の佐多岬にもある) この後、四万十市(旧中村市)へ向かうがスカイラインを戻る気はしないので観光マップに道が狭いと書かれている東海岸のr27で土佐清水へ行く。 確かに狭い道だが木々のトンネルが続きある種の雰囲気がある。(運転は面倒) 土佐清水の手前の以布利でr27からr348の広い道になり土佐清水の方へ連れていかれそうになるが戻ってr27に入り直したがこちらは車の交通量が少なくあまり使われない道のようだった。(対向車と出会わず通過できたが他よりも一段と険しい道) わざわざ危険を冒すまでもなくr348で土佐清水へ戻ってR321で四万十市へ向かっても時間的にはほとんど違わないように思われた。(現在は道幅が狭く離合ができないという注意表示あり)
四万十市内もR56でJR中村駅へ行けば良いものを下調べをしなかったため道路標識に従って遠回りして赤い四万十川橋を渡って中村駅へ行ってしまった。(R56との立体交差で道を間違うとR56へ入れない) 中村駅に15:50に着き観光案内所でインターネットのつながる駅前のホテルを紹介して貰う。
 11月 4日(土) (四万十・中村〜高知) (157Km走行)


佐田沈下橋


三里沈下橋
四万十川の沈下橋の写真



桂浜A
 今日は高知まで移動の予定。 チェックアウト前に高知のホテルへの予約電話がつながらず高知に着いてから電話することにして出発。 最初に本屋に寄って道路地図を購入する。
最初は中村近くの沈下橋を見に行く。 川沿いを走ろうとしたらいきなり狭い道になり驚くが県道になってから道幅が広くなりほっとするがやはり狭い部分がある。(道路は四万十川の側を通っているが川は見えない) 佐田の沈下橋までは道幅の狭い所はそこそこだったが次の三里沈下橋までの間はまた狭かったがそんな所にも砂利の採取場がありダンプカーが通っていた。 三里沈下橋では屋形船が下流から上がってきた。 最初の屋形船は三里沈下橋で引き返していったが次の船は沈下橋をくぐって上流へ上がっていったので屋形船にも観光目的の種類があるようだった。
中村から10Kmほど先にある入野松原は案内標識が見えたら寄っていこうと思ったがこちらの思っていた位置より手前に案内があるらしく見落としてしまった。 この後は高知の桂浜までだが四国の道は険しい、R56も前に走ったのは逆方向だがこんな道を走ったのだろうかと思うような地形だ。 以前は道が狭くて非舗装の山道だったから険しいとは思わなかったのかも知れない。 須崎を過ぎるとセルフのスタンドが出てきて徐々に価格が下がっていく。 四国に入ってからハイオクは150円台がほとんどだったのが140円を切り最安値は134円/Lだった。
桂浜へ14時過ぎに着く、最初にホテルを予約してから桂浜の写真を撮る。 残念ながら桂浜は午前中の風景が良いようで普通に撮られている風景には逆光だった。 また、ホテルは写真を見てもしかと思った通りで若干レベル落ちだった。
 11月 5日(日) (高知〜室戸岬〜阿南) (242Km走行)


桂浜B
桂浜の写真


高知市街パノラマ
五台山公園の写真


室戸岬


室戸岬灯台
室戸岬の写真
 9時過ぎにチェックアウトして桂浜の写真を撮り直しに行く。 今の時期では西端の部分が日陰なので夏の時期でないと完全に明るい風景にならないらしい。 次にホテルで聞いた五台山公園へ、南側から上がれると思ったら北側からだけの一方通行になっていた。 高知市街がよく見渡せる作りの建物が展望台になっていた。 展望台の写真を撮ろうと思いながら建物を下りてしまい4階ほどの展望台を上がり直す。
次は80Kmほど先の室戸岬だがR55よりもコースが短い五台山の下からの県道が早いだろうと南国へ向かう。 県道が狭くナビが旧道をメインのように太く表示していたので入ったら更にとんでもなく狭い道だった。 結局、最初からR55を走った方が正解だったことを思い知らされる。 室戸岬には13時過ぎに着いたが曇っていたので14時頃まで岬周辺で天候回復待ちをしながら写真を撮る。 大きな岩がごろごろしていて大波にも耐えられるような岩が並んでいた。 その後、上に見える灯台を撮りに行く。 最御崎寺(ほつみさきじ)のお寺のすぐ南に灯台があるが目の前の間近に灯台がある珍しい配置だった。(広角でないと入らない) その後、室戸岬に戻って徳島方向へ行こうと思ったら岬を回った所に観光案内所があり展望台がある。 岬の展望台が通行止めで上がれなかったので上がって行く。 観光案内所を通らないと上に上がれない作りなので帰りに中を見たら海洋深層水のペットボトルがあったので試しに飲む。(150円) ぬるいと味が強くてくせがあるようだが冷やしたものなので飲みやすいとの話だった。 観光案内マップがあったので展望箇所を聞いたら室戸スカイラインにも展望台があるとのこと。 風景の見え方が違うので室戸スカイラインを東側の海岸を回って寄って行く。 展望台から左右に海岸線が見える。
この後は一路北上する徳島には泊まったことがあるので阿南付近で泊まる予定。 JR阿波橘駅へ行くと狭い道の先にあり無人駅のようで近くの店で阿南市の中心部を聞くと2つ先の駅の富岡町とのこと。 周りが暗くなってしまったので早くホテルに入りたいが阿南駅に駐車できない。 仕方なく途中で見かけたホテルへ戻ろうとナビを見ながら戻ったがナビの見え方が変わって確認できず、R55脇の大きな空きスペースに車を止めたら別のホテルがあった。 インターネットがつながりそうなホテルだったので空室とインターネット接続を確認したらOKとのことで泊まることにした。 阿波橘駅に17時頃に着いてR55が渋滞していたので1時間近くうろうろしてしまった。
 11月 6日(月) (阿南〜徳島〜(フェリー)〜和歌山) (78Km走行)


眉山公園から


ロープウェイ
眉山公園の写真



徳島港
 写真が多く処理に時間がかかり7時過ぎになってようやく写真部分のデータが出来た。 朝食後に記事を書くがチェックに時間がかかり9時20分を過ぎる。 10時までに部屋から出られず荷物の整理をしていたらフロントから電話がかかってきた。 確認らしいがフロントが電話してきたのは今までで初めての経験だった。
出発間際になってから徳島発のフェリーの時間をチェックしたりしたので手順が悪く10時を5分ほど過ぎて部屋を出てチェックアウト。 今日は和歌山まで移動の予定だが時間が中途半端で津峰スカイラインを上がろうかと1駅南へ戻ってみたが低い山で山上に大きな白い建物が見えたり風景が霞んでいたので中止。
徳島へ行き眉山公園に上がる。 今回で3回目だが勾配がほどほどだったので楽しみながら上ったが最大斜度14.5%の標識があった。 今の時期は訪れる人が少なく駐車場の車も少なかった。 残念ながら風景が霞んで白っぽい風景だった。
12時のフェリーに乗れる見込みがないので徳島駅の観光案内所で近くに適当な場所がないかと聞いたが鳴門海峡は片道1時間で無理、仕方なく近くの海水浴場のある海岸へ行ってみるが風景はダメだった。 ここからフェリーターミナルへ向かう時にフェリーターミナル近くで問題かなと思って進んだら末広大橋へ入ってしまった。  立体交差を平面のナビ表示では分からなかったもので橋の途中で降りて戻るのに苦労してしまった。(狭い道と渋滞) フェリーターミナルに13:35着。
徳島〜和歌山間の南海フェリーは今の時期には珍しいペイする航路のようで車もそこそこ載っていて船内にも会社作成の航路用の季節別パンフレットが置かれていた。 海は強風で波が高くうねりがあり稀に大波に当って2100トンあまりの船全体が振動することがあった。
2時間で和歌山下津港に着きJR和歌山駅へ行って駅の観光案内所でホテル情報を貰いインターネット接続可能な条件でホテル探し。 最初に電話した和歌山城近くのビジネスホテルはシングルの部屋がなくツインのシングルユースで8800円、駐車料金1000円と高い。 ビジネスホテル1泊に1万円も払う気がしないので別のホテルを当ったら駅前でインターネットのつながるホテルが見つかる。 創業5周年キャンペーン中の手頃な値段で駐車料金は500円だった。
 11月 7日(火) (和歌山〜白浜〜串本) (200Km走行)


白浜・円月島
白浜の写真

すさみ町海岸の写真


串本町和深海岸
串本町の写真


潮岬夕景
潮岬の写真
 早朝は雲っていたが気象庁HPの天気分布予報では9時から晴れの予報。 8時半を過ぎたら厚い雲がとれて晴れになった。 9時半にチェックアウトして近くの和歌浦に寄っていくが西側の海岸(雑賀崎)では猛烈な強風で体がふられシャッターを押すのもタイミングをとる必要があった。 和歌浦の風景はまあまあでおすすめという程でもなく道も狭かった。
和歌浦を周って後、ガソリンを満タンにして南下開始。 海岸を走るR42では時間がかかり過ぎるので海南ICからみなべICまで高速を使う。 高速道路が延びて白浜が近くなりみなべICから20Kmあまりになった。(途中の田辺市街もバイパスが工事中で7割ほど完成) 前にも白浜の海岸を回ったことがあったが夕方で写真を撮ってなかった。 ここも海岸は強風で海が大荒れで普段の風景ではない。 海岸線が長くいろいろな風景があったが今日の荒れた海の風景では絵にならない。
この後、一路串本を目指す。 すさみ町を過ぎるときれいな変化のある海岸風景があちこちにあり写真を撮る。 アパート風の駐車場の所で写真を撮って戻ろうとしたら隣家のおばあさんに「どこから来たのか」と声をかけられてしまった。 東京からと答えたら驚いていたがよく人が来そうな所だった。(和深海岸) 途中、道の駅イノブータンランドすさみで休憩したが地域のお土産で面白いものがあり数点購入する。
串本に着いてJR串本駅の観光案内所でインターネットのつながるビジネスホテルを紹介して貰う。 駅前のホテルだったがブザーを押しても人が出てこない。 観光案内所へ戻ると電話してくれた。 たまたま出られなかっただけらしい。 もう1軒国道脇に同名のホテルをやっているという話だったのでどちらをメインに営業しているかと心配してしまった。(予約等はブザーではなく電話をしてくれとホテルのフロントに書かれていたが、インターネットがつながるのは駅前だけらしい)
ホテルへチェックイン後に潮岬を回る。 距離は大したことはないと思ったが17Kmあり海岸沿いの道なので少々時間がかかった。 潮岬灯台と本州最南端付近で写真を撮ったが潮岬灯台近くでは川のような速い潮の流れが見られた。
 11月 8日(水) (串本〜那智の滝〜新宮) (95Km走行)


串本パノラマ


樫野埼灯台


橋杭岩俯瞰
紀伊大島の写真
 


橋杭岩
橋杭岩の写真
 


那智の滝A
那智の滝の写真
 夜中にも時々強い風が吹いていたが朝方になって止んだ。 9時半にチェックアウトしたが駐車場が狭いので車を一杯に後ろにつけていた。 車の前に旅行バッグを置いてから車に荷物を積み込もうとして車を前に出し過ぎてバッグを轢いてしまい音がしてから止める失敗をやってしまった。(移動可能な範囲を失念していた) 幸いバッグが少し汚れた程度で済んだが旅行が長くなりやることがずさんになったか。
最初にくしもと大橋を渡り今回初めて紀伊大島の中を周る。 くしもと大橋脇で写真を撮ってから金山展望台へ行く。 途中、食堂をやっている所で人がいたので道を確認する。 地図には出ていないが登山口に駐車場があることが分かった。 また、展望の良い場所は金山展望台と樫野埼との話だった。
金山展望台の駐車場は話を聞いていたので場所を探しやすかったが何も情報がないとちょっと難しい。 金山登山口のバス停の手前にそれらしき場所があり一部が舗装されている所が駐車スペースだった。(草原の上にも駐車可能) バス停の所に金山展望台案内図と説明があり高さ90mで約1Kmの登山コースの先にあると書かれている。 登山コースと言ってもハイキングコース並みのもの、90mの高さに1Kmも歩くとはと思ったら4回のアップダウンがあり効率が悪かった。 また、展望箇所も複数あったが3つ目まで行ってから引き返したが先に道が続いていた。 金山展望台の一番の特長は上から橋杭岩が見られること、天気が良くきれいな風景だった。 私が上った時は人に全く会わなかったが帰りには続々と人が上がってきておばあさんの組もあったのでかなりポピュラーな場所なのだろうか。 金山展望台で1時間近くかかって11時になり後の行程が限られてしまった。
次に樫野埼へ行くが広い駐車スペースが取れないので数100m手前に大きな駐車場を作ったので地図で見るよりも手前の駐車場から歩かされる。 樫野埼灯台があって少し高い場所から風景が見られる他はトルコ軍艦遭難に関係した慰霊碑と記念館がある。 周辺の風景は全体的に平たい風景だった。
この後、潮岬で昼間の写真を撮り那智の滝へ向かう。 途中の橋杭岩では国道に近い部分では潮位が下がっていたので砂浜になっていた。 しかし、駐車場の奥の旧国道跡の部分では海から岩が出ている風景が見られた。
次は那智の滝だが地図を確認していなくて途中で確認する。 カーナビは有料道路表示の部分だったが那智の滝までに有料道路の表示がなく有料道路でなくなったか。 那智の滝は記憶ではもっと高いイメージだったがデジタル一眼レフの広角端で楽に写せる高さだった。 那智の滝の周囲が暗く滝に直射日光が当たって明暗差が大きいので難しそうに見えた。 デジカメで2/3のレベル補正では滝が見事に白飛びしてしまった。(2レベル以上の補正が必要だった)
新宮まで行きJR新宮駅の観光案内所でインターネットのつながるホテルと言ったら安めのホテルを紹介してくれた。 15時過ぎにホテルへチェックイン。 ホテルで「インターネット接続の宣伝が効いているね」と言ったら全室がLANでつながると答えてきた。 新宮のホテルのインターネット接続状況をネットでチェックすると部分的な部屋の対応が多いようだった。
 11月 9日(木) (新宮〜那智の滝〜勢和多気IC〜(高速)〜清水IC〜清水) (468Km走行)


那智の滝B


参道
那智の滝の写真
 今日はどこへ泊まるか昨夜から調べていたが学生時代に自転車で走ったことがある国道1号線を走りたい。 浜松に泊まると新しくなった部分が続いている箇所を走ることができるので浜松付近に泊まることにした。
今日の天気予報は南紀では曇りのち晴れだったが朝から曇っていた。 9時過ぎにホテルを出て那智の滝を撮り直しに行く。(距離が近いので気楽) 午前中で光の当り方が昨日と違い周りの風景が全体に明るく見える。 海上が晴れていて時々部分的に日が差すことがあったが全体的には曇りで明暗の差が少なく滝が写しやすかった。 どこを撮ろうという目的がなかったのと人が少なかったのですぐに撮り終えてしまった。 10時半過ぎに那智の滝を出発、後は浜松まで走るだけ。
しかし、R42で南紀から大台町の道の駅まで約140Kmが遠く3時間ほどかかる。
朝食が軽めだったので腹が減り休憩する。 塩気のあるものとソースを使うものを食べたらソースをシャツに飛ばしてしまい食べた後で気付いてシミをとるのに時間がかかり、結局50分の休憩となってしまった。
高速道路は伊勢道の勢和多気ICから大台町の道の駅の先まで紀勢道が延びて少し南紀に近くなっていた。 大台町で満タン給油してから先の勢和多気ICから伊勢道に入る。 伊勢道、東名阪道、伊勢湾岸道は空いていたが東名は車が多く速度が上がらなかった。 大型トラックが追い越し車線を80Km台の速度で道を塞いで走り団子状態の走り方になる。 大型トラックは車の大きさに物を言わせて割り込んでくるから気の弱い車が割り込みを許してしまう。 浜名湖SAで宿探しするが浜松周辺まで満室で断られ清水のホテルを予約。
浜名湖SAから100Km余り先の清水まで90分ほどかかり18時40分にホテルへ到着、今回の旅行で最も遅いチェックインになった。
(注) 伊勢湾岸道は最新の道路でほとんど片側3車線の余裕のある作りで東名阪道と東名・豊田JCTを結んでいる。 2008年新名神が開通して名古屋以東から大津以西で高速道路のルート検索をすると伊勢湾岸道・東名阪道・新名神道を通るルートを案内するようになった。(距離が短く料金も安い)
高速道路上の案内標識も変更されているとのこと。
 11月10日(金) (清水〜さった峠・箱根・真鶴〜東京) (190Km走行)

さった峠
さった峠
さった峠の写真
 

大観山から
箱根の写真


湯河原温泉
湯河原の写真
 今日までが天気予報の良い日で富士山が撮れるのではないかと期待して清水に泊まった。 早朝は良く晴れていたが9時頃になると地上に近い部分の霞み方ひどくなったように見えた。
9時半にチェックアウトして調べておいたさった峠へ向かう。 旧国道1号線からR52へ入って東名高速を過ぎてすぐの信号を右折して狭い橋を渡るが先に生コン工場があり橋を大型のミキサー車が通っている。 少し旧東海道?を走った先を右折した所にトイレ付きの駐車場があるが右折する手前に急な上り坂の頂上がある。 この頂上は車の底が着いてしまうのではないか思う位の坂道の急激な勾配の変化で先が全く見えない危険な場所だ。(工事で大型車が通ると看板が出ていた) 最初に右折して駐車場に入り写真を撮ったがインターネットで見た風景とイメージが少し違う。 富士山がきれいに見えるか心配だったが今の時期にしては良く見える方だ。 道を右折せずに先のY字路を左上に進んだらミカン山らしく私有地なので立ち入らないでくれとの看板があり狭い道で車を反転できるかと心配になり道幅が広くなった場所で折り返す。 次はY字路を右下の道を進むと道がどんどん下がって行き下へ降りてしまいそうな予感でこれも道幅の広くなった場所で折り返す。 先の駐車場に戻り遊歩道?を歩こうとしたら駐車場の下へ続く道があり添付写真を撮る。(遊歩道?を清水側へ200mほど進んだ所に展望台があるようだ)
(注) 11月25日にさった峠へ行き写真を撮り直した。
さった峠の後はR1で箱根へ向かう。 三島市内で渋滞になったがその先は順調に走れさった峠から70Km先の大観山まで2時間で到着する。 大観山のいつもの駐車スペースは工事車両で止まれず箱根ターンパイクの出入口で撮影する。
大観山からはr75を下り湯河原から真鶴へ、真鶴の寿司屋で地物の魚のにぎり寿司を食べる。 硬いあわびが出て噛みくずせない部分があり飲み込んでしまった。(硬くてかりかりするようなあわびで歯を痛めるよりはまし)
真鶴から国分寺のマンションへ小田原厚木道路を使い約90Km、2時間半かかって16時半に無事到着、今回の旅行が終わる。

総 括
11/12に大学時代の研究室の集まりがあるので11月10日頃に帰宅する予定で出発した。 松江で後半日程に使える日数が不足していることが分かってから帰宅予定日に間に合わせるように日程を調整したので少し早周りになった。(7日ほど不足)
最初の10日ほどの天気が悪かったが九州へ入ってから後は南紀で強風が吹いて海の写真がうまく撮れなかった以外に問題がなかった。 全体に印象が良く能登半島、山陰、四国は次回はもう少し下調べをして出発したい。 全体に気温が20℃以上の日が続いてすべて半袖シャツで過ごせ、九州に入ってからは毎日のように下着のシャツを洗わなければならないほどだった。(九州南部は25℃以上の予報も出た) 後半の印象が良く今年の長期旅行では最も良い旅行だった。
しかし、夜中にHPデータを作るため睡眠不足になり、旅行の最後では少々疲れが溜まったため家に帰って数日はテレビばかり見ていた。
更に北海道、山陰・九州・四国南紀と1ヵ月半ほど旅行してしまい、このため書類などが溜まり、書類整理のためすぐにはHP更新にかかれない状況だった。
(注) 今回はノートパソコンの画面の表示設定をデスクトップのCRTモニターに出来る限り近づけて表示させるようにしたので帰宅後の写真の色調補正作業が楽に出来た。

出発10/16、帰宅11/10の全26日間、走行距離5195Kmでした。
(九州編)
(北陸山陰編)
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