2011年9月北海道旅行(2/2)      (2012.2.4更新)/2)
 10月 2日(日) (帯広〜昆布刈石展望台〜鶴公園〜釧路) (147Km)


昆布刈石展望台
昆布刈石展望台の写真
 

丹頂鶴A
 

丹頂鶴B
釧路市丹頂鶴自然公園の写真
今日の帯広は晴れ時々曇りだが釧路は一時雨が降る予報、道央で雨が降るので道東側で雨をやり過ごしたい。(雨が降るのは前線が通過するためと後で分った)
帯広に連泊すると4連泊となり行き場所もないので釧路へ移動して明日3日の晴天に期待することにした。 池田町のワイン城からのパノラマを撮り直して昆布刈石展望台から釧路市丹頂自然公園(通称 鶴公園)を周ることにした。
出発前の天気予報のチェックと方針決定に手間取り出発が9:50になる。 今日の予報と週間天気予報が微妙でなかなか決まらなかった。 そのため、早朝は良く晴れていたのに天候推移が予想よりも早く帯広でも雨がぽつぽつと降り始め実際の天気は予報よりも悪かった。 池田町付近は上空が暗いのでワイン城へ寄るのはパス、車の移動で晴れのエリアに入れるかと思われたが雲の広がり方が早かった。 浦幌町吉野から昆布刈石展望台まではR336またはr1038のどちらが良いか悩ましかったが北海道開発局の走りやすさマップでR38よりr1038の方が走りやすいと出ていたので走ってみることにした。 色の塗り方が逆ではないかと疑問に思ったが実際にその通りでr1038は舗装部分でも路面が悪く特に川にかかる橋では路面が台形状に変化していて進入時は突き上げられ、出る時は車が飛んでしまうような状況だった。 更にダート部分がR336よりも短いのではないかと期待したが霧止峠からダート区間が始まりダート区間の長さはR336よりも長くて期待外れだった。(悪い予測が当たり、更に昆布刈石展望台までR336を戻るので全体的に走り難く余計にひどい結果になった)
(注) 北海道開発局の走りやすさマップの明白な誤りを見つけたのは今回が初めてです。
昆布刈石展望台では曇りの風景で約10分待ったが良くならず明るい風景の写真が撮れなかった。 新厚内トンネルを抜けたら以前は細い道だったのが改良のためにあちこちで拡幅工事をやっていた。(R336の十勝太からr1038までの間が2012年春に整備される)
昨夜、R38の庶路から釧路空港への道を見つけたので通ってみようと左折する際に今まで見えなかった白いワンボックスが続いて曲がってきた。 細い川に沿った道に曲がって後ろを見ていたら距離が離れてついてこなくなった。(不審車両!) 釧路空港GCがあるので道は広いのだろうと予測したがその通りで楽に走れ前後に畑があることが分った。
鶴公園は今回で3回目、雨がぱらついたので一時入口の建物に避難したが雨が降ることもなく1時間半で2往復して写真を撮った。 残念ながら空模様が良くなかったので日が照ったり陰ったりしてすべてがきれいに撮れなかったのが残念だった。
(入口で今年生まれた幼鳥のいるケージを教えてくれたので撮影目標が定まった)
釧路駅前のホテルに14時半に着き少し早めにチェックインさせてくれた。

夜の天気予報で10月下旬の寒さとのことで夕食に出た時はかなり寒かった。 雪が降るという予報が出ている地域もありありそろそろ北海道を出ることを考えないといけなくなった。(3日の釧路の最低気温が6℃、4日 4℃と東京の冬のような寒さだった)
 10月 3日(月) (釧路〜昆布刈石展望台〜池田町ワイン城〜(十勝が丘公園)〜帯広) (138Km)


昆布刈石展望台
昆布刈石展望台の写真
 

池田町パノラマ
ワイン城の写真
 

十勝が丘公園
十勝川温泉の写真
早朝の釧路は快晴だった。 昨日の予報通りに晴れになり気分が良かったがどこへ行けるかを調べ始めたら道東以外では雨が降っている地域が多く根室・帯広以外は天気が良くないことが分った。(札幌も雨) 更に、東京へ戻る手順に入らないと雨に降られずに東京へ着けないことも分った。 このため今日は天気の良い帯広泊りとしてホテルを予約、昆布刈石展望台と池田町ワイン城で写真を撮ることにした。
天気予報のチェックに時間がかかり出発が10時過ぎになる。 この頃になると釧路上空にも雲が広がり阿寒など北寄りの場所は天気が悪くなっていた。 太平洋沿岸なら明るい風景の写真が撮れる見込みがある。
昨日は昆布刈石から直別まで工事中の箇所が多かったのでR38の上厚内から厚内への以前に通ったことのある道を逆に走った。(意外に路面が悪く直別から海岸沿いの道の方が走りやすかった) 昆布刈石付近の砂利道は土埃防止の目的なのか水が撒かれていた。(部分的に泥状になっている箇所あり) お陰で車についた土埃が少なかった。
昆布刈石展望台は明るい風景でダートを走ってでも来て良かったと思うきれいな風景だった。 十勝太まで感覚的に距離があったがアップダウンが少ないので霧止峠越えよりはましな気がした。 ダートを抜けてから車についた土埃を払い気分転換してR336で吉野からR38・r73でワイン城へ行こうと思っていたがr1038経由で吉野へ出る近道の案内が見えたので走ってみる。 昨日のr1038よりもましな舗装路で吉野に出られた。
ワイン城には12時半過ぎに着き時間が早いので黒毛和牛の角ステーキ定食を食べる。 ご飯、味噌汁、サラダはセルフサービスということで価格を抑えているらしい。 角ステーキに和食のおかずが付いたちょっと変わった取り合わせの定食だった。 4階テラスからパノラマを撮って帯広へ向う。 途中の十勝川温泉で十勝が丘公園に寄って写真を撮り直して帯広駅前のホテルに15時前に着いてチェックインした。
 10月 4日(火) (帯広〜襟裳岬〜日高道・道央道・R5〜函館〜(フェリー)〜青森) (559Km)


襟裳岬
襟裳岬の写真
 

有珠山SAから
有珠山SAの写真
3日に天気予報を調べていたら本州側も雨が降る予報が出ており、雨とどこで対応するかが問題になってきた。 今日は青森まで移動して本州側で雨の通過待ちとして東京へ帰ることにした。 フェリーの時間を見ると襟裳岬経由で走ると6時前に帯広を出発しないと今日中に青森へ着くには余裕がなさそうだった。 コンビニで朝食対応のパンと飲み物を買って来て24時過ぎに食べて腹具合を調整する。
3日に撮った写真が従来のものよりも良いので3ヵ所の写真を2時過ぎまでかかって更新した。 HP更新に時間がかかり調べものをしたら寝る時間が1時間を切ってしまった。 出発準備をして仮眠、5時過ぎに起きて5時半過ぎに出発する。
気温が低くなかなかエンジンが温まらなかった。 早出をしたので順調に走れたが黄金道路の新しい工事中のトンネルで少々待たされ2時間プラスαで襟裳岬に着いた。 天気は良かったが太陽が低くて逆光になり写真写りが悪かった。
R235は朝の通勤時間帯にぶつかったのか車の動きが滑らかでなく少々いらつきながら走る。 道央道に入り登別ICを過ぎたら猛烈に眠くなり有珠山SAで休憩する。 長万部で高速を下りて給油。 道路情報で国縫から八雲の間で路面が濡れていると言っていたが所々で少し降っただけだった。 最初に青函フェリーの港へ行って時間をチェック、津軽海峡フェリーの方が早く青森に着くことが分った。 フェリーの移動時間でHP更新データを作成。(ブルードルフィンは作業用のテーブル席があり電源コンセントを使えた
(注) 青森駅前のホテルに着いてHP更新したが写真DBが壊れていた。 沢山のエラーが出て対応を考えながら横になって寝込んでしまった。 3時過ぎに目を覚まして現状をバックアップしてからたまたま3日夜バックアップした状態にバックアップ復元をかけたら不要なあり得ないファイルが沢山書き込まれていた。 正常操作なら書き込む筈もないファイルなので削除したらエラーがなくなった。 この後、昨日変更した部分を上書きで更新して正常な写真DBの構造に戻った。 北海道、東北以外の部分についてはエラーがなかった。
 10月 5日(水) (青森〜(東北道青森鹿角八幡平) 八幡平 (東北道松尾八幡平浦和)〜東京) (738Km)


八幡平・大沼
八幡平・大沼の写真
 

八幡平・駐車場
 

八幡平・八幡沼
八幡平の写真
青森の今日の天気予報は雨後晴れ後曇り、東北も雨が降り始める予報だが6日、7日の天気もすっきりしない。 連泊すると5日、6日の連泊で天気も晴れになる訳でもないので今日東京まで走ることにした。 八幡平付近の予報が晴れになっていたので写真は撮れるだろうと期待して八幡平へ行くことにした。(朝のNHKのTVで八幡平の紅葉を紹介していたが八幡沼ではなかった)
青森のりんごを材料にした菓子のお土産を買うために10時前にチェックアウト、10時の開店直後の駅前のラビナでメーカーによる違いを聞いて購入した。
10:15に駅前のホテルを出て東北道を青森ICから鹿角八幡平ICまで使って八幡平・大沼に正午前に着く。 大沼は紅葉がきれいだったので大沼の水辺から写真を撮ろうとしたが撮影に適した開けた場所が見つからなかった。
次に八幡平展望駐車場から八幡沼を周る。 八幡平付近は10月2日に降った雪が残っていて面白い風景だった。 2日は通行止めだったとのこと。(到着時の気温が10℃)  展望駐車場から岩手山の方向は展望駐車場付近が雪の残った風景だった。 八幡沼は見返峠までは普通に歩けたが八幡沼の南側の木道は雪が残っていて滑りやすかった。 向こうから歩いてくる人を避けようとしたら転びそうになり危ないと思ったがすぐその後の下り勾配の場所でつるっと滑ってお尻は木道の外に肩にかけていたカメラバッグで背中を思いっきり打ってしまった。 青あざになっていると思いできるだけ血の巡りを良くしようと右手を振って歩いたが重症だった。 後で咳をすると激痛になることが分った。
まあ、そのお陰で残雪の八幡沼の風景が撮れた。 (見返峠からガマ沼の展望台までは除雪したらしく雪が少なかった。 また、八幡沼北側の木道も雪が少なく歩きやすかった)
展望駐車場を14時過ぎに出発して東京へ向う。 下り始めてすぐにきれいな紅葉の樹林帯を通過するが背中を痛めたので気が乗らずパス。 松尾八幡平ICから東北道に入る。 130Km走った前沢SAで早めの夕食休憩45分、前沢SAでは降っていなかったがすぐに雨のエリアに入る。 予報通りにかなり強い雨だったが21時に浦和料金所を通過、国分寺の自宅近くのSSで満タン給油して22時過ぎに自宅に着く。

総 括
今回は北海道の天気が回復してから出発したのであまりひどい天気にはならず、写真が撮れないでホテルに居たのは1日だけだった。 最後の部分は雨の予報のため予定日程を3日分切り上げて東京に戻ってきた。 7日15時まで東北に雨の予報が出ているので5日に帰ってきたのは良い選択だった。
今回はノートPCの画面表示設定を調整して出発したのでHP写真の色調が暗くなることはかなり抑えられたが、曇りの日の写真はもう少しきれいに補正できるため今後補正します。(
パノラマ合成を前提に撮影してハイライトを白飛びさせないように暗く撮って明るく補正しているため補正量の調整で見え方がかなり違ってくるが目で見た風景に近いように補正しています
利尻島へ行きたかったが残念ながら今回も稚内付近の天気が悪くて予定が立たず行けなかった。 五稜郭、摩周湖、釧路湿原、襟裳岬できれいな写真が撮れ少し満足な旅行でした。 (
北海道は緯度も高く今頃の時期はかなり太陽が低くなっていて風景が暗く写り勝ちです

出発 9/24、帰宅 10/5の全12日間、走行距離 3859Kmで移動範囲が道東中心と狭かったため旅行日数に対して走行距離が少なくなりました。
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