2004年11月九州山陰旅行(九州編) (2016- 2- 7更新) (山陰編)
 10月30日(土)、31日 (国分寺〜川崎〜日向) (52Km走行)


待合室
 

船内
 


潮岬
潮岬の写真
<10月29日出発準備> 29日まで九州の天気予報が悪かったので本気で準備にかからなかったので19:20のフェリーに間に合わなくなってしまった。 出発は30日として新宿のヨドバシカメラへフィルムを買いに行く。

(10月30日)
東京は台風24号くずれの前線の影響で朝から雨が降り出していた。 昨日の出発にすれば東京側でも雨に降られず日程も余計に取れたのではと心残り。 時間があるのでHPの北海道の画像ファイルを整理して地名目次と写真マップに入れる。
 14時過ぎにフェリー会社マリンエキスプレスに出航を確認する。 船は出るが船の川崎着港が2時間半遅れているという。 更に予約させようといろいろ言ってくるが万が一で川崎に着くまでに事故に遭って間に合わなかった場合のことが面倒なので予約はせず。 この時点では未だHP更新の作業中だったが止めておけば良かった、正常な運行時刻だったら間に合わない可能性があった。
16時頃からリビングの床に展開していた荷物をバッグに詰め始め、17時過ぎに終わり車に積んだら17:40になった。 20時に川崎港へ来てくれと言っていたが微妙な時間だった。 小雨が降ってあちこちで渋滞していたが青梅街道の環7交差点までいつも並みの1時間で着き川崎への20時着に十分間に合う見込みとなる。(18:40)
 環7の走り方ノウハウをフル活用して19:40に川崎フェリーターミナルに着く。
フェリーは台風くずれの低気圧の影響で遅れて20時過ぎに着港した。 しばらく待ってくれとアナウンスがあって結局22時過ぎに乗船、出港したのは定刻の2時間20分遅れの22時50分頃だった。 今回はゆれがひどいらしく車輪止めが前後2箇所でいつもより厳重だった。
今までは12〜18人部屋の2等C寝台だったが今回は4人部屋の空きがあるので2等B寝台とした。 シャワーとトイレ、テレビがついているし寝間着もあるのでパジャマが不要になった。 電源が使えるのでパソコンが使えて差額料金4200円は十分にペイした。
昨日HPデータをすべてノートPCへコピーした筈だったが九州旅行記の雛形はコピーされていなかった。 ローカルでの表示チェックを含めて環境設定する。
(10月31日)
台風くずれの低気圧の影響で海はうねりがあり荒れていたが夕刻までは昨年ほどではなかった。 予報は早朝は雨、一時曇りだったがほとんど雨、夕方に雨が上がる。 九州南部の明日の天気予報も朝は雨と良くなかったが夕方には晴になった。
高知港に15:50と遅れて着き出港がほぼ1時間後、外が雨で空が暗く写真が撮れなくなり眠くなって眠る。 日向着が遅れるので18時から夕食バイキングを臨時にやっていた。 船が足摺岬の西にある沖ノ島を過ぎてから波が高くなりよく揺れ時々大波にぶつかり大きな音と振動が船全体に伝わった。 一番荒れていた豊後水道付近では立っているのも困難なほどで座っていても腰が振られる感じがした。 日向港着が21:45と掲示されていたが、実際にフェリーを下船したのは22:10だった。 ホテルの駐車場では私が半袖を着ていたこともあり係員が話しかけてきた。 写真を撮っていると言ったら近くの西郷村付近が良いと教えてくれた。
 11月1日(月) (日向〜西郷温泉〜南郷村・木城・高鍋〜青島〜宮崎) (198Km)


石峠レイクランド
耳川の写真
 


青島
 

鬼の洗濯板
青島の写真
銀行へ寄るため朝食後に足の爪切りなどをしていたら出発が遅くなる。
またまた、プロバイダ接続の電話料金が異常に高くフロントでもめる。(ハードの仕様が悪いようで電話料金の明細が出力できない、しばらく議論してタダになる)
昨夜のホテル駐車場の係員が教えてくれた西郷村へ向かう。 最初は地図を見損なって道を戻ってしまい耳川沿いを後戻りしてしまう。 最初の景色の良い所で写真を撮っていたら昨夜の駐車場の係員が上流の西郷村側から車でやってきて挨拶してくれたが村の観光課の係り並の熱意だ。
教えてくれた場所の正式名称は石峠レイクランドというようだった。 この後に南郷村へ向かうがこれからがトラブルの始まりだった。 西郷村から南郷村へ向かうのに通行止めの表示はなかったが、南郷村から西郷村へ向かっては道路崩落のため通行止めと表示されていた。 道理で細いR388の路肩が崩落している箇所が何箇所かあった。 しかし、この狭い道の1車線区間でナビで道を確認していたらデリバリ関係の2トントラックが追い越したので後をついていくが猛スピードで坂を下っていく。 事故を起こさないかと思っていたらゆっくり走るダンプカーに追いつく。
R446の鎌柄峠を過ぎてから道路脇の水の色のきれいな小丸川が見えなくなったので尾鈴橋まで戻る。 ここには県道22号線の通行規制が書かれていたが通行止めの表示はなかった。 しかし、数Km進んだ道路が狭くなる所に全面通行止めの表示がある。 工事をやっている人に聞いたら自分は通ったことがないので分からないと言う。 考えていると4輪駆動車が入っていくのでついて行くがこれからが1車線区間の始まりで狭い道が延々と続きあちこちで工事をやっていた。 下流になって2車線区間が所々現れてほっとする。 木城町の浜口ダムを過ぎてから道がr19になり高鍋町でR10へ出る。
一ツ葉道路を使って宮崎市街をバイパスして青島へ。 青島で日南のホテルを予約しようとしたら満室、宮崎のホテルを予約する。 自転車を借りて青島神社へ、青島を回ろうとしたが砂が深くて自転車では走れず仕方なくバックして付近の写真を撮る。(台風の影響で状況が変わったというがよく神社が無事だった)

運のツキがない人が一ツ葉道路の料金所を過ぎてすぐに白バイにつかまっていた。 料金所を過ぎて私を追い越していったので早いと思っていたら、すぐに白バイが私を追い越して追いかけ左後ろについて御用。(高速道路ではないという表示が何回かあり料金所を過ぎても出ていた)
 11月2日(火) (宮崎〜鵜戸神宮〜都井岬〜鹿屋) (179Km)


鵜戸神宮
鵜戸神宮の写真
 


都井岬
都井岬の写真
朝食は7時に食べたのだがHP更新が遅れてデジカメバッテリの充電などで出発準備が9時過ぎになる。 外へ出たら20℃以上ある、暑いという感じだ。
今日は前線が通過するので雨が一時的に降るかも知れないという天気予報で南の方が良い。 都井岬から佐多岬を目指すことにした。 残念ながら空気が霞んでいて見通しが悪い、最初に通過した堀切峠はひどい霞み方で写真を撮る気にならなかった。 鵜戸神宮へはR220の最初の案内標識で旧道に入ったが結果的には新道でトンネルを抜けた所で左折した場合とほとんど同じで馬鹿馬鹿しい結果だった。 鵜戸神宮は前回は午後に寄ったので日陰の風景だったが今回は陽の当たる明るい風景だった。
次に都井岬へ向かう。 南郷町付近からなんやら規制標識が出ていると思ったが気にも留めずに進んでしまった。 しかし、R448で幸島付近まで進んで何かあるかと看板を良く見ると都井岬方面での問題で先の方にはゲートが設けられていた。 迂回路を進んだら県道439、440号線の細い道だった。 この細い道には少しうんざり、昨日の県道22号線よりは距離が短かかったがアップダウンがひどい。 都井岬は駒止めの門のゲートを入ってから道路脇に御崎馬が2頭いたので写真を撮るために降りて近付いたら馬がこちらに寄って来てしまった。(馬の鼻をなでてパス) 上の斜面を見ると沢山いたのでデジカメを持って登る。 身軽で良かったがフィルムカメラでの写真が撮れず、斜面を再度登る気にはならなかったのでちょっと失敗。 その後、都井岬灯台まで上がるがひどい霞み方で写真にならない程だった。
昨年は内之浦に泊まったが佐多岬までが結構時間的に遠いので鹿屋泊りとした。
 11月3日(水) (鹿屋〜佐多岬〜垂水〜(フェリー)〜鴨池〜指宿) (207Km)


 佐多岬
佐多岬の写真
 

桜島
鹿児島市(桜島)の写真
 

長崎鼻夕景
長崎鼻の写真
残念ながら朝から上空が曇っている、南の天気が良さそうだが佐多岬で写真が撮れるか心配だ。 大根占、佐多と南下するに従って空が明るくなる。 今日は休日だが最南端はさすがに車が少なく快適に走れる。 昨年まで工事をしていた県道68号線の整備が終わっていた。 残念ながら佐多岬は9月の台風18号による倒木や塩害で風景が様変わりしていた。 木々の緑がなくなって亜熱帯の高い木がなぎ倒され、木々のトンネルだった所の上部が開けてイメージが全く違った。 木々の緑の風景が戻るのに何年かかることか。 おまけに開聞岳もかなり霞んでいたので天候回復を待ちたかった。
灯台方向への道が施設使用券にあるので遊歩道の途中にある神社の人に確認したら険しい道だがあるという話だった。 しかし、灯台方向への道は天候回復の時間待ちのために探したが道が荒れてしまったためか見つけられなかった。(レストハウス脇の道はガラスや陶器のかけらで通行を禁止) 仕方なく指宿へ向う。(今日は鹿児島市でおはら祭りの本祭りで混雑しているかと回避)
垂水からフェリーで鹿児島・鴨池へ渡り指宿へ向う。 垂水のフェリーターミナルは今まで見た中では最も合理的な作りで車で入っていくと車種別のゲートに入り料金所を抜けると待ち行列レーンに並ぶようになっていた。 このルートは他のルートより早いので利用者が多いためだろう。 約40分で鴨池に着く、鹿児島市の南側なので道の駅指宿まで33Kmと距離が短くなり16時前に着く。 ここでホテル探し、2番目でツインの部屋がとれる。 道の駅から12Km約20分の山川町に近いホテルでJRの線路の踏切を渡った所で指宿の温泉街からはかなり離れた所にあり予想外だった。(部屋の設備が少し古い) チェックインして長崎鼻へ開聞岳の夕景を撮りに行く。 太陽の沈む位置が思ったよりも南側だったので畑越しの写真を撮ってホテルへ、この付近は距離が短いのでどこへ行っても大したことはない20分で戻る。
(対岸の山川町の夜景が面白そうだったが撮り損なう)
(注) 指宿のホテルは分散していて天然砂むし温泉から遠いホテルが数軒あります。
 11月4日(木) (指宿〜加世田・市来・長島町〜(フェリー)〜牛深〜天草・松島町) (253Km)


鹿児島湾パノラマ
 

牛深港
長島海峡の写真
 


牛深パノラマ
 

牛深中心部
牛深(遠見山)の写真
朝、チェックアウト時にまたも10倍以上の法外な電話料金を請求されムカッとする。 おまけに馬鹿な論理で筋が通らない。(H社製のシステムというが新しいサービス方式に対応していないもので馬鹿馬鹿しい) 天気も霞んでいて写真向きでないので徹底対応、問合せで待たされたがその間に旅行計画を検討する。 6日の天気予報が悪いのが問題、外れた場合も想定して5日にやまなみハイウェイを通ることにする。
錦江湾沿いは何度も走っているので東シナ海側をR226からr29経由で加世田へ、R270で市来へ行きR3に入る。 R270は海岸に近く平坦な道かと思ったがアップダウンとカーブの多い道だった。 燃料計が下がってきたので給油したいと思っていたら阿久根のセルフでハイオクが120円/Lのスタンドがあり満タンにする。(2回で68.9L、765Km、燃費は11.1Km/Lで山道をあちこち走ったので少し悪くなっている)
(r29でイノシシに出会う)
県道29号線をみずなりかわから加世田に向う途中の川辺付近の山の中の細い道のカーブでイノシシに出会う。 車がヘッドライトを点けていたのでイノシシはすたこら逃げていったがさすが田舎に来たというイメージがあり暫くおかしかった。
 
長島町蔵之元からフェリーに乗り天草・牛深へ渡る。 手持ちの宿泊情報本には牛深にホテルが無かったので天草上島の松島温泉のホテルを予約。 (牛深から車で2時間ほどとのことで予想通りの時間) 牛深で下から見ると遠見山に何箇所か展望台が見える。 フェリーターミナルで牛深観光パンフレットを入手。 近くにいた人に景色の良い所はと聞いたら遠見山とのことで山に上がる。 山頂の駐車場まで上がると展望台まで更に数10m上らなければならない。 時間もかかるのでちょっと嫌気、駐車場に止まっているドライバーに景色の良い所を聞くと下の桜木展望所の方が良いとのことだったので頂上へ上がるのは中止。(観光案内には頂上は水仙公園と書かれていて展望台ではなかった) 写真を撮り終えたら16:20になっていた。 松島温泉までは日没にかかることになり先を急ぐ。
 牛深からR266、R324を少しがんばって松島温泉に18時前に着く。 しかし、ここの夕食には驚きの部屋食で食べきれない程の量で小振りのヒラメもついている、結局生ビールの中ジョッキ2杯でがんばったがヒラメは2/3しか食べられず他にも残してしまった。 部屋の様子
(注)泊まったホテルの部屋はツインのゆったりとした部屋でタイル張りの床(夏の暑さ対応か)だったが部屋食用に十分な大きさのテーブルあり。(昨日よりは1割強安い料金で設備も良く納得できるもの) また、93年に天草上島の小さなホテルに泊まった時にも「天草では部屋の窓から魚が釣れる」などとのたとえ話を聞きながら食べきれないほどの魚料理が出たことがあった。
このHPデータを作る時に牛深観光パンフレットを見たら牛深にホテルが3つあることが分かる。 ホテルの予約を急がずにパンフレット情報を見てからにすれば良かったかと思ったが翌日に阿蘇山を周ることを考えると松島温泉の方が好都合。 また、夕食後に写真撮影ポイントも入手したので今回の選択は正解でしょう。
 11月5日(金) (松島町〜松橋IC・熊本IC・一の宮町〜やまなみハイウェイ〜別府) (220Km)


天草松島
天草松島の写真
 

瀬の本高原
瀬の本高原の写真
 

長者原
九重町の写真
今日の天気予報は晴だがここ数日と同じで風景が霞んでいるのできれいな写真の写りが期待できないようだ。 朝ホテルを出て間近の松島の風景を撮る。 千厳山からの風景が良いというので上がった、眺めるには良いが写真にはならない感じだ。(風景が遠過ぎることと木々に邪魔されて見晴らしがイマイチ) 山頂展望台と展望広場へ行ったが風景が遠過ぎてまとまりがない。(千厳山は頂上部分が公園)
千厳山を下りて松橋ICから熊本ICまで九州自動車道を使い別府を目指す。 松橋(まつばせ)付近からR3経由でICへ入る案内標識の表示は道路の描き方が紛らわしくイマイチだった。 熊本ICから阿蘇までは平日なのでほとんど渋滞せずに阿蘇のカルデラの中まで入る。 一ノ宮町からやまなみハイウェイで別府へ向う。 城山展望所で1回目の停車、風景が霞んでいて写るのかなと思ったがなんとか写っていた。 次は瀬の本高原のいつもの場所へ行くと今日は休業日とのことで少し先の開けた場所で写真を撮る。 順光で今日撮影した中では写ったという確信が持てる風景だった。 瀬の本高原のレストハウスで休憩してソフトクリームを食べる。 この付近は台風の影響が少なかったか風景がきれいだった。
長者原まで行くと噴煙を上げている九重硫黄山が目に付く。 写真を撮りたいと思っていたが通過してしまいバックする。 同じように写真を撮ろうとする人がいて適当な場所には何台も車が止まっていた。 道路は車が通るのでパノラマは難しい、原っぱの中へ入っていく人がいたので真似をする。 草が刈られて歩きやすくススキが枯れていて良い具合だった。
別府へ入ってビジネスホテル探し、3日・4日と食事付きで観光ホテルへ泊まり夕食を食べ過ぎたので食事を軽めにしたい。 一番目の電話で駅前のホテルがとれたがホテル名のシーウェーブが英語でSEA WAVEと書かれていてこちらの予想を外される。 建物は見えていたのに理髪店で聞いてしまった。 16時過ぎに別府に着いたが、電話探しや道路の迂回(別府の中は道が狭い)でチェックインが17時頃になる。 部屋に入るとLANが使えるホテルだった。 ビジネスエリートカードというホテルチェーンでホテル一覧冊子にインターネット接続の有料・無料の表示があるのとキャッシュバックがあるのでカードを申し込んだ。
 11月6日(土) (別府〜やまなみハイウェイ・R57〜熊本港〜(フェリー)〜島原) (220Km)


狭霧台パノラマ
湯布院・狭霧台の写真
 

山下池
山下池の写真
 

あざみ台
あざみ台の写真
 

城山展望所
城山展望所の写真
 

島原港外
島原・熊本フェリーの写真
ホテルの窓から別府湾の朝日が見えるが今日も相変わらず空が霞んでいて風景が冴えない。 佐賀関へ行こうかとも思ったが日程を詰めたいのと日の当たる風景を撮りたいのでやまなみハイウェイ(r11)を通って島原へ行くことにした。
最初の狭霧台は朝の順光できれいな風景だった。 湯布院から水分峠を過ぎてr11が右に大きくカーブする場所に湯布院盆地が展望できるポイントがあるようでタクシーが止まっていたが駐車スペースがなく通過してしまった。(午後は盆地方向が順光になるので良い風景と思われる)
その後昨日カーナビに道路脇に湖のようなものが表示されていたので湯平温泉への標識に従って左折する。 山下池と山下湖の両方の表示があり車で一周できた。 車の通った跡の多い時計回りに進んだが途中のゴルフ場(九重CC)までは道がきれいだったがその先はすぐに枯葉が積もっていて車の通行が少ないようだ。 この後、釣りのための数台の車を見かけただけだった。 写真を撮れるポイントは限られているがきれいな湖面だった。 やまなみハイウェイからは注意していると1箇所だけ木々の間からそれらしいものがあることが分かる駐車スペースがあるだけだった。(車からは見えない)
飯田高原に入り朝日台レストハウスから九重連山が見えたが強い逆光で目で見た風景よりかなり落ちる画像になっていた。 長者原からの硫黄山も噴煙は少しで昨日とはかなりイメージが変わっていた。 牧ノ戸峠の手前で写真を撮りたかったが駐車スペースが一杯で通過してしまう。(この辺りはその気でかからないとカーブだらけなので車を止められない、昨日も通過した)
瀬の本高原から少しだけR442を竹田の方へ走る、この部分は私にはコース設定がしにくい。 数Km走るとあざみ台という展望箇所があった。 目の前に九重連山が間近に見え、反対方向には阿蘇山が見えるという景色の良い場所。 ソフトクリームを食べて少し休憩。 次の城山展望所は昨日よりは写真に写りそうな日の当たり方と霞み方だった。
一の宮町から車がつながり、熊本へのR57の下りから休日の混雑がひどくなるが渋滞という程でもなかった。 熊本東バイパスで給油、バイパスを最後まで走ると熊本港まで道路がつながっていた。 島原で泊まるため途中のコンビニでホテルを予約。 熊本港の駐車場に着き最初16時出港の表示に少しがっかりするが整理員が15:15とのことでほっとする。 フェリーには高校生の団体が乗っていて島原に着くまでにぎやかだった。 風景が霞んでいてフェリーからは島原半島がほとんど見えなくて写真が撮れず。 島原港近くのホテルに16:15着。
 11月7日(日) (島原〜雲仙・仁田峠〜雲仙温泉・諫早・佐世保〜唐津) (226Km)


平成新山
島原・平成新山の写真
 

仁田峠第2展望所


仁田峠A
 

仁田峠B
雲仙・仁田峠の写真
朝6時頃は普賢岳も見えていたが出発する9時頃には上空が曇って見えなくなった。 最初に島原に近い所にある島原まゆやまロードの平成新山展望所に寄る。 平成新山が手前の低い山越しに正面から見ることができるが少し霞んでいた。
仁田峠道路(有料)は空いていたが手前の第2展望所の小さな駐車場、その先の大きな仁田峠の駐車場はほとんど満杯に近くなっていた。
最初の展望台はここからのパノラマが一番の目的だったが残念ながら海側が雲で全く視界がなかった。 予想はしていたががっかり。
次の仁田峠は晴れていてきれいな風景、霞み方も少なくきれいな写真になりそうな期待ができた。 時間が早いので良く見るとロープウェイの反対側にも展望のきく場所があることが分かって上がる。 ここへ上がる人の数は少ないが反対側の妙見岳ロープウェイや周囲の風景を撮るのには良い場所だった。(周囲がよく見渡せる)
約1時間ほどで仁田峠道路を出るがこの頃になると仁田峠駐車場は駐車場入口で入場制限をして駐車場内の混雑と事故防止をやっていた。
仁田峠道路を出てから上から見えた池か湖のようなものを探すと雲仙温泉近くの鴛鴦(おしどり)の池だった。(水の色がきれい、何かが含まれているようで空色がかった色) 立地の良い場所にある大きな施設は浄水場と後で分かった。 この後佐世保へ向うが鴛鴦の池の前のr128が近道になっていることが分かる。 道が狭いと予想され実際にその通りだったが近道なので対向車の数が多かった。
諫早を経由してR205で佐世保に着くが13時を過ぎていて日が傾きしかも風景が霞んでいた。 当初の目的は北九十九島へ行く予定だったが中止、唐津へ向うことにした。 ここで地図を見れば良かったがカーナビの小さな画面と勘で走ってしまい道を間違え、遠回りの松浦を経由して伊万里を通過して唐津へ16時過ぎに到着する。
 11月8日(月) (唐津〜呼子大橋〜多久・北九州〜めかり公園〜小倉) (253Km)


呼子大橋
 

波戸岬
呼子・波戸岬の写真
 

関門橋
関門海峡(門司)の写真
今週後半からの天気予報が悪くなる予想なので山陰へ早く入りたいので九州は今日で終わりとすべく北九州まで行くことにする。
最初は唐津に近い呼子、前回01年に来た時は加部島の風の見える丘公園という展望台のような所へ行っていなかった。 ナビを良く確認しなかったので遊覧ヘリコプター発着所から先が通行規制されていると勘違いして逆周りに大回りして風の見える丘公園へ行く。 残念ながら逆光で風景の色が暗い。 手前に木があるので探すと1箇所写真が撮れる場所が見つかる。 道の反対側からも車が上がって来るので聞いてみると通れるとのこと。 帰りは遊覧ヘリコプター発着所付近の20〜30m離れた位置にある道へ出て、こちら側には通行規制表示はなかった。
しかし、この呼子大橋の入口に「加部島農道」と書かれていた。 農道にしては随分と金をかけたものです。
次は呼子の近くの波戸岬、前回は雨降りで眺めただけで戻った。 国民宿舎のパンフレットで景色が良さそうな所だと思ったのだが国民宿舎は既に廃業していた。 風景が良いのは一部分だけで大きな有料駐車場も管理人がいなかった。
ゆっくりと周ったので波戸岬で12時を過ぎてしまい北九州まで早く着くために多久ICから長崎道へ入り北九州へ移動する。 小倉東ICで高速を下りて給油後にめかり公園へ向うが道を間違えて港へ出てしまう。 めかり公園では最初は高速のパーキングエリアへ、公園からゲートを通ってめかりSAへ徒歩で入れる。(高速を通らずに下関へ行こうと思っていたので好都合だった) めかりSAで写真を撮ってから公園の一方通行を入り直して別ルートを通り関門橋の見える場所へ。 朝から霞んでいたが昼頃から霞み方がひどくなり13時頃にすでに夕方のような風景の見え方だった。 関門海峡付近のような距離のある風景では霞み方の強さが気になった。
17時頃に小倉へ向ったが門司から小倉まで少し離れていて小倉のホテルに着いたのは17時半を過ぎていた。(2回目だがホテルの場所探しに時間がかかる)
(山陰編)
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