2003年10月東北旅行  (08.3.28更新)
10月23日(木) (東京〜鏡石町) (233Km)

(移動のみ) 
 10月になって歯の治療と最近購入したデジカメの試し撮りをしていた。
このため、北海道旅行のフィルム画像への更新が止まっています。
(最近、集中力がなくなっていることも一因)
 天気予報で東北北部の日本海側が冬型の気圧配置で雨、太平洋側が晴れる予報なので前半は太平洋側、後半で日本海側へ行けたら行くと決めた。
(歯の治療だけを続けていたら東北へ行けなくなる可能性が出てきたため)

今日は午前中に歯の治療に出掛け、帰ってから旅支度をして午後2時半過ぎに出発した。 マンションを出てすぐにガソリンを給油、タイヤの空気圧をチェックして外環道経由で東北自動車道へ入る。 外環道で雨注意の警告があったが外環道ではポツポツ程度で東北道に入ってから所々で本格的に降られる。(午後4時前に東北道へ入ったため時間が遅く道路が暗くて視界が悪かった)
那須高原SAで郡山付近のホテルを探すがなかなか見付からず10番目ほどでようやく鏡石町のホテルを予約できた。(軒並み満室でこちらと同じ紅葉見物での団体があるのだろうか、予約までに30分あまりかかった)
18時50分に鏡石のホテルへ到着。(東北道約200Kmを2時間程で走行、渋滞なし)
10月24日(金) (鏡石町〜(猪苗代湖)〜五色沼〜磐梯吾妻スカイライン〜仙台) (240Km)
五色沼
五色沼
五色沼の写真
 
吾妻小富士登り口
吾妻小富士登り口
磐梯吾妻の写真
 
仙台市街
仙台市街
昨夜も風が強かったが朝になっても雲が西から東へ早く移動している。 会津付近は雨もあるという天気予報だった。 案の定、猪苗代湖へ向う山の中から湖畔までは雨に降られたが湖の北岸では雨が止んでいた。 最初の五色沼は時間的に早く着いたが既に多くの車や観光客が来ていて駐車場所を探したり撮影の順番待ちをしなければならなかった。 五色沼には雲がかかり水の色があまりきれいに見えなかったが紅葉の風景は初めてだった。
次は磐梯吾妻スカイラインを2001年秋とは逆方向に走る。 雲の中ではと心配していたがぎりぎり雲の下で曇った景色のスカイラインだった。 天気が良ければ良い風景だろうが雲がかかったり霞んだりでイマイチだ。 浄土平駐車場へ入り吾妻小富士へ上がると良い景色だ。 しかし、風が強く冷たくて体が冷え震え上がる感じだった。 残雪があり指先が冷たくなったので気温は0℃近いのではないかと思われた。
(注)今回の磐梯吾妻スカイラインは体が疲れていなかったせいか風景が新鮮だった。 特に猪苗代湖側の道は高度があり見晴らしが良かった。(雲の下で霞んでいたのだけがイマイチ)
磐梯吾妻スカイラインの紅葉は終わってしまって麓付近に僅かに紅葉が見られた程度だった。(01年は紅葉が良く期待していたのに残念) 一気に山を下って仙台へ向かう。 何十年ぶりかで仙台市内を走る、東北一の都市でイメージが全く変わっていた。 駅近くの駐車場へ車を止めてホテルを予約、チェックインが16時で時間があるので青葉城へ行く。 残念ながら伊達正宗銅像付近が工事中で市内も満足に見られない状態だった。 鉄柵に登ってパノラマを撮る。
10月25日(土) (仙台〜(東北道・白石IC・R113・荒川町)〜新潟) (240Km)
七ヶ宿
七ヶ宿
七ヶ宿の写真
 
紫雲寺海岸
紫雲寺海岸
台風の接近で今夜から明日にかけて天候が不安定になっている。 東京も台風の接近で予報が悪いので日本海側を南へ向かうことにした。(たった3日で旅行を終わらせるのは面白くないため)
今までに走ったことがないR113の白石〜南陽市、日本海側の海岸を通る。 仙台南IC〜白石ICまで東北道を使いR113で新潟までを走った。 R4の北側からR113への入口は見にくくナビで通過に気付いてから戻る。(バイパス風の立体交差で右折用レーンがなく一方通行での出入りになっていた、R4の下り線側が立体交差で上り線側は平面交差。 その後、上下線で立体交差に変更された)
地図を見て七ヶ宿ダムは風景が良さそうだと予想したが当たっていた。 ダム湖の上流部分には道の駅や大きな公園などの施設があり紅葉がきれいだった。
R113の今泉〜荒川町は以前に逆方向へ走ったことがあるが、高度の高い所の紅葉がきれいだった。(高さのある渓谷沿いの道、写真を撮っているのが見えたが気付くのが遅くて通過) また、R113の日本海沿いの部分は松林の傍を通る道だが道幅が狭く走り難い。 新潟に近い部分は市街地が続く。 白石を過ぎてR113に入ってから暖かくなりエアコンの冷房を入れたが新潟県に入ると更に気温が上がり厚手の長袖シャツでは暑くて困った。 日本海沿いの紫雲寺海岸の公園に入り半袖シャツに着替える。
仙台を9時過ぎに出て新潟に15時前に着く。 新潟港の新日本海フェリーのターミナルで宿探し、週末で難しそうだったが3度目に駅前のホテルがとれた。
10月26日(日) (新潟〜(R402出雲崎・R352長岡・R17)〜沼田) (240Km)
日和山浜
日和山浜
新潟市内の写真
 
越後七浦の海岸線
越後七浦の海岸線
 
三国峠付近の紅葉
三国峠付近の紅葉
昨夜は夜景を撮りたかったが寝込んでしまった。
ホテルを出てから万代橋付近の写真を撮り、新潟島の海岸へ出ようとしたが、道路が細く一方通行だらけという非常に分かり難い場所だった。(ホテルに着いてすぐに市内の観光案内を調べて一方通行表示があるので予想はしたが、昔から開けた場所なのか道が細く規制標識が多かった)
海岸付近には駐車場があちこちにあるが地元の人でないとたどり着くのが難しい。 最初に着いた駐車場から日和山展望台までの距離を150mと教えられたが300m以上もあった。 日曜のせいかジョギングや絵を描いている人が多かった。
次にR402の越後七浦シーサイドラインを走る。 険しい部分がある道路だった。 景色は私にはイマイチだったが、ゆっくり走れば良いのかも知れない。
その後で寺泊を通過するが日曜のせいか大変な盛況で数百mの渋滞があった。(寺泊は魚では有名な場所、魚屋や飲食関係の店が並ぶ)
空が曇って写真には向かなくなってきたので出雲崎から長岡へ向かう。 長岡に着いたのが14時前と早いので17号線で三国峠を越える。 30年前には何度も通ったことがあるがイメージが全く違っていた。(開けて家が多くなっていた)
三国峠を越えたら雲が切れ日が差して紅葉が見られたので写真を撮る。 この付近はまさに山を越えたら天気が変わるという表現がぴったりの場所だ。
16時に沼田着、関越道に入れば東京に着けるが沼田で一泊することにした。 周囲が雄大な風景で山がくっきりと見えていたが明日の天気予報は微妙だった。
10月27日(月) (沼田〜榛名湖R28〜R145吾妻峡〜(鬼押出し・碓氷峠)〜東京) (278Km)
榛名湖
榛名湖
 
吾妻峡AM
吾妻峡A
 
吾妻峡B
吾妻峡B
 
吾妻峡C
吾妻峡C
 テレビをつけっぱなしで寝込んだので早くから目を覚ましていたがHP更新に着手できず6時過ぎから始める。 朝食を7時10分頃から食べ始め30分程かかってようやく食べ終わる。(口の中の両側が治療中の仮歯なので食べ難い)
 HP更新が終ったのが9時30分過ぎになる。
 上空の天気は朝から曇りっぱなしですっきりしない。 昨日は山影がきれいに見えていたのに期待外れになったようだ。 山の高い所の風景は期待できないのを承知で榛名山と軽井沢経由で東京へ戻ることにした。
 10時過ぎにホテルを出発、渋川までのR17の利根川沿いの風景はきれいで順調に走れた。 市内の渋滞表示が出ている手前で榛名山へのコースへ入る。 途中からノロノロ運転のダンプカーに追いつき追い越し禁止区間に入って渋滞になるが、なんとも割り切れない気分になる。
 榛名湖は予想通りの曇で風景パノラマを1枚撮る。 別の角度からも撮りたかったが写りの良い画像が期待できずにパス。 県道(r28)で郷原へ下る、かなり走りやすい。 R145で軽井沢までまっすぐ走る積りだったが途中の吾妻峡の紅葉がきれい。 なんとか見つけた駐車スペースに車を止めて写真を撮り、谷へ下る所があり少しだけ寄り道する。 R145は過去に軽井沢から草津温泉へ抜けたことがあるだけだったが結構細い道だ。
 軽井沢へは鬼押ハイウェイ経由で、鬼押出しも曇りでイマイチだったので通過する。 碓氷峠の峠で写真を撮ろうと思っていたが昔のイメージと違い通過してしまった。(200ほどあるカーブの道を下らずに碓井バイパスにしようかとも思っていたが実際に下ってみてカーブのきつさに辟易する。 ナビの地図もかなり手抜きされていた。 トラックには1台も遭わず、閑散とした感じで全くの旧道そのものになっていた)
碓氷峠を下り始めてから撮影ポイントを探したが木々が茂っていて適当なポイントが見当らなかった。 道路が木々の中を走る感じで昔に走った時とはイメージが全く変っていた。(40年ほどの間に木々が高く茂ってしまったため) 昔の線路跡の遺跡?などで鉄道ファンが写真を撮っているのが見られた。
 松井田妙義ICから上信越道へ入り関越道経由で17時に自宅へ帰着。
今回は天候が悪く時間がかかった割には収穫が少なかった印象が強い。
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