2001年7月北海道旅行   (2017- 3-28 更新
 7月2日(月) (東京〜(東北道)〜函館) (740Km)

(画像なし)
 
函館山夜景の写真
起床4時 午前5時20分自宅発、睡眠時間が短かったのが心配。
那須高原、長者原で小休止、岩手山SAでガスアップ。
東北道で残り1時間ほどの所で車の運転が面倒になってくるが、後一息のため強行する。 13時半に青森フェリー埠頭に到着、14時20分青森発に乗る。
函館での定宿にしているホテル函館山に午後6時半チェックイン。
北海道が梅雨のエリアに入っていて今週の天気が悪いことを知る。
(ついていない、札幌〜網走より北側が悪い)
天候が悪いので函館山の夜景は無理だった。
 7月3日(火) (函館〜室蘭〜苫小牧) (280Km)


室蘭・白鳥大橋
 
白鳥大橋の写真
朝から曇っている、雨に降られないエリアの苫小牧まで移動とする。 R5を案内通りに走っていて自動車専用道路の函館新道に入る、かなり予定時間短縮。
長万部から道央道で室蘭ICへ、途中で霧雨が降る。
室蘭の白鳥大橋をデジカメで撮る。 曇で障害物が多い。 橋の形はきれいだが撮影位置がもっと良ければという感じ。
苫小牧のホテルへ15時30分チェックイン、出発時の忘れ物の風除けのウインドブレーカーを駅前のサンプラザで購入する。
昨年はスムースに出来たインターネット接続がうまくできない。
 7月4日<水) (苫小牧に連泊)

(画像なし)
天気予報が道内全面的に悪いため移動しないことする。
窓の外は雲が低く垂れ込めて視界が悪かった。 (遠くのビルの頭が見えない)
インターネット接続ができない件は交換機対応部分の設定の勘違いと分る。
 7月5日(木) (苫小牧〜留萌〜秩父別) (250Km)


秩父別温泉から
天気は悪いが留萌まで移動することにして9時半に出発する。 苫小牧からR36で札幌へ向い、札幌まで約69Km、1時間45分かかった。 その後、R5・R231で石狩へ向う。 苫小牧から石狩までは雨の降り方は大したこともなかったがその後がひどい雨だった。 日本海側をR231で北上して留萌の黄金岬(オウゴンミサキ)の海のふるさと館に午後2時頃に到着、休憩して宿探し。 留萌と近くの海岸沿いの場所はダメで秩父別に決める。 留萌から約40分ほど旭川側に入った場所。
 留萌の写真
 7月6日(金) (秩父別〜岩見沢〜浦河) (250Km)


浦河海岸夕景
出発前に明日予定で稚内の宿の予約をするが土曜はダメ、日曜が取れる。 昨年に比較して稚内での宿泊が厳しい。 今日、明日と2泊できるので道南へ行くことにする。 R12〜岩見沢〜R234で苫小牧経由で浦河へ。 今日の移動も所々で雨に降られ半袖では寒い陽気だった。 明日、襟裳岬とし手前の浦河に泊まる。 
 浦河町の写真
 7月7日(土) (浦河〜襟裳岬〜狩勝峠〜(富良野・旭川)〜士別) (418Km)
襟裳岬
襟裳岬
襟裳岬の写真
 

狩勝峠
狩勝峠の写真
久し振りに朝からきれいに晴れている。 明日の天気が悪いのでできるだけ稚内に近い所まで行きたい。 早朝、浦河の海岸で昆布を拾っている写真を撮る。 
10時前に襟裳岬に着く。 今日の襟裳岬は素晴らしいの一言。 こんなにきれいに晴れた襟裳岬は見た記憶がないように思う。 来て良かった。 1時間ほど写真を撮り10:53に出発、ひたすら北上する。
途中の道の駅中札内で35分休憩、狩勝峠で36分休憩して15時過ぎに約180Km先の士別の宿を予約する。 予約時に到着予定時刻を聞かれ18時〜19時と答えた。 昨年泊まったホテルは満室だったので週末の宿泊は厳しい。
国道は週末のせいかR38などは行楽の車が多かったが、それでも北海道の道は空いている。 襟裳岬を11時前に出発して18時過ぎに士別に到着する。
(注) 06-4-29に北の道ナビで襟裳岬〜士別間を距離と時間検索(国道・主な道道)してみたらR336・R235〜富川〜R237〜R38の富良野経由で行くルートで368Km、7時間33分と出た。 私のルートは十勝側を回るR336・R236〜r55〜R38の富良野経由361Km、7時間20分(途中休憩1時間余りを含む)なので走りやすい道と旭川市内をバイパスするノウハウが優っていたようです。
 7月8日(日) (士別〜サロベツ周辺〜南稚内) (270Km)


利尻富士
サロベツ原野駐車公園の写真
予報通りに昨夜から雨が降っている。 稚内方面の雨の上がりが早いようだ。
士別を出発して1時間後くらいで雨の部分を抜けた。
幌延の手前で40号線から天塩(日本海側)へ出てオロロンラインを北上する。
天気が良くなりドライブ気分も最高、時間がたっぷりあるのでゆっくり周辺を回る。
サロベツ付近の原生花園の花の最盛期は過ぎたようで花がきれいに見えない。
旧サロベツ原生花園、バンケ沼、幌延ビジターセンターを周る。
南稚内のホテルは外れだった部屋が狭く、インターネットもつながらない。 ご丁寧に狭い部屋で夕食が部屋食で料金も高めだった。
 7月9日(月) (稚内〜旭川) (260Km)
稚内公園
稚内公園
稚内公園の写真
早朝から霧がかかっている。 8時を過ぎる頃には稚内市街の霧は晴れたが、ノシャップ岬では南方・西方が霧で利尻・礼文からのフェリーが霧の中から現れ稚内港の方へ向って行くがすっきりしない天気で絵にならない。  ノシャップ岬の写真
ノシャップ岬の南方も稚内の東も霧がかかっているため、40号線を南下する。
14時半頃に旭川のコンビニの駐車場に入り今夜の宿泊場所探し、1回で予約OK。 ホテルで入浴後に旭川駅まで歩き銀行で金の引出しと食事兼散歩。
駅の観光案内所で富良野と旭岳・黒岳のロープウェイの資料を入手する。
 7月10日(火) (旭川〜富良野〜網走) (310Km)


ファーム富田
ファーム富田の写真
今日も朝から霧がかかっていた。 朝一番の不具合はホテルの朝食で行列待ち。
最初の富良野では、日の出公園はスケールがあって良い。
ファーム富田は平日にしては混んでいたが花は今まで見た中で最高だった。 富良野を見てから層雲峡でロープウェイに乗りたかったが、富良野で日の出公園とファーム富田を回ったところで時間が厳しくなってしまった。
到着時点では富良野だけで高い所の天候は望めなかったが徐々に天候が回復し、夏の日差しに戻って暑くなった。
 日の出公園の写真
 7月11日(水) (網走〜小清水原生花園〜紋別) (170Km)


原生花園駅の風景
小清水原生花園の写真
 

三里浜パノラマ
昨日の予報通りの雨だが午後から天気が回復とのこと。
ゆっくりとホテルを出て小清水原生花園へ行く。 最初、傘をさして様子を見ていると昼頃に雨が上がった。 原生花園駅の周りは駐車場があり観光バスも来ているが花がまばらに咲いている感じで網走寄りの国道の原生花園駐車場付近より花が少なかった。
この後、網走で車を洗車、道の駅サロマ湖に寄ってからサロマ湖西側の湖口のある竜宮台へ行く。 サロマ湖という名前から風景が良いのではないかと期待したが平べったい風景で期待外れだった。 証拠写真を撮ってから紋別市北西のオムサロ原生花園(流氷岬)へ行き時間調整してから市内の親戚宅へ泊まる。
 三里浜キャンプ場の写真   オムサロ原生花園の写真
 7月12日(木) (紋別〜美幌峠〜弟子屈) (190Km)


美幌峠付近
美幌峠の写真
昨夜は遅くまで話し込んで起きていたので7時まで寝てしまった。
(40年振りほどの親戚宅への訪問だった) 11時過ぎに出発。
美幌峠へ向う近道を聞いたので計呂地から北見へr685を使う、R333との交点の若佐付近で2度ほど曲がり方を間違える。 北見から美幌へr122を通ったら一部で砂利道を走らされてしまった。 南部の天気予報が悪かったが案の定、美幌峠を下る頃から一雨降られた。
 7月13日(金) (弟子屈〜野付半島〜厚岸) (250Km)


あやめヶ原にて
あやめヶ原の写真
朝方雨が降り、太平洋側の天気が悪い予報。 野付半島とあやめヶ原へ。
最初の野付半島ではトドワラを初めて歩いて見た、枯木群は珍しかったが花の方はそれほどでもなかった。 時期が遅いこともあるが花の密度が少ない。 海水が熱せられて霧になり時々見通しが悪くなる、これは面白い風景。
次の厚岸近くのあやめヶ原、こちらも時期が遅かったようだが馬の放牧と霧が面白かった。 馬は昨年は柵の中だったが今年は花を多くするためにより広い範囲に放されれていた。 霧は浜中から濃くなったがあやめヶ原では海岸に低くたれこめるのが見られた。 (雲の上にいるような風景になっていた)
 野付半島の写真   厚岸海岸の写真
 7月14日(土) (厚岸〜旭川) (350Km)

 
双湖台
弟子屈から阿寒、足寄、上士幌、層雲峡、旭川とひたすら走った。
9時半発、16時旭川駅前のホテル着。
(ホテルの部屋からインターネットがつながらなかった)
 双湖台の写真
 7月15日(日) (旭川〜旭岳〜(芽生)〜苫小牧) (320Km)

旭岳の写真
(02年夏、05年秋撮影)
9時半にホテルを出発、途中で給油して旭岳に向う。
旭岳のロープウェイに乗ろうと乗り場の近くへ行ったが今日は日曜日で地元の人も沢山来ていた。 近くの駐車場は一杯で更に道路まであふれていてロープウェイから数100mも路上駐車していた。
天候が写真向きではないので諦めてスズラン群生地の芽生に向う。 途中、R237で美瑛・富良野を通過するが大変な渋滞、観光バスが進路変更しているので
こちらも一部ルートを変更する。(ナビがついているのと初めてでないので気楽)
ラベンダーの見頃の休日の富良野は国道まで渋滞している。
芽生のスズランは時期が遅いためか葉っぱばかりで花がなかった。
残念、苫小牧へ向う。  (明日も雨の予報なので連泊でチェックイン)
 7月16日(月) (苫小牧) 移動なし

(画像なし)
雨が降ったり、やんだりのはっきりしない天気だった。
雨が沢山降った地域もあり移動しないのも一つの判断だった。
 7月17日(火) (苫小牧〜札幌) (90Km)


札幌・大通公園
大通公園の写真
札幌は午後から晴の予報だが、苫小牧は朝から雨が降り始めた。
支笏湖畔を通って札幌へ向う。 7/5は36号線を使ったが信号待ちが多くて効率が悪かった。 今回の支笏湖回りの国道276、453号線は苫小牧を出てから札幌の真駒内まで信号で止まることなく約76Km、1時間余りで着いた。(車の数も極めて少なかった)
支笏湖畔から雨が上がり、札幌では予報通りに午後はぐんぐん天気が良くなった。
真駒内付近のホテルを確認のため近くを回ったが結局ススキノの近くのホテルに決定。 車をホテルの駐車場に置き、大通公園で写真を撮る。 夏祭りイベントの設備の設営をやっていたが、その他はいつも良く見るのんびりとした風景だった。
 7月18日(水) (札幌〜神威岬〜函館) (370Km)


神威岬
天気予報は札幌より北が良いが夕方からは曇とすっきりしない。
山での見通しは悪いと予想されるので積丹半島の神威岬から函館とする。
案の定、神威岬では霞んだ風景、先端まで歩くと1時間以上かかるので写真だけ撮って岩内から国道5号線経由で函館へ向う。 午後5時過ぎ函館着。
雲がかかっているので函館山の夜景は無理だった。
 神威岬の写真
(注) 岩内から函館へ向かう場合はR228で寿都、r9で黒松内からR5へ出る方が1時間ほど早い。
 7月19日(木) (函館〜(フェリー)〜大間〜久慈) (220Km)


フェリーから函館山
早朝はなんとか曇だったが6時を過ぎた頃から雨が降ってきた。
今日で北海道は最後、朝食後すぐにフェリー埠頭へ。 9時の便で大間へ渡る。 雲も低く垂れ込めてフェリーから見た函館山もご覧の通り、百メートルほどの高さ。
大間(10:50着)からはひたすら南下する。 今までに走ったことのない道で道幅が狭い部分が多いのに驚くが、この地域に人が多く住んでいる所があることに気付く。
 途中から本格的な雨になるが午後3時過ぎ久慈着。
 函館山(海から)の写真
 7月20日(金) (久慈〜北山崎〜(気仙沼)〜(一関)〜郡山) (500Km)
霧の北山崎
霧の北山崎
北山崎・黒崎の写真
天気予報は三陸海岸沿いが全面的に濃霧注意報が出ていた。
北山崎に着いた時も霧が出ていたが低い位置なら少しは見えるのではと期待して下の展望台へ降りる。 一番先の展望台部分は少し開けた所になっていた。
何度も来ている筈だが過去の記憶が少し怪しくなってくる。(記憶と違う) 1時間程見ていたが見通しの良い時に団体客が来たりして撮影タイミングを外される。
今日は郡山まで行きたいので先を急いだが、もう少し待てば良かったかも知れない。 気仙沼バイパスをうっかり通過して戻りの道に迷い地元の人に道を教えて貰う。
一関から東北道で郡山まで18時半頃ホテルに到着する。 郡山駅前は予想外の繁華街で福島に泊まった方が良かったと反省する。
 7月21日(土) (郡山〜裏磐梯(五色沼)〜東京) (350Km)


五色沼
五色沼の写真
 今日は土曜日なので東京へ早く着きたい。
朝早く起きて駅前で朝食、7時過ぎに五色沼へ向かう。
8時半頃に五色沼着、さすがに早いので来ている人は少ない。
最初の毘沙門沼で写真を撮る、ボートも仕事を始めたばかりで数も少なかった。
毘沙門沼は水の透明度が少なくなって色の深みがなくなったようだ。
1時間ほど待ったが磐梯山の雲は晴れず、この頃になると人の数も増えてきた。
 諦めて東京へ戻る、約3時間半で中野の自宅へ到着。(13:00)
 20日間の旅行も終了。
東京は暑い、ほんとに暑いこれからの体調管理が思いやられた。

総 括
梅雨のない北海道と言われているが今年(2001年)は梅雨前線の中に入って完全な梅雨状態でした。 道内18日間の旅行中で完全な好天は数日だった。
それでも秋には好天を期待して、また行こうかと思っています。(懲りない相手)
雨が続くと行動予定が極端に制限され、旅行の面白みがなくなります。 それでも収穫が全くないという訳でもなく、ちょっとした好天の隙間で面白い写真も撮れ、これからどのようにホームページに入れようかと悩んでいます。

全走行距離は20日間 5630Kmでした。
(参考) 2000年6〜7月 26日間 6500Km、2000年10月 11日間 4700Km。
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