湿原案内板(03年7月)  岩保木水門Cの中の左側の釧路湿原の案内板。 説明図を拡大 96KB
  
(09年には説明図が風化で色あせてかなり痛んでいた)


案内板の右側の説明の内容 (文字と改行を合わせています
    岩 保 木
 釧路湿原は、わが国に残された最大の
湿原で、キタヨシとハンノキ林とが織り
なす茫洋とした「サバンナ」的風景とそ
の中を自由に蛇行する原始的な河川景観
を特長としています。
 この湿原は、自然のままに残された大
地として、その優れた自然環境を誇るだ
けでなく、特別天然記念物タンチョウや
氷河時代の生き残りであるキタサンショ
ウオなど貴重な野生動植物の宝庫となっ
ています。
 ここ岩保木は、釧路川と旧釧路川の分
岐点で、大正9年の大洪水を契機として、
釧路川は、ここから海に向かって直線的
に切り替えられました。
 パルプ工場からの煙と湿原に落ちる夕
日、ここは、人間活動と自然との接点を
考えさせてくれます。