2005年10月山陰九州旅行(山陽編) (2015-11-19) (山陰編) (九州編)
 11月 2日(水) 別府〜熊野磨崖仏〜門司〜下関・火の山公園〜山口) (220Km走行)


関門海峡
関門海峡(下関)の写真
 (九州編)から
 関門トンネルを出てから関門海峡の写真を撮るため火の山公園へ向かう。 10月28日より霞み方が少なく火の山公園からの展望が効いた。 しかし、太陽が低いので明るさの変化が大きく写真写りは悪そう。
この後、東へ向かい山口市の湯田温泉に泊まったがビジネス系ホテルの筈だったが違っていたようだ。 思惑が外れていろいろ不便なことが多くインターネットが使えるのに机の幅は60cmほどしかない。 こんなことなら防府に泊まるべきだったと後悔してしまった。(この付近にビジネス系ホテルグループのホテルがあることが後で分かった
夕方になって熊本から始まった下痢症状は止まったが腹の痛みが残った。 時間が経てば解消しそうなレベルになったので普通に食事を摂り薬は飲まなかった。
 11月 3日(木) (山口〜岡山) (306Km走行)


後楽園パノラマA
 

後楽園パノラマB
 
岡山後楽園の写真
夜中から朝にかけて雨が降ったが午前中が曇りで午後から晴れの予報だった。
ホテルをチェックアウトする10時頃になると西の空が青くなってきたが東の方の雲が厚く近くの山は霧がかかっている。 天気予報も中国地方東部が西部よりも悪くてあまり早く東へ行きたくない。 山陽道も玖珂IC〜岩国IC間が通行止めなので岩国の次の大竹ICから入ることにした。 岩国まではR2も順調に走れたが岩国から大竹までの間で東行きが渋滞していた。 今までのR2が渋滞していなかったのでカーナビの渋滞表示をよく見ていなかったのが失敗だった。(渋滞で時速数Kmになる)
大竹ICから山陽道に入ったのが12時半を過ぎていたので岡山には15時前に着きそうな見込み。 200Kmあまり走って14時50分に後楽園に着く。 今日は祝日で多くの来園者があり河川敷の駐車場まで車が沢山駐車していた。 ホテルの予約をしてから後楽園を周る。 時間が遅いので太陽が低くなり光の当たり方が微妙になっている。 普通に撮るなら太陽が高い位置の方が楽なのだがパノラマの露出をチェックすると大きく変化する。 約1時間ほど沢の池付近の写真を撮る。 沢の池は手入れが良く水の色がきれいで木の葉が全く見られない、また池に入る水の注入口も複数あるようでいろいろ工夫がある。 後楽園からホテルに向かおうとして岡山駅に近いホテルの場所をカーナビで探せず駐車場入口の係員に教えて貰う。 1Kmも離れていない場所だった。 岡山国体の開催中で選手団が泊まっていていろいろな音がしてうるさい。(障害者スポーツ大会が11/5〜7で開かれる、国民体育大会は10/22〜27で済んでいた) また、部屋も幹線道路に面しているのでいつも何かと音がしていた。
 11月 4日(金) (岡山〜岡山後楽園〜東京) (714Km走行)


丹頂鶴
 

後楽園パノラマ
 

流店(りゅうてん)
 
岡山後楽園の写真
(3日と同じもの)
明日まで天気が良い予報になったが週末と重なって中途半端な状況だ。 土曜日に観光すると箱根から東側の渋滞が心配になる。 日曜の天気が悪いので金曜に帰るか土曜に帰るかの問題になったので渋滞の可能性が少ない今日帰ることにした。
写真ネタのために後楽園に寄るが平日のため車が少なく駐車場の入口近くに駐車することが出来た。 園内に入ってすぐに丹頂鶴が通路を通るのが見えた。 近付くと丹頂鶴が通るので通らないでくれとのこと。 写真ネタにもなるのでこちらも撮りたいもの。 少し時間をおいて丹頂鶴さまのお通りだが丹頂鶴はあちこち興味を示してまっすぐには歩いてくれない。 人が見守っているのを鶴の方も分かっているのだろうお鶴さまは優雅にお歩きなさる。 この日は鶴を飛ばせたらしいが鶴を飛ばせたりするのはいつもやっていることではないらしい。 この後で丹頂鶴を近くで見たが羽の白の色が非常に白くてきれいだが頭の赤い色の鮮やかさは釧路で見た丹頂鶴の方が鮮やかな気がした。
昨日見ていない花葉の池はハスの池のようだったが時期外れで池は面白くなかったが橋などの作りの工夫が良かった。 池を結ぶ水路の風景の良い所を以前に見たことがあるような気がしたが見付からなかった。 流店(りゅうてん)という水が中を流れる東屋は珍しくデジカメで写真を撮ったが床と石の色がきれいに写ったのは添付画像だけだった。 私の後に外人も来ていろいろ写真を撮っていたがうまく写っていたかな。(写真の撮り方の着想が面白かった)
昨日は祝日で大変な人出だったが今日はボランティアの案内人も余裕があるようだった。 私の歩くコースと同じように歩く人がいて無料のボランティアを頼んでいたがこちらも時々ボランティアの人に説明をして貰った。 説明用の写真を持っていて見せてくれるので時期の違う風景などが見られます。
後楽園の後は一路東京へ、岡山ICへ入る前に給油とタイヤの空気圧調整をした。
12時30分頃に岡山ICに入り、この後に止まったのは龍野西SA、浜名湖SA、足柄SAでそれぞれ十分時間をかけて合計103分休憩した。 足柄SAから厚木ICまで時間がやや遅めだったためか車の数が少なく流れが早かった。 厚木ICからは下道で国分寺まで走る。(こちらの方が東京ICまで行ってから1時間以上かけて国分寺まで走るよりも早く着くため、都内の移動時間で厚木IC〜国分寺間を走れる) 国分寺の自宅付近を22時15分に通過して近くのスタンドで給油してから帰宅する。 

総 括
 台風20号の影響で天気がぐずついて出発を1週間以上も延期していたがこの時期の1週間の遅れは太陽の位置の変化にかなり効いていた。 今回は山陰から周り始めて山陰側を重点にしたため鳥取でも2日の足止めとなり九州へ入ったのは10月末と言って良いような時期で九州については2001年や2004年と余り違わない時期になった。 太陽の位置による写真の写り方の変化は大きく普通にパノラマを撮るには10月が限度のような気がした。(光の当り方の良い特定の風景については話は別だが旅行で撮影時間が定まらない撮り方では11月以後は難しくなります)
 気温は結構暖かくてだいたい20℃以上の日が続き車での移動のためほとんど半袖シャツで夏と全く同じ格好でした。(鳥取で雨のため3連泊した時だけは気温が低くて長袖シャツを1日だけ着た) 風の強い所でウインドブレーカーを着た程度で済んだが他の人がほとんど秋の格好だったので時期外れの違和感あり。(私のこの地域のこの時期の旅行で10月に半袖はいつもの格好)
 旅行の前半は天気が悪かった、後半は周期的な天候変化で大きく崩れなかったが風景が霞んで見えたのが旅行目的に合わず残念でした。 それでも鳥取で足止めになった時以外は毎日写真が撮れて何らかの収穫があったので良い旅行だったと言えるでしょう。

走行距離は16日間で3410Kmでした。
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