2012年8月北海道旅行(1) (2012-10- 6更新)   /3)

旅行準備
 お盆明けの15日頃に出発しようと考えていたが前線が停滞して東北から北海道までの天気予報が悪いので19日に出発することにした。 北からの冷気の影響が残って本州から北海道までの天気に影響して20日(月)の北海道の天気予報が悪いのが気になったが日程を延ばせないので出発することにした。
 8月19日(日) (東京〜(東北道)〜青森〜(フェリー)〜函館) (720Km)


スロープ
 

航跡
 
高速フェリー・ナッチャンReraの写真
 旅行準備に気が乗らず18日朝から天気予報を調べるが相変わらず関東から東北にかけての天気予報が微妙であちこちに雨が降る予報が出ているので雨の降らない時間帯に東北道を通過することを狙う。 朝から天気が悪く午前中から雨降りの予報で早朝に車のガソリンを入れられず午後になる。 部屋に溜まったゴミの整理などをしてノートPCの設定が終わったのは20時近くで荷物をまとめてシャツにアイロンをかけたら19日の0時近くになってしまった。 エアコンの電源を切って約1時間除湿運転するので車に荷物を積んで出発したのは2時半を過ぎていた。
 10日余りハイブリッド車の運転を練習したが高速道路を試していなかったので外環道に入ってクルーズコントロールの設定ができない。 東北道に入ってクルーズコントロールの設定はエンジンブレーキモード時には設定できないことが分った。(外環道をエンジンブレーキモードで走ってしまいエンジン音が大きくうるさかった) 浦和本線料金所を03:24に通過、日曜で遠出の車が多いので休憩ポイントを先延ばしして300Km余り走って国見SAで35分休憩。 茨城県に濃霧注意報が出ていて山の中で霧が出ていた。 岩手県に入って曇りのエリアを抜けて風景が明るくなり暑くなった。 次は出発から570Km先の岩手山SAで大便を出して約30分休憩、東北道の青森ICを10:57に通過しR7の宇佐美SSで満タン給油する。
 3000ccのマークXで約47L、15Km/Lだったが2400ccSAIは今回42.6L、16.9Km/L。
(燃料タンクがマークXが70L、SAIが55Lで走行中に燃料残量アラームが点灯した)
(注) SAIの燃費は走行速度の影響が大きく速度を抑えると燃費が向上する。

 青森から函館までのフェリーは今日が夏最後の運航日の高速フェリーに間に合った。 お陰で約1時間短い2時間45分で15時函館に着いた、近くのコンビニで駅前のホテルを予約してチェックイン。(青森からずっと暗い風景なので市内の写真も函館山の夜景もパス
 夜中に19日分のHPデータを作って今回の旅行記をアップした。
 8月20日(月) (函館〜大沼公園〜洞爺湖〜室蘭) (184Km)
大沼公園
大沼公園
大沼公園の写真
 
洞爺湖
洞爺湖
有珠山噴火記念公園の写真
 
白鳥大橋
白鳥大橋
白鳥大橋の写真
 
マスイチ展望台
マスイチ展望台
絵鞆半島の写真
 5時前にモーニングコールをセットして5時に朝市へ朝食に出る。 さすが8月で早い客が3組ほど入っていた。 30分近く待たされて食べたので6時過ぎにホテルに戻る。
 朝食から戻って天気予報を調べる。 週間天気予報がほぼ当っていて朝から後志付近の日本海から羊蹄山山麓にかけて大雨注意報が出ていた。 10Kmメッシュの天気分布予報でも長万部付近に雨が降る予報が出ていた。 それより南側では天気が良い予報だが洞爺湖付近でも雨が降り15時以後に晴れてくる予報になっている。 南側の天気が良く苫小牧よりも南側にあることで東室蘭のホテルを予約する。
 天気が良くなるのは15時以後になっているのでゆっくりと10時にチェックアウト、30分ほど走って大沼公園で時間調整する。 早く先へ進むと雨の中へ突っ込む可能性があるので50分ほど遊歩道をゆっくり歩いたが暑さで体が熱くなりカキ氷を食べて体を冷やした。 大沼公園では比較的天気が良く大沼の水位が30cmほど下がっていると駐車場の係の話だった。(道内の他の地域では雨が降っていて大雨が降った所もある) 
 正午に大沼公園を出発してR5を北上する、長万部付近は雲っていたがR5からR37で東へ進むと上空が暗くなり小さな雨粒がフロントガラスに付いたが先で天候が回復すると予想して構わずに進んだ。(路面に水溜まりがあり雨が降った跡が残っていた)
 洞爺湖は無理かなと思ったが予想より良い天気になったので寄って行く。 少し霞んだ風景だったがぎりぎり写真になる範囲だった。 洞爺湖へ出てすぐ先の公園でパノラマを1セット撮ってから少し西側へ歩くと珍小島公園という案内板があり公園の名前を有珠山噴火記念公園と思っていたのが部分的な別名があることが分った。
 天気が良くないので他に写真を撮らずに室蘭へ向う。 最初に白鳥大橋を渡って祝津公園展望台から白鳥大橋の写真を撮りマスイチへ行こうと思ったがカーナビで場所を調べようとしたが分らず近くの道の駅で教えて貰う。(マスイチは絵鞆半島の先端に近い場所にあり知りたかったマスイチへ直接向うルートが分った)
 17時前に東室蘭駅前のホテルにチェックイン。
 8月21日(火) (室蘭〜R36・R235・R237〜日高〜R274・十勝バイパスルート〜帯広) (253Km)

(写真なし)
 昨日は疲れて夕食をしたら朝4時過ぎまで寝込んでしまった。 写真のパノラマ合成や色調補正処理をやっていたら作業時間が大幅に不足することに気付いた。 HP用の写真を作っただけで朝食時間になり旅行記は仮文章でアップした。
天気予報は中途半端な予報で襟裳岬付近は晴れだが海上は曇りと暗い風景の予想。 時間をかけてイマイチな写真を撮っても仕方ないので帯広へ直行することにして駅前のホテルを予約。 HP更新に手間取り出発が10時前になる。 ホテルの窓から見えた南側の風景に霧がかかったり曇ったりして微妙な天気の予想。
苫小牧まで曇りの天気だったがR235(日高自動車道)から日高までは明るい風景で暑かった。 出発から約160Kmで道の駅樹海ロード日高に12時半過ぎに着く。 車のエアコンがあまりり効かなくて暑くて疲れたので埼玉県から来た人と話をして40分ほど休憩。
日勝峠までのR274は数箇所で道路工事をやっていて交互通行で待合わせが多かった。 日勝峠付近は霧がかかって写真が撮れず1合目付近も上空が霞んでいたのでパス。(日勝峠から車列の先頭になり制限内で下っていたら対向車線にパトカーが待ち構えていたが勿論セーフ) 道東道の十勝清水IC手前からバイパスルートに入りR38の信号停止を避ける。 最初の道は道幅が狭く大型の対向車とすれ違う時はヒヤヒヤものだが車線内をキープしているのでかすらない筈と思いながらも車幅感覚がイマイチで疲れた。
 信号の少ないr75を走り音更の安売りSSで給油しようとして記憶違いで大回りする。
 15時半に帯広駅前のホテルにチェックイン。 今日も夕食後に疲れて22時まで寝込んでしまい天気予報をチェックして明日の予定を検討、その後HP更新データを作る。
 8月22日(水) (帯広〜r73・r882・R38〜釧路市丹頂鶴自然公園〜R391〜弟子屈) (237Km)


丹頂鶴
釧路市丹頂鶴自然公園の写真
 

摩周湖
摩周湖第三展望台の写真
 

屈斜路カルデラ
屈斜路カルデラの写真
 朝、天気予報をチェックすると全般的に良い天気で23日に悪くなる予報がなくなっていた。 釧路に泊まってから北上しようと釧路のホテルを予約しようとしたら22日はツインの部屋なら空いているが料金が高め、網走も22、23日が満室。 弟子屈のプチホテルを予約してから釧路のホテルの23日の予約をしようとしたら満室だった。 23日の紋別のホテルを予約したが8月は夏の北海道観光のピークだと実感した。
 釧路までは阿寒横断道路経由とR38で直接向う2つのルートがあるが海岸側の方が天気が良いのではないかと考えてR38で直接釧路へ向うことにした。 十勝平野の中はr73・r882のバイパスルートで信号停止以外は順調に進んだが、豊頃からR38で釧路へ向うと渋滞している訳でもないのにときどき車の列が60Km/h以下に速度が落ちてしまう。 ずっと先の方で車列の速度を下げてしまう車があるらしい。 重い荷を積んだ大型車も長い上り坂で速度が落ちてしまうが所々にゆずり車線(追越車線)がある。 少し我慢してゆっくり走ってからそのような車を追い越した後は順調に走れた。
 鶴公園でタンチョウの子供を撮りたかったが今年は卵がかえらなかったり、カラスにやられて子供がいないという話で残念。 近くの釧路市動物園でもタンチョウの子供を公開していないということで写真に撮れず。 このようなことを予想していなかったので入場券を先に買ってから子供がいる場所を聞いて事情が分りがっかり。
 次に釧路市湿原展望台へ行こうとしたが雲が低いのでパス、釧路湿原道路を通り遠矢のコンビニで休憩してR391で北上する。 細岡展望台付近も雲がかかっていたのでパスしたが標茶から上空が晴れて明るくなった。 どこかで写真を撮りたいと考えていたが摩周湖の写真が撮ることができた。 15時過ぎにプチホテルへチェックイン。 
 夕方から夜にかけての写真が撮れるのではないかと期待したが残念ながら雲がかかってしまう。 更に早朝の写真を撮ろうと思っていたが、これも雲がかかっていたので摩周湖へ上がるのを断念した。
 17時発表の天気予報では明日は前線の通過で雨が降る予報が出ていた。
 8月23日(木) (弟子屈〜R391・r102・R244・R238〜紋別) (208Km)


道の駅紋別の前
ガリヤ地区(紋別市)の写真
 

オムサロ原生花園
オムサロ原生花園の写真
 札幌では朝から雨とテレビで報じていたが紋別から網走にかけては昼頃に前線が通過する予報が出ていた。 前線通過なのでかなり高い確率で雨が降ると予想されるので、どこで雨をやり過ごすかが問題。 できるだけ宿泊地の紋別に近い所で雨をやり過ごすことにして天気の状況が良ければどこかで写真を撮ることにした。
 紋別までの移動だけなのでゆっくり出発準備をして10時に出発する。 朝は上空に雲がかかっていたが出発時には雲が切れて日が射し曇りの摩周湖が撮れそうだったが下り坂の運転が面倒なのでR391を周って川湯温泉側へ出た。 川湯からはr102の近道ルートで網走へ向う。 藻琴山に雲がかかって濃霧の中に突っ込んだが何度も走っているのでいつものペースに近い速度で走ってしまった。
 網走から紋別までの区間で時々弱い雨に降られたが本格的な降りにはならず13時過ぎに紋別に着く。 コンビニでアイスを食べて道の駅に戻り時間潰し。 道の駅の前の海岸をパノラマで撮ってから3階の展望室に上がる。 曇りで展望はイマイチだったが野鳥の写真パネルがあった。 まだ、時間があるのでオムサロ原生花園へ行き写真を撮ってから北見トヨペットの紋別営業所でカーナビの設定を見て貰う。 残念ながら説明書以上のことは分らず設定修正ができなかった。 15時半過ぎにホテルにチェックイン。
 17時発表の天気予報では24、25日の宗谷地方の天気が良さそうなので稚内へ行き予定通り利尻島へ行くことにして稚内のホテルを予約した。
 8月24日(金) (紋別〜R238〜稚内) (220Km)


クッチャロ湖
クッチャロ湖の写真
 

宗谷岬
 

宗谷岬パノラマ
宗谷岬の写真
 朝も雨が残っていて天気予報では北ほど天気が良くて紋別では午後から天候が回復してくる予報になっている。 急いで出発すると雨の中を走ることになるのでゆっくり10時にチェックアウトする。 紋別市街北部の安売りスタンドで給油。 ここには安売りスタンドが2つ、他にもスタンドがあり激戦区になっている。 外に表示している価格よりも更に安い価格で入れ更にスロットに当たったということで追加値引きされた。
 紋別から稚内までは200Km余りで4時間ほど走れば着く距離。 興部から北側では車の数が少なくなり北海道でも最も走りやすい地域。 紋別を出る時に路面が乾いてきて走りやすくなっていたが北へ進むに従って徐々に空が明るくなっていった。 枝幸町付近までは曇りのエリアで浜頓別からオホーツク海に青空が見えてきた。 約2時間走った浜頓別のコンビニで小休憩、トイレを使うために近くのクッチャロ湖まで行く。 青空が見えたので明るい風景のパノラマを1セット撮って出発。
 宗谷岬に13:50到着、最初に台地に上がり旧海軍望楼からパノラマを撮る。 ここでも青空は近くなったが北側に見えて薄日が射していた。 下の日本最北端の地のモニュメント付近で写真を撮ってから稚内へ向う。 ビジネス系ホテルで夕食をやっていないのでコンビニで夕食分を買ってから15:00にホテルへチェックイン。 チェックインしてから朝食が食べられないことに気付いてコンビニへ行く。 帰りに日影を見たら長い影で稚内が高緯度にあることを実感する。
17時発表の天気予報を見たら明日の稚内が晴れになり好天が期待できるようになる。
 8月25日(土) (稚内〜利尻島〜稚内) (10 Km稚内のみ)


鴛泊港
鴛泊港の写真
 

仙法志御崎公園
仙法志御崎公園の写真
 

見返台園地
見返台園地の写真
 
利尻島写真マップ
 利尻島行きの06:30の第一便のフェリーに乗るためにHP更新を夜中に済ませて仮眠して5時前に起きる。 出発準備の要領が悪くすべての手順をやれず手抜きして6時過ぎにホテルを出る。 いつもはフェリーの出発ぎりぎりの時間だが今回は車に一杯夜露がついて周囲が見えない状況になtっていたので少し余裕がある時間で出発した。 フェリーターミナルの駐車場は旅行客の数に比べて駐車している車の数が多かった。
 1階で切符を買って2階に上がると礼文島と利尻島行きのフェリーの客が並んでいたが観光シーズン終わりの8月下旬で客の列が短かった。 礼文島行きフェリーの乗船が始まっていたので客の数は不明だが利尻島行きは100人余りで船室はがらがらだった。
 08:10に鴛泊港に着いたらフェリーターミナルが建て替え中で仮設の建物になり風景が違っていた。(再来年に完成予定) トヨタレンタカーに入ったが2番目の客で借りて8時半過ぎに出発する。 最初に鴛泊港の隣のペシ岬へ上がる。 今までペシ岬への上りの途中から撮っていたが今回は上まで上がって撮る。 灯台の近くへ行ける筈だが草が茂っていたので灯台へ寄らずに頂上まで上がったが運動不足の体にはきつかった。
 後はいつも通りに時計回りで島を周り、姫沼、野塚展望台、沼浦展望台、オタトマリ沼、仙法志御崎公園、沓形岬公園、見返台園地、富士野園地で写真を撮る。 今日は天気が良いので雲の通過待ちなしで順調に周れたためレンタカーを4時間借りて少し早目に返した。(ヴィッツを借りたが前に借りたものとシフトレバーの配置が違っていた)
鴛泊港、姫沼、沼浦展望台、仙法志御崎公園、沓形岬公園、見返台園地、富士野園地の写真を更新、利尻島写真マップからご覧下さい) 
 稚内への戻りのフェリーは14:05なので付近をぶらついてからフェーリーターミナルの待合室で時間待ち。 気温は高めだが湿度が低いので蒸し暑くないのが良かった。
稚内に着いてから稚内公園に上がり16時半過ぎにホテルへチェックイン。
(Top)ぶらり旅行写真集