8. PC製作過程
                                                                (2023- 9- 9 初版)
     1.調査と注文
     2.移行準備
     3.マザーボードのセットアップ
     4.M.2 SSD取付とWin10インストール
     5.高負荷時の冷却
     6.ソフト環境設定ほか
     7.CPU冷却とソフトインストール
     8.Win10環境設定
     9.ソフト設定調整
    10.ネット接続不調ほか (CPUファンとビデオカード交換)<
    11.PCモニター入替え
 
1.調査と注文
  インテルCPUの性能向上が進まないのでAMDのCPUへ更新するがAMDの方が発生熱量と処理性能が圧倒的
に良い。 発生熱量が少なければゲームをやらないので電源をパワーアップせず現在の450W品を流用できる。
 (アプリ他のソフトではインテルCPU側の対応が良いが、現状はAMDのCPUがコスパとECCメモリ対応が良いので仕方のない選択)
  CPUの冷却については現在使っているものと同じ トップフロー方式のものを使うことにした。
  その後の検討で高速なM.2 NVMe SSDの冷却が問題と分かったが、対応方法としてアマゾンの用品の中に
M.2 SSD用両面ヒートシンク(MHQJRH)が見つかりCPUクーラの風で冷やすことでほぼ問題ないと思われる。
  現マシンはマザーボード全体をサブマシンのケースへ移動、電源・グラボはサブマシン側のものを流用して
Win10が動くようにする。 (新PC側グラボをGTX1050Tiへ更新したので現グラボをそのまま移動と同じ結果になった)
  28日はメモリ:32GB(16GBx2、ECC対応)だけ注文、残りのパーツを29日に注文したがCPUとマザーボードを
同時注文するセット割引を受けられなかったのが残念。(CPU:Ryzen 5800Xは別のショップでアマゾンより安く購入
できたので全体でのマイナスはなし)  30日にほとんどの物が届き、31日にM.2 SSDヒートシンク配送で用品が揃う。
(注1) CPU:Ryzen 5800X、メモリ:32GBで処理性能が現在の5倍ほどに上がるので仮想マシンを楽に動かせる。
  VirtualBoxでWinXPだけでなくWin7ProのXPモードも試せるのでライセンスを含め使い勝手の良い手段を探せる。
(注2) 現PCは室温29℃でCPU:45℃、MB:39℃、Samsung SSD(SATA):37℃、Seagate SSHD:33℃ で稼動。

(参考) 新PCは室温29℃でCPU:41℃、MB:38℃、Samsung SSD(NVMe):42℃、Seagate SSHD:35℃ で稼動。
    (シャーシーファンの回転数が前PCより低いのでSeagate SSHDの稼動温度が少し上がった)


 
2.移行準備
  31日に注文した用品がすべて集まり作業が可能になるが有償アプリのライセンス管理の方法が疑問になった。
  アドビのソフトは2台のPCでアクティベーションできて同時使用は1PCのみとなっていて分かりやすい。
  カスペルスキーを入れていてWin10上のデバイス名を変更したらデバイス名にリンクして管理しているらしいが
管理状態が切れるみたい。(今年に管理ソフトが変わったがそのままにして操作手順が変わった)
  AMD CPUの新PCが動くまでPC作業できないのは困るので現メインPC内のマザーボードをサブPCのケースへ
移動、その後でメインPCのケースの中に新Win10環境をセットアップすることにした。
  サブPC内にSATA接続SSDがあるのでM.2 NVMe SSDがなくてもすぐにWin10環境設定が可能。 しかし、現在
メインPCのWin10設定はあちこちのサイトから沢山のノウハウを参照しているのである程度動けば良いと適当に
妥協することになりそう。 B550チップセットの新しいマザーボードの環境設定にも時間がかかりそうな予感。
  マザーボードはページ数の少ない説明書とページ数の少ないPDFファイルだったので、最初はノートPCを使い
ながら作業することになりそう。(ASUS側ダウンロード内の説明ファイル数が少なかったのが安心材料)


 
3.マザーボードのセットアップ
  現メインPCのマザーボードをサブPCケースへ移動
  CPUクーラーのマザーボードへの取付方法を調査、午後からB550マザーボードのセットアップとSATA SSDで
マザーボードを動かしてみた。 マザーボードのセットアップは間違っていなかったらしく設定要求メーッセージが
出てWin10をインストールできる段階まで進んだ。
  M.2 SSD用ヒートシンク用品が8月31日配送だったが、20時前に配達され想定外の遅い配送時刻だった。
  手持ちのWin10 Proインストーラーは2019年12月に購入したものなのでマザーボード設定とインストール、その後
のアップデート方法を調査した。 (インストール後にMSサイトのWin10 Updateアシスタントでやれるらしいと分かった)

 現用Win10 PCのマザーボードをサブPCのケースへ移動
  マザーボードの配線を外すのは簡単だが接続には確認が必要なので時間がかかり31日朝までかかった。
大手裏剣 参 に付属の長いネジが交換する25mm厚のクーラー・ファン用にピッタリの長さなので使用した)

 新PC B550マザーボードのセットアップ
  最初にCPUクーラーのB550マザーボードへの取付方法を調べるが、 説明書が簡単過ぎて最終イメージまで
結び付かない。(ネット検索で取付け方の手順が見つかる)
Ryzen3700Xに大手裏剣 参を装着してみた(装着手順編) - ドナドナされるプログラマのメモ
目的は大手裏剣 参の取付け用にCPUクーラーのマザーボード側への固定ネジ穴位置を90度回転させる
  その後、マザーボードのセットアップを始めるがATXで最大幅のマザーボードなのに今までで最も搭載パーツ
間のレイアウトが密集している。 マザーボードへ先に取付けないとケースへ組込んでからでは難しいものがあり、
最初にセットアップ順序を考える必要がある。
  マザーボードをケース内へセットアップ後、M.2 SSDは無いがSATA SSDでマザーボードを動かしてみる。
シャーシーファンのコネクタの1つが抜けていたが電源投入で起動した。 前回のP9X79よりも短時間で起動した
がCPU温度が高めの表示だったのでCPUクーラー組立てに問題があったかもしれない。(グリスの塗り方)
  その後にシャーシーファンのコネクタを挿して起動できなくなり、何も設定せずに電源断したのでバックパネル
コネクタの使い方でBIOSフラッシュバック用のUSB2.0ポートを避けて接続したら起動した。(USB2.0ポートは要調査)
  ここまでで20時になりM.2 SSDをつけて作業できるようになったが、Win10インストール方法とマザーボード
設定の調査が必要なので作業中断した。


 
4.M.2 SSD取付とWin10インストール
  M.2 SSDヒートシンクへサムスンの500GB M.2 SSDをセット、取付け方法を確認したらCPU側M.2 SSDスロットの
途中にある邪魔なゴムは取り除く以外ないと分かり、取り除いてうまい具合に取付けられた。
  セキュアブート関係のBIOS設定を確認してWin10 Proのインストールを始め約5時間かかって20H2(2020年秋)の
メジャーアップデートまで進んだ。
  CPUクーラー側は取付け当初はCPU温度が高めだったが、朝方にFAN Xpert 4のベンチマーク(各クーラー
ファンの回転負荷特性取得)を数分間実行したらCPUクーラーの効きが良くなり室温28.5℃、CPU温度 40℃付近
で静かに動くようになった。
  M.2 SSDヒートシンクは冷却シートで上下両面からの放熱で40℃付近で稼動して想定通りの効果になった。
Win10 Proが20H2まで進んだので21H1まで更新してアプリを入れて作業用に使えるようにセットアップの予定。

<M.2 SSDヒートシンクMHQJRHの組立・取付け> (中国製ヒートシンクで色は6色あり銀色を購入)
  M.2 SSD ヒートシンクへサムスンの500GB M.2 SSDをセットする。 サムスン製SSDは裏面に冷却用銅板を
貼付けてあるようだ。(0.4mmほどの厚み) 購入M.2 SSDヒートシンクはSSDを上下両側から挟んで冷却するよう
になっているので銅板部分と銅板のないエリアで段差ができないように冷却シートの貼り方で厚み違いを調整。
ヒートシンク部分とSSDの両方のほぼ全領域を冷却シートがカバーするようにして組立てた。
(注) 別途,、0.5mm厚の冷却シートを購入、ステンレス製ものさしとカッターで切って使った。
   (ヒートシンク付属シートは2倍の約1mmの厚みがあり少し固め、冷却効果を最大化できないので使用せず)
<M.2 SSDのASUS TUF GAMING B550-PLUSマザーボードへの取付け>
  先日からB550マザーボードにM.2 SSDと干渉する邪魔なゴム支持がありどう対処するかが気になっていた。
B550マザーボード上の邪魔なゴム支持は片面配置のM.2 SSD用らしいが高さが合わず取外してネジ固定側
ポストの高さを上げてぴったり固定できた。(ゴム支持は9mmx9mmで高さ5mm+接着剤で途中のポストが4.5mmで干渉)
  M.2 SSDの固定側ポストはマザーボード付属のM.2固定用ネジ・スペーサー(短)を継ぎ足してクーラーによる
追加分の高さを調整する。
<Windows 10 Proインストール>
  マザーボードBIOSをセキュアブート設定してWin10 Proのインストールは5時間で20H2まで進んだ。
 (8月6日にWindows 10 Update Assistantを実行して21H1へ更新)
  Win10 Proの最初からのインストールはマイクロソフト アカウントを作らないとダメらしい。 asahi-netのメール
アドレスを使い強引にインストールした。(メールアドレスの確認など余分の手数がかかるがインストールできた)
 (注) メールアドレスの確認はマイクロソフトから確認メールが送られるのでレスを返して設定キーを受信する。
    (Win10 ProなのでMSアカウント以外でインストールできた

  インストール直後は画面が最大解像度の小さな文字表示で解像度変更もできないが時間が経つと(〜30分?)
Win10のドライバが入ったらしく解像度変更が可能になった。
  中途半端な縦横比が正常な1280x800pxへ変わり時間が経つにつれてドライバ類とWindows Updateが入った。
<マザーボード付属のDVDからドライバとユーティリティのインストール>
  ドライバは、Realtek Audio、AMD Chipset、Realtek LAN だけをインストール。 ユーティリティはASUS AI Suite 3
DIGI+ VRM、EPU、TurboV EVO、Fan Xpert 4、PC Cleaner、EZ Update、System Infomationのセット)を入れた。
  何もアプリが入っていないので当初は動かし難い(Edgeが入る) ネットワーク設定がイーサネット(システムの
プロキシ使用)で設定されたが調べるとプロキシは設定されていないが前Win10よりも滑らかに動く。
(プロキシ設定がないのに利用する設定は矛盾するのでプロキシなしに設定を統一した)
  マザーボード調整のためにASUS AI Suite 3を動かしてFAN Xpert 4でクーラー・ファンの調整を可能にする。
  当初は回転数が高めだがCPU温度が50℃以上でCPUクーラーの効きが悪い状況で前PCのWin10 Proと比べ
CPUクーラーの効きがおかしい。(CPUクーラーのグリスの塗り直しが必要かと面倒な気分、前PCは安定するまで7日かかった)
(注) FAN Xpert 4をインストール後に[ファンの調整]を実行するとバランスの良い最適調整ができる。
  CrystalDiskInfo v8.12.4を入れてM.2 SSDの温度をチェックすると40℃でCPUクーラーが効いてほぼ想定通り。
前Win10からアプリのインストール用にD(データ)とE(アプリ系)のパーティション コピーを貼付けて第一段階終了。
  ブログの記事を作ろうとシャットダウンする直前に画面右下に隠れるような表示のアイコンがある。
クリックしたら[ファンの調整]になりクーラー・ファン全開で動き始めた。 PCケースの背面からファン全開
動いているのを確認後にCPUクーラーの効きが悪い状況で動かすのは危ないので電源断。
  再起動したら突然静かな動きに変わりFAN Xpert 4で室温29℃ほどでCPU温度 40℃、全クーラー・ファンの
回転数が下がり妥当な回転数になった。(CPUクーラーの効きが正常になり想定より若干効きの良い状態)


 
5.高負荷時の冷却
  一応、CPUにRyzen 7 5800Xを使ったPCは組立てたが高性能CPUなので現在の冷却方法では高負荷で動かし
たらCPU冷却に問題がある。(簡易水冷で冷却するのがCPU側の推奨) 問題があることが分かっていても負荷
テストするようなことをやったことがないので予定になかった。
  ソフト環境を7月まで使っていた環境を設定するためにカスペルスキーをインストール、C (Win10)、DとE パーティ
ションを復元した状態でウイルス チェックの全体スキャンを実行したらCPU負荷が25%に上がりCPUファンが全開
で動き出した。(サムスン 980 Pro 500GBのM.2 SSDの中のファイルは高速で読み出せるので負荷が高い)
  カスペルスキーが処理を高速化するためにハードウェアの仮想化処理の設定が必要というメッセージを出したが
BIOS設定の問題と後で分かった。( BIOSのAdvanced > SVM Modeを[Enabled]に設定する
(注) これでRyzen 7 5800Xの8コア16スレッドをフルに使って処理するようになった。(2023- 8- 9)
  CPU温度が70℃を超えたのでファンが最高速で動くようにFAN XPERT 4を設定変更、約20万ファイルを8分で
スキャンした。(前のCPU: i7-3820、SATA 250GB、SSHD 1TBで約97万ファイルの場合は35分?だった)
  Samsung 980 M.2 SSDの温度がスキャン直後は40℃で、その後に47℃まで上がって徐々に下がり始めたが、
M.2 SSD用ヒートシンクの冷却がCPUファンが高速回転している間は冷やされるが、空気の流れが弱いと冷えない

と分かった。 CPUクーラー・ファンが非力なのでもう少し空気を送れる少し高性能なファンへ交換して調整の予定。
  BIOS設定をオーバークロックしてパフォーマンスを上げさせないよう省電力側へ設定変更した。


 
6.ソフト環境設定ほか
  PCは最低でもブラウザが動かせないと使うことができない。 お気に入り、ブックマークがないとどうやって
検索するの?でパズルみたいになる。(URL表示のアドレスバーに検索したいものを入力して検索)
  FirefoxとChromeはネット検索した記事の通りでブックマークをインポートできたが、Edgeはインポートできたが
動作が独特。(その他のお気に入りで入り別ウインドウでリンク移動して本体側が消え元へ戻れない)
  注文したCPUクーラーに使うケースファンが配達された。 最高回転数は最初に付けたものより僅か100rpm
高回転だけだが風量は若干下がるが静圧が約1.6倍なので少し改善になる。
Enermax製 UCDFP12 (最後に仕様)、ファン本体の側面のスイッチ切替で3段階に最高回転数を変更可能、
最高回転数は最大回転数の設定で使用)
  メールはThunderbirdを使っているが32bit版と64bit版では仕様が違うらしいので32bit版とした。
  ここでAcronis True Imageをインストールすれば良かったが写真ほかのデータを入れているF:パーティションの
HDDをクローンしてバックアップしようとした。 サブマシンにWin10 Proを入れていたのでHDD構成が新PCと構成が
よく似ている、原始的なDISKPART操作でHDD番号を間違った番号でHDDをCleanしようとしてSSDが使用中で
Cleanできないと出てパーティション文字が消えてしまった。(大失敗かと思ったがC、D、Eは実際には残っていた)
  Win10 Proを21H1へアップデートして異常になったシステムを修復できないか実行させた。 マンションのネット
接続速度が遅い夕方の時間帯で約1時間かかってバージョン21H1へ更新されエラーなく動いていた。
  F:パーティションをSSHD→HDDへクローン(バックアップ)して新PC環境へ以前の環境を復元して順次移行
しながら使えるようになる。
<新PC環境の使用感>
  CPUほかを更新した新PC環境(以後、新PC)はコールドスタート起動が高速起動の設定で10秒以上速くなった
が風景のロック画面が出てクリックするとパスワード入力画面が開く。(この時は不明な設定が多くテスト中)
  応答が早いのは良いがマウスがフローティング状態で動いてふわ〜とした感じで当初は操作が難しかった。
  (システムの詳細設定の[パフォーマンス]タブ内のデザイン優先をパフォーマンス優先へ設定変更して改善した
-----------------------------------------------------------------------------------------
(注) 購入したEnermax製のCPUファンはWin10へ入る前の回転を高めないと回転不足エラーになる問題がある。
  PC起動に対して例外的な動作なので高速起動するPCでの使用には違和感がある。 正常起動するように
BIOS段階での設定をQFan Controlで最小回転数側パワーを80%設定にした。 BIOSレベル(OS起動時、BIOS設定時
はややうるさいがWin10へ入ると静かに稼動する。 (2021- 8-10)
  その後、BIOS設定が安定して効果を発揮せずに起動時にエラーが出る場合がある、通常使用で静かなのに
起動時に高速回転してうるさいのは気分が悪いため使用を中止した。 前PCで異音発生して取り外したCPUファン
を取付け角度を変えて使用した。(異音発生なく静かな稼動を継続。 2021- 8-24)


 
7.CPU冷却とソフトインストール
 <CPU冷却> 安全な稼動方法が見つかる。(8/10)
  ソフト環境の設定を始めたがWin10起動時に一時的にCPU温度が80℃を超えていることが分かった。
  CPUクーラー関係で冷却はできるがCPUの温度上昇が急激なのでクーラーの温度が上がってから40℃付近
まで徐々に下がる。 当初はうまく設定できなかったが、BIOSでオーバークロックを積極的にやらない設定と
ASUS AI Suite 3のDIGI+ VRMでパフォーマンスを抑える設定の組合せでコントロールできることが分かった。
(注) ASUS AI Suite 3はタスクバーの通知領域へ入れ簡単に起動、DIGI+ VRM、EPU、TurboV EVO、Fan Xpert 4など切替表示できる。
  ネットで見つけたAMD Ryzen Masterというオーバークロック系ユーティリティは定格内のデフォルト設定の
ままでCPUの温度・動作クロックなどのモニタに使える。 ASUSユーティリティの温度表示がマザーボードの
センサーらしいが、Ryzen Masterは温度高めのASUSユーティリティのCPUパッケージ側の温度表示らしい。
  温度差が大きい時は10℃以上高い表示になり、Ryzen Masterの方が表示更新のサイクルが速くオーバー
クロックのような高温寄りの動作が問題になる用途に向いていると思われる。(AI Suite 3とRyzen Master画面
カスペルスキーの全ファイルスキャンを実行してCPU負荷がピークで40%超、ほとんど30%台以下でCPU温度
が60℃以下ほとんど40℃台で静かなPC稼動のままm.2 SSD内ファイルのスキャンが終わった。(2021- 8-21)
(注1) ASUSマザーボードBIOSのオーバークロック設定・ユーティリティ説明も注意深く読めば関連しそうな項目
    が見つかり、現在の設定はかなり抑え込んだ設定なので若干ゆるめても良さそう。
 <アプリソフトのインストール>
・ブラウザ&メール (Edge、Chrome、Firefox)、Thunderbird(旅行用にデスクトップとノート共用)
・Acronis True Image 2020(パーティションのバックアップやディスククローン)
・Diskeeper 12 Pro(HDDの高速デフラグ用、ディスクの異常検知、SSDも断片化を解除すると高速になる
・地図ソフト(Google Earth Pro(道路状況確認、ストリートビュー)、ゼンリン電子地図帳Zi21)
・車関係(カーナビ地図更新、ドラレコ動画ビューワ)
・キャノンの写真関係ソフト(Digital Photo Professional 4 & 3、ZoomBrowserEX)
(ZoomBrowserEXは最初のインストールバージョンのディスクが無く中途半端なインストールになった
(注2) ImageBrowserEXをインストールしたが使い物にならず(制限が強くて全く写真を検出せず)、
ImageBrowserEXを使ってZoomBrowserEXのアップデータをインストールした。(ZoomBrowserEXはImageBrowserEXがないと動かせない)

・アドビのソフト (Photoshop CS6、Dreamweaver CS6)
・筆王ZERO (はがき作成ソフト) ライセンス認証になかなかつながらずアップデートに手間取った。
(注3) ソフトの中には環境設定が必要なものがあり、環境設定はこれから実施。


 
8.Win10環境設定
  アプリの環境設定を前Win10とノートPCを参考に設定、次に以下のWin10の操作性向上の設定をした。
  新Win10はメモ帳などのウインドウの枠幅が狭すぎて見にくい。 前Win10はウインドウの枠幅があったが
今回インストールしたWin10では枠幅がほとんど表示されず違和感のある表示。 ネット情報を参考に操作して
手順が途中で進めなくなったが枠幅のある表示に切り替わった。(こちらのやろうとしていたことを認識して切り
替わったのならOKだが疑問のある動き、しかし利用しようとしたスタイルシートがWin10の中にあるので対応可能)
もう1つおかしなことが起きた。(パスワードとPINの設定情報が入れ替わったので設定を再設定)
  Win10へ入る直前のロック画面が最初はBeingからの風景画像を切替表示していたが、1週間ほどでロック
画面用の変化しない画面に切り替わった。(なんで勝手に?) 以前はWin10 Proはグループポリシーエディタで
ロック画面を表示しない設定にできたらしいが、Win10 Homeと同じにレジストリ設定で表示なしに設定できた。
  これにより、いきなりパスワード(or PIN)入力画面になるので画面操作の手順が1つ少なくなった。
ほぼ使える状態になったのでCPU性能を少し上げる設定に変更して運用を始めたい。

 
9.ソフト設定調整
  少し設定を調整してから当方の一連の作業手順で写真関係の処理を含むHP更新を試した。
  1回目のHP更新までインストールしていなかったソフトを追加しながら操作したまでは問題がない思われる。
その後に設定のカスタマイズをやったあたりから余計なことをしてしまったらしい。
  どこがおかしかったのか分からないがバックアップをとれば良かった所でとらずに作業を戻せなくなったことが
判明した。 いつの間にかRyzen Masterが起動しなくなり状況を戻せない。
(Ryzen MasterはWin10以上の環境でしか動かせないのメッセージで止まるが特定の場所を見て判定しているらしい)
  ネットワーク接続のプロキシ設定の間違いは修正でブラウザの動きが良くなったが、Windowsの機能の有効化
または無効化とその後のサービス設定調整でやり過ぎがあったらしい。(12日のバックアップへ戻すことにした)
  ビデオカードをもう少し性能アップしないとCPU性能向上だけではバランスがとれない、PCモニターの交換の
必要性などを調査した。
<Ryzen 7 5800Xの新PCの使用感>
  8月12日のバックアップへ戻してBIOS変更なしでRyzen Masterが動いたが今後の設定変更は注意してやる。
  Google Earthのストリートビューの表示でOpenGLの3次元空間処理が速いのでおかしな表示にならず滑らか
に表示する。 キャノンDPP4、Photoshop CS6の色調調整が速くなったが、別名保存ではファイル名をクリック
しただけで「この名前で良いか」と聞いてくる。(ちょっと待て!の感じ
  速度アップで時々Ryzen Masterが2重起動、リンク クリックでページが2重に開くなどの現象が起きる。
  エクスプローラーでフォルダ名をかすった程度でフォルダ移動が起きていた。(前i7-3820 PCでも起きたことが
あるが、新PCではマウス操作を注意してやる必要がある。 使用頻度の高いファイルが移動して探した)
  Google日本語の文字入力の変換も速くなった感じ、稀に違和感のあるレスポンスになることがある。
  PDFファイルはEdge, Chrome, Firefoxで開けるが、操作性はChromeとFirefoxはほぼ同レベル?(使い方と
好みで違う)だがEdgeは目次からのページ表示がイマイチ。
  仮想マシンを動かすこともCPU更新の目的の1つなのでこれからトライ。(コア数が多く処理が速いので期待
(参考) Adobe Photoshop CS6で8/16にCamera Rawのアップデートが入ってきた。 DPP4でも現像できるのでPhotoshopでは
    滅多に現像しない。 Update後に続いてメッセージなしでCreative Cloudのインストールへ入ってしまった。
    大量のソフトをダウンロードしている様子なので中断、使う予定もないものに時間を使われては困る。 Win7からWin10への
    更新では回避できたが今回はインストールへ入り、中断したらローカルのPhotoshop CS6に影響が出て画面がロックされる
    状況が発生。 アドビへ問合せ、時間が経って問題が解消した。


 
10.ネット接続不調ほか (CPUファンとビデオカード交換)
  18日に設定できない環境でプロキシ設定したことが原因なのかネット接続が絶不調になった。
リンクを開こうとしている間に全く接続しないで止まる状況が発生する、診断させても問題が出ないので
ネットワーク接続をリセットした。(レジストリ破損の可能性があるのでネットワーク アダプタからの設定を初期化)
  ネットワーク接続はChromeとEdgeはOS側の設定を参照しているが、Firefoxはユーザーの設定で動くように
しているらしい。 流儀の違いがあるがネット接続は環境を学習する部分があるので早く正常になるのを待つだけ。
最初は遅かったが徐々に速くなり19日になって正常復帰した。(プロキシを使わないが普通の設定)
<CPUファンの静音化調整、ビデオカード交換>
  購入したEnermax製UCDFP12P(最後に仕様) は起動時に逆回転する特許取得の独特な制御だが、風量が必要
なので最大回転数を高めで使うので静音制御できない時の稼動音がうるさい。 しかし、大手裏剣 参クーラーの
ファン交換とFan Xpert 4との調整でかなり静かに動かせるのは想定外で大手裏剣 参の出来が良いと言える。
(i7-3820とP9X79で使ったBig Shuriken 2 Rev. B(販売中止)よりも良く冷え温度が低い)
  FanXpert 4との調整で静かに動くのはAMD Ryzen 7 5800Xが7nmプロセスの細い配線パターンで作られ同じ
処理でも消費電力が少ないため。(前PCで使っていたi7-3820よりも低い温度で稼動する)
(注) 上記Enermax製ファンが起動時にうるさく風量不足なので最終的に2022年3月にEnermax製高風量の
   静音ファンUCCLA12Pへ交換した。
  2022-3-25: デスクトップPCのCPUクーラー・ファンを交換
  室温:28℃でマザーボード:36℃、CPU:40℃付近(アイドル時)、CPUファン:1000rpm付近、シャーシ ファン:
700rpm台で動いている。(エアフローはATXケース前面から裏面(シャーシファンと電源)へ通り抜け) 参考画面
  17日朝にビデオカード ASUS PH-GTX1050Ti 4Gを注文したのが届いたのでビデオカードを交換した。
自サイトの写真はリンクをクリックしてすぐに表示するが表示する時間が短くなり、ページ内容相当のレスポンス
の速さが前よりも速くなった。 画像がサーバーのレスポンスに追従して開く感じでほぼ想定通り。
  ASUS TUF GAMING B550-PLUSマザーボード設定 ASUS TUF GAMING B550-PLUSマザーボード設定(最終状態)

<CPUファンの静音化調整>
  購入したEnermax製ファンは起動時の特殊な制御でBIOSの回転数チェックにかかりやすい。 風量が必要
なので最大回転数を高めの2000rpm設定で使うので静音制御できない時の稼動音がうるさい。
  BIOS設定で動いている時の回転数をBIOSのEZ mode内のQFan Controlで最小設定80%の少し低めの
回転数でプロファイル設定、少しだけ改善した。(稀にBIOSチェックがかかるので少しづつ設定を上げている)
  OS起動後の設定はFanXpert 4で[ファン調整]で自動設定させると極端な省エネ設定になるので、CPUファン
の回転数変動が少なくなるようにシャーシ ファンを含めてプロファイルを調整した。 FanXpert 4の自動調整で
各クーラーファンの設定ポイントが分かるのでCPUファンの回転数の変動が小さくなるように最適設定する。
<ビデオカード交換>
  交換するASUS PH-GTX1050Ti 4Gの前のカードがASUS STRIX-GTX750TI-OC-2GD5なので何も環境設定
なしでカードを入れ替えるだけで動いた。(Win10もドライバーは最新状態、メーカー側には最新ドライバーがあるというメッセージ)
  ビデオカード交換で表示レスポンスが速くなったことを実感、画像展開が速くなった。
GPU処理性能、コア数、メモリサイズ等のアップで写真処理ソフト側にも効果があるので期待。


 
11.PCモニター入替え
  8/17にEIZO製のPCモニターを注文して8/18に届いたがPC側の設定調整を優先して動かしていなかった。
(使い方が変わるので面倒) 受け取った物が正常に動くか確認する必要があるため昨夜から設定を始めた。
  最近のEIZO製のPCモニターはワンタッチでモニター画面部分が外せる構造になっていた。
  次は設定の問題、古い機種を持っているので大体の様子は分かるがハードSW(モニタ枠上の特定範囲タッチ)、
ソフトSW(SW画面表示後のメニュ−対応で画面下の枠上をタッチ)の2通りでどちらもほぼ同じ範囲をタッチする。
  しかし、反応が速く設定しにくい。 どのように選択設定可能か、表示名だけと設定可能部分の変更方法などを
試行錯誤で動かすが説明書を読まないと設定できない部分があると分かる。
  画面設定ユーティリティScreen InStyleを入れる、こちらの方が表示画質の設定が楽だが前のソフトの作り
と違っている。 以前は複数のソフトに分かれていたのをまとめて操作しやすくしたらしい。
(注) Screen InStyleをインストール後に旧モニターをつなぐとサポートされていないモニターと表示して一部の
機能だけしか使えない状況になった。(設定変更はモニター本体側に保存されモニター本体と同じ操作ができる)
  こちらはモニターの画質調整だけの使い方なのだが設定の入れ方が最初はつかめなかったが色々動かして
どのように設定するかが分かってきた。(少し使える段階になったが設定上の不明点が多い)
  前のモニターは最初から色味が違う感じだったが新しいモニターは色はほぼ合っているがもう少し何とかなら
ないかという感じで設定してみる。 何とか使えるようにはなったが違和感のある色調、新旧並べてどうするか
対応決めが必要。(旧環境の方が色調が鮮やかできれいなので今までのこちらの認識が間違っているのか考えさせられた)
(解決状況)
 2022-12-23: PCモニタの設定問題が(仮)解決
        2023- 1- 3: PCモニタの表示設定(最終解決)

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