P5. 参考情報

2019- 6- 8初版  2023- 9- 3 更新


1.Photoshopのシャドウ・ハイライトの調整
2.キャノン DPP4とアドビ Photoshop CS6

 
 1.Photoshopのシャドウ・ハイライトの調整
 写真の色調補正にキャノン DPP4とアドビ Photoshop CS6をメインに使っているが暗い部分の調整が結構難しい。
 (DPP4のHDRツールでコントラストを上げて影が黒くなった場合にPhotoshopのシャドウ・ハイライトでソフトに調整)
 PhotoshopとDPP4では画像の色調境界部分の効き具合が微妙に違う部分があり、Photoshopで明るいフチがついたような、不自然な絵になる場合があるので使い方の間違いがあるのではないかと気付いた。
 ネット検索して次のページを見つけ、問題の部分について調整方法が分った。
 Photoshop でのシャドウとハイライトのディテールの調整 - Adobe Photoshopマニュアル (リンク先変更)
 シャドウの「半径」スライダーは、明るくしたい「シャドウ部分」の「コントラストを整える」機能。 画像をよく見て調整しないと、明るいフチがついたような、やや不自然な絵になることがあるため慎重な調整が必要だ。 という記述がある。
 この方法での調整結果は明るいフチは付かなないが、メリハリが少し抑えられた感じになるが画像の不自然さが無くなる効果が大きい。 (従来の当方の調整は初期設定のままの詳細調整を使わない簡略化した方法だった)
 明るいフチができなくするには調整効果の範囲と半径との関係を見ながらの調整がポイント。

<調整方法>
 シャドウの「半径」スライダーが大きくなると変化が少ない、ないしは変化がないが半径を小さい方向へ移動すると調整効果が変化する場所がある。 通常は半径が数10ピクセル以下。 (階調の幅の数値と画像への効果の影響範囲によって効果の反転する場所が変化する) シャドウの明るくなる効果の適切な場所があるのでそこを調整点とする。
 階調の幅と半径の設定は、明るくしたい画像の暗い範囲を画像を見ながら効果の及ぶ範囲を設定する。
 量、階調の幅、半径の設定で操作対象範囲や効果が大きく変るので使い方に慣れる必要がある。
 (処理対象画像で効果が大きく変化する場合があるので標準的設定でうまくできない画像の場合に操作してみる)
 (処理効果を期待する部分で大きく変化するように半径を調整して全体とのバランスをとる)

 ハイライトについても同じ考え方で暗くしたいハイライト部分を調整するが次の調整効果もあり。
 ハイライト側を暗くする量(U)はハイライトの上限を下げる効果、諧調の幅(N)で明るさを下げる範囲を指定することができ、シャドウ側の調整範囲まで効果が効くのでハイライト部分以外も調整できます。


 
 2.キャノン DPP4とアドビ Photoshop CS6
 写真の色調補正にキャノン DPP4とアドビ Photoshop CS6をメインに使っているが普通の調整の楽な画像、または明るめの画像はDPP4のHDRツールで大まかな階調調整をしてPhotoshopでWeb用の画像を作っている。
(DPP4のHDRツールはHDR処理と画像のレベル範囲の調整に使用)
 暗い画像でパノラマ合成も難しいものはPhotoshopで一定の処理を行って明るくしてからパノラマ合成するのが普通だが、処理手順を変えることがあり処理手順を試して方針を決める場合もある。
 ソフトの処理手順を変えることで調整結果が変えられることが多い。(ファイル名に操作手順文字を追加して手順識別
 DPP4のHDRツールで画像のコントラストを上げ色調を鮮やかにするのは調整が簡単で重宝している。 DPP4本来の色調補正については調査が面倒なのでPhotoshopをメインに使っている。(必要性がないと調べられない)
 Photoshopには使い切れないほど多くの機能があるが色調補正は奥が深く簡単でないが、次のようなことに便利に使っている。 画像の中の四角形の選択範囲でシャドウ・ハイライトなどの部分的な色調補正が可能、フィルターの中の機能の実行(ピクセレートでモザイクをかけるで人物の顔を分らなく)するなどができる。
 レンズ補正で建物の画像の歪の補正で違和感のない画像にする、背景に合わせて塗りつぶしなど各種のレタッチ機能がある。(レタッチ機能については必要がないと調べないので分らないことの方が多い、ネット検索する)
(注) 現在、Photoshopはサブスクリプション化して最新機能を提供しているが、個人サイトで最新機能を使うほどの処理をしていないので
    古いバージョンを使い続けている。 OS(Win10)で正常に動いてくれる限りはサブスク料金を払って使わなくても間に合っている。
    (アドビ問合せでは相手側があきれた感じ、困ることは旧バージョンなのでネット検索で操作方法が新バージョンと違うこと位)

   (以上)


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23- 9- 3:1.項、2.項に説明追加。
21- 3- 9:
シャドウ・ハイライトの調整リンクをアドビの別ページへ更新。
19- 6- 8:
初版 参考情報のタイトルで追加。

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