2004年7月北海道旅行(3/3)(2008.3.28更新) 12/3)
 7月18日(日) (苫小牧〜襟裳岬〜浦河) (236Km)
襟裳岬A
襟裳岬A
 
襟裳岬B
襟裳岬B
襟裳岬の写真
 
浦河夕景
浦河夕景
浦河町の写真
夜中に雨が降り早朝は曇っていたが8時を過ぎる頃には天気が回復した。 7時の天気予報では苫小牧の東側に雨が降っていたが到着時には雨は上がっていると思い襟裳岬へ行き浦河に泊まることにしてホテルを予約する。(襟裳岬は苫小牧から片道3時間とすると往復6時間、10時出発では走るだけで午後4時になってしまうし、別の所にも泊まりたかった)
襟裳までのR235は連休中のため車が多く、札幌ナンバーの車が目立った。 車が多いので追い越しをしても無駄だが、速度変化がおかしくて車線の中を右左されるのはいらつくので追い越す。 いつものR235は北海道ルールで走る車ばかりなのでいらつくことはないが今日は襟裳までが遠かった。 総時間としての違いは少ないが183Km、丁度3時間で走った。(日高自動車道の厚真〜鵡川間を初めて走る、分離帯のない対向車線だった
今日の襟裳岬は遠くが霞んでいたが海面が高くきれいに見える風景だった。 01年03年は海面が低かった。 19日には高潮注意報が出ていたので高潮傾向で晴れている日が襟裳岬を見る最良条件です。 今までとは違った位置でと思いながら1時間半ほど写真を撮る。 スケールの大きな大迫力の風景に写真での表現方法が難しい。
襟裳岬から浦河まで53Kmを小1時間かかって走り15時半にチェックイン。 バスに入って汗を流し海岸を散歩する。 天気が良いので夕焼けが撮れる場所を探したが前回カラスに嫌がらせをされた場所へ行く気もしないので高台は中止。 カラスが沢山電線に止まっていて気味が悪かった。 カモメも多くてホテルの駐車場に置いた車の後部で屋根から出た部分にカモメの糞が沢山ついていた。 車の色が気に入ってカモメに遊ばれたか、九州でも鳥にやられたことがある。
 7月19日(月) (浦河〜札幌) (184Km)


ローズガーデン
 

水遊び
大通公園の写真
連休の最終日、朝からホテル前の国道R235を苫小牧方向に向かう車が多い。
今日の天気予報は曇り夜遅くに雨が降り明日は曇り。 明日は移動しない場合もあるので札幌泊まりとする。(札幌は大通公園を歩くのが楽しみ)
普段より1時間早い9時に浦河を出発する。 R235では札幌ナンバーの遅い車がいて車がつながってしまう。 4輪駆動車と大型トラックが絡んだ事故をやっていて警官が写真を撮っていた。(無理な追い越しでもやったのだろうか) 約2時間で苫小牧に着くが急がないのでR36で札幌に向かう、苫小牧から札幌まで片側2車線の幹線道路だが時間のかかる道路で特に恵庭市から札幌市内の部分が信号停止が多く効率が悪い。
12時半に札幌中心部に到着、ホテルの駐車場に車を置いて大通公園を散策する。 最初に西端のローズガーデンへ行き東へ。 休日とあって今まで見た中で一番多い人出だった。 21日からの夏祭りのビール祭りの準備をやっていてコンペの花壇が冴えなかった。 2時間あまり大通公園をぶらつくが気温が高いのとカメラバッグが重いので参る。 ゆっくりと歩いて汗をかかないようにしながらチェックインまでの時間をつぶす。
泊まったホテルは今年から名前が変わり、目の前に大規模開発の高層マンションが建ってイメージがかなり変わってしまった。 部屋やロビーで無線LANインターネットが使えるとあるので設定をしてから風呂に入る。
 7月20日(火) (札幌に連泊) 移動なし

(移動なし)
東京は39.5℃という記録的な猛暑だったようだ。 札幌の天気は朝方まで雨が降って一日中どんよりと曇っていた。 少し北側の留萌方面は雷雨で札幌でも黒い雲が出たら雨になるとい言っていた。 そろそろ帰りモードになっていて天気の良い移動先がないので札幌に連泊する。
インターネットが使えるので中富良野町営ラベンダー園の写真を16日に追加する。
しかし、この後に操作タイミングが少し早過ぎたらしくPCがフリーズしてHTMLエディタ(PageMill3.0J)を閉じると毎回フリーズするようになった。 旅行開始時にレジストリが壊れてPhotoshopのWeb用に保存機能が使えなくなっていた。 障害範囲が広がったらしいが起動ディスクで19日のバックアップレジストリへの復元に成功しHTMLエディタに関係したフリーズする障害は回復した。
 7月21日(水) (札幌〜支笏湖〜洞爺湖〜岩内) (221Km)


支笏湖・湖畔展望台
支笏湖東端の写真
 

洞爺湖・浮見堂付近
浮見堂公園の写真
 

洞爺湖・サイロ展望台
洞爺湖サイロ展望台の写真
岩内町の写真
札幌は早朝から弱い雨が降ったり止んだりしていたが、天気予報は北海道の南西部の天気が良いとのことで昨日からの期待通りだった。 支笏湖と洞爺湖を見るべくホテル探し、6日に泊まった岩内のホテルがとれた。
移動距離が短いので天候回復を待ちながら10時前に出発する。 大通公園付近では小雨が降り藻岩山には雲がかかっていたがその南側ではうす曇りで雨は降っていなかった。 最初の支笏湖は霞み方がひどかったが昨年写真を撮っていなかった湖畔展望台からの風景を撮る。 支笏湖からは昨年とは逆ルートのR276、R453で洞爺湖へ、R453から湖畔沿いのr2へ入ると道幅の狭さが気になる。 洞爺湖温泉の東側では路面も荒れていた。 洞爺湖温泉の西側から洞爺村へ湖畔のr578を走ってみる。 速度制限30の道幅の狭い先の見えない道が続くが湖岸のすぐ傍を走る道路だ。 安全な道とは言えないが洞爺湖を見ながら走れる面白い道だった。
昨年と同じ浮見堂の近くとサイロ展望台で写真を撮る。 サイロ展望台では風が強く、木の葉が裏返り、湖面に風による波紋が走るのが見えた。
洞爺湖から岩内は少し北の位置になり雲が濃く雨が降っているのではないかと思わせるような風景だったが実際には雨は降っていなかった。 留寿都、真狩、ニセコを経由して岩内へ向かう。 ニセコからは天気が良ければr66で神仙沼に寄って岩内に向かうところだが雲が低くほぼ全線が雲の中のような状態なのでR5、R276で岩内に入る。 丁度チェックイン時間になる14時55分に岩内のホテルに到着する。
 7月22日(木) (岩内〜(賀老の滝)〜日暮山展望台〜恵山岬〜恵山〜函館) (285Km)
日暮山展望台
日暮山展望台
日暮山展望台の写真
 

恵山岬
恵山岬の写真
 

恵山
恵山の写真
本州の梅雨が明けそうなので東京へ戻ることにする。 いつもの函館のホテルがとれないので別のホテルを予約する。
9時半にチェックアウト、最初に島牧村の賀老の滝へ行くが一昨年は車で入れた部分が進入禁止になっていた。 暑いのに歩かされては時間がかかり過ぎるのでパス、道を戻る。 R229から12Kmほど細い道を入った所だが、また注意しながら戻る。 戻りの下り道で大型バイクが道路の真ん中を勢い良く上がってきて危うくぶつかりそうになる。 相手はいくらでも避けられると思っているのだろうが乗用車同士のすれ違いが困難な程に狭いので無茶な走り方だ。 こちらはそろそろといつでも止まれるスピードだからぶつけられては堪らない。
次は大沼公園のそばの日暮山展望台へ、昨年は曇っていて良く見えなかった場所だ。
R5を走っていて室蘭方面が初めて見えた。 森付近からは駒ケ岳に雲がかかっていて晴れてくれないかと思って展望台に上がると見えた。 駒ケ岳方向の視界がもう少しあるのではないかと予想していたが外れた。
その次の恵山岬は昨年の印象が良かったが期待していた程ではなかった。
恵山への上り道はどこからなのだろうと思いながら昨年上がった恵山温泉へ上がると上り道が見つかった。 すごい急坂だエンジンに負荷がかかって5速中の2速にして上がった。 帰りの標識には勾配が14%となっていたが1速にしてもエンジンブレーキだけではコントロールできずブレーキを踏みながら下った。
恵山そのものは火山の噴気孔がある異様な風景で駐車場からも大きく見えるが、遊歩道は山のすぐそばまで歩いて行けそうだった。 時間が16時半を過ぎて遅くなったので写真が撮れる程度の距離まで近づいて戻る。 函館駅近くのホテルに17時40分に着く。
 7月23日(金) (函館〜(フェリー)〜青森〜岩木山〜久慈) (283Km)


岩木山からパノラマ
 

岩木山
 
岩木山の写真
今日は早朝出発のためHP更新は昨夜の内に済ませておいた。 6時半にホテルをチェックアウトしてフェリー埠頭へ向かう、朝早いので信号3回待ちで10分ほどで着く。 7時半のフェリーの乗船手続きをして土産物を見てみるが海産物で気に入ったものがないので買わず。
11時10分頃に青森でフェリーを下船、久慈のホテルを予約して岩木山へ向かう。 岩木山は過去に一度上ったことがあるが、それから随分と時間が経っている。 フェリーから見た岩木山はかなり霞んでいたので条件は良くなかった。 カーナビで事前チェックしてなかったので弘前付近で道に迷いコースを確認する。 岩木山はすぐ近くに見えるのだがスカイラインのある場所が裏側に近いので古い地図では主要道路の表示がナビと合わなかった。 弘前郊外の目的の道路に入ってようやく昔のイメージに近くなるがR7からの岩木山の案内表示も複雑で何度も折れ曲がっていた。 岩木山スカイラインは8合目の駐車場までほぼ一直線に並んだつづれ折りを69のカーブを曲がって上る。 乗用車などは比較的に運転しやすいとは言っても勾配はきつい、バスなどの大型車ではカーブの間隔が短いので大変だろう。 ゲートで20分と言われたが15分ほどで上がった。
8合目駐車場からリフトがあり9合目の鳥海山に上がる。 リフトを降りて鳥海山山頂まで10分、岩木山山頂まで30分の標識があり鳥海山山頂へ上がる。 段差のきつい階段状の道で足にくる。 駐車場には20台余りの車が停まっているのが見えた。 岩木山の上に雲がかかっていて視界も空気が霞んでいるので展望はイマイチだった。
駐車場に14時半に着いてから1時間後に急勾配を下山する。 昨日の恵山ほどではないがスカイラインの上の方はカーブの間隔が短いのと勾配がきついのでブレーキを使わなければならなかった。 碇ヶ関ICに着いたのが16時近く、九戸ICまで高速を使い久慈に17時半に着く。
 7月24日(土) (久慈〜北山崎〜東京) (748Km)
黒崎展望台から北方向の三陸海岸パノラマ
黒崎展望台から
 
北山崎展望台からの海岸風景
北山崎
北山崎・黒崎の写真
今日は土曜日、学校が休みに入ったので海水浴へ行く人達がいるだろうから海岸は混むに違いないと予想。 土日と泊まってどこへ行くという当てもないので東京まで帰ることにする。
久慈へ来たのでお決まりの黒崎と北山崎へ。(それぞれの間は5Kmほどの距離)
黒崎展望台の風景は広いので写真に撮るのは難しい。 デジカメの写りはまあまあ。
北山崎の方は夏で逆光気味なので仕方がないのかもしれないが遠くが霞んでいた。
どちらも少し車を駐車していると車が猛烈に暑くなるので早く動かしたくなる。 三陸海岸を南下して時間がかかるのは面倒なので宮古からR106で盛岡へ向う。 R106は走りやすい道路でどの車も目一杯で走っていた。
ホテルを9時半に出発して黒崎・北山崎で合計30分ほどの休憩で盛岡南ICから最初のSAの紫波SAまで216Km、14時前に着く。 ガソリン給油などで20分休憩してから紫波SAを出発、 途中安達太良SAで小休止して国分寺のガソリンスタンドに20時10分に着く。 都内は外環道の大泉ICから国分寺までの12Kmを50分もかかった。

総括
 今回の旅行は天候が全般的に良くなかった。 特に最初の10日間は本格的な雨降りではなかったが曇りがちですっきりしない天気だった。 14日から少し天候が回復したが、21日間の旅行で写真がきれいに写る晴天日は7日だった。 結果的には旅行そのものがあまり楽しくなく、暑い東京を避けて避暑に出掛けただけのような旅行だった。
 
また、今回の旅行ではパソコンのソフト環境の設定不具合でソフトが正常に動かないというトラブルが起きて予定外の作業をさせられる羽目になった。 正常に動くソフトを使ってなんとか障害を回避したが、事前準備をキチンとやっておかないといけないことを痛感した。 慣れた作業でも最終確認をキチンとやって旅行中にトラブルが生じないようにすべきでした。(最悪の場合には旅行中のHP更新が出来ない可能性もあった)
 
行程は旭川〜サロマ湖以南で全21日間、走行距離 5268Kmと少な目でした。
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