S5. nPOPの情報

2020- 2- 9初版  2023- 9- 8更新  

 
  「メールサーバ(POP3)上のメールを表示します。 一般的なメーラのリモートメール、仮想メールの機能をソフトにした感じになっています」 と作者ページ(右のURL)に説明されています。 https://www.nakka.com/soft/npop/
 (参考) nPOPは最近バージョンアップして機能が向上しています。(作者ページの変更履歴を参照)
      [サポート]にFAQ、設定例があり使い方の参考になります。
      iPhone版もあり、他の人が拡張版やツールを作っています。(作者ページ内のリンク
      ソフト側の説明がnPOPを展開した場所にreadme_jp.txtとして詳しい説明があります。
      (はじめに、動作環境、使い方、アカウント(設定)、更新履歴ほか)
      nPOPの画面 (2006年のスパムメールが多かった時のもの)

  最初に使ったのはプロバイダのサーバーの中でエラーが発生してメールが読めなくなった。 メール読出しが通信の途中で止まってしまって読めない。 プロバイダに電話して「nPOP」というソフトを紹介された。
(この時はエラーが起きているメールを削除することでその他の正常なメールが受信できた)
 (注) プロバイダでは特定のメールの削除はできず一括削除になるという。(もっともな話)
     従って受信メールの管理はユーザー責任になります。
     また、メールが読めなくなるのはヘッダー情報が壊れているなどいろいろなケースがあるようです。

(当方の使い方例)
  その後はスパムメール対策(ウイルス対策、詐欺メールを含む)や不要メール削除の目的にも使っています。
当方の使い方ではインストールしたらメールアドレスを設定、オプションの設定で保存はヘッダーと本文とする。
(ヘッダーだけの受信ではメール内容の表示や編集メニューでソース表示ができない)
件名だけで不要なものは[削除用にマーク]、次にメールを表示してウイルスでない正常なメールかどうか確認。
  受信メールのリスト表示だけでも差出人URLが正しいか(企業、組織によってURL構成が決まっている)、差出人部分で
明らかにスパムと判別できるケースも沢山あります。(スパムを作る方でも苦労していたり、手抜きがある)
 アマゾンにはユーザーへ送信するメッセージのパターンがあり、過去のメールを参照すると有り得ない (差出人)
はすべてスパムメールと判定できます。
  メール表示の編集メニューからソース表示させて意味不明の文字列があるウイルスや詐欺の関係らしいメールは[削除用にマーク]、HTMLメールは原則として削除用にマーク。(HTMLメールはHTML形式の別の文字の並び方)
通常のテキスト形式のメールでURLリンクがあるものは、URLをコピーしてブラウザのアドレス欄へ[貼り付け移動]でページを表示させ受信するかどうかを決める。 受信はThunderbirdで受信、ローカルフォルダへ振分け保存。
(注) nPOP画面でhttp://、https://のURLリンクのダブルクリックでも既定のブラウザで開くことができます。
 編集メニューでの[ソース表示]を先に確認してメール全体の構成がおかしくないことの確認が必要です。
(注1)  ソース表示で意味不明の文字列があるメールをブラウザで開くとメール受信した場合と同じになるため、
    絶対にやってはならない。(メールソフトでは意味不明の文字列を実行してしまうことに注意)
    HTMLメールを受信しないのは何でも出来てしまうから危ない。(信頼できて読みたいものだけ受信)
   ・HTMLメールでも文字数が異常に少ないものがあり、特殊文字で文字列を読めなくする手段がある。
   ・HTMLメールで行数の多いHTML構文のものがあり、処理内容が読める場合もあります。
   ・最近は中国系と思われる内容部がアルファベットでなく漢字のものが送られてくるようになった。
(注2) nPOPでベタの文字列ブロックが表示されるのは画像タイプの部分だけと勝手に思い込んでいたが
    UTF-8の文字列や添付テキストファイルでも文字列ブロック形式で表示されることが分かった。
    但し、画像ファイルの場合は画像サイズ分の文字列になるので相当分のブロックの大きさになる。
    ウイルスや詐欺などの目的の場合は見えない方が良いので攻撃者の目的に合っている。
    (信用できるかが重要な判断になる)

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