2004年7月北海道旅行(2/3)(2012.12.21更新) 13/3)
 7月11日(日) (弟子屈小清水原生花園〜ワッカ原生花園〜網走) (175Km)


R391の花壇


ジャガイモ畑
小清水町の写真

 
ハマナス
ワッカ原生花園の写真
昨夜の天気予報が良かったが夜中から雨が降っていたので早朝の摩周湖へは行かず。
天気が冴えないので10時ぎりぎりにチェックアウトし摩周湖を経由して小清水町へ向かう。 摩周湖は予想通りで濃い霧の中で周りが見えなかった。
R391で小清水町へ入るが町への入り口部分約1Kmに赤と黄色の花を道路の両側に飾っていた。 交通安全には良いアイデアか。
 また、ジャガイモの花の開花時期で国道脇のあちこちにジャガイモの花が見られた。 中でも最もきれいに見えたのが防風林のある写真の畑、うねった畑と防風林の組合せが気に入った。(うっかりR391を走り続け、じゃがいも街道を走り損ねる)
最初の目的地の小清水原生花園は花が異常に少なかったため写真を撮らずにワッカ原生花園へ向かう。 今日の天気予報では網走付近は曇りで降水確率も良かったがワッカ原生花園に着くと霧雨が降ってきた。 サロマ湖越しに雨が降っているのが見えたが少し時間を置いたら雨が止む。 微妙な降り方だが降られないと予測して自転車に乗る。 乗る前に係りのおじさん達に花の様子を聞くが今年は6月に異常な高温があったとかで花がダメになったらしい。(焼けたとか立ち枯れという表現) あまり期待せずに自転車を走らせたが色の鮮やかなエゾスカシユリなどの花は実際にちらほらとしか見られなかった。 青みを帯びた色の花や地味な色の小さな花が目立った。 今回は原生花園の龍宮街道の東側部分をメインに走ったがこちらへ来る人は少ないようで、また花の群生も少ないように見えた。 明日以後に天候の回復が見込めるのでワッカ原生花園近くのホテルに泊まれるか当たってみるが、満室で断られ網走に泊まる。
 7月12日(月) (網走天都山〜朝日ヶ丘〜美幌峠〜厚岸) (197Km)


天都山から
天都山展望台の写真
 

美幌峠パノラマ
美幌峠の写真
 

厚岸大橋
 
あやめヶ原の写真
朝から天気がすっきりしないため、どこへ行くか悩ましい。
最初に天都山へ上がるとオホーツク海上に一部晴れの部分があるようで明るい空色になっている。 ワッカ原生花園の天気が良いのかも知れないが花がイマイチなので厚岸へ行くことにした。(釧路付近の天気が良いとTVで言っていた)
女満別空港の近くの朝日ヶ丘展望台へ行くが畑の風景は展望台というよりは別名の公園の方が合っているような感じ。 と言っても周囲が見渡せる展望台はあるが丘の形が平たいので印象がうすい。
美幌峠では空が晴れてくる時に着いたようで後で撮ったパノラマがきれいな青空になっていた。(青空をみるのは久し振り) 着いた時には少なかった駐車場の車の数が出発時には増えていた。 美幌峠は美幌町側のカーブと勾配がゆるいが屈斜路湖側のカーブがきつい。 何度も通っているのにスピードを少し高めにするとカーブが曲がり難い。 カーブの数も多くてこんなにカーブがあったのかと気付くが今まで前に車があることが多くてカーブの数が気になっていなかったようだ。 美幌峠の天気が良かったので津別峠に上がろうとしたら展望台があると思われる山に雲がかかっていたので引き返す。
厚岸には15時前に着いたのであやめヶ原へ行く。 ヒオウギアヤメは咲いてはいるが花がしぼんでいたり色が薄い、あやめ以外の花が目立った。 ホテルで聞いたら6月に咲いてしまって今は終わりだとのこと。(6月が暖かかったために咲いてしまった)
 7月13日(火) (厚岸〜霧多布〜(別海・中標津)〜知床峠〜ウトロ) (218Km)


琵琶瀬展望台
琵琶瀬展望台の写真
 
霧多布湿原センターの写真
 

知床峠
知床峠の写真
 
ウトロ周辺の写真
早朝は雲が薄かったのが7時頃になると雲が濃くなった。
また天気で行き先に悩むがまだ道東として網走付近に泊まることにする。 最初は琵琶瀬展望台、昨年はうまくパノラマ合成できなかったので注意して撮影する。 次に霧多布湿原とするが霧多布湿原センターは今回も定休日だった。(火曜が休み)
r123を走りたくて浜中から別海まで走るが道路が整備されて前回とはかなりイメージが変わっていた。(浜中側の畑の中を走る部分の道幅が広くなった)
中標津、標津を経由して羅臼から知床峠に向かうが上り始めてすぐに濃い霧の中に入る。 10〜15mほどしか視界がなく前の車にぶつからないように注意しながら進む。 知床峠駐車場のウトロ側の出入口で羅臼岳がはっきりと見える。 濃い霧の中から突然に視界が開けるのでインパクトが強い。 写真を撮っているとまた霧がかかってくる、丁度雲の通り道になっているので羅臼岳が隠れそうになって出発する。
オホーツク側は晴れのエリアで北海道の夏らしい20℃過ぎの気温、これが普通だが有難く感じる。 ウトロには14時過ぎに到着。 宿探しをしてホテルを予約、オシンコシンの滝へ行ってからチェックイン。 オシンコシンの滝は立ち入り禁止かと心配したが問題なく、知床五湖が熊の出没で中には入れず駐車場脇の展望台だけと張り紙されていた。
夕食後に夕日を撮りに近くの夕陽台へ行く、20人ほどが写真を撮りに来ていた。 16時頃に下見をして夕日がどこへ沈むかが問題だと思ったが、夏の夕陽台は正面の海へ日が沈む。 夕陽台は横幅が数mしかない狭い展望台です。
 7月14日(水) (ウトロ〜網走〜小清水高原〜津別峠〜阿寒湖) (256Km)


天都山パノラマ
天都山展望台の写真
 

小清水高原パノラマ
小清水高原の写真
 

津別峠パノラマ
津別峠展望台の写真
 

阿寒湖パノラマ
阿寒湖の写真
朝からすっきりと晴れて天気の心配がなくなり、どこへ行くかが問題になってきた。
空が晴れていることを期待して網走・天都山、小清水高原、津別峠、阿寒湖を目指す。
最初の天都山は西側の網走湖側は少しの霞み方の程度の風景だが、東側の知床半島方向は距離が遠いので霞み方がひどい。 知床連山はなんとか見える程度で写真には写らない程に霞んでいた。
小清水高原でのパノラマは今まで撮っていた場所から少し外れた位置に更にパノラマ撮影向きの岩があることに気付く。 何度も来ているのに気付かなかったのはうかつだった。
小清水高原から津別峠までは美幌峠経由と川湯温泉経由の2通りがあるがアップダウンとカーブの少ない川湯温泉経由とした。 藻琴峠への上りの途中に美幌峠へ30分という看板があり、距離と走行速度から川湯温泉経由が楽だと判断したが美幌峠を撮り直した方が良かったようだ。
屈斜路湖側から久し振りに津別峠へ上る。 道幅の拡幅工事が行われて走りやすくはなったが中途半端な感じで対向車とのすれ違いが困難な箇所がまだ残っている。 今日の津別峠はきれいだった。 光の当たり方が順光に近く霞みが目立たず小清水高原よりもきれいに写る。 阿寒湖の方向では雄阿寒岳に雲がかかっていた。 阿寒湖に泊まって翌日の晴天を期待した。
阿寒湖バスセンターでホテルを探す、2軒目でとれたがフリーでは泊まるのが少し難しい場所だ。 今回は今までに泊まった所より数100m西側だった。 部屋が西向きで日が当たり暑いのには参った。 この後、少しマイナーな阿寒湖畔展望台へ写真を撮りに行く。 スキー場入口に展望台へ行く人は記帳してくれとノートが置かれていたので熊が出るのだろうか。
 7月15日(木) (阿寒湖〜上士幌ナイタイ高原牧場〜(旭川)〜士別) (337Km)


ナイタイ高原牧場A
 

ナイタイ高原牧場B
 
ナイタイ高原牧場の写真
朝方はすごく濃い霧が出ていたが8時頃になると霧はきれいに消えた。
今夜の宿を予約せずに出発するがこれが失敗だった。 ホテルを出て阿寒湖畔から雄阿寒岳の写真を撮ったが逆光気味で色が悪かった。(昨日のものは午後で順光)
道央または道北へ向かうべく旭川へ向けて阿寒湖を10時に出発する。
最初にオンネトーのそばを通るので寄ってみたが残念ながら雲がかかって山も水面もきれいに見えなかったので入口で引き返す。
次に上士幌のナイタイ高原牧場へ行く。 十勝平野は霞んでいるかも知れないという気がしたが雲がなくすっきりと晴れていた。 ここは牧場へ入ると道路がぐんぐん高度が上がり天に上がる気分になるので天気が良いと最高だ。 最後の展望台では十勝平野が広々と見渡せる。 30分あまり写真撮影や休憩をして旭川へ向けて出発する。
R273は車がほとんどなかったがR39へ入ると数が増え上川付近では車3台が派手な交通事故を起こしていた。(1台の乗用車は道路外へ転落) 直前には層雲峡のトンネルの中で無理な追越しをやるのもいるから事故が起きることもあるだろう。
15時過ぎに旭川市内に入り、コンビニの電話で宿探しをするが数軒のホテルに満室で断られる。 面倒になり士別へ電話して1軒目でOKとなり、旭川市内から国道を1時間余り走って着く。(7月の旭川での宿探しはかなり難しい)
 7月16日(金) (士別〜富良野〜深川) (202Km)


彩りの畑
ファーム富田の写真
 

中富良野町営ラベンダー園
中富良野町営ラベンダー園の写真
 

日の出公園
日の出公園の写真
 朝、低気圧の接近で士別では厚い雲がかかっていた。 予報では富良野の天気が良さそうなので富良野のラベンダーを撮りに行くことにした。 早く着きたいので士別から旭川北ICまで高速を使う。 さすがにラベンダー時期のR273は車が多い、中にひどく遅い車もあり沢山の車がつながってしまう。
 最初にファーム富田へ向かう、まだ11時過ぎで時間が早かったため駐車場の前に車がつながり始めたばかりだったが駐車場の中をうろうろするのは面倒なので手前の空地に駐車する。 人が多かった、今年も台湾からだろうか中国語が多く聞かれた。 ファーム富田は天気がイマイチなので早々に切り上げて中富良野町営ラベンダー園へ向かう。
 中富良野町営ラベンダー園はスキー場の看板しかなくて通り過ぎてしまう。 スキー場をラベンダー園にしているのでリフトで上に上がる。 リフトの下もラベンダー畑になっているので面白い、始めと終わりの部分はラベンダー畑すれすれに通過する。 展望の良さは期待していた通りだった。
 しばらく展望を楽しんだ後で上富良野町にある日の出公園へ向かう。  日の出公園ではシャトルバスを初めて待った、今までは偶然なのか全く待たずに乗れていた。 ラベンダーの花はきれいだったが3箇所目で印象が薄くあまり写真を撮っていなかった。
 今日の富良野は上空を雲が通過していて注意して写真を撮った積もりだったがダメなものが多く混じっていた。 撮影対象部分に雲がかかると色調バランスがおかしくなり使いものにならない写真になってしまう。(どうしてここがこんな色?という違和感がある)
また、気温が高く27℃を超えていたらしい、車も駐車後にはよく焼けて暑かった。 今日も旭川のホテルがとれず深川に泊まることにした。(ツインのシングルユース)
 7月17日(土) (深川〜丸加高原〜(札幌・モエレ沼公園)〜苫小牧) (200Km)


丸加高原パノラマA
朝から晴れたり曇ったりを繰り返していたが天気が少し悪くなる予報が出ている。
昨年泊まった札幌のホテルは名前は変わっていたが電話番号は同じだった。 残念ながら満室で断られた、3連休の初日なので難しいと思い苫小牧のホテルを予約する。(最後のツインの部屋とか) 火曜日まで天気予報が良くないので、どこかで天気待ちをしなければいけない。
苫小牧までは距離が近いので丸加高原とモエレ沼公園へ寄ることにした。 丸加高原は滝川の近くの高原なのですぐに着くがメジャーな所でないらしく人影がほとんどなかった。 道路も限られているので細い道へ入ったら展望台へ着いた。
モエレ沼公園はアクセスが悪い所で札幌市内からは行きやすいが郊外からは道路が限られている。 着いた時には貸し自転車が30分待ちになっていた。 平坦な公園で広いので自転車が必要なのだろう。 駐車場には200台余りの車があったが3連休のためか。 公園内を見ようとしたら雨粒が顔に当たり、雨が降る気配のため苫小牧へ向かうことにした。 車を動かしたらすぐに大粒の雨が降り雷の音も聞こえてきた。 北広島まで降られたがR274で更に東へ行くと雨が止む。 遠回りだがR274、R234で16時前に苫小牧駅そばのホテルに着く。
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