2008年9月北海道旅行(2/3)     (2010.5.4更新/3)
 9月14日(日) (旭川〜ワッカ原生花園・卯原内サンゴ草群生地〜網走) (225Km)


秋の花
秋のワッカ原生花園の写真
 

サンゴ草
能取湖サンゴ草の写真
 

美岬牧場
能取岬の写真
昨日から層雲峡の黒岳ロープウェイに乗りたいと思って天気予報をチェックしていたが微妙な予報で天気が悪そうな感じだ。 昨日17時の予報は 9-12時が曇りで前後が晴れ、今朝の5時の予報では 9-12時が晴れだが12-15時が曇りに変わっていた。
網走に泊まる予定だったのに予約していなかったので6時過ぎに予約する。 兎に角、早く出発するために6:50にレストランへ行くと中学生の団体で混雑していて朝からペースを乱された感じ。 私にしては早目の8:20にチェックアウトして出発。
市内のR39の永山で給油してr37からr140に入る。 R39は車の流れは早いが幹線道路で信号停止の時間が長く効率が悪そうに感じた。 r140に入ったら信号停止がほとんどなく楽に旭川紋別自動車道へ入れた。 ホテル出発時に雲が少し広がっていたが案の定、山の中に入ったら山に雲がかかっていた。 黒岳ロープウェイはパスしてワッカ原生花園へ行くことにした。 今の時期にワッカ原生花園へ行ったことはないが更に北のベニヤ原生花園で9月まで花が咲いていると書かれていたのでワッカでも同じ筈と考えた。
出発から175Km先のワッカ原生花園へ11:17に着いた。 今まで自宅でも旅行中も昼食を食べたことはなかったが朝食が軽めだったか腹が空いた感じなのでほたて弁当を食べた。(お茶が付いて500円、味はまあまあだが普通の人には量が少ないでしょう)
インフォメーションにサンゴ草が咲いていると出ていたので場所を確認したら入口の近くで遊歩道の先にある、自転車を借りて最初に行ってみたが能取湖のものより遥かに小さい規模の群生だった。 ワッカ原生花園の中は思っていたよりも花が咲いていた。 一番目立つのはハマナスの実、石狩のはまなすの丘公園の実より色がきれいだった。 夏よりも花の種類は少ないが広く咲いているようだった。 ネイチャーセンターの売店でうに焼きの珍味を売っていたので自分用とお土産用に2つ購入する。(今年売り出し)
次は能取湖卯原内のサンゴ草群生地、色づきは良い方だが天気が良いので色づきの良い場所では絵になる。 場所が狭いのですぐに撮り終えてしまった。 時間があるので能取岬の写真を撮ることにする。 能取湖西側のポイントは通過してきたので戻るのは面倒、知床連山が見えていたらチャンスを逃したことになるなと思いながら能取岬へ向う。 能取岬の駐車場の手前に網走市美岬牧場があり沢山の馬や牛が駐車場の近くに来ていた。 馬や牛の方も人の方に近付いているようだったが痒い所を牧場の柵に押し付けたり、地面にひっくり返ったりと色々なことをやるのがいて面白かった。(能取岬から知床連山は見えず撮影チャンスを逃していなかったことを確認)
 9月15日(月) (網走〜小清水原生花園〜摩周湖〜厚岸) (176Km)


ユウゼンギク
小清水原生花園の写真
 

摩周湖第三展望台
摩周湖第三展望台の写真
 

厚岸大橋夜景
厚岸海岸の写真
昨日は頑張って白髭の滝の画像目次を作ってしまったが今朝も秋のワッカ原生花園の画像目次を作り撮影画像を沢山見られるようにした。
朝から雲が出ていて天気予報を調べるがあまり良くないような予報だ。 釧路から根室にかけての海岸付近だけが他よりも良さそうな予報なので厚岸駅前のホテルを予約する。
最初は空模様の影響が少ない小清水原生花園へ、夏よりも人数は少ないが観光客が来ている。 原生花園駅(臨時駅)の前にユウゼンギクの群生があり色がきれいなので花の名前を女性の駅員さんに教えて貰い話をする。 花好きの人で原生花園のボランティアの説明者?ほか色々な話が聞けた。 知床連山が写真に撮れるかと眺めたら残念ながら山に雲が厚くかかっていた。
6月に撮った涛沸湖の平和橋から原生花園方向の風景が標準ズームで撮ったので少しピントが甘かったので撮り直したが望遠ズームだと余裕で撮れた。
小清水高原から摩周湖へ行きたかったが藻琴山に雲がかかって雲の真下のようなのでパス、まっすぐ摩周湖第三展望台へ行く。 こちらは雲がかかっていてもカムイッシュ島は撮れるのではないかという期待。 第三展望台からの摩周湖も雲がかかっていて湖面に明るさがなかったのが残念、PLフィルターを使って撮ったが使い物になるかどうか。
第三展望台を12:50に出発して厚岸へ向う。 標茶付近から厚岸方向の天気が良くなり上空が青空になる。 後は車がほとんど走ってなくて14時に厚岸に着く。
チェックインには早いのでピリカウタ海岸とあやめヶ原の風景を撮りに行く。 厚岸大橋を渡る時にピシャッという音がしたら鳥の糞が落ちてきていた。 上を見たら沢山のカモメが止まっていて糞害を撒き散らしていた。(嫌な所に住み着いたものだ) ピリカウタ海岸は適当な撮影ポイントがなく(良さそうな所は昆布干し場になっている)あちこちうろついたが結局満足できるアングルにはならず諦める。 時間がかかり過ぎて15時近くになったのでホテルへチェックインした。
夕食でカキやサンマの刺身などをいつも通りに生ビール2杯で食べたら腹一杯になり、腹ごなしのため厚岸大橋の夜景を撮りに出掛けた。 自動で撮ったら街中のような明るい画像になったので何度も撮りなおして暗めに調整、最大マイナスの−2が見た目に合う。
 9月16日(火) (厚岸〜r14・R391・r102・R244〜網走) (169Km)


サンゴ草パノラマ
 
能取湖サンゴ草の写真
早朝にHPデータ作成作業をやっている時に無線LAN接続のために廊下でネット接続して作業していたら外でポツポツと雨の降るような音がした。 雨が降り出したかと思って天気予報をチェックしたら午前中に雨が降る予報が出ていた。 最近は好天が続いていたので雨の心配をしていなかった。 外が明るくなってから外へ出たら青空が見え雨音と思ったのは夜露が落ちる音だと分かったが朝は早く出発しなければいけないことが分かった。 厚岸の画像目次を大幅に更新したので作業に時間がかかり朝食が7時半過ぎになる。 3階のエレベータ前のコンブ漁出漁の写真が1階のものと色調が全く違って別物なことに気付いた。 同じものとばかり思っていたが写真が良いので朝食後に撮り直し。
 TVで前線が釧路の西から弟子屈にかけてかかっていた。
9時過ぎにチェックアウトして網走へ向うと弟子屈の手前から雨が降り出す。 R391はトラックがつながって走っていたので川湯から r102に入る。 藻琴山は当然猛烈なガスがかかっていたが小清水町側の芝桜公園付近から雨が上がった。 しかし、網走に近付いたらまた雨が降り出した。 出発から140Km先の網走駅には11時半過ぎに着く。
道東にもう少しいたいので駅前のホテルを予約してホテルの駐車場でパソコンを使っていたが1時間でバッテリー残量がなくなってしまった。 上空が明るくなっていたので能取湖のサンゴ草群生地へ写真を撮りに行く。 青空が見えてまあまあの撮影条件になっていた。 30分ほどで戻り14時過ぎにホテルにチェックイン。(15:00が正規の時間)
部屋でパソコンを使いだしたが疲れて14時半頃にベッドに入ったら21時過ぎまで眠ってしまった。 徐々に体調がまともになってきたがまだ睡眠不足が続いている。
 9月17日(水) (網走〜ナイタイ高原牧場〜帯広) (233Km)


展望台付近
 

ナイタイ高原牧場
 

展望台パノラマ
ナイタイ高原牧場の写真
北海道は前線の通過で道北から道東にかけて雷注意報が出て部分的に雨の予報の地域もある。 雨の予報は雷注意報の地域よりも少なく雨が降るかどうかが微妙なようだ。
今日は帯広へ移動することにしてオンネトー、ナイタイ高原牧場、然別湖など天気の良い所を周ることにした。 9時過ぎにチェックアウトして車のエンジンをかけた状態でフロントガラスを拭いていて水滴センサーが働きワイパーで小指を切ってしまった。 救急絆創膏を貼って血を止めたが皮膚が切れたので傷口が固まらなかった。(17日夜、帯広のホテルで皮膚を切り取って傷口を固まりやすくして早く直るようにした)
11時頃にオンネトー付近を通過するが上空に雲がかかっていたのでパス、ナイタイ高原牧場へ向う。 上士幌町へ着いたらナイタイ高原牧場付近の天気が良さそうで十勝平野が展望できそうだったので久し振りに牧場に上がり12時過ぎに到着。 薄曇りだが展望台が見え十勝平野の方向の展望もできた。 04年7月は立入禁止だったレストハウス横のテラスは屋根がなくなり使用可能になっていた。 上空を雲が通過して風景の色調がめまぐるしく変化して雲の隙間の日が射した時に写真を撮る。 50分ほどで黒い雲が出てきたので出発する。(雷注意報が出ているので何が起きるか分からない)
R241で帯広に向い東音更付近で80のままで遅い車を追い越したらネズミ捕りのレーダーがあった。 80超かも知れない速度だったが後ろの大形トラックがこっちよりも早い速度で追い越したので何かあるかと思ったが何事もなくパスした。 その後、工事中で車がつながっていたのでr316へ迂回する。(この後が信号停止の多くなる区間で車が多いと最悪) 迂回ルートはかなり大回りだが途中で止まることもなくr75のR241手前まで走れた。 音更の安売りスタンドで50L給油、ハイオクが会員価格170.8円/Lと安くなっていた。(昨日の網走の安売りスタンドは176円/Lで高いと思い給油せず)
(注) 音更付近は価格競争が激しいらしく周辺のスタンドはこの価格だったが入れたスタンドでは更にクジが当たると1円を値引きだが17,18日の両方で当りだった。(18日は12L給油)
30分ほど公園の木陰で時間調整して15時に駅前のホテルにチェックイン。 コンビニで金を下ろしてお気に入りのレストランで早めの夕食を食べる。
 9月18日(木) (帯広〜狩勝峠・ナイタイ高原牧場〜帯広) (189Km)


狩勝峠パノラマ
狩勝峠の写真
 

ナイタイ高原牧場
ナイタイ高原牧場の写真
天気予報は帯広、釧路方面が良く旭川方面は午後に前線のようなものが通過するようで全体にパッとしない予報なので帯広泊りとして狩勝峠とナイタイ高原牧場の写真を撮りに行くことにした。 帯広では晴れてはいるが地表付近が霞んでいて十勝平野はすっきりしない気象条件で写真が撮れないよりはマシといった状況。 最初に天気が早く悪くなる狩勝峠へr75を新得町まで使って行く。 案の定、新得町付近から狩勝峠方向を見ても6月の時よりも霞んで見えて十勝平野方向の風景がすっきりしないことが分かる。 狩勝峠には帯広から65Km、1時間あまりで着き20分ほど写真を撮る。 予想通りの風景で距離のある十勝平野は霞んでいた。(コマ毎の色調変化でパノラマ合成に手間取る)
上ってきたR38を下り新内から瓜幕へショートカットしてナイタイ高原牧場へ向う。 R38の分岐点にあったサホロモータースポーツランドの建物がなくなり分岐点の目標物がなくなっていた。(北海道ショートカット集十勝の該当説明ページを更新) ナイタイ高原牧場には昨日より20分ほど遅い12:44に到着。 昨日は上空をめまぐるしく雲が通過していたが今日もゆっくりとした雲の動きで風景の明るさが変化していた。 昨日よりは明るさの変化が少なく写真が撮りやすい。 30分ほど写真を撮った後ホテルへ戻る。
ホテルの部屋でベッドに横になったら3時間ほど眠り込んでしまい18時過ぎに目を覚まし近くのレストランで夕食。 部屋に戻ってパソコンで作業し始めたらまたも眠くなり寝てしまった。 疲れが溜まっていたのか何度もベッドで横になったのとパノラマ合成に時間がかかったこと、狩勝峠とナイタイ高原牧場の画像目次の更新をして時間がかかり旅行記の文章が間に合わず翌朝のチェックアウトになる。
 9月19日(金) (帯広〜襟裳岬〜苫小牧) (312Km)


円山展望台
丸山展望台の写真
 

襟裳岬A
 

襟裳岬B
襟裳岬の写真
帯広の朝はかなり濃い霧がかかっていたようで曇りの天気のように見えたが時間が経つにつれて晴れてきた。 旭川へ行きたかったが前線の通過で道北寄りの天気が良くないので襟裳岬経由で苫小牧まで行くことにする。 19日分の写真の処理に時間がかかり旅行記の文章なしで10時過ぎにチェックアウトする。
天気が良いので虫類の円山展望台へ上がる。 草の茂った狭い道で前回はかなり長く感じたが様子が分かっているためあっという間に上がってしまった。 展望台の手前の木が高くなって見晴らしが悪いが、人がいないことをいいことに手摺に上がって写真を撮ってしまった。 展望台の天井近くから撮ってようやく今までに見たことのある風景になる。
R236の広尾付近での外気温が28℃、「え!、こんなに暑いの?」という気温だ。 黄金道路の海は波が高く道路まで波が入っていた所もあり襟裳岬に着く前に車のフロントガラスに潮が着いていた。 帯広を出発してから今日のR236はちんたらペースで少々いらつきながら襟裳岬に12:40に到着。 生ぬるい強い西風が吹いて暑かった。 海面が高く風景としては良かったが海が荒れ気味で気分が乗らず風の館付近で写真を撮り30分ほどで出発する。 今日はR336、R235ともに車の数が多くゆっくりとしたペースだったが日高自動車道に入ってからペースが上がり苫小牧駅前のホテルに16:19到着。
襟裳岬から苫小牧まで178Km、3時間9分。 08-6-10に苫小牧→襟裳岬3時間4分で走ったのと同程度の時間だった。 黄金道路のトンネルの中が濡れていて車の側面が泥で白くなり毛ばたきでは落とせないほど固まっていた。
指の怪我で2日間バスに入れなかったがバスに入って下着を洗って夕食をしたらまたもベッドで寝込んでしまった。 (帯広は28℃を越えて記録的な暑さだった)
 9月20日(土) (苫小牧〜支笏湖〜札幌) (141Km)
支笏湖パノラマ
支笏湖パノラマ
支笏湖東端の写真
 
藻岩山パノラマ
藻岩山パノラマ
藻岩山展望台の写真
 
前田森林公園
前田森林公園
前田森林公園の写真
今日は土曜で宿泊が厳しいホテルの予約を忘れていたのでホテル探し。 第一希望は札幌だが今までに泊まったことのあるホテルは2つとも満室だった。(学会があるのが原因らしい) 車から宿泊情報本を取ってきて小樽のホテルに電話するが泊まったことのあるホテルはここも満室だった。 札幌駅北口のルートインに電話したら上級の部屋ならOKということで泊まることにする。 宿泊8000円+駐車1000円と少し高い。
今日は全道的に晴れの筈だが苫小牧の天気は空に雲がかかって比較的早く動いていた。 雲が多いので写真がきれいに撮れるか心配だったがこの後は苫小牧のような暗い雲ではなく問題になるほどことはなく助かった。
車の運転ではいつも+20以下厳守で走っているが苫小牧の市街地の外れで速度違反の取締りをやっていた。(市内から外へ向う場所なので捕まりやすい) 最初はいつもの支笏湖の湖畔展望台へ行く。 木々が高くなり年毎に視界が狭くなっているが今日は遠くまで良く見えた。 時間があるので湖畔へ下りる道がないかと駐車場寄りの遊歩道で急傾斜の階段を下ったが、展望台近くにあった案内標識で親水広場へ向う方が距離が近くて安全な道だった。 親水広場で写真を撮って戻ったが案内図によれば先の湖畔広場の先の小鳥広場の端にも展望台があるようだ。(次回撮影候補地)
支笏湖からR453で札幌へ向うが前に路線バスが走って大名行列状態になる。 いらいらしながら諦めムードで湖畔からバスが最初に止まった札幌市南区常磐4条までついて走る。(追越可能な区間なし) 札幌上空の天気が良さそうなので久し振りに藻岩山に上がり写真を撮る。 高い雲があるがかなり良い条件でテレビ塔のアンテナ付近を除き展望台からの風景のほぼ全周を撮った。
展望台下のおみやげコーナーで手稲区の前田森林公園の黄葉時のカナールのきれいな写真があり時間があるので写真を撮りに行く。 藻岩山の駐車場の係員に行ったことがあるか聞いてみたが「行ったことがない」との話だったので一部だけの風景かなと思われた。 ホクレンの地図で場所を確認してr82の五輪通を経由して向う。 カナール以外に庭園や芝生広場ほかのスペースがあるがやはりカナールが大きくて特徴的な場所でカモがやって来ていた。 時期が早いので渡りをしないカモではないかと思われる。
札幌駅前のホテルには16時前にチェックインしたが今後の予定を考えながらHPの旅行記を修正したら疲れて寝込んでしまった。 目を覚ましたのは23時過ぎで仕方なく自販機もので簡単に夜食、その後またも3時過ぎまで寝込んでしまった。
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