2009年9月北海道旅行 (1/2)     (2010.4.24更新) /2)
 9月24日(木) (東京〜(東北道)〜青森〜(フェリー)〜函館) (726Km)


ナッチャンWorld
高速フェリー・ナッチャンReraの写真
 

函館山
函館山(海から)の写真
22日から出発準備を始めたが23日に出発するとすると出発が12時頃になりそうだった。 天気予報をチェックすると23日は東北、24日は北海道の天気が悪いので出発を1日延期した。 しかし、パソコン環境の設定が順調に進まず23日朝に疲れて寝てしまった。 午後から作業を再開したがデスクトップPC環境のバックアップに手間取りノートPCの設定が終わったのは22時頃になった。 それから夕食、旅行用品集めなどをして荷物をバッグに入れ終わったのは24日3時前、出発は3:15になる。
3:15出発ではとても浦和料金所へ4時までに着けそうにないが違反にならない範囲で最大限の努力をすることにした。 東京外環道に入ったらなんとか4時通過が可能かもという時間、無理をせずに限度内で走ると4時前に着いた。 記録は3:58で50%の深夜割引適用が受けられた。 マークUの時はヘッドライトの照射が暗く感じたが今回のマークXでは結構見える感じで運転が楽だった。 4時半頃から東の空が徐々に明るくなり5時になると前が見やすくなった。 青森11:25発の津軽海峡フェリーに乗りたいためできるだけ休憩しないで走るが23日午前中に寝ていたので眠くなることもなく走れた。
今日の東北の天気は良いと思っていたが路面が濡れている所があり那須の山の中ほか所々で霧が濃くなり速度制限区間が長かった。 1回目の休憩は出発の約4時間半後、414Km先の長者原SAで豚汁休憩(17分)。 幸いフロントガラスの目の前に虫がぶつからなかったのが良かった。(左側はべったり大きな虫の跡) 次は150Kmほど先の岩手山SAでトイレ休憩(4分)。 青森IC通過が10:56(6750円)、R7の宇佐美のスタンドで給油してフェリーターミナルに着いたのは11:20頃、津軽海峡フェリーは無理なので青函フェリー11:35発の手続きをする。(前に4組ほどこちらと同じ時間ギリギリ組が並んでいた)
フェリーに乗ったら疲れが出てきた、(15:25)函館に着いたら日が傾いて風景も良い方ではないので駅前のホテルを予約して16時前にチェックイン。 コンビニでつまみを買って来てビールを飲みベッドで寝込んでしまった。 20時頃に目を覚まして天気予報をチェックすると安定した天気ではないがひどく悪いということもなく何とか写真を撮りながら移動できそうな見込み。
 9月25日(金) (函館〜洞爺湖〜支笏湖〜苫小牧) (261Km)


洞爺湖
有珠山噴火記念公園の写真
 

中島の船着場
洞爺湖園地の写真
 

支笏湖
支笏湖東端の写真
昨夜はHP更新を1回目に23時前に行ったが25日のルート調査ほかで朝4時前にベッドに入った。(苫小牧、帯広、網走と移動予定) 5時前にモーニングコールをセット、5時過ぎに朝市へ朝食に出て1番目の客になる。
8時過ぎにチェックアウト、見通しが良ければ大沼公園に寄ろうと思っていたが霞んでいたのでパス。 出発時間が少し遅かったようで今迄で一番のスローペースだがどうしようもない、車列が制限速度以下になる。 最初の目的地の洞爺湖へ向うが長万部を過ぎてやや遅めの大形トラックが同じ方向へ向うので追い越す。 長万部からR37に分岐してすぐに濃霧になりラジオであちこちに濃霧が発生していることを知る。 洞爺湖の天気は大丈夫かなと思ったが洞爺湖町付近は風景が霞んでいる程度だった。
R230で洞爺湖に出てすぐの有珠山噴火記念公園西端の駐車場に入る。 6月の時よりもきれいに見える。 サイロ展望台へ行こうとしたが少しの距離で風景がひどく霞むので中止、有珠山へ上がることも中止して洞爺湖園地へ向う。 洞爺湖園地から中島付近に観光船があちこちに見えるが船着場に船が見えたのでアップで撮る。 有珠山噴火記念公園にも白鳥が2羽いたがここにも白鳥が間近に1羽いた。 どうやら渡りをしない白鳥があちこちにいるらしく人の手から餌を食べていた。 12時に出発してR453で支笏湖へ向う。 R453はすぐに道幅が狭くなりカーブとアップダウンもあるので運転が面白い。 途中の伊達市大滝区に三階滝があるので寄っていく。 三階滝は橋の上から見るだけのようで思ったよりも狭い風景だった。 この後R276で支笏湖へ向い最初にモラップキャンプ場に入る。 時期外れなのかほとんど人がいなくてひっそりとしていた。
今日は晴れの部分は快晴かと期待していたがかなり霞んだ風景にがっかりしながら支笏湖温泉に向う。 ここもモラップキャンプ場と同じような見え方の風景。 風景が良くないので40分ほど歩き回ってから苫小牧へ向い15時過ぎにホテルにチェックイン。
徐々に疲れが出てきたのかベッドで横になったら19時過ぎまで寝てしまった。
 9月26日(土) (苫小牧〜襟裳岬〜帯広) (307Km)


襟裳岬
 

襟裳岬パノラマ
 

ゼニガタアザラシ
襟裳岬の写真
昨夜は夕食後にまた寝てしまい1時過ぎに起きてHP更新作業をする。 天気がイマイチだったので処理に手間取るが8時前に作業完了。
3時頃に窓を見たら水滴が付いていて雨が降っていた。 天気予報を見ると3時までが雨で3時以降で上がることになっていて雨が通過する予報になっていた。 朝方は猛烈な霧で8時頃には風景がすっきり見えるようになった。
8時半頃から出発準備をして9:45にホテルを出発して襟裳岬に向う。 土曜日のせいで車の数が多く日高町を過ぎるまでつながって走った。 先が空いているので日高町を過ぎてから遅い車を追い越して車の列の前に出たら後は楽に走れた。 新冠町のサラブレッド銀座駐車公園で写真を撮りたかったが時間が遅いのでパスした。 襟裳岬には約3時間で12:47に着いたが強い西寄りの風で襟裳らしい気象条件だった。
最初に腹ごなしを考えて昼食にする。 朝食が早かったので腹が空いていたので三色丼\1,800を食べた。 つぶ貝、ウニ、イクラ、ホタテが載っていた。 量が多かったので夕食に差し支えると思ったが旨いものを食べたかった。(ここで食べるのは3回目で最初の時の定食が最も良く次は今回の三色丼、今回は定食類がメニューからなくなっていた)
窓の外の海の潮位が高目のようだったのでオヤジに聞いたら大潮とのことで風景に期待が持てた。(潮位の高い時の風景が私のお気に入り)
駐車する時に強かった風は食事をした後では少し弱くなっていたようだった。 襟裳岬の上空には雲がなく快晴の空、潮位が高いので岬の先端まで行って写真を撮る。 手前の岩の間で1人でコンブ拾いをする人(漁師)がいた、波があるので体力を使いそうな作業で価値のあるコンブを選びながら拾っていた。 岬の先端で当初は撮る予定がなかったがアベックが「見えなくて残念」と言っていたのでゼニガタアザラシを撮る。 撮ると言っても250mmの望遠では距離が遠く像が小さくてはっきりと見えないのでそれらしい場所を最大解像度にして撮る。 アザラシと見えたものは当って写っていた。
今迄で一番長い1時間50分の滞在時間で14時半過ぎに襟裳岬を出発、中札内まで延びた帯広広尾自動車道を使い128Km、2時間4分で帯広駅前のホテルに到着。
今日は昼に旨いものを食べたので外に食べに出る気持が弱くチェックインしてすぐにベッドに入って寝込んでしまい、20時過ぎに目を覚ましたが再度寝込み夜中の1時過ぎに起きて作業を始めたが疲れてまたまた寝込んでしまった。
 9月27日(日) (帯広〜阿寒湖〜摩周湖〜能取湖〜網走) (272Km)


阿寒湖
阿寒湖の写真
 

摩周湖
摩周湖第三展望台の写真
 

能取湖サンゴ草
能取湖サンゴ草の写真
昨夜は旅行出発前の睡眠不足が解消していないことと疲れのために何度も寝込んでしまった。(チェックインしてから15時間ほど眠った) このためHP更新の作業時間が足りず26日分の旅行記を書きかけで中断して出発する。
天気が良いのは今日まで18日にNHKのTVが能取湖サンゴ草群落地の紹介していたが時期が遅くなったので網走まで行って写真を撮ることにする。
10時にチェックアウトして車のフロントガラスについた虫の跡をとり、音更町のスタンドで給油したら10時半になる。 予定よりも若干遅い感じだが網走までならなんとか行ける。 阿寒の山の中に入ったら上空を雲が通過するようになる。 オンネトーは雌阿寒岳が暗く見えたのでパス、阿寒湖の湖畔から写真を撮るだけにした。
双湖台では時期が遅いためか止まる車が極めて少なかった。 今回の阿寒横断道路では大形車には追いつかず順調に走れ阿寒湖畔から摩周湖第三展望台まで1時間余りで走った。 摩周湖の上を雲が通り摩周岳が雲で陰る時間が多かった。 摩周岳に日の射したパノラマを撮ってから屈斜路カルデラを撮る。 網走方向の空に雲がないので能取湖サンゴ草群落地で快晴の風景が撮れることが分った。
摩周湖第三展望台を14時前に出発、卯原内のサンゴ草群落地には15時過ぎに着く。 かなり日が傾いているが周りが開けているので順光の写真は明るく写る。 しかし、明らかに時期が遅くサンゴ草の色が薄くなっていたり茶色になっている。 岸の方で部分的に赤味のある場所で写真を撮ってから茶色く枯れたサンゴ草を探したがきれいに枯れた部分は見つからなかった。(日が傾いていることも関係してきれいに写らず)
この後、網走に向かい駅前のホテルに16時前にチェックイン。
(注) 28日にワッカ原生花園へ行ったがここではサンゴ草の色付きが悪いと言っていたので能取湖のサンゴ草も色付きが悪かったようです。(枯れたサンゴ草の色が薄かった)
 双湖台の写真   屈斜路カルデラの写真
 9月28日(月) (網走〜ワッカ原生花園〜紋別) (85Km)


ハマナス
秋のワッカ原生花園の写真
 

ビラオロ台
ピラオロ展望台の写真
 

流氷展望台パノラマ
紋別公園の写真
今日の日中は雨は降らないが曇の天気、明日以後の予定が立たないので移動をできるだけ少なくしたい。 天気予報を調べるとオホーツク側から道北の天気が良い。 ワッカ原生花園に寄って紋別まで行くことにして紋別のホテルを予約する。
10時前にチェックアウトして能取岬へ行こうとしたが南寄りの風が強くて潮が飛んでいるので引き返した。 ワッカ原生花園には11時前に着いたが南寄りの風が強く自転車に乗るのはきつそうだった。 ネイチャーセンターで開花中一覧をチェックすると出ている花が2つだけしかない。(本当に2つだけだったらがっかりだが) 天気が悪くて写真写りも悪いので自転車ではなく散策路の遊歩道を歩くことにした。 最初に掲示されていたハマナスの実を撮るが風が強くて被写体が安定しない感じだった。 散策路を歩き始めたら時期が終わりで花がかなり痛んでいるがキタノコギリソウやアキノキリンソウなどの花が少しづつ見られ失望せずに済んでほっとする。(ムラサキベンケイソウは極一部で少し見られた) サンゴ草の色付きが悪いと言っていたが確かにそうだが色は能取湖よりも若干赤いように感じられたが色の着いたサンゴ草が昨年よりもずっと少なかった。(写真に撮ったものを比較) 龍宮街道まで行ってオホーツク海を見たら色のうすいエメラルドグリーンでそこそこきれいだったが風が強くて時々水しぶきが派手に上がっていた。 馬車の通る遊歩道を戻って小さなハマナスの花を見つけたが見たのはこの花だけだった。
幌岩山林道入口の先にあるピラオロ展望台へ行って写真を撮ったが高さが低くて目の前に漁港があり風景としてはイマイチだった。
紋別では最初に紋別公園へ行き流氷展望台パノラマを撮る。 流氷展望台からは紋別山のスカイタワーやオホーツクタワーが見える。 道の駅 オホーツク紋別で時間調整しようとしたが月曜で流氷科学センターが休みで仕方なくホテル前で時間調整して15時にチェックイン。
 9月29日(火) (紋別〜稚内) (224Km)


ウスタイベ岬
ウスタイベ千畳岩の写真
 

クッチャロ湖
クッチャロ湖の写真
 
浅茅野台地の写真
 

宗谷岬
宗谷岬の写真
 

大沼の白鳥
大沼(稚内市)の写真
28日夜から雨が降り出したが朝には雨が上がってホテルの窓から紋別山のスカイタワーがきれいに見えるようになった。 天気予報を調べると道北では雨が通過しただけで29、30日の天気が良いので稚内へ行き利尻島の写真を撮ることにした。 前回の紋別から稚内までの走行距離を調べたら約240Kmで4時間余りで着けることが分かった。
HP更新に時間がかかりチェックアウトが10時過ぎになる。 紋別にモダ石油のスタンドがあるので満タンに給油して出発、20Kmほど先の興部からのR238は車の数が少なくなりこちらのペースで走れるようになる。
最初に立ち寄ったのは枝幸町のウスタイベ千畳岩、ここは千畳岩までの道路が一方通行になっていて南側からは入れず案内標識もない。 今の時期にキャンプ場にはキャンピングカーが10数台止まってキャンプをしていた。 紋別を出る時はまだ雲が多かったが時間が経つにつれて明るい風景に変わり車の中が暑くなってきた。
次は朝のNHKのテレビで白鳥が1羽例年よりも早く飛来して来たという浜頓別のクッチャロ湖。 夏を過ごした1羽と合わせて2羽では見られないかも知れないと思ったらその通りになった。 風景が明るいので湖畔風景のパノラマを撮った。
クッチャロ湖を出てから浅茅野台地の直線道路を通る。 今までは車があまり通らなかったが大型ダンプが通るようになっていた。(路面が荒れなければ良いがと願うのみ。 現在は気分良く走れるが農道として整備されたので路面が荒れたらそのままになるかも知れない) 宗谷岬の手前のR238からも宗谷岬ウインドファームの風車群が見えパーキングエリアがあることが分ったが今日は少し霞んでいたのでパス。(距離がある筈だが割りと大きく見える)
宗谷岬は久し振りなので寄って行くが西寄りの風が強かった。 パノラマの撮り方を変えたらどのようになるかをテスト。 円筒面投影では予想通りに水平線が水平になったが目で見て丸く見えるものが平らになるのは変な気分です。
最後に大沼、クッチャロ湖で見られなかったので大沼で見ようと期待した。 飛来した白鳥はいなかったが夏を越した白鳥が3羽いた。 バードハウスに入ったら資料整理をしている人が説明してくれオオハクチョウとコハクチョウの違いも教えて貰った。 近付き過ぎなければ写真が撮れるとのことだったが人を嫌わない方のオオハクチョウは羽づくろいをしたら昼寝に入り絵にならなくなる。 南稚内のホテルへ15時に着きチェックイン。
 9月30日(水) (稚内〜利尻島〜稚内) (22Km、稚内部分のみ)
稚内公園
稚内公園
稚内公園の写真
 

鴛泊港
鴛泊港の写真
 

見返台園地
見返台園地の写真
 

富士野園地
富士野園地の写真
 
利尻島の写真
利尻島の写真マップ
今日は利尻島へのフェリーに乗るので夜明けにHP更新を済ませて準備が良かった筈だがホテルを出るのが7時半頃になり7:50発のフェリーにギリギリの時間になって慌てる。 距離が近いのでフェリーターミナルの駐車場に10分前に着き大急ぎで乗船手続きをして乗り込む。 利尻島の旅行シーズンも終わりで駐車場の車の数も乗客の数も少なかった。 昨日からの強風で海は荒れ気味で稚内港を出るとすぐにフェリーが揺れ始めた。
フェリーからの稚内公園の写真を撮ってから椅子に座り時々船内を歩いて気分転換する。 残念ながら利尻山頂上には雲が貼り付いてイマイチだ。
鴛泊港に着いてニッポンレンタカーで7月に借りたスズキのSWIFTを借りたいと言ったらシーズンの終わりで車を稚内などに返して車種が限定されるとの話でホンダのFITを借りる。 ブレーキの効きが甘くオートマチックのシフトの反応がソフトでエンジンブレーキの効きもソフト、こんな感覚の車が好きな人もいるかも知れないがSWIFTの方がシャープな動きで作りのレベルが違う感じだ。 希望車種がないせいでレンタル時間をフェリーの時間までサービスしてくれることになったので移動が時間的に楽になった。
最初にペシ岬からの利尻山を撮るが9月末で太陽が低く時間も少し遅めで写りが良くない。(ここからは最初の6:30便で来た方が良い) 次は姫沼、到着時にバスで来ていた団体がいなくなったら人がほとんどいなくなってしまった。 野塚展望台、オタトマリ沼からも写真を撮ったが頂上が見えないとあるべきものがない面白くない風景。 仙法志御崎公園は風が強く海が荒れて潮が飛んでいるので海岸には近付けない。
沓形岬公園は以前は先の方へ行けた筈と思っていたら一方通行の周回路になっていた。(少し手前に入口があるので通過してしまうと中に入れない)
次に見返台園地へ、展望台からは下から頂上を覗き込む感じだが頂上付近は少し欠けて見えた。 しかし、駐車場付近から利尻山の入った写真が撮れたので周辺の写真が揃った。(写真に不足していた写真)
鴛泊港へ戻る時に富士野園地の駐車場を見つける。 最初に来た時には簡単に見つかったのに見えなかったのは道路脇に建物が建ち入口が見つけにくくなっていた。 風景は大したこともないと思っていたが絵になる風景もあることが分った。
14:55発のフェリーで稚内へ戻る時に利尻山頂上の雲がなくなった。(残念) 証拠写真を撮ろうとノシャップ岬へ行くと日没が17:15の表示、夕日が丘パーキングへ行って礼文島に沈む夕日を撮ってホテルに戻る。(17:35)
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