利尻島や礼文島へ行く方法には日帰りと1泊以上の宿泊が考えられます。
ここではフェリーで日帰りとしたが、日帰りは早朝の船便で渡りその日に帰ってくるものです。
(利尻島・礼文島に泊まるにはかなり前から予約が必要なので日帰りを前提に話を進めます)
飛行機で行く方法は手配など手間と金がかかるだけで日帰りできる場所ではありません。
稚内への戻りが夕方の最終便では稚内に泊ることを考えることが必要です。
利尻島・礼文島には次のようなイメージを持ちました。
・利尻島は利尻山中心の観光の島、周り方に偏りがあるかも知れないがそのような感じです。
・礼文島は「花の浮島」の名前の通りシーズン中は花と風景がきれいな島です。
当サイトの利尻島・礼文島の写真を参考にして下さい。(写真マップ: 利尻島 礼文島)
それぞれの島の周り方はどちらをメインにするかとか、写真を撮る場合には太陽の位置との関係で光の当り方に注意を払った方が良いでしょう。 光の当り方によって風景はかなり違って見えます。
(時間配分など重点の置き方で周り方が違ってくる) 利尻島は午前中から写真を撮る場合は鴛泊港から右回り(時計と同じ方向)で周ると順光の風景になります。
(注) 礼文島の桃岩トンネルが2016年11月に新桃岩トンネル開通により通れなくなりました。
新桃岩トンネルの供用開始により(旧)桃岩トンネルは前後で通行止になり閉塞された。
(桃岩展望台付近、桃台猫台・元地方面へのアクセスが変わった) 現在は痕跡程度
(参考) 礼文島・新桃岩トンネルが開通 | 熊式
旅行記:(利尻島→礼文島) 09- 7- 7 08- 7- 1 02- 6-29
(礼文島のみ) --- 15- 7-10 13-
6-30 10- 7-16 07- 7- 6 06- 7- 9
+--
05- 7- 9 03- 7- 7
(利尻島のみ) --- 16- 7-21 15- 9-23 12- 8-25 09- 9-30
フェリーで礼文島と利尻島を日帰りする (2013年以後は若干状況変化)
2013年から夏のハイシーズンでも便数が減り日帰りで利尻・礼文へ行くのは制約が大きくなりました。 始発便の時刻が礼文島行きが利尻島行きよりも早く出ます。(時刻表)
始発便に乗るためには前日に稚内へ泊まり、更に帰りの稚内着の時間が遅いと稚内へ泊まることも考慮する必要があります。(宿泊日数が増える)
(注1) 旧東日本海フェリーは2008年1月にハートランドフェリーに社名変更。(船体デザインも変更)
(注2) 2013年からハートランドフェリーの便が夏でも1日3便になり移動の制約条件が大きくなった。
(利尻島→礼文島を1日で日帰りする場合にそれぞれの島の観光に使える時間が短くなった)
(夏は臨時便の情報を前日・当日に電話等で入手できれば島の滞在時間の調整可能性あり)
レンタカーの利用
花のピーク時期は予約した方が確実です。 時期によって借りるのが難しくレンタカー屋を回ったことがあります。(車種にこだわりがある場合は特に)
レンタカー利用時の注意:6月、7月のハイシーズンの土日などは車を予約しておいた方が確実です。 06-7-9(日)に礼文島へ行った際、予約せずに借りようとしたらトヨタレンタカーで借りられなかった。(09-7-7(火)は利尻・礼文でトヨタレンタカーがダメ、礼文島でニッポンレンタカーもダメだった)
・利尻島は道路が良く整備されていて一周のコースで周れるので4時間で少し余裕がありました。
周回コースで比較的道路整備が良いのでほとんどの部分が楽に走れます。(見返台園地を除く)
借用時間をオーバーするとペナルティがついて最初から指定時間借りるより高くなるようです。
ゆっくり回ると3時間では短い。
見返台園地へ行く場合は軽自動車では登りがきつく普通車を借りることをお勧めします。
見返台園地は路面は良いが上部は林道に近く待避所ありの狭い道、急勾配で先の見えないカーブだらけ。(カーブミラーが整備されていないので先を見て離合箇所を判断しながら走る必要あり)
・礼文島は島が小さく距離がないにも関わらず道路が狭く速度制限など3時間ではぎりぎりで主な所をちょっと走ったという感じでした。 歩く観光スポットも多いので3時間では短いという印象です。
道幅の狭い箇所の道路整備も行われているが広い所と狭い所があるのでカーナビでは分らない。 何度も走っていると様子が分ってくるが変則的な道路線形になっている場所もあり、余裕を持って走ることが必要です。(全体的に道幅が狭く高速で走れる部分はほんの少し)
走れる道路が限られており同じ道を往復して走るパターンになっています。(スコトン岬手前の江戸屋山道が一方通行になっているのだけが例外)
ゴロタ岬まで江戸屋山道から往復すると小1時間かかり全体で4時間ほど必要です。 島内はほぼ1本道のような感じで走れる場所が決まっているが曲がりくねった狭い道を走るのに慣れていないと時間がかかるかも知れません。(平地だが山道みたいに狭く曲がりくねった場所がある)
桃岩展望台など車なら簡単に行ける所もバスツアーでは長い道を歩かなければならず、レンタカーのメリットが感じられる部分もあります。(数百m歩く距離が短い)
(注) 礼文島の桃岩展望台の近くの小さな駐車場まで細い道で行くのは便利だが対向車があるとかなり面倒になります。
今まで偶然に対向車に出会わなかったが2015年9月に入口で出会いました。(道幅が狭く大半が離合困難)
(参考) バスで島内を周る場合は事前に調べておいた方が良いようです。 以前は観光バスが
あったが最近は宗谷バスがやっている事前予約制の定期観光バスだけ。
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