2005年10月山陰九州旅行(九州編) (2016- 2- 8) (山陰編) (山陽編)
 10月28日(金) 下関〜下関市内〜(九州道)〜太宰府天満宮〜唐津) (176Km走行)


太宰府天満宮

太宰府天満宮参道
太宰府天満宮の写真
(山陰編から)
九州道は関門海峡を渡ってから50Km/hの規制、次に80Km/hの規制が続いた。 しかし、天候が悪い訳でもないのに50Km/hの規制は低過ぎで守られていなかった。
 太宰府天満宮の駐車場には12時半頃に着いた。 今まで見た中で最も広い2000台が駐車可能な駐車場なのでもっと車が来るのではないかと思って聞いてみたら休みの日には満車になるとのこと。 参道部分は歩行者天国で電柱なしの町並みになっている。 修学旅行の生徒がたくさん来ていてさすがは学問の神社。 本殿前は人が激しく入れ替わり写っている人々の様子がそれぞれ別のものになっていた。
天満宮往復を50分ほどで終わらせたら西の空が少し暗くなっていた。 雨が降り出しそうだと思っていたら福岡から唐津へ向かっている時に降りだして予報よりも少し早いように思われた。 R202に並行する有料道路をつないだ道路は車の流れが早く唐津のホテルへ15時過ぎに到着した。
 10月29日(土) (唐津〜加部島〜玄海エネルギーパーク〜唐津) (55Km走行)


呼子大橋
呼子・波戸岬の写真
 


熱帯温室
 

ディスプレイ温室
玄海エネルギーパーク
観賞用温室の写真
昨日のチェックイン時に連泊としたが部屋で見たテレビの天気予報が福岡・広島だけが晴時々曇りに好転していた。(長期予報が良くなかったのを信用し過ぎての失敗) 朝方まで雨が激しく降っていたが6時頃には上がっていた。 10時過ぎから空が明るくなり薄日がさすようになってきた。
唐津周辺を周って戻ってくるコースとして加部島の風の見える丘公園と九州電力の玄海エネルギーパークへ行くことにした。 10時過ぎにHP更新して昼前に出発する。 加部島には30分ほどで着く。 呼子大橋の全景を撮るために昨年は苦労して場所を探したがそばの農産物などのお土産ものを売っている店の休憩所からが障害物が少ないことが分かった。(午後遅くなら逆光にならない風景になるか)
玄海エネルギーパークは加部島から20分ほどで着いたがここは土曜の休日で思ったよりも多くの人が訪れていた。 エネルギーパーク自体は原子力発電のPR用がメインの施設だがこちらの目的の温室へ直行する。 名前は観賞用温室となっていて観賞用以外の目的の温室もあり育苗用(見学可能)、試験用ほかのものがある。
観賞用温室は植物園風のスペース、庭園風のスペース、ランの部屋の3つに分けられている。 大きな温室だが庭園風のスペースが最も広く、次に植物園風のスペース、ランの部屋の順でスペースを区切っているので植物園風のスペースが思ったより小さく感じる。 ランの部屋は天井を囲ってランの花の匂いがむんむんするような趣向で鉢に植えたランを数種のレイアウトでディスプレイしている。
この後、サイエンス館の見学コースを他の見学者と一緒に案内者について周った。 九電の原子力発電の話がメインだったがコースの中には世界各国の原子力発電の説明パネルもあった。 また、原子力発電や九州電力の原子力以外の発電所のパンフレットなども持ち帰り自由で置いてあった。
天気は15時には完全に曇ってしまい18時以後の降水確率20%の影響が早目に現れ連泊の失敗感が少し和らいだ。
 10月30日(日) (唐津〜(伊万里)〜小佐々町〜長崎) (194Km走行)


本土最西端シンボル塔
 

神埼鼻公園から
神埼鼻公園の写真
 

冷水岳公園展望台から
冷水岳公園の写真
今日の天気予報は晴時々曇りだが良い方ではないらしい。 今日は2001年に通過してしまった小佐々町の本土最西端地と北九十九島を撮ってから長崎で泊まることにした。 唐津から伊万里へ向かっている時に昨年買い物をした道の駅を通過して同じルートを逆に走っていることに気付く。 伊万里から松浦へ行き県道144号線で江迎町に向かうが狭い道で結構な急坂や急カーブが多かった。(最短コースなので通る車が予想外に多かった) 本土最西端地の神埼鼻公園は県道18号線からは少し離れた海岸にあった。 本土最西端のシンボル塔は本土最西端の表示がないので何の塔だか分からないのが惜しい。 付近の海岸にも下りられきれいな岩の海岸で風景も良かったが上空に雲が通り写真を撮るのに待ち時間が長かった。 神埼鼻公園には本土最端地の四極交流盟約の説明パネルが大きな地図の脇にあった。
北九十九島を撮りたくて近くの冷水岳公園へ上がったが撮影したのは南九十九島の北側の部分だった。(北九十九島は鹿町の長串山公園から見えるらしい) 冷水岳公園には立派な展望台があったが駐車場が2つあり下の駐車場に車を止めてしまったので展望台までの道が遠かった。(道がはっきりしないので登りは木々の間を進んでしまい失敗) また、冷水岳へ上る道も佐世保寄りから上って道を間違えたが鹿町寄りからの道の方が道幅が広く入口看板も大きい。
冷水岳の後は長崎へ向かう。 佐世保市内は祭りで交通規制をやっていて渋滞気味、R205から長崎方面は佐世保出口で渋滞していたので大村湾の反対側を走ることにしてR202・R206経由で長崎へ向かう。 R206では一時雨に降られ長崎市内で少し渋滞したが16時前にホテルに到着する。 インターネットが使えるホテルの筈だったがセキュリティ設定が厳しくて全くつながらなかったが31日にこちらのセキュリティレベルを下げることでつながるようになった。(パーソナルファイアウォール設定を変更)
 10月31日(月) (長崎〜(小浜)〜雲仙・仁田峠〜(島原)〜熊本) (114Km走行)


グラバー園から
グラバー園の写真
 


仁田峠パノラマA

仁田峠パノラマB
雲仙・仁田峠の写真
 

島原港外
島原・熊本フェリーの写真
空に雲があり撮影条件としてはイマイチだがグラバー園に寄ってから熊本へ行くことにした。 ずっと昔にグラバー邸に行ったことがあるがその後にグラバー園になってからは初めてだ。 簡単な案内図を見ていたが実際はもう少し複雑な地理だった。 駐車場に車を止めてから歩き始めてからこのことに気付き少し慌てたがとにかく坂を上へ歩いて行くと入口があった。 予備知識で持っていたイメージとは少し違っていた。 グラバー園という名前はグラバー邸以外の外国人の邸宅を含めて一帯を有料の観光施設にしていてエスカレーターを乗り継いで上へ上がる。 人が多く天気もイマイチなので適当に切り上げることにした。 グラバー邸は一番下にあったがここから外へ出るために長い迂回路を通らされるのはなんとかならないものかと思う。
この後、小浜へ向かうためにカーナビでルートを確認したが手前の国道に入ってしまい道を間違えたことに気付いて山(丘?)の中の道を通ってルート修正する。 長崎は坂の街というだjけあってルート修正のための坂も半端でなくかなりの急坂と急カーブが続いた。(下り坂はエンジンブレーキのかかるギアで下るのであせりは禁物)
小浜からR57の坂を上るが途中で1台のバスに追いついただけで、そのバスも追い越しさせてくれたので楽に上がれた。 ここで遅い車の後についたら我慢をしいられていらいらする所だった。 仁田峠循環道路へ入ったが紅葉の最盛期前のためか空いていた。 展望台に着いてから普賢岳・平成新山の上空の雲が切れるのを待ったが雲が全く動かなくなり30分以上も変わらないので諦め仁田峠へ移動する。 仁田峠からの風景も雲の移動で見え方が次々と変わっていた。
島原外港から熊本行きのフェリーで熊本へ、明日(11月)からフェリーの運賃が値上げだと言っていたが前の便に乗れば特割の3割引だったのでもっと安く乗れた。
熊本のホテルは今回初めて泊まるホテルだったが場所が分かり難く近くになってからカーナビで場所を確認するのに時間がかかってしまった。 地図に書かれた目標物がちょっとマイナーだったのが原因だが地元の人に聞いてから探し始めた。 熊本でホテル探しに時間がかかったのは初めてだった。 夕食にやばい可能性があると思いながら食べた馬刺しがあたってしまったようだった。
 11月 1日(火) (熊本〜水前寺公園〜阿蘇〜別府) (177Km走行)


水前寺公園
水前寺公園の写真
 

草千里パノラマ
草千里展望所の写真
 

大観峰パノラマ
大観峰の写真
 

城山展望所パノラマ
城山展望所の写真
今日は高気圧に覆われて快晴の風景が見られそうだ。 阿蘇からやまなみハイウェイを通って別府まで行くことにした。 水前寺公園の写真の撮り残しがあるので寄って行く。 池の奥の方で写真を撮っていたら足元でカワセミが飛んでびっくり、池の石垣に巣があるようだった。 水前寺公園は早周りしたが約40分かかった。 熊本から阿蘇まで車の数は多かったが順調に走れ熊本バイパスから50分ほどで草千里展望台に着く。 快晴の風景で言うことなしだったが外輪山は距離があるので霞んでいたが前回の2003年12月よりも見通しが良かった。
次は大観峰へ逆光気味の風景だったが太陽が高いのでレンズに光が入ることなくパノラマが撮れた。 もっと太陽が高い時期でないと明るい風景にならない感じだ。 大観峰から外輪山を走るミルクロードで城山展望所へ、ミルクロードから城山展望所まではやまなみハイウェイを数Km別府と反対方向に走る。 先に大観峰の風景を見てから城山展望所の風景を見ると根子岳や阿蘇五岳への距離が近く大きく見える。 快晴の雲のない風景が見られたのはここまでだった。 この後、瀬の本高原、飯田高原、湯布院では山に雲があり良い条件ではなかったので通過。 牧の戸峠では紅葉が最盛期で多くの人が写真を撮っていたが駐車スペースを探すのが面倒でここも通過した。 やまなみハイウェイは何度も通っているのでようやく地図と風景が一致してきた。 県道11号線で別府へ入ったが観海寺方面へ右折せずに直進(こちらがメイン)したら別府駅から離れた場所に出てしまい駅前のホテルへ行くのに時間がかかった。 別府駅の位置を今まであまりはっきりと認識していなかったことを気付かされた。(別府駅へ行く場合は観海寺方面を通るのが最短コース)
(注) 後日に地図を調べて県道11号線は大分道の別府IC入口を通過して坊主地獄付近でR500に合流して別府駅の約3Km北でR10に出ることが分かる。 従って別府駅へ出る場合は別府IC入口の手前から観海寺方面の県道52号線へ右折しなければいけなかったことが分かった。(県道52号線部分を県道11号線と勘違いしていた)
昨夜に食べた馬刺しが悪くて朝から下痢症状だった。 朝、下痢止めの薬を飲んで日中は大したことはなかったが夕方になると具合が悪いことがはっきりしてきた。 かなり悪性の下痢のようで夜中も腹具合が悪かった。
 11月 2日(水) (別府〜熊野磨崖仏〜門司〜下関・火の山公園〜山口) (220Km走行)


熊野磨崖仏
 

参道石段
 
熊野磨崖仏の写真
朝方 HPデータを作っていたらまた腹具合が悪くなったので下痢止めの薬を飲んだ。 軽めの朝食後にも下痢止めの薬を飲んだ。 HP更新に時間がかかり行き先にも迷ったのでチェックアウトが10時前になる。
最初に向かったのは熊野磨崖仏で地図には主要道路の脇ではない表示だ。 R10を走りながらナビで位置を確認しながら進むと案内看板が出ていた。 しかし、別府側からのアクセスには不親切な案内で手前の信号機のある交差点で右折すべき所だったのに細い道に入ってしまった。 あまりに細い道が続くので作業をしていた人に聞いたらまともな道を教えてくれた。 その道をさらに進むと熊野磨崖仏の案内が出るようになった。 最後に小型車専用駐車場という案内で細い道を上がる。 駐車場は無料だったが拝観料200円だった。 駐車場から急な坂道を登り更に急な石の階段を上る。 上りは運動量が大きくて息が切れそうになる。 参道入口で杖を無料で貸していたが使わなかった。 磨崖仏そのものは大きなものが高さ8mの不動明王とその右に小さなものが高さ6.7mで素朴な表情のもの。 詳しくみると他にも刻まれているものがあると説明パンフレットには書かれている。 日本一雄大荘厳な磨崖仏とのこと。
熊野磨崖仏からR10への戻りは県道34号線で豊後高田市へ出てしまったが来た道を引き返した方が早かったようだった。(別府方面と中津方面で別のルートを案内していたがほとんど意味のない案内で別府ルートが走りやすい)
また、関門トンネルを通るのにR10を走り続けて小倉に出てしまった。 小倉に出ると分かっていたら途中で分岐していたのにと自分のぼんやりさ加減にあきれる。
 (山陽編へ続く)
(山陰編)
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