B11. eSATA接続外付け3.5インチ HDDの導入

(08- 1-14初版) 11- 9-11 更新

 既に外付けUSB接続HDDは06年3月に導入済みだがUSB接続なのでデータ転送速度が遅く写真データの入っているパーティション(現在、写真ファイル約80GB、デスクトップとノートの2台のPCのHDDイメージ合計約75GB)をイメージ保存すると4時間ほどかかってしまう。(パーティションイメージで保存するのは更新に時間がかかるので同期更新の手段を探す必要があるが下記の解決策が見つかりました) 09-4-30
(注)その後の調査でFFFTP開発者Sota氏のBuckupソフトがHDDディレクトリ毎にミラーリングが可能で短時間に写真ファイルを外付けHDDに同期させることが可能なことが分かりました。(複数ディレクトリの一括処理が可能)
 今回はeSATA接続としてマザーボードのSATAコネクタからデスクトップPCのバックパネルへeSATAで出して使うことにした。 使用するHDDはデスクトップPCの中に入っているものを使うことにして秋葉原へ外付けHDDケースを買いに出掛けた。 ネットで調べたら3.5インチ用のHDDケースはOWLTECH、玄人志向ほか色々出てくる。
 秋葉原の店をのぞいてデザインと価格で潟Tイズ販売のeSATA鎌蔵3.5を購入。(faithで3,470円と安かった)
(購入品) scytheブランド eSATA鎌蔵3.5  製品型番: ESATA-KMZ3.5-SL (シルバー色)
                PCインターフェース: USB2.0 + eSATA
                サイズ: 幅 108mm X 奥行 190mm X 高さ 34mm
                株式会社サイズ http://www.scythe.co.jp/
               (製品紹介ページは HDD Accessory > eSATA鎌蔵3.5 2009年製造中止
           (注) 製品保証は1年だがショップが保証の窓口になるシステムになっています。
 写真は、右側が今回購入した3.5インチHDDケース、左側が前に購入した2.5インチHDDケース(参考)。
 (電源入り表示の緑色のLEDが点灯しているが明るい場所では暗めに見える)
     eSATA接続外付け3.5インチ HDDと2.5インチ外付けHDD(参考)
 付属品の中にeSATAコネクタ増設ブラケットが付いているのでマザーボードのSATAコネクタに接続してeSATA接続が可能になる。 これでデスクトップPCのケースを開けずにeSATA接続が可能になり便利になった。

1. 準備作業
  HDDケースに入れるHDDをデスクトップPCの中の昨年5月まで使っていたSATA 160GBのものを使うことにして、その前まで使っていたSATA 120GBのHDDを編集してデスクトップPCの作業用HDDにする。 このためには現在のシステムイメージを120GB HDDに復元してDドライブから最大のアプリケーション「ゼンリン電子地図帳Zi10」をアンインストールして現在の写真ファイルをすべて保存可能にした。(写真ファイルコピーまで半日作業)

2. 外付けHDDの機能チェックとHDDの取り付け方
 SATA 120GBのHDDを編集し終わってからSATA 160GB HDDを取り外して外付けHDDケースに組み込む。
 取り付け方はケースから基板を引き抜いて基板上のSATAコネクタにHDDのコネクタを挿し込みHDDを基板にネジ止めするだけ。 ここまでは簡単だったがHDDを載せた基板をケースに入れ裏蓋をケースにネジ止めするのがちょっと面倒だった。 付属のドライバでは十分な力が伝わらずセルフタップねじで止められず、精密ドライバを使って慎重にねじ込んだ。(ねじの頭が入りきらず少し出る)
 eSATA接続とUSB接続のそれぞれの接続で HDDが読めることを確認する。(OK)

 写真は外付けHDDケースの裏面、左から eSATAとUSBの動作モードLED、eSATAコネクタ、USBコネクタ、電源スイッチ、電源コネクタ(ACアダプタとの接続用)。 インストールマニュアルでは接続を確認してからHDDがスピンアップと書かれているが実際は電源スイッチを入れただけでHDDがスピンアップする。
     eSATA接続外付け3.5インチ HDDケース背面

3. パーティション設定とHDBENCH結果
  すべてのパーティションを削除してNTFS プライマリで1パーティションを作成、153GBになる。
  接続インターフェースの違いによるデータ転送速度の違いをHDBENCHで測ってみた。
  eSATA接続の場合はSATA接続で使用した時とほとんど同程度の速度が出ているが、USB2.0接続ではUSBバスの仕様でデータ転送速度が低下している。(使用HDD: 日立製 HDS722516VLSA80

(旧データ) eSATA接続  画面

(旧データ) USB2.0接続  画面

Read

Write

RandomRead

RandomWrite

Drive

59534

48507

22515

20541

P:\100MB

Read

Write

RandomRead

RandomWrite

Drive

31498

26418

12723

13052

P:\100MB
 使用したHDDの性能が良いのでUSB接続でもまだ良い数値だが06年購入品の数値は更に低かった。
 HDDの性能がないと転送速度が上がらないという非常に基本的な結果でした。
 (注) 11-9-11にデスクトップPCで使っていた大容量SATA 500GB HDDに交換した。
    
(HDS721050CLA362) (
160GB → 320GB → 500GB → 500GBと3回交換、130MB/s台に性能向上)

4. 使い勝手ほか
1)
 USB接続での電源のPC連動機能がない
 BUFFALO製の外付けHDDにはパソコン側の電源と連動してON/OFFする設定が可能なスイッチがついている。 このモードで使うと安全な切り離しでPCから切り離した場合も電源がOFFになり便利だ。 「使用中のため切り離しができない」というメッセージが出る場合でもHDDの全パーティションを停止すると切り離しができる場合がある。
 今回の外付けHDDケースの場合にはこのようなスイッチがないので切り離せないことが多く若干不便だ。
 (注) パソコン側と外付けHDDの電源を連動する機能は便利機能だがメーカー製外付けHDDでも付いていない機種も多い。
2) eSATA接続の場合
 SATATの場合にはプラグ&プレイ、ホットスワップに対応していないので最初に接続してからPCの電源をON/OFFする必要がある。 若干不便だがSATAの転送速度で使えるので作業時間の短縮になる。
 SATAUの場合にはプラグ&プレイ、ホットスワップに対応と書かれているがこちらのPCが未対応。
 説明書にeSATA接続で起動ドライブに設定可能と書かれていたのでBIOSをチェックしたが確かにBOOTメニューで起動ドライブの設定が可能だった。(交換したHDDにシステムが入っている時にチェックすれば良かったがやらなかった)
 また、すべての外付けHDDケースのeSATA接続でOS起動が可能ではないようでOWLTECH製品では起動できないと注意書きされています。(システム起動時の動作にも影響がありそう。 例、Diskeeperのブートタイムデフラグなど)
 (注) BUFFALOでeSATA接続の外付けHDDを販売しているが旧機種のままになっている。 その後、BUFFALOではUSB3.0接続の機種を出し転送速度は速いがDiskeeperでブートタイム デフラグによる完全なデフラグはできない。 (I・O DATAではeSATA接続の新機種あり)

5. HDDの稼動温度
 購入した外付けHDDケースは小型ケースでファンなしの製品なので稼動温度に関する注意事項が書かれている。 室温24℃程度でウイルス検索による連続的なHDDアクセスで50℃になった。(HDD温度計リンク切れ)
 ケースが小さくケースとHDDが近距離にあるのでケースを小型のファンで空気を当てて冷却すると長時間使用しても40℃を超える程度で安全に使える。(50℃以上での使用は故障率が上昇するというレポートがあります) 
(参考) 稼動音が心配なので購入しなかったがOWLTECHの製品はファンがHDDのそばで回るように作られていて稼動温度が上がらないとグラフで説明されていた。(HDDケースの中にファンが入っているのでケースのサイズが大きい)

6. パーティションのバックアップ
 USB接続の場合よりも早い転送速度の外付けHDDになり写真データのバックアップがより短い時間で可能になったが、パーティションをコピーするやり方では時間がかかるので変更部分だけを連動して更新する同期更新ができないか調査した。
 その後、FFFTP開発者のBackupソフトがこちらの使い方に合っていることが分かり使い始めた。 変更部分だけの更新なので保存容量が大きくなっても処理時間が少なくて済むので便利です。 ミラーリング処理をするのでファイル削除については十分に注意する必要があります。 Backup設定の指定が独特なので使い始めは指定方法を確認のこと。 現在はフォルダ毎にバックアップしているが設定をキチンと行えばパーティション一括でのバックアップも可能です。

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  (以 上)

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