A3. ファイル名のネーミング(メール、ホームページ作成)

1.メールのフォルダ名
  メールの管理にフォルダを作って相手毎や分野毎など受信・送信メールを分類整理されていると思います。
  これである程度は管理できますが、フォルダの数が多い場合は少々面倒になります。
  現在は個人的な付合い、ホームページ相互リンク関係など本記事の作成時点の数字で現在は160以上の
フォルダがあり、フォルダの分類の必要を痛感しています。
  ここでフォルダの先頭文字に""、"-"、"_"など見にくくなく自分ではフォルダ名に使わない文字を追加すると
それらの先頭文字名を持ったフォルダが集りグループ化ができます。
  このグループ化をHPリンクの相手先グループ、個人付合いグループなどと分類しておくと受信/送信メールの
移動先の振り分けが楽に出来ます。(半角、全角の英数字でも表示順を変えられる)
 更にこれらの記号を続けて使用するとグループ内での表示優先度を付けることが出来ます。
 

2.ホームページ作成でのフォルダ/ファイルのネーミング
  ホームページのファイル管理については多くの人が苦労されているのではないでしょうか。
  ホームページの一度目に作ったものから今後の拡張を考えた時、階層構造にしてホームページの構造を
管理しやすくしないとやっていけないことに気付きました。
  仕事でソフトを作る場合と同じ要領でやらないとメンテナンスが楽にならない。
  (それでもサムネイル画像ファイルの命名法を途中から変更してしまい再統一しました)
  具体的な方法を次に説明します。

(1) ページは階層構造に作ることを原則にする。
  トップページから子ページ、孫ページ゙と  ページの開き方と同じ順に階層構造を作ります。
  階層構造はフォルダまたはディレクトリと呼ばれるもので子ページ、孫ページへと作っていきます。
(2) ロゴなどの共通イメージファイルはトップページと同じ所(または共通パーツ)に置きます。
  (共通に使われるものはどこに置くかということもルール化しておくと楽です) 
(3) 現在プロバイダは多くの場合unix系のマシンを使っています。
  従ってファイルの命名規則もそれに準じているので、ファイル名の最初の文字として数字が使えることが
  ポイントで、 ファイル名の最初に表示させるレベルに応じた桁数の数字をゼロ「0」から順に設定します。
   こうすることによりファイルを一覧表示させた時に数字順に並んでファイルが表示されます。
(例) 表示ページ数が10個以内なら0 - 9の1桁、10個以上なら00 - 99の2桁、000 -(3桁の場合)
  から順番に数字を付けます。(拡張性を考慮して将来想定以上に増えても対応可能に余裕を持たせる)
  プロバイダによってはフォルダなど階層構造でホームページを作ることを許していない所もあるようですが、
  その場合 は先頭の数字の桁数で表示順をコントロールするようにすると、ファイル表示をきれいな階層構造
  にすることが 出来ます。(必ず数字から始めなくても先頭に英字の分類名を付けるとより分類しやすくなる)
(4) 同一の表示レベル内(子、孫ページの中)で同一ページになるものは同じ数字をファイル名の先頭につける。
  こうすることによりファイルを一覧表示させた時に同一ページのファイルが連続して表示されるようになり管理
  が楽になります。
  HPページでは写真を表示させているのでサムネイル表示から拡大表示させるページを作っています。
  サムネイル画像、拡大画像、拡大画像ページのファイルに対して同じ数字のファイル名としています。
  また、サムネイル画像、拡大画像など画像ファイルについては最後に画像解像度情報を付けて同一画像
 からの解像度変換であることの関係が分かるようにしています。
  これで同じページの関連ファイルが連続表示されるのでページのメンテが楽になります。
(注) フォルダでの階層構造で作った場合にはindex.html またはindex.htmという名前のダミーファイルを置きます。
  こうすることによってindex.html という有効なファイルが存在しないフォルダへアクセスした場合、フォルダ内の
 ファイル一覧が表示されるのを防ぎます。
  プロバイダによってはフォルダ内のファイル一覧の表示禁止などのオプション設定が可能な場合があります。
  (ほとんどのプロバイダはindex.html またはindex.htm というファイルをフォルダにアクセスした場合に開くファイルに設定しています)

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