2020年10月北海道旅行            (2020-12-25更新)
 10月 6日(火) (東京〜(東北道)〜青森〜(フェリー)〜函館) (772Km)

青森港フェリーターミナル
新函館北斗駅

大沼公園
大沼公園
大沼公園の写真
 5日に台風14号の発生が発表され、東京へ帰る予定と台風のコースがぶつかるので対応方法の検討が必要になった。(早く帰るのは面白くないのでコースがずれるか日程を延ばすか早急に決めないといけない) 台風13号のように途中消滅してくれないか。
 10/5の22時前に出発してきじひき高原へ行きたいと思っていたが手順ミスが重なり6日の00:35過ぎになり青函フェリーの08:10の便にも乗れなくなった。(過去の走行実績から最低8時間は必要) 途中3回のトイレ休憩だけで青森ICを08:25に通過して国道7号のSSへ8時半過ぎに着いた。(5日夜の天気予報にあったが前線の通過で盛岡から青森までの区間で弱い雨に降られた)
 青森フェリーターミナルの津軽海峡フェリーへ9時過ぎに着いて青森10:00発、函館13:40着の便の乗船手続きをする。(青函フェリーの次の便は11:35発、15:25着で遅い)
 津軽海峡フェリーの新造船にテーブル席はあるが電源が無く、通路に電源ケーブルをのばすので人が通ると心配になるのがイマイチ。(古い船は問題が無かった)
 強風と海上のうねりで乗客がデッキへ出ることを規制していた。 今朝は強風の予報だったので小さな船では揺れるので津軽海峡フェリーの大きい船に乗ったがピッチングだけでなくローリングもひどくてマスクをして外側の通路に座って船酔い状態になる。
 揺れの少ない中央部分の席へ移動して眠っている間に津軽海峡を渡っていた。 函館は雨上がりで雲が低いので新幹線の着く新函館北斗駅と大沼公園で写真を撮り15時半過ぎに五稜郭近くのホテルへチェックインした。
 睡眠不足で出発して眠気防止剤を飲んで走ったので睡眠優先で夕食後に眠くなりひと眠りしてから今日の旅行記をHPへアップした。
 10月 7日(水) (函館〜R5・R37・R230〜洞爺湖〜R453・R276〜支笏湖〜苫小牧) (250Km)
洞爺湖パノラマ
洞爺湖パノラマ
有珠山噴火記念公園の写真

親水広場
親水広場

支笏湖パノラマ
支笏湖パノラマ
支笏湖東端の写真
 6時半から始まる朝食を先頭グループで食べてから台風14号対応する。 台風14号のコースが発表され東京への帰路の予定とぶつかって雨が降ることがほぼ確定したため北海道滞在を2日延長することにした。(10日に網走を早出して稚内を周って旭川へ泊る強行軍で稚内の大沼で白鳥の写真を撮る予定。 14日の日中に東北を走って東京へ15日未明に着くようにすると雨に降られない見込み)
 今日の移動の洞爺湖と支笏湖を周って苫小牧へ着くには10時の函館出発でも十分で10時前に出発した。 R5で長万部まで、R37で洞爺湖町までの下道は一本道なので変な走り方のペースの合わない車を追い越す以外は気長に走るだけ。
 洞爺湖の有珠山噴火記念公園へは12時半に着いた。 風景は晴れの天気の範囲内の想定範囲だが写真撮影にはイマイチ。 洞爺湖温泉の東側の外れの洞爺湖園地からも写真を撮ったが羊蹄山の山容が少しはっきり見えた程度。
  R453・R276と順調に走って休暇村支笏湖前の駐車場に14時過ぎに着いたが止まっている車の台数は少な目。 下の親水広場へ下りたら人影がまばら広場にコケが生え緑色に見える状況だった。 普段は観光客の多い観光船側の方は人がほとんど見えなかった。(観光業者も厳しそう)
 支笏湖から苫小牧までのR276は路面がフラットで70km/h台で走ってほとんど音がしないで静かに走れ気分が良かった。 順調に走って15時過ぎに駅前のホテルへ着く。
 GoToトラベルの地域共通クーポンは使い方が難しいと思ったが、GoToトラベル対応のコンビニでの買い物の支払いに使えるので便利。(地域によっては使える店が遠い場合もある)
 10月 8日(木) (苫小牧〜日高道・日高町・帯広・道東道〜釧路市湿原展望台〜釧路) (330Km)
釧路湿原Aパノラマ
釧路湿原Aパノラマ

釧路湿原Bパノラマ
釧路湿原Bパノラマ
釧路市湿原展望台の写真

釧路駅
釧路駅
釧路市内の写真
 夕食後に寝込んでしまったので昨夜の7日分の旅行記の完成は朝3時過ぎになった。
 今朝も6時半から始まる朝食を先頭グループで食べてから、GoToトラベル予約を有効にするためのSTAYNAVIの番号発行のための手続きをする。 最初にやったのは自宅のデスクトップPCのWin10から3日分の宿泊だったが、ノートPCのWin8.1ではソフトの設定が微妙に違って手続きに入るのに時間がかかり8時過ぎになった。
 次に釧路までの移動ルートの確認、日高道で日高富川ICから日高町へ向うのが下道での最短時間ルート。 帯広では音更の安売りSSで給油して小休憩。 後は帯広から釧路へのルートで本別ICからの道東道の無料区間で釧路へ入り鶴公園で写真を撮る。
 腹具合の調整が夜中に済んだので9時過ぎに出発。 日高道では距離があるので遅いトラックに追いつくのではないかという予想は当たった。 日高町経由で日勝峠の上りで遅い大型トラックに追いつくのではという心配は長い追越車線区間で回避された。
 音更のSSで給油している時に東京ナンバーの車が珍しがられ話しかけてきた。 青森以後で最初の給油で給油後燃費表示が15.6Km/Lになり今回は良い値を期待している。
 鶴公園で今年生まれの子供は1羽とのことで目的地を釧路市湿原展望台へ変更する。 ほどほどの気温で早歩きでサテライト展望台まで40分ほどで往復して汗をかく寸前になる。 釧路湿原は時期が遅く草木の紅葉を過ぎた感じで枯れ葉がが目立った。
 途中で給油して釧路駅前のホテルへ15時半過ぎに着く、部屋からの釧路駅が予想外に良い位置だったので写真を撮る。 (駅に面した部屋は久し振り、阿寒の雄阿寒岳が見えた
 朝食についてはチェックイン時に希望時間について食券で入場時間を配分して一度に大勢が入らないように振り分けていた。(合理的、到着が遅いと希望が通らない)
 10月 9日(金) (釧路〜開陽台〜裏摩周展望台〜小清水高原〜はな・てんと〜網走) (241Km)
開陽台パノラマ
開陽台パノラマ
開陽台の写真

裏摩周展望台パノラマ
裏摩周展望台パノラマ
裏摩周展望台の写真

小清水高原パノラマ
小清水高原パノラマ
小清水高原の写真
 台風14号のコースが東にそれて北海道の天気予報が維持される見込みになり以後のルート設定が予定通りに周れることが確定した。
 今日の天気予報をチェックすると広範囲に晴れの予報になっているので久し振りに開陽台へ行って写真を撮り直すことにした。(前の写真は長い焦点距離で撮影しているので縦方向の画角が狭いので見劣りがする)  更に天気が期待通りならもっと周れるので裏摩周展望台も周り、時間があれば小清水高原から美幌峠を予定した。
 8時半過ぎに釧路駅前のホテルを出発、中標津町の開陽台まで釧路付近の道路整備が進んだが距離が約100Kmなので時間がかかる。 釧路外環状道路を過ぎたら人家がまばらになりR272の道路状況が区間ごとに変化する。 道路の良い箇所はどの車も制限いっぱいで走っている。(開陽台まで順調に走って約100分)
 中標津町へ入ったら上空に雲があちこちにある状況になり場所によって雲の多い風景になる。 今日は並みの晴天らしいので状況が良ければ周ることにして広い視界の場所で方針を決めることにした。(最短で効率的に周るルート情報をフル活用)
 裏摩周展望台は開陽台と同程度の雲、小清水高原も同じ程度だが風景が大きいのでいっぱいに雲があるように見え暗い風景だった。 美幌峠へは行かないことにして天都山のはな・てんとへ寄ることにした。  はな・てんと(天都山)は最後の撮影場所だが、花が終わりで一部の花が枯れていた。 最後に市内の道の駅 流氷街道網走に14時前に着き、道の駅の中を見てから駅前のホテルへ14時半にチェックイン。
 10月10日(土) (網走〜オホーツクライン〜稚内・大沼〜オロロンライン〜旭川) (568Km)
白鳥A
白鳥A

白鳥B
白鳥B
稚内・大沼の白鳥の写真
 9日の写真が多かったので旅行記を完成させるのに時間がかかった。(9日にチェックインしてすぐに睡眠不足で寝込んでいたので寝られなくても何とかなる体調だった)
 昨日、寝込む前に稚内までのルート確認、稚内・大沼の白鳥の数は7日時点で50羽ほどだったが増えている筈などの情報確認を済ませた。(所要時間の記憶違いに気付いてフロントへ伝えた時間 「6時」よりも早く出発が必要と分かった)
 HP更新は2時に終わったがタイマーの設定確認に時間がかかった。(設定ミスでタイマーの時刻設定をずらせてしまい元へ戻すのに手間取った。 電話のモ−ニングコールは動作確認で時刻ずれをチェック、設定時刻を過ぎても音が鳴らなかった)
 朝4時半に網走を出発、水分を摂り過ぎて道の駅サロマ湖と浜頓別町のコンビニでトイレ休憩。(浜頓別ではクッチャロ湖へ行ってみたが白鳥は見えなかった)
 稚内・大沼へ9時過ぎに到着、想定通りのきれいに晴れた空だった。 野鳥観察館の人と話をして情報収集。 現在、300羽あまり飛来しているが沼の反対側に行っていて近くでは数が少ない。 利尻山をバックにした写真が撮れるとの話で早速トライする。
(注) 渡って来たばかりは白鳥は疲れている、人馴れしない間は近寄ってこないなど。
 天気が良く最初は雲がかかっていなかったが1時間ほどで薄雲がかかり風景が霞んできた。 旭川へ戻るので1時間余りで出発、稚内のモダ(安売りSS)で給油してオロロンラインを南下する。(現在の車が加速時に燃費が悪化することが分った)
 10時半過ぎの早い時間に稚内を出たので旭川駅前のホテルへ15時前に着いた。
 10月11日(日) (旭川〜嵐山公園〜外国樹種見本林〜旭川) ( 25Km)
旭川市街パノラマ
旭川市街パノラマ
嵐山公園の写真

見本林
外国樹種見本林
外国樹種見本林の写真

旭川駅夕景
旭川駅夕景
旭川駅の写真
 天気がホテル予約当初の天気から変わって良い天気で観光地を周れるようになった。
 しかし、昨日の稚内行きで疲れているため日曜で車の流れが遅く遠くへ行きたくないので市内観光で短時間で済ますことにした。(平日なら富良野へ行ったが)
 最初から気乗りがしなくて部屋が連泊なのでゆっくり出発準備したら10時半になった。 嵐山公園と外国樹種見本林を周ることにしたが、嵐山公園から外国樹種見本林へのルートが通過する交差点が多く結構ややこしいと分かった。
 嵐山公園への行き方はGoogle Earthで確認した通りだったが、公園への案内標識が南と北の両側とも展望台という案内表示になっていた。 公園までの道が林道レベルだったことの記憶がなかったが普通車の幅広のタイヤでは走り難かった。(速度を上げると砂利の上を流される感じで危ない) 公園の駐車場に10:50に着いたが前回から公園内が整備され風景が様変わりしていた。 展望台が大きく高くなって展望が良くなっていた。
 (スキー場が使われなくなり同じ風景が見られなくなったので写真DBを仮更新した)
 約30分写真を撮ってから周辺を確認してスキー場が無くなったことが分ったが、地元の人が案内図の表示が分からないと説明を始めてくれた。(現状との乖離)
 この後、外国樹種見本林は旭川駅に近くホテルから2Kmほどの場所、2017年と比べて紅葉の最盛期を過ぎたらしく色付きの悪い印象だった。
 ホテルへ正午過ぎに戻ってから16時まで寝込んでしまった。 旭川駅へ写真を撮りに出るついでにノートPC用クーラーの接着部の補修用接着剤ほかの買い物に出かけた。 (購入した接着剤でノートPC用クーラーの補修したが完全には接着できなかった)
 10月12日(月) (旭川〜(美瑛・富良野・岩見沢)〜R12・r1058・R275〜札幌) (168Km)
(写真なし)
 旭川駅前を9時半に出発して美瑛のSSで給油、中富良野のファーム富田で写真を撮る予定だったが、中富良野は中富良野町部分の雨降りで通過した。 天候悪化は想定内だったが、札幌近くも江別付近から弱い雨が降り始めて写真を撮れなかった。
 13時過ぎに札幌のホテルへチェックイン、コンビニへ行った後は13日まで眠る。
(参考) 今年9月に函館で雨が多くゲリラ豪雨で集中的に降られて道路が冠水したと報じていた。(9/11〜16で渡島地域に何回か被害が発生)
 10月13日(火) (札幌〜R5・R393・R37〜函館) (270Km)
五稜郭タワー
五稜郭タワー
五稜郭公園の写真
 今日は函館までの移動日、天気予報で晴れになるのは札幌、函館ともに午後からになっている。 雨の中を走りたくないので10時ぎりぎりにチェックアウトする。
 気象庁HPでの高解像度降水ナウキャストでは札幌側で僅かに雨があるか程度ですぐに降水域を抜けた。 朝里からR393(赤井川道路)で倶知安へ抜けるが道の駅赤井川でトイレ休憩。 その後、黒松内IC〜黒松内南IC間の無料区間を走ってR37で長万部まで走る。(道路勾配の変化が少なく走りやすい) 長万部のモダで給油して函館へ向うが大沼付近は低い雲がかかっているのできじひき高原へ寄らずに函館まで走った。
 15時過ぎに五稜郭のホテルへ着く。 函館は晴れていたが上空に低い雲がかかっているので五稜郭公園へ行く気にならず、コンビニへ買い物に出たついでに写真を撮っただけで済ます。
 10月14日(水) (函館〜東北道・秋田道・R285・R7・ほか〜道の駅あつみ〜R7・関越道〜東京) (763Km)
函館山夜明け
函館山夜明け
函館山(海から)の写真

あつみ海岸パノラマ
あつみ海岸パノラマ
道の駅あつみの写真
 ホテルを4時前に出発して青函フェリーへ約9Km、10分ほどで着く。 割引クーポン券(自宅で印刷)を使って11,300円で04:30函館発、08:30青森着のフェリーに乗る。(安い)
 4時半の便にしたのは波が穏やかだから(6日は横揺れがひどかった)、正午前には10m/sの風が吹く天気予報。(更に昼間の時間が十分に使えてゆっくり走れる)
 青森ICから東北道へ入り上空が高曇りで空一面が曇っていて少し暗い風景だったので十和田湖へは寄らずに日本海側を南下することにして小坂JCTから小坂ICで高速を下りる。 秋田道で大舘市へ入り鷹巣ICでR105へつながったので便利になった。 R105の先のR285は道路整備中で狭い道をルート変更したりして走りやすくなり五城目町まで時短でR7の飯塚古開交差点へ出られる。(道の駅五城目でトイレ休憩)
 後はR7に沿って日本海東北自動車道の無料区間を使いながら新潟まで走る。
 鶴岡市の南の道の駅あつみに15時に着き、青森から335Kmで出発時間が早いことの効果が大きい。 食事処でボリューム少な目の焼き魚定食(時価、\900)を食べる。
 ボリューム少な目は想定通りだったが魚が小さく骨が多くて食べ難かった。(味はOK)
 食事込み1時間の休憩で出発、新潟で帰りの通勤渋滞にぶつかるという予想が当たり新新バイパスではしっかり渋滞して新潟西ICから関越道へ入る。 越後川口SAで30分、赤城高原SAで13分休憩。 天気予報通り群馬県で弱い雨に降られ、夜で前が見難かった程度で通過した。 22時5分に所沢ICを通過、23時過ぎ無事に自宅へ到着した。
(注) 所沢ICを出てから埼玉県道24号練馬所沢線が開通して従来とは通行方法が大幅に変更された。
 出発前の調査でローソンを目印にして左折することで迷子にならなかった。(知らないと回り道する)
総 括
 いつも6・7月に北海道へドライブ旅行しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で東京発の移動規制があり東京から出られなかった。  10月1日以後の出発から規制解除になりGoToトラベルを使って宿泊費1/3割引や地域共通クーポン発行が受けられるようになり歓迎されないという心配がなくなった。
 旅行開始時は網走以南を小回りする予定だったが、台風14号の発生で東京へ戻る日程調整で稚内を周ることができコハクチョウの写真を撮ることができた。
 結果的には今回の旅行は北海道を走ることが目的のようになったが、過去の走行実績があり持っている道路情報をフル活用して移動したので面白かった。
 稚内・大沼の白鳥、開陽台、裏摩周展望台ほかの写真を更新しました。

 出発 10/6、帰宅 10/14夜の全9日間、走行距離 3391Km。 今回は連泊1日で移動なし日がなかったので旅行日数相応の走行距離になった。
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